ヘアカラー
2023.9.11

垢抜けカラーのショコラブラウン【実例17】

深い色味で大人らしさが出るショコラブラウン系カラー。どんな明るさで透明感と軽さのある髪型を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ショコラブラウンってどんな髪色?

THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)トップスタイリスト

太郎Taroさん

【モカブラウン・ココアブラウン・チョコレートブラウン・ショコラブラウン】とは
モカブラウンとは、ナチュラルなブラウンに柔らかさを加えた春にオススメのカラー。ブラウンベースなのでイエベ、ブルベどちらでも合わせやすい色味になります。

暗め:~5トーン
初めてのカラーにもオススメな自然な明るさと色味。どんな世代でも合わせやすいカラーです。ブラウン系カラーなので、日本人にも合わせやすく、ファッションにもマッチしやすいです。

中間:6~9トーン
垢抜けた印象になれるモカブラウンの9トーン。柔らかさがほしい方にオススメ!明るすぎないけど、カラーをしたことで透明感も出るのできれいに仕上がります。

明るめ:10トーン~
透明感と柔らかさを一番感じる色味。明るめのモカブラウンで華やかな印象になれます。髪質によっては、ブリーチした方が発色がきれいです。グレーカラーならば自然になじむためおすすめです。

 

「暗め」のショコラブラウンスタイル【2選】

【1】ダークトーンでも重くならないロング

Point

カラーはダークトーンのショコラブラウン。重すぎずツヤ感のあるカラーです。


【how to“ベース”】
顔まわりともみあげ部分に短い髪の毛を作り軽く巻いて余白を作れるようにします。毛先を重さを残して下に重心をもたせることでボリュームを下に持ってきます。前髪は、シースルーバングで顔の余白を上に持って行くことで丸顔をカバーしています。


【how to“スタイリング”】
頬骨の位置はリバースに巻いて丸顔の骨格をカバー。もみあげの部分を空間ができるように巻くことで輪郭をぼかすようにしてあげます。32ミリのコテで全体に大きめなウェーブ感が出るように巻くと、下にボリュームが出てくれるので丸顔さんの巻き髪におすすめです。バームで自然な束感を作ってナチュラルな毛流れに。シースルーバングも束間が出るので◎。

担当サロン:ciel(シエル)  藤間帆乃夏さん

 

【2】クールさが出る暗めショート

Point

カラーはココアブラウンで少し暗めに設定することでクールさアップ


【how to”スタイリング&カット”】
ミニマムでタイトにまとめたショートスタイルは顔まわりのデザイン、サイドバンクが決め手。前髪からサイドバングにかけて頬骨の上に添わすことでシェーディング効果で小顔な印象に。耳の後ろに溜まりやすい髪の量を調整することで、耳かけした時のまとまり感とメリハリをだします。

適度なシースルー感のあるアシメでタテのラインと抜け感をだします。全体に丸みのありすぎるショートボブのように子供っぽい印象にならずに大人の抜け感をだしました。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  添田晃正さん

 

「中間」のショコラブラウンスタイル【10選】

【1】6トーンの洒落感抜群ショートボブ

Point

カラーは、6レベルのチョコレートブラウンに。甘い印象のチョコレートにツヤ感のあるブラウンをMIXすることで、甘すぎない柔らかい印象に仕上げます。


【how to“ベース”】
カットは、あごラインのワンレングスボブがベース。内側のおさまりがよくなるグラデーションを入れ、柔らかい質感に仕上げます。前髪は、少しワイドに、ぱつっと重めにカットします。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く丸みがつくように通すだけの簡単スタイリング。軽めのオイル、もしくは、バームを少量、毛先になじませたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)  清水豊さん

 

【2】7トーンの落ち着いた可愛いボブ

Point

少し暗めの7トーン、ショコラブラウンをオンカラー。こっくりとした色味が落ち着いて見えて可愛いです。


【how to”カット&スタイリング”】
首後ろをあごラインの長さに設定し、前下がりのワンレングスにカット。量感もしっかりとって、軽い透け感のあるショートボブに。前髪は眉下でまっすぐカットしてぱっつん前髪に。

ストレートアイロンで全体のボリュームをつぶすように根本の方からいれていきます。毛先のみ、少しカールをつけて、オイルを全体に馴染ませたら完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟さん

 

【3】7トーンベースの根元シアーベージュボブ

Point

ベースカラーは、7レベルのチョコレートブラウンに。アクセントのイヤリングカラーは、根元を外して14レベルのシアーベージュで染めます。今季のインナーカラーは、幅が狭めのさりげないデザインが注目です。


【how to“ベース”】
あご下5cmの長めの平行ボブがベース。トップのみレイヤーを入れて浮遊感を出します。骨格にフィットするよう量感+質感を調整。前髪は目尻までのややワイドバングをシースルーで。ラウンドさせることで、目力UPと大人っぽい仕上がりを叶えます。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで毛先をゆるめの外ハネに。表面は内巻きにします。乾燥しやすい季節は、ツヤ感とおさまり重視で重めのオイルがおすすめ。根元付近から毛先までしっかり塗布して。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

 

【4】7トーンで大人っぽいショート

Point

全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。


【how to“ベース”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。


【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【5】7トーンで明るすぎないウルフショート

Point

カラーは明るすぎない7トーンのココアブラウン。


【how to“ベース”】
カットはくせ毛を活かすために、襟足をウルフ気味に残してサイドとトップにレイヤーを入れたメリハリのあるカットです。毛先の動きを出せるようにしっかり量感を調整しています。根本をきちんと立ち上げることで、全体のフォルムもボリュームもしっかり決まります。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足を外ハネに、サイドとトップは自然にワンカール内巻きにして、前髪は強めに巻いて動きを出しています。バームを根本から毛先までまんべんなく馴染ませ、毛先にウェットな質感が出るまで様子を見ながら足していくと、つけすぎも回避できて程よい艶が生まれます。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  佐藤梨花さん

 

【6】8トーンのくびれボブ

Point

カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“ベース”】
カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【7】8トーンの美シルエットミディ

Point

カラーは上品なツヤ感のある8レベルのチョコレートブラウンに。


【how to“ベース”】
全体の長さを鎖骨よりやや長めに設定し、ワンレングスでカット。顔まわりに軽い動きがでるよう独立したレイヤーを入れます。前髪は鼻の中間くらいで切ってから、スライドカットでサイドとつなげます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマはトップと前髪の根元にかけ、ナチュラルな立ち上がりに。トップのボリュームが欲しい人に根元パーマはおすすめです。
スタイリングは、32mmのアイロンで強めの外ハネを巻いて、耳上の髪は内巻きにしながらゆるめのS字カールに仕上げます。前髪と顔まわりのレイヤー部分は、根元からリバースに。
セミウェットな質感でややセット力のあるオイルを毛先にしっかり塗布した後、手に残っているオイルは前髪と顔まわりに根元からなじませます。ひし形シルエットとふんわり感を整えたら完成です。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン)  武者ひなのさん

 

【8】9トーンのパサつき抑えたミディ

Point

カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれます。


【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくします。ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカットします。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつけます。表面は毛先のみでOKです。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ)  加藤ゆりえさん

 

【9】9トーンの韓国風小顔ロング

Point

カラーは9トーンのチョコレートブラウンで大人可愛い雰囲気に。ファーストカラーにもおすすめのに合わせやすいお色です。


【how to“ベース”】
ロングの髪は、毛先に厚みを出した低めレイヤーカットで韓国のモテお姉さん風に。前髪は2wayバングでかき上げもできる。顔周りもしっかりレイヤーを入れて巻きやすくしました。


【how to“スタイリング”】
38ミリのコテで全体を内巻きワンカールして、顔周りは外に流すように軽く巻くと小顔効果抜群の韓国ヘアに。スタイリング剤はサラッとオイルをつけます。根元はLila efuのケラふわ(アウトバストリートメント)をつけてふわっとさせることでリアルな韓国ヘアになります。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

 

【10】8~9トーンでシックな大人ミディ

Point

カラーは、秋におすすめのほんのり明るい8-9トーンの“ココアブラウン”。ブラウン系は色見が多いので自分に合った色が必ず見つかります。


【how to“ベース”】
カットのレングスは鎖骨下に設定をし、ヘアアレンジもしやすい長さに。前髪も重ためにして、流れやすいようにレイヤーを入れながらカットしていきます。


【how to“スタイリング”】
毛先をすべて外ハネにしていきます。中間部分をミックス(内巻き→外巻きの順番)で巻いていきます。最後に表面の毛束だけとり、細かく外巻きにしていきます。トップで分け目をジグザグにとり、ボリュームをだしてひし形を強調させます。キープ力の強いバーム剤を毛先から全体になじませるように塗布します。前髪に余ったバーム剤をつけて整えたら完成です。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア)  髙橋 京佳さん

 

「明るめ」のショコラブラウンスタイル【5選】

【1】10トーンの柔らか印象ミディ

Point

10トーンのショコラブラウンなら、誰にでも似合うカラー。伸びてきても根元も気にならないので色持ちも抜群。また、女の子らしい柔らかい印象に見せるヘアカラーです。


【how to”カット&スタイリング”】
元々根本に少し癖があるので重さを残しつつ後れ毛にレイヤーをいれ抜け感をだします。前髪はぱつっと重くなりすぎないように調整してます。

32ミリのコテアイロンで毛先を内巻きワンカールで中間から外巻きに。お顔周りは巻きすぎないように注意しながら外巻きにします。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  田山穂波さん

 

【2】10ベースで品のある大人ロング

Point

ベージュの8トーンと12トーンの加減法で、より透明感がでる10トーンをベースに、補色としてラベンダー、ピンク、ブルー、マット、グレイ、を調合しココアブラウンに。なりたいカラーを叶える為のブレンド調合で自分にしか似合わない色味に。


【how to“ベース”】
ロングヘア+ヘムレイヤー。全体的にレイヤーはほぼゼロ、タプっとボリュームを毛先に持ってきつつもヘムレイヤー(お顔周りの段)で柔らかく動きのある今っぽデザインに。品のある大人の女性像にハマります◎。


【how to“スタイリング”】
前髪はドライヤーでサクッと上がるようにデザイン、ヘムレイヤー(お顔周りの段)が入っているので目の高さからリバース巻き(後ろに巻き込むやり方)でナチュラルに動くデザインに。全体は32ミリのコテで内巻き、外ハネのMIXをランダムに、表面のみリバース巻きで、最後にクリームを全体に馴染ませてあえて崩して完成。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【3】13トーンの艶感ショート

Point

カラーは明るめだけどナチュラルな13トーンのショコラブラウンでツヤのある仕上がりにしています。


【how to“ベース”】
乾かしただけでひし形シルエットになるショートスタイルです。耳掛けした時も可愛くなるようにサイドバングを作って前髪とサイドを繋がり良くしています。サイドバングがあると耳にかけてとこめかみに穴が開かず、頬骨などもカバーしてくれるので小顔効果も◎。サイドとのつながりのある、長めのシースルーバングは扱いやすいように薄めに設定。


【how to“スタイリング”】
まず乾かす際にトップがふんわりするように根元を起こして乾かします。その後全体的にアイロンスルーすれば立ち上がりもツヤも出てきれいにまとまります◎。サイドバングをリバースに巻くと馴染みが出るのでオススメです!最後はオイルをまんべんなく付けて完成です。

担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト)  橋本涼さん

 

【4】13トーンで全体キレイ見せロング

Point

13トーンのココアブラウンで、全体染め。1色で、全体染めにする事で、髪がより綺麗に見えます。


【how to”カット&スタイリング”】
細毛、軟毛、猫っ毛、うねり癖もあるモデルさん。胸下10センチ位のロングローレイヤースタイルにしました。レイヤーも低めに設定して、なるべく厚みを出してます。広がる癖毛なのと、ボリュームが出ない毛質なので、厚めにしてまとまりやすく。前髪は、斜めに流れるように、厚めにして、表面に少しレイヤーを入れて、流れやすくしました。

38ミリのカールアイロンでミックス巻きに。中間毛先にオイルをつけて完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【5】ピンクのニュアンスが入ったお洒落ミディ

Point

カラーリングは、ピンクのニュアンスをプラスしたココアブラウンに。暖かみのあるカラーで、顔色アップを叶えます。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨の長さでワンレングスにカット。トップにレイヤーを入れ、くびれと外ハネを出しやすくします。前髪は目にかからない長さに。黒目と黒目の真ん中を基点にした三角ベースのシースルーバングは、面長さんだけでなく、おでこの広さもカバーできます。


【how to“スタイリング”】
肩と首に沿うようにカットしているので、ドライヤーで上から風を当てながら乾かすだけでナチュラルな外ハネに仕上がります。さらに、26mmのアイロンで緩めの外ハネにします。スタイリング剤は、しっとり感が1日キープできるオイルがおすすめ。えり足からつけ、中間から毛先、前髪とサラっと手ぐしを通しながら均等に塗布したら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン)  和田かな子さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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