重め前髪が、かわいい!長さ別にみる「11の実例」

大人の女性にこそおすすめの「重め前髪」。面長さんをカバーしたり、小顔&目力効果があったりと嬉しいことがたくさん♪ショート、ボブ、ロングと長さに合わせた重め前髪ヘアスタイルをご紹介します!なりたい雰囲気に合わせて選んでみて。
厚め前髪が持つ「3つの魅力」
【1】「面長さん」にぴったりのスタイル!
- 面長さんは輪郭の横のラインを強調することがポイント。
- やや厚めの前髪にすることで額が隠れ、輪郭の丸みを印象づけられる。
【How to “スタイリング”】
- オイルを髪の内側に塗布
- 前髪が厚めな分、後ろ髪はアイロンなどで毛先に動きをつけて。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 菅田美保さん
【2】小顔&目力アップ効果をGET
- 深くからとり、目の上ギリギリでカットされた前髪には、小顔&目力アップ効果が。
- 華やかで優しい雰囲気の女性像へ即変身できます。


担当サロン:joemi by Un ami 赤羽麻希さん
【3】大人の眉上バングでこなれた印象に
- 前髪を厚めに取り、眉上でパッツン気味にカット。
- 小顔に見えるよう横幅は狭めにし、サイドはレイヤーを入れず水平ラインを強調。
- 毛先にワックスをもみ込み束感を出す。
- 大人だからこそ眉上バングは目を引き、それだけでこなれた度UP。


おすすめの「ショート」スタイル【5選】
【1】甘くてかわいい!深めフルバングの丸っぽショート
【How to“ベース&カラー”】
- あごラインでカット。トップと正面にレイヤーを入れ、丸さとふんわりした立体感を出しやすく。
- 襟足は長めに残さずすっきりさせ、丸いシルエットを強調。
- 前髪はかなり深めからフルバングで取り目の上ギリギリでカットし、サイド表面の毛流れと自然と繋げる。
- ふんわりした質感を演出しやすい8トーンのアッシュグレージュに。


【How to “スタイリング”】
- かなり後ろから前髪を持ってきて指の腹で根元をジグザグこすりながら乾かし前髪に分け目がつかないように。
- トップの毛束を真上に持ち上げ、32㎜のアイロンで根元付近に押し当て、挟まずにそのまま毛束がふんわりするよう毛先まで滑らせる。
- アイロンが苦手な人はトップを額から後頭部に向かって3つに分け、マジックカーラーで手前から内巻きふたつ、リバース巻きひとつ巻いてもOK。
- やわらかめのワックスを全体になじませ、前髪も毛先だけなじませサイドに流し軽く耳掛けをして丸いシルエットに整える。


担当サロン:XELHA(シェルハ) 石橋千紘さん
【2】長め前髪の柔らかマッシュは骨格をキレイに見せる効果も♪
【How to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さを短めに設定し、サイドとバックはグラデーションでカット。
- 毛束感と動きが出やすいように、間引きセニングを施す。
- 前髪は乾いて目の上ギリギリになるよう計算をしてカット。顔まわりがマッシュになるように整える。
- 柔らかい印象とツヤ感を与えるブラウンベージュに。


【How to “スタイリング”】
- パーマは20mmのロッドで毛先1回転半のパーマをかける。前髪は、少し太めのロッドを使い、ニュアンスがでるようにパーマを。
- アイロン仕上げなら、26mmのカールアイロンで毛先を内巻きにして顔まわりと耳後ろを外ハネにすると立体感のあるスタイルに。
- トリートメントクリームを全体に揉み込み、束感を出して、顔まわりや耳後ろの外ハネを整えたら完成。


担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 加茂愛仁さん
【3】重めラインのマッシュショートで大人モードに
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪は目の上ギリギの長さにカットして、サイドバング、顔まわり、サイドを前上がりでつなげたマッシュスタイル。
- 襟足は短めにカットし、レイヤーを入れてキュッとタイトなシルエットに。
- 耳上はグラデーションでカットし、前髪からサイドにかけて重みを残す。
- 赤みを抑え、髪に柔らかい質感と透明感を与える6トーンのフォギーベージュに。


【How to “スタイリング”】
- トップの髪は根元からしっかり立ち上げ、つむじからの自然な毛流れに逆らって乾かせば、ふんわりキレイなフォルムに。
- ミルクタイプのワックスやソフトワックスでシルエットと質感を整えたら完成。


担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん
【4】平行ラインのマッシュショートで愛らしく小顔見せ
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪を目の上ギリギリの長さでカットし、サイドは耳たぶが見える長さに設定しグラデーションでカット。
- 前髪とサイドを緩やかなラインで繋いで、ナチュラルなマッシュスタイルに。
- トップの角を落とす程度のレイヤーを入れ、毛先の厚みを残しつつ毛量調整し襟足は短めにカットし首元をすっきりと。
- 色持ちがよく、流行に敏感な人にイチオシのカラー、オレンジブラウンに。


【How to “スタイリング”】
- 前髪に分け目がつかないように気をつけてドライヤーで乾かす。
- ドライ後、26mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。
- ツヤ感の出る重めのバーム系のスタイリング剤を全体に馴染ませたら完成。


担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
【5】厚め前髪のひし形ショートボブでぺんたこ髪を解消!
【How to“ベース&カラー”】
- あごラインでカットしバックから耳上までレイヤーを入れ、耳下のラインをすっきり見せる。顔周りは前下がりにカットしレイヤーを。
- 全体のトップに向かってグラデーションカットにしひし形のシルエットを作りつつ、トップは短くなり過ぎないように注意。
- 前髪は目の上ギリギリで厚めにカットし、自然にサイドに繋げて。
- 重たくならず垢抜けた印象を与える10トーンのフォギーベージュに。


【How to “スタイリング”】
- トップを前後ふたつに分け、それぞれ32㎜のアイロンでリバースワンカール。毛束が表面にふわっとした立体感を出す。
- ややセット力のあるクリームワックスを手のひらに少量のばし、全体の毛先になじませ束感を作り、耳上をふわっとさせる。
- 前髪の毛先にもなじませサイドに流し、トップの根元をつまんでキープスプレーを少し吹きかけると、ふんわりした毛束をKEEPしやすい。
- 軽く耳掛けをすると耳上のボリューム感が出やすく、ひし形が強調されて◎。


担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 斎藤詩歩さん
おすすめの「ボブ&ミディアム」スタイル【3選】
【1】カジュアルでかわいいパッツン系ボブ
【How to“ベース&カラー”】
- 前髪は眉毛がギリギリ隠れるくらいの長さで、横幅が広めのワイドバングにカット。
- 裾はハネないように、肩につかない長さでカット。
- まとまりやすくするため内側は短めにカットし、表面は束感が出るストロークカットで動きをつける。
- 光に当たると透けて見えて明るい印象の10トーンのフォギーベージュに。


【How to “スタイリング”】
- ストレートにブローした後、32mmのアイロンで毛先をサラッと内巻きに。
- 巻いた毛先にセミウエットに仕上がるヘアクリームを軽くもみ込み、ふわっとした束感を。
- 前髪の毛先にも少し隙間ができるように束感を作ると、個性的に見えず程よくカジュアルに仕上がる。


担当サロン:EVOKE TOKYO(イヴォークトーキョー) 松島春樹さん
【2】小顔が手に入る!厚めの前髪のWレイヤーミディ
【How to“ベース&カラー”】
- 鎖骨丈。バックの中心からサイドに向かって、やや前上がりに丸みをつけてカット。
- 小顔に見えるポイント!あご下から鎖骨にかけてレイヤーを入れ、顔周りに縦のラインを作る。
- トップにもレイヤーを入れ、表面にふわっとした毛束を作る。
- 前髪は軽く巻いて目の上に流れるように、目にかかる長さでカットし自然とサイドにつなげる。厚めに作っておでこを隠すと小顔効果UP。
- 7トーンのアッシュブラウンで、ツヤを出しつつ赤みを抑え上品な印象に。


【How to “スタイリング”】
- 32mmのアイロンで毛先のみ軽くワンカール。顔周りの毛束があごを包むと小顔に。
- 前髪も軽く巻いてサイドに流す。
- 少しセット力のあるクリームワックスを全体になじませ、表面の毛束をふわっとさせれば完成。


担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 斎藤詩歩さん
【3】長め前髪のラフミディで大人の抜け感を演出
【How to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨上くらいの長さでカットし、全体的に束感が出やすいように毛量を調整。
- 前髪は目にかからないギリギリの長さでカットしサイドにかけてマッシュラインを作る。
- 温かみのある7レベルのアッシュブラウンに。


【How to “スタイリング”】
- パーマは23mmのロッドを使い、平巻きで根元近くまで巻く。
- レイヤーを入れたトップと前髪は、1回転半くらい巻き込みパーマをかける。
- ドライヤーで乾かしたらウェットな質感で髪にツヤを与えるオイルバターをパサついて見えやすい中間から毛先に塗布。
- トップは毛先のみ馴染ませ、最後に前髪に軽くつけたらフィニッシュ。


担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
おすすめの「ロング」スタイル【3選】
【1】厚め前髪のハイレイヤーストレートで今っぽおしゃれに
【How to“ベース&カラー”】
- 胸上で前上がりにカットし、顔周りはあご下までしっかりレイヤーを入れる。
- 前髪は分け目が見えないように後ろからもってきて目の上ギリギリでカット。
- 前髪を厚めに作ると顔周りが軽くても寂しい印象にならず、額に隙間を作りヌケ感を出すと大人っぽい印象に。
- 太めのロッドで、毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをかける。前髪も毛先がサイドに流れるようにパーマをON。
- 透明感とツヤ感たっぷりの『イルミナカラー』の8トーンのオーシャン・ヌードに。


【How to “スタイリング”】
- デジタルパーマがかかっているので、手ぐしを通しながら乾かすだけで内巻きワンカールのできあがり。
- 仕上げにオイルトリートメントをなじませると、サラサラしたツヤのあるストレートに。
- 表面の毛束をふわっとさせひし形のシルエットを作ると、かわいらしい印象に。
- より大人っぽい印象にしたければ、前髪の毛先を根元からしっかりサイドに流すと◎。


担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 中島明日香さん
【2】厚め前髪のふんわりセミロングでカジュアルフェミニンスタイル
【How to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下あたりのワンレングスでカット。トップの顔まわりは、頬にかかるようにレイヤーを入れるとラフな浮遊感が出る。
- 前髪は眉毛と目の中間くらいの長さでフルバングに切り、内側を毛量調整。
- 9トーンのブラウンベージュ。ややグレーがかった色味で、柔らかい印象に。


【How to “スタイリング”】
- 根元を立ち上げながら全体を乾かしたら、26mmのアイロンでリバースとフォワードをミックス巻き。顔まわりは、リバースに少し跳ねるように流す。
- クリーム系のワックスとオイルを混ぜ、下からクシャッともむようにつけて、整えたら完成。


担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 菅田美保さん
【3】大人女性の雰囲気が漂う長め透けバングのロング
【How to“ベース&カラー”】
- ベースの長さはあまり変えずにやや前上がりに、ワンレングスでカット。軽さと動きを出すため、こめかみ部分にレイヤーを入れてつなぐ。
- 厚みのある前髪は、右に流れるようにカットし、すき間が出るように調整。
- 9トーンのシフォンベージュは、赤みを打ち消し、柔らかい髪質感をもたらすカラー。


【How to “スタイリング”】
- 全体的に乾かしたら、32mmのアイロンで襟足と顔周りにカールをつけるだけのお手軽スタイリング。
- 顔まわりは、細かめに毛束を取り外巻き&内巻き交互にカールを。表面のみ、1cm四方でリバースに巻く。
- 仕上げにつけるオイルは、ごく少量で◎。
- また、カールが取れやすい人は、アイロン前にオイルをつけるとスタイルが長持ちします。


担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 赤川 敬一さん
重め前髪をスタイリングで作る「セット方法」【4STEP】


ヘアサロンtricca銀座店スタイリスト
野口眞莉奈さん
生えグセを感じさせない美しいストレート
【STEP1】根元を濡らしてから、生えグセと反対方向に引っ張りながら乾かす
「まず、生えグセ部分を中心に、髪の根元からしっかりと濡らします。次に、ドライヤーでクセを伸ばしていきます。この時、生えグセと反対方向に前髪を引っ張りながら風を当てるのがポイント。これで、生えグセの向きが下に流れるようになります」(野口さん・以下「」内同)
【STEP2】生えグセの横から乾かす
「生えグセの横から前髪を取り、ドライヤーの風を当てていきます。これで、クセによって髪が浮くのを防げます」
【STEP3】3段づつに分けてストレートアイロンをかける
「おでこの幅をカバーするために前髪を厚めに取っているので、髪を1/3ずつ分けてから、ストレートアイロンをかけていきます。少しずつアイロンを当てると、髪がしっかりと伸びます」
【STEP4】軽めのヘアアイロンをつけてコームで馴染ませる
「毛が細くてフワフワと浮きやすいので、軽めのヘアオイルをつけます。そのあと、コームで前髪全体に馴染ませれば完了。コームは、少し隙間が空いたものを使うと、髪が引っ掛かったりせず、ダメージになりにくいです」
【使用アイテム】
「軽めのオイルでサラサラ感をキープしながらまとまりの良い髪に。ヘアフレグランス並みの香りの高さもお気に入り」
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