ヘアスタイル・髪型
2023.12.19

ウルフカット×ミディアム、個性的スタイル【13選】

カジュアル感も出せるウルフカット。ミディアムだからこそ似合う髪型を掲載。顔型別や前髪あり・なしを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」ミディアム×ウルフスタイル【3選】

【1】「ベース型・卵型」パーマをかけた個性的スタイル

Point

全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。


【how to“カラー”】
カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン)  佐藤陽香さん

【2】「面長・卵型・逆三角形」セミウエットな束感スタイル

Point

顔まわりと表面のみにレイヤーを入れているため、万人にトライしやすくツヤ感のある仕上がりを叶えます。


【how to“スタイリング”】
太めのカールアイロンで毛先を外ハネに、頭のハチ上は髪を持ち上げて内巻きにワンカール巻きます。前髪は甘くならないよう、ストレートタッチに。広がりやすい人はオイル、軟毛さんはワックスとオイルの中間くらいのクリームを選び、全体的に馴染ませます。もみ上げと生え際につけることで、色っぽさを演出できるのでお忘れなく。

担当サロン:GARDENginza(ガーデン ギンザ)  竹内勇也さん

【3】「丸顔・ベース型・面長」姫カットのカジュアルスタイル

Point

ベースを鎖骨レングスのワンレングスでカット。トップにディスコネクション(独立した)のレイヤーを入れます。さらに、顔まわりは下ろした位置でライン感が出るようにカットし、ウルフっぽい姫カットに。前髪はシースルーで軽さを表現。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルのマロンベージュに。オレンジ色を打ち消し、柔らかさとツヤ感のある色味で、キレイ色が長く楽しめます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体をさらっと通します。顔まわりのみ軽くカールづけして、ニュアンスをプラス。前髪とアウトラインは丸みをつけないように注意して。スタイリング剤は軽めオイルがベストチョイス。全体になじませて、パラパラとした動きを出します。前髪と姫カット部分には、やや多めにつけるのがおしゃれに仕上げるコツです。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  和田流星さん

「前髪あり」ミディアム×ウルフスタイル【3選】

【1】毛流れの動きがあるスタイル

Point

毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。


【how to“カラー”】
カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。


【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

【2】かき上げもできる個性派スタイル

Point

伸びてきたウルフヘアは、たっぷり入ったレイヤーをそろえるために、全体をワンレングスにカットして揃えたあと、顔周りに軽くレイヤーを入れます。こめかみ、もみあげあたりは動きが出るように作ります。おでこにちらりとかかる前髪は、かき上げも可能。写真のように少しかかっていると、触覚前髪の無造作スタイルにも。


【how to“ベース&カラー”】
カラーはベースをブリーチ毛で、7レベルのグレーと7バイオレットのパープルグレーの暗髪カラーにしました。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンでストレートにし、もみあげに動きが出るように持ち上げるようにカールさせます。あとは根本からしっかりとオイルをつけたら完成。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

【3】ハイカラーの透け感スタイル

Point

全体を鎖骨と胸の間くらいの長さにカット。ベースの厚みを残しながら、レイヤーを入れます。顔まわりには独立したハイレイヤーを入れるのがスタイルの鍵。軽さと透け感を演出してくれます。前髪も今っぽく薄めにラウンドでカット。


【how to“カラー”】
カラーは、ブリーチをしてからシフォンベージュをオンカラー。ハイトーンのヌーディーカラーは、太毛さん硬毛さんのコンプレックスを解消して、柔らかい質感を叶えます。顔まわりを明るく見せるので、withマスクの今年は季節が変わっても明るめ人気が続きそうな予感です。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、120℃の低温に設定したストレートアイロンを全体に通します(ブリーチ毛なので低めがおすすめ)。重めのヘアオイルを毛先が外ハネになるように塗布します。首まわりなどの内側も忘れずに。全体にまんべんなくつけ、ウェットな質感に整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン)  河野沙耶佳さん

「前髪なし」ミディアム×ウルフスタイル

Point

ミディアム外ハネスタイル。くびれのをしっかりつくる事で、メリハリのあるスタイルになります。質感が軽くなるので、髪の量が多く広がりやすい方に、おすすめのスタイルです。ボブっぽさもあるので、ウルフより、ややフェミニンさがあるので、大人が取り入れやすいスタイルになります。


【how to“カラー”】
カラーは8トーンのナチュラルブランで艶を出しています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのカールアイロンで、すそを外に巻きます。表面の髪をやや多めに量をとり、毛先をワンカール内に巻いたら、ワックスで揉みこんで、毛束を散らしたら完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

「ストレート」ミディアム×ウルフスタイル【3選】

【1】小顔効果の柔らかスタイル

Point

髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。


【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  藤間帆乃夏さん

【2】軽さを出したスタイル

Point

前髪は顔周りからつながるシースルーのウザバンにして、全体的に下に伸びる感じを出し丸顔をカバー。


【how to”スタイリング”】
全体的に軽さを出すため、レイヤーを入れてウルフヘアに(トップはハイレイヤー)。26ミリで上下でブロッキングし、下の段は毛先を外ハネ、上の段は内巻きに。明るめオレンジベージュで元気でフレッシュなイメージに。第一印象もよくなる。

担当サロン:LallYou(ラルユー)錦糸町店  田中亜沙美さん

【3】美人見えシルエットのカジュアルスタイル

Point

ベースは重みを残すように鎖骨下くらいでワンレングスにカット。顔まわりと表面にレイヤーをたっぷり入れます。シースルーバングにするために奥行きを狭く取り、巻いて目にかかる程度の長さにカットします。


【how to“カラー”】
カラーリングは暗めでも透明感のある7レベルのブランジュに。ブランジュはブラウン+グレージュでツヤ感があり、色持ちのいいカラーとなります。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、前髪はマジックカラーで巻いておきます。32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、表面は内巻きにワンカール。スタイリング剤はヘアオイルを毛先中心に均一となるように揉み込みます。この時、つけ過ぎに注意!手に残ったオイルで、顔まわりと前髪の束感を丁ねいにつくるのがシャレ感アップのポイントに。束感が髪の動きを演出し、ひし形シルエットに整えることで小顔見せにも。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン)  森紫織さん

「パーマ」ミディアム×ウルフスタイル【3選】

【1】外国人風カールのこなれスタイル

Point

全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れてあごラインを包み込むようにします。ウルフの軽さを出しつつ、ベースの重さを残るのが今どきポイント。前髪は目上ギリギリ、サイドをほお骨ラインでカットすることで目元の印象をアップします。


【how to“カラー”】
カラーはアッシュブラウンを7レベルで。落ち着いた色味ですが、透け感を感じられるトレンド色。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、えり足を細めのロッドで外ハネに、通常のロッドと円すいロッドをランダムなMIX巻きにします。異なるウェーブの表情が、くせ毛のようなラフな動きをつくります。前髪もやや強めに巻きます。やさしいパーマ剤でじっくりかけることも柔らかい質感の鍵に。

スタイリングは、固まらないタイプのソフトジェルを。パーマヘアなので、保湿力の高いものがおすすめです。毛先から揉み込んで全体になじませてから、手ぐしでほぐすようにスタイリングします。前髪は表面のみ、クシャと揉み込んで。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  本木ヨシヒサさん

【2】無造作パーマの大人スタイル

Point

鎖骨の長さでボブベースにカット。フロントにしっかりレイヤーを入れて、顔まわりに動きと抜け感のあるウルフっぽい表情にします。前髪は目にかかるくらいの長さに切ります。


【how to“カラー”】
カラーリングは冬らしさを演出する6レベルのアッシュベージュに。やや暗めですが日本人特有のオレンジ色を打ち消し、色気があり柔らかい雰囲気を与えてくれる色味です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20〜15mmのロッドで根元までパーマをかけます。前髪はゆるめにランダムなピンパーマを。スタイリングは、毛先のみを濡らしてトリートメントムースを揉み込んでから軽くドライヤーで乾かします。乾燥する季節なので、ムースは多めにしっかり塗布して、水分を閉じ込めて。アイロンで巻く場合、26mmのカールアイロンでリバース&フォワードのMIX巻きに。パーマでも、アイロンでも前髪は無造作に仕上げるのがコツ。

ストレートタッチにするなら、手ぐしで伸ばしながら乾かします。指を使って外ハネにしつつ、表面に動きを出すと洗練された表情に。ナチュラルにヘアオイルをさらっとつけたら完成です。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  田中美有里さん

【3】束感を作った華やかスタイル

Point

ベースを鎖骨下くらいの長さに設定し、前上がりでカットします。スタイルのポイントとなるレイヤーは、襟足の重さが残るようにトップからしっかり入れます。前髪は直線ラインがでるように眉上の短い長さでカットし、重めの仕上がりにします。


【how to“カラー”】
カラーリングは、モード感を演出するためダークブラウンに染めます。暗過ぎず、クールな雰囲気に。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、19mmのアイロンで毛先を外ハネにします。外ハネだけでもOKですがさらに髪の遊びが欲しい時は、内巻き&外巻きをミックスさせた波ウェーブにしても。顔まわりは、内と外をランダムに巻いて。最後に、ふんわりとした仕上がりになるクリームバースを手にしっかり馴染ませたら、ポニーテールを結ぶイメージで根元から空気を入れながら塗布します。前髪はバームとオイルを混ぜ、かき上げるように付けます。自然におろしてから、束感と透け感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン)  高橋里奈さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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