ヘアカラー
2023.9.8

肌馴染みのいい、シナモンベージュ【実例15選】

肌を明るく見せてくれるシナモンベージュ。柔らかくて透明感のある髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

シナモンベージュってどんな色?

赤みのないくすみ系のベージュなので落ち着いた印象に。透明感がありどんな肌色にもなじみます。

「ショート」のシナモンベージュスタイル【2選】

【1】10トーンで黄色味を抑えたスタイル

Point

カラーは、落ち着いた印象を与えるシナモンベージュに。バイオレットを加えたベージュで、黄味をおさえて柔らかい質感と透明感を引き出します。


【how to“カラー”】
カットは、ショートボブをベースに顔まわりにレイヤーをプラス。顔まわりレイヤーは、ニュアンスを出し、小顔に見せるメリットも。前髪は、幼く見えないよう長めにつくり、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
細めの25mmもしくは、幅が狭いストレートアイロンで、えり足部分を外ハネにして、トップの毛先を内巻きにするだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、自然な動きを出せるタイプがおすすめで、全体にもみ込んだら、外ハネ部分は、カールに沿うようになじませます。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  横井七恵さん

 

【2】11トーンの重め前髪で小顔スタイル

Point

カラーは11トーンのシナモンベージュ。明るめなベージュにする事で軽い印象のショートに見えます。


【how to“ベース”】
骨格を沿うような毛流れを作って丸顔をカバーするため、トップはふんわりとさせて、下に行くに連れて顔周りのレイヤーで丸顔をカバーしています。前髪を厚めに作っておでこをカバーすることで小顔効果は◎。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは面倒なコテなどを使わなくても、分け目が付かないように左右に振りながら乾かし、毛先をかるくストレートアイロンを入れるだけでOK。バームを毛先から全体に馴染ませて形を整えたら完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

 

「ボブ」のシナモンベージュスタイル【7選】

【1】11トーンのふんわりひし形スタイル

Point

カラーは11トーンのシナモンベージュ。赤みを抑えるようにして柔らかい雰囲気の色味にします。


【how to“ベース&カラー”】
トップがふんわりなるようにカット。前髪から顔周りに繋がる髪を作って頬を隠し、下膨れをカバーしています。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで内巻きにワンカールで下膨れを隠しています。また、表面さ毛束を持ち上げ柔らかいカールが出るようにします。あまりツヤっぽくなりすぎないワックスで毛先を揉み込むようにしながらスタイリングしたら完成。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

 

【2】10トーンで透明感外ハネスタイル

Point

カラーは、10レベルのシナモンベージュに。やや寒色系の色味で淡く透明感のある仕上がりが魅力です。


【how to“ベース”】
アゴラインのワンレングスにカット。パツッとしたライン感を残しながら、外ハネにしやいようレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで幅狭めのシースルーバングに。サイドつなげて小顔効果のあるサイドバングを作ります。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、26mmのアイロンで全体を外ハネに巻きます。顔まわりをリバース方向で縦巻きにすることで、大人の色気を演出。前髪は、フォワードとリバースをランダムに巻いてラフな動きを出します。オイルを全体的に揉み込み、手に残っているオイルを前髪に。ハチまわりにつけ過ぎないよう気をつけ、髪の内側と毛先にしっかりスタイリングをつけるのがポイント。束感を整えたら完成です。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ)  櫻田亜弓さん

 

【3】10トーンで肌を明るく見せスタイル

Point

カラーは10レベルのシナモンベージュに。柔らかくくすみのないベージュなので、肌の色をパッと明るく見せてくれます。


【how to“ベース”】
ベースの長さは肩につくかつかないくらいで、結べる長さでカット。毛先に厚みを残し、前下がりに切ります。程よくレイヤーを入れ、内側を毛量調整して軽さを出します。前髪は目の上でカットし、顔まわりのラインがラウンドするように繋げます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマはデジタルパーマで、ベースは平巻き、動きを表現する表面はフォワード&リバースのMIX巻きで。カールが重ならないようにすることで無造作な仕上がりに。

スタイリングは、根本を立ち上げながら8割ほど乾かしたらスタイリング剤を塗布します。おすすめはツヤ感と束感がつくれるGARDENオリジナルの“ミエル オイルバーム”。手に取り毛先→表面と揉み込むように塗布し、最後に前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  本木亜美さん

 

【4】9トーンで大人かき上げスタイル

Point

カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラーです。


【How to“ベース”】
前髪を6:4で分けます。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくします。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができます。


【How to“スタイリング”】
乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなります。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。
裾は毛束を耳前、耳後ろ〜後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活します。ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成です。デジタルパーマは乾燥しやすいので、必ずバームやオイルなど油分の多いスタイリング剤やトリートメントを使ってホームケアすることが、長持ちをさせる秘訣です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス)  宮澤卓也さん

 

【5】7トーンの暗めでも透明感スタイル

Point

カラーはフォギーベージュに。明るすぎず、暗すぎない7レベルがグッド。寒色系寄りのベージュで、光に透けると透明感を感じられます。


【how to“ベース”】
全体をやや前上がりにカットすることで、耳にかけた時にすっきりまとまります。前髪は、目上でカットすることで目力UPに。サイドバングにかけてラウンドするように繋げます。バックのカットラインもラウンドさせて柔らかい印象に。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体の表面のみ外ハネに。顔周りの外ハネは、少し強めにします。前髪は、左右、真ん中と縦3つに分けてアイロンを通すのがポイント。頭の丸みに沿わせることができるので、ナチュラルな仕上がりになります。

アイロンの温度は低めの140度で。一回で決めようとせず、2回通すことで艶髪を実現します。最後にしっとりめのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【6】9トーンのナチュラルで艶感スタイル

Point

カラーは、9レベルのニュートラルベージュに。寒色でも、暖色でもない中間色で、日本人の肌色をきれいに見せる効果が望めます。ツヤ感もあり、肌ベースを問わないカラーです。


【how to“ベース”】
肩に当たるくらいの長めのボブにカット。全体はライン感が残るように表面にレイヤーを入れます。前髪は、頬にかかる長さで、サイドに流れるようにカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体の外ハネは、肩に当たるハネを活かしても、アイロンで巻いてもOK。26mmのアイロンで、表面を外ハネに。耳周りはリバースに巻くことで、くびれて奥行きのある仕上がりとなり、前髪と自然に繋がります。前髪はマジックカーラーでつくりますが、長さがあるので分かれてもサマになります。

軽めのオイルorバームを、耳から下の髪になじませ、表面は軽く揉み込みます。前髪は、毛先に軽くなじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

 

【7】9トーンで透明感抜群スタイル

Point

カラーは9レベルのアッシュベージュをチョイス。カラーでも軽さをプラスしますが、明るくすると赤みが出やすくなるので赤みをおさえるアッシュ系にするのがグッド。透明感UPで春カラーにもおすすめです。


【how to“ベース”】
えり足3cmの長さで前上がりラインカットし、軽いボブベースをつくります。丸みシルエットになるようにグラデーション、動きを出すレイヤーを顔まわりに入れます。前髪は、長めのシースルーで大人女性にも◯。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンでカールはつけずにフラットに仕上げます。サイドバングと顔まわりは、後ろに流すように毛流れをつけても。最後に軽めのオイルを手ぐしを通すようになじませたら完成です。すっきり耳にかけても可愛い。

担当サロン:MINX ginza 2chome(ミンクス ギンザニチョウメ)  丹下海兼さん

 

「ミディアム」のシナモンベージュスタイル【4選】

【1】明るめカラーの長めシースルースタイル

Point

明るめのシナモンベージュ。


【how to”カット”】
鎖骨ラインのミディアムをべースに、表面にレイヤーを入れて動きをプラス。前髪は鼻の位置で、斜めに流れるようにカット。

担当サロン:Belle Kichijoji  黒沢真永さん

 

【2】9トーンとローズをMIXした艶感スタイル

Point

カラーは9レベルのシナモンベージュに少しだけローズをMIX。ローズの赤紫色が効いて、くすみのないツヤ感のある色味に仕上がります。


【how to“ベース”】
鎖骨くらいの長さでやや前上がりのローグラデーションでカットすることで、切りっぱなしより柔らかさと丸みのある仕上がりに。トップと顔まわりをスライドカットで調整して束感が出やすいようにします。前髪は奥行きを浅めに取り、カットライン残しながらチョップカットを入れます。


【how to“スタイリング”】
根元を立ち上げながらドライヤーで乾かしたら、32mmのアイロンで毛先をワンカール。髪を落ちる位置ではなく、耳から横に引き出して高い位置で巻くのがポイント。こうすることで軽いカールの重なり生まれて、抜け感のあるスタイルになります。ボリュームが出やすい人は、襟足は巻かなくてもOK。最後に、ツヤ感と動きの出るヘアバターを全体的に馴染ませ、束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  細田真吾さん

 

【3】9トーンのニュアンスカールスタイル

Point

カラーは9レベルのシナモンベージュをワンメイク。ベージュにバイオレットとグレーをミックスしたカラーで、バイオレットが黄色を補正し、無彩色のグレーが髪の透明感をアップさせ、顔映りのいい仕上がりに。


【how to“ベース”】
ベースは鎖骨下5cmの長さでやや前上がりにカットします。こめかみ上にレイヤーを入れ、毛先の厚みは残しつつ、ふんわり柔らかい動きをプラス。前髪は幅を“浅く広く”するのがポイントとなり、隙間ができてこなれ感のある印象になります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
毛先に24〜26mm のロッドでパーマをかけます。毛先のニュアンスとなるようサイドは左右2本ずつ、バックは7本、1.5回転巻きます。スタイリングは、ドライしてから、軽い質感で動きの出るクリームバターを全体的に塗布します。毛先だけではなく、1本1本の根元〜毛先までを薄くつけるイメージで、髪をねじりながらつけたり、結ぶように指を通すとうるおいとツヤ感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)  細田真吾さん

 

【4】9トーンで大人可愛いスタイル

Point

カラーは9レベルのシナモンベージュに染めます。ツヤ感のあるニュートラルなカラーで、大人かわいい雰囲気を与えます。


【how to“ベース”】
アウトラインは前上がりでカット。フロントに軽さを出します。レイヤーをしっかり入れて、毛の重なりや動きを表現します。前髪は、目の位置ギリギリでカット。セニングを入れると短い毛がぴょんと飛び出すので、奥行きと横幅を狭くしてシースルーバングに。


【how to“スタイリング”】
ドライ時に気をつけたいのが前髪の乾かし方。弱めの風をあて生えグセを修正しながら乾かしましょう。32mmのアイロンを使い、全体を内&外ミックスでワンカールに強めに巻きます。さらに、顔まわりは中間にもカール感を作ります。毛束をほぐしてからウェットな質感に仕上がるシアバター系のワックスを、毛先から中間→根元付近→の順番で塗布します。髪の質感に統一感があると今っぽくなるので、全体的に付けるのがマストです。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

 

「セミロング~ロング」のシナモンベージュスタイル【2選】

【1】10トーンの小顔効果スタイル

Point

カラーは、細めのハイライトを入れ、10レベルのアッシュベージュをオンカラー。赤みを打ち消したベージュで、肌をキレイに見せられ、特にブルベさんにおすすめです。


【how to“ベース”】
カットは、鎖骨下10センチのレングスで、レイヤーを入れて顔まわりのニュアンスが可愛くなるように。前髪は、黒目の延長線上の幅で、目と眉の間の長さにカットします。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりは耳横の位置でアイロンを床と平行に入れて波巻き、表面はリバースに巻いて外側に流します。

スタイリングは、ウェットな質感にならないよう軽めのオイルをチョイス。毛先と顔まわりはしっかりめに、前髪は毛先1/2くらいになじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ)  川上春香さん

 

【2】9トーンの柔らか見せロングスタイル

Point

カラーは9レベルのシナモンベージュに。赤み打ち消すもののくすみがなく、抜け感があり髪を柔らかく見せる色味です。


【how to“ベース”】
ベースは胸上でカット。毛先の重さを残しつつ、顔まわりに独立したレイヤーを入れます。毛流れプラスし、お洒落感のある動きをつくります。また、骨格に合わせてレイヤーを調整することで、面長さんや丸顔さんのカバーも。


【how to“スタイリング”】
34〜38mmの太めのアイロンで、毛先をワンカール巻くだけ。流れるようにカットしてあるので、顔まわりも内巻きだけでキマります。前髪はナチュラルに仕上げた方が可愛いので、マジックカーラーが◯。スタイリング剤は、ややウェットな質感で、柔らかく仕上がるミルクがおすすめ。中間〜毛先になじませたら完成です。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレットオモテサンドウテン)  浅沼雄元さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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