セピアグレージュ系でくすみ感スタイル【12選】
くすみ感が柔らかい雰囲気を出すセピアグレージュ。暗めでも透明感出る髪型を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「暗め」セピアグレージュスタイル【5選】
【1】3トーンでかっこいい艶感セミロングスタイル
Point
カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。
【how to“ベース”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。
スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。
担当サロン:S.HAIR SALON(エスヘアサロン) 佐藤陽香さん
【2】6トーンの透け感ボブスタイル
Point
6トーンのグレージュカラー。暗いけれど重たく見えにくい、柔らかく透け感のあるグレージュはどの季節もオススメです。
【how to”カット&スタイリング”】
あご上の長さに設定し、水平になるようぷつっとラインを残してカット。前髪も同じくブラントに、ラウンドさせず水平にカットしてオン眉前髪に。ぷつっと感を残すと、毛先に厚みが出やすいので、中間からしっかりと毛先はぼかさずに量をとるのもポイントです。
ストレートアイロンでしっかり根元近くからボリュームを抑えるようにいれていきます。頭の形に沿ってウェーブっぽく巻くと全体のバランスがとりやすいです。最後は、少しウエット感を出すために、ワックスとオイルを混ぜて全体に揉み込んだら完成です。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【3】9トーンの寒色ロングスタイル
Point
カラーは9トーンのラベンダーグレージュに。人気の寒色系で寒い時期におすすめ。
【how to”カット&スタイリング”】
顔まわりをおくれ毛が出るように小顔カットにしました。薄めのぱつっとしたラインで前髪はカットします。このぐらいの量であれば、髪が少ない方でもおでこをしっかり隠せるぱっつん前髪が作れます。全体はローレイヤーで毛先に厚みを残します。
38ミリのヘアアイロンで毛先を外ハネにして中間を全てリバースで巻きます。オイルをつけて艶を出します。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん
【4】6トーンで外国人風柔らかミディアムスタイル
Point
カラーは6トーンのダークグレージュにしています。少しオリーブ色を混ぜているので外国人のような柔らかい印象になります。
【how to“ベース”】
顔周りにはフェイスレイヤーを、前髪はシースルーにしていますが顔周りに繋がる髪にかけて自然と長くなり、頬骨辺りを隠すことで小顔効果を出しています。
【how to“スタイリング”】
顔まわりに入れたフェイスレイヤーを内巻きとリバースで巻いて顔まわりに動きを出します。ひし形シルエットでどんな骨格も補正できます。毛先は外ハネに巻いて、前髪は巻かずにオイルで束感出して仕上げます。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん
「中間」セピアグレージュスタイル【4選】
【1】9トーンで上品さロングスタイル
Point
カラーは、9レベルのオリーブグレージュに。赤みをおさえ透明感がありながら、上品さもあるカラー。ロングヘアでも軽やかに。
【how to“ベース”】
ベースカットは、胸下のロングスタイル。毛先にグラデーションを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、眉下ギリギリラインで、束感が出るように間引いてカット。顔型に合わせて、前髪の幅を調整するのが◯。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をナチュラルな内巻きに。やや重めのオイルを崩しながらつけるのがコツ。ラフでランダムな動きがつきやすくなります。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】マットな質感のミディアムスタイル
Point
仕込みは全頭ブリーチ+前髪ともみ上げまでフェースラインにハイライトを仕込み一段明るく。根元は若干暗めにすることで頭の形を丸く、良く見せるだけでなく、伸びてきた毛となじませてくれる効果が。上からグレージュのカラーを全体に重ねています。【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん
【3】6トーンのしっかり色見ロングスタイル
Point
6レベルピンクグレージュ。派手すぎないけど太陽光で色見がしっかり楽しめます。
【how to”カット&スタイリング”】
この方は癖毛さんなので、毛流れを活かしながら前髪と顔周りの髪を作り面長をカバーしています。前髪は少し作ることで縦の面積をカモフラージュできます。
DELA髪質改善トリートメントでエイジングのクセを落ち着かせて、顔周りと毛先にコテで、ワンカール入れます。最後にバームで仕上げて完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【4】8トーンの王道カラーショートスタイル
Point
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。
【how to”カット&スタイリング”】
襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。
全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【5】7トーンの柔らかボブルフスタイル
Point
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。
【how to“ベース”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。
【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん
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「明るめ」セピアグレージュスタイル【3選】
【1】10トーンで大人っぽいロングスタイル
Point
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。
【how to“ベース”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。
スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】10トーンの艶感透明カラーボブルフスタイル
Point
カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。
【how to“ベース”】
全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられます。軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルにしました。
【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げました。最後はオイルをつけてウエット感を出すと艶もまとまりも出ます。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
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初出:ウエットボブルフでパサつかない艶髪スタイルに
【3】6トーンのマット感ロングスタイル
Point
カラーは、6レベルのグレージュをセレクト。少しだけマットを入れることで、透明感のある柔らかい質感に。地毛風カラーで、上品な雰囲気となっています。
【how to“ベース”】
カットベースは、胸下10cmのワンレングス。動きが出るようたっぷりとレイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、ふわっとした柔らかい印象にします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイルのポイントでもあるセットは、34mmのコテで、中間〜毛先をリバース巻きに。表面は、細めに毛束をとり、根元からリバースに巻きます。巻きすぎないのがコツで、特に毛先は緩めに巻き、カールをほぐすと可愛く仕上がります。
セット剤は、スタイルをキープできる泡タイプがおすすめで、毛先から揉み込むようになじませ、ラフな束感をつくったら完成です。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン) 椙田蒼さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。