食・レシピ
2021.7.30

酒粕入りの味噌汁でおいしく腸活【おすすめレシピ4選】

美肌にかかせない腸の健康を助ける「酒かす」を使ったおすすめレシピをご紹介!内側から健康美を目指すなら腸活必須♪

酒粕について

美肌にかかせない発酵食品

美的専属モデル・美容研究家

有村実樹さん


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肌の調子を整えるためには「腸の健康」が大切
ヨーグルトや甘酒など、発酵食品を積極的にとるようにすると◎。

「酒かすを冷凍庫に。必要な分だけ解凍して、作りたての甘酒を日々飲んでいます」(有村さん)

 

料理の深みを増す強い味方

自然酒蔵元「寺田本家」

寺田聡美さん

酒粕は少し入れるだけで(料理の)コクやうまみが増す
カレーやトマトソース、みそ汁、炊き込みごはん、リエットなど、和洋問わずおいしくしてくれる頼もしい存在!お酒が弱い方は、火入れして、アルコールをとばして使うと◎。

 

味噌汁について

料理家、管理栄養士

エダジュンさん

「みそ汁」は美容と健康に欠かせない超スーパーフード
みそは、発酵過程でビタミンB群やE、カルシウム、イソフラボン、オリゴ糖、ポリフェノールなど、美容と健康に欠かせない栄養素が増えたり、生成される超スーパーフード。血管を若く保ち、美肌効果やダイエット、エイジングケア、腸活、集中力アップ…と、その美容&健康効果は書き切れない程。

「体内では作れない必須アミノ酸もとれ、遊離リノール酸がメラニンの生成を抑えるので美白効果もあります。みそ汁にすれば具の栄養素もとれる。具は2~3種類で充分。たんぱく質を含む食材に葉もの野菜を合わせると食感も栄養バランスもとりやすいです」(エダジュンさん)

 

取り入れるのにおすすめのタイミング

医学博士・マリーゴールド クリニック院長

山口トキコ先生

ずばり、朝がおすすめ!
朝起きて食事をとることで大腸が動き出し、便意を自然に刺激するのが理想的な排便リズム。食物繊維と発酵食品が一度にとれる、野菜をたっぷり入れたみそ汁がおすすめ。体も温まり一石二鳥!

 

酒粕を使ったレシピ【4選】

【1】根菜とサケの酒かす汁

\栄養たっぷりの根菜とサケに酒かすを加えた最強あったか食/

■材料(2人分)
長ねぎ…1本
大根…80g
にんじん…30g
ごぼう…1/3本
しょうが…10g
油揚げ…1/4枚
豆腐…1/3丁
塩ザケ…1切れ
かつおだし…600ml
酒かす…50g
みそ…適量
万能ねぎ・ユズ皮…適量

■作り方

  1. 長ねぎは輪切り、大根、にんじんは半月切りにする。 ごぼうは斜め薄切り、油揚げは短冊切り、しょうがはせん切りにする。
  2. 塩ザケは熱湯をかけて水気をきり、3等分にカットする。
  3. 鍋にだしを入れて1を加えて中火にかける。 沸騰したらサケを入れてアクを取り、火を弱めて20分程煮る。 さいの目に切った豆腐と、だしで少し溶いた酒かすを鍋に加える。
  4. みそで味を調え、火を止める。 お椀によそい、万能ねぎとユズの皮を散らす。

【2】サケの酒かす根菜鍋

\体がぽかぽかに/


■材料(2人分)
塩ザケの切り身…2切れ
里芋…2個
にんじん…約5cm
大根…約7cm
ねぎ…1/2本
絹ごし豆腐…1/2丁
だし汁…700ml

【A】
酒かす…50g
白みそ…大さじ2

■作り方

  1. 塩ザケは半分に切り、グリルなどで皮目から焼き色がつくまで両面を焼く。
  2. 根菜は皮をむき、里芋とにんじんは1cm厚さの半月切り、大根は1cm厚さのいちょう切りにする。
  3. ねぎは食べやすい厚さに斜め切り、豆腐は食べやすい大きさに切る。
  4. 土鍋などにだし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら2を加える。 根菜類がかたゆで状態になったら弱火にして3を加え、Aを入れてしっかりと溶き混ぜる。
  5. 1を加え、蓋をして8分程煮る。

【3】とろ~り酒かすチーズ鍋

\酒かす、チーズ、みそと発酵食品祭り!/

■材料(1人分)
薄切りベーコン…3枚
アスパラガス…1本
ミニトマト…3個
ウインナソーセージ…1本
大葉…1枚
白菜…1/8株
にんにく…1片
冷凍水餃子…3個
厚揚げ…1/4個
舞たけ・長ねぎ・菜の花・チンゲン菜・水菜…各適量
水…1 3/4カップ
酒かす…大さじ2 1/2
みそ…大さじ1
カツオだしの素・みりん…各小さじ1
シュレッドチーズ…50g

■作り方

  1. 薄切りベーコンは半分に切り、食べやすい長さに切ったアスパラガスとミニトマト、大葉を巻いたウインナーをそれぞれ巻いて竹串で留める(ベーコン1/2枚は残す)。 サラダ油〈分量外〉を引いたフライパンでベーコンに少し焦げ目がつく程度に焼く。
  2. 鍋にサラダ油〈分量外〉を引き、みじん切りにしたにんにくを炒めて香りが出たら一口大に切った白菜とベーコンのみじん切り(1/2枚分)を入れてさらに炒める。
  3. 2に水を加え、白菜がやわらかくなるまで煮る。 カツオだしの素を入れてから、酒かす、みその順番で溶かす。 最後にみりんを入れる。
  4. 水餃子と、食べやすい大きさに切って竹串に刺した厚揚げ、舞たけ、長ねぎ、菜の花(下ゆでをしたもの)を入れてひと煮立ちさせ、最後にチンゲン菜と水菜、シュレッドチーズを入れて火を止める。

【4】さつま芋とレーズンの酒かすクリームサラダ

\おかずにもデザートにも/

生の玉ねぎを入れるとおかず風、入れなければデザート風に楽しめる。

■材料(2人分)
さつま芋…100g
玉ねぎ…1/8個
クルミ…20g
レーズン…50g
塩…適量

【A】
酒かす…50g
豆乳…1/2カップ
塩…小さじ1/2

【B】
レモン汁…大さじ1/2
マスタード…小さじ1
粗挽き黒こしょう…小さじ1/4
菜種油…大さじ1/2

■作り方

  1. さつま芋は皮ごと1cm角に切る。 小さめの鍋に入れ、塩ひとつまみを振り、水大さじ1(分量外)を加えて弱火にかけ、蓋をして蒸し煮にする。
  2. 玉ねぎはみじん切りにする。 塩でもんで水にさらしたら、しっかり水気をきる。 クルミは乾煎りして粗めに刻む。
  3. Aを鍋に入れて弱火にかける。 へらで混ぜながらアルコール分をしっかりとばしたら、火を止める。
  4. 3にBを加えてよく混ぜ合わせる。 1、2、レーズンを加えて和え、しばらく置いて味をなじませる。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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