ヘアカラー
2023.6.26

オリーブベージュの髪型【16選】長さ別のおすすめヘアスタイル

どのトーンにしてもお洒落でキレイに見えるオリーブベージュ。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

オリーブベージュってどんな髪色?

シックで深みのある色味

赤みを抑えたカーキ、オリーブなどのマットな寒色とイエローベースのベージュを組み合わせたシックで深みのある色味。クールで大人っぽい雰囲気に仕上がり、顔映りもキレイに見せてくれます。カーキベージュ、オリーブベージュともに同じ色見になります。

 

茶系は日本人の髪になじむ、人気のカラー

オリーブベージュはカーキのくすみカラーが人気。ベージュなどの茶系と合わせることで、日本人の髪になじむのも人気理由。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

オリーブ系ヘアカラーが似合うのはこんな人

株式会社Style Works代表

三輪詩織さん

イエローベースで「秋」タイプのあなたには、落ち着いた暖色系やカーキやオリーブなどのアッシュ系カラーがおすすめ。

 

「明るめ~暗め」のオリーブベージュ

【1】暗め5トーン


【how to“ カラー”】
黒髪に近い髪色でも、赤みを抑えるマットと肌馴染みのいいベージュを入れることで、一気に垢抜けお洒落カラーになります!地毛風だけど、透明感出したい!という方にオススメです。

【2】中間9トーン


【how to“ カラー”】
どの季節でも浮かず、OLさんなど会社で髪色の指定がある方もやりやすいトーンです!柔らかい質感+マット感が大人女性に人気です。色落ちも素敵なカラーなので、抜けた時は赤み少なめのふんわりブラウンに落ち着きます。

【3】明るめ10トーン


【how to“ カラー”】
ブラウンよりもベージュ系で、より色味、透明感を出したい人はブリーチがオススメ!繰り返し染めることで地毛の赤みが消え、色が入りやすくなります。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

 

「ショート~ボブ」が似合うオリーブベージュ【6選】

【1】ハンサムショートでも女性っぽいスタイル

Point

カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。


【how to“ベース”】
前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。サイドはギリギリ耳にかかる長さで。バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。


【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  井上珠実さん

 

【2】オリーブベージュとマッシュバングが可愛いボブ

Point

カラーはブリーチを使わないWカラーをしています。ライトナーで14トーンまで明るくした後、色味をのせて、11トーンのオリーブベージュに仕上げてます。オリーブベージュはカーキのくすみカラーが人気で、明るめにすると夏色としてもおすすめです。ベージュなどの茶系と合わせることで、日本人の髪になじむのも人気理由。


【how to“ベース”】
肩についてハネる長さの外ハネボブに、フェイスラインを包みこむようなマッシュバング。前髪は少しジグザグにして、かわいらしさを演出しています。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先をハネさせます。前髪はブローで軽く丸味を出し、フェイスラインにそわせます。全体的にオイルとバームのミックス使いで、ウェットな質感を出してます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【3】白髪もファッションカラーになる前下がりボブ

Point

カラーは13トーンのオリーブベージュで、全体染めしてます。白髪率60%くらいなので、ハイトーンカラーでも、ブリーチなしで大丈夫。白髪にそのまま色をのせてます。白髪率が低い方は、ブリーチを使ったWカラーになります。


【how to“ベース”】
あごラインの前下がりボブ。


【how to“スタイリング”】
手櫛でもスタイルが決まるようにカットしてあるので、スタイリングの際は、洗い流さないトリートメントをなじませて、ドライヤーで乾かしているだけ。仕上げにオイルで艶を出して完了です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【4】切りっぱなしとシースルーバングの定番スタイル

Point

カラーは、8レベルのオリーブベージュをセレクト。透明感UPでベージュの柔らかさも兼ね備えたカラー。赤みを打ち消し、夏カラーとしてイチオシです。


【how to“ベース”】
カットベースは、アゴラインの切りっぱなしボブ。前髪は、眉下のシースルーにすることで今っぽい抜け感をプラスします。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしてから、ストレートアイロンを首ラインに沿わせるイメージで外ハネにします。手首をかえしながら軽く通しナチュラルに仕上げます。スタイリング剤は、ツヤ感と束感をつくりやすくするスタイリングバームを後ろから塗布します。基本は毛先のみでOKですが、ボリュームが出やすい人は根元近くからつけて。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ)  長谷川祐三さん

 

【5】ブリーチなしでも明るい外国人風スタイル

Point

ブリーチを使わない、最大限明るくなるカラー剤(ライトナー)で、14トーンまで明るくした後、流してからオリーブベージュをのせて、仕上がり11トーン位にしてます。ブリーチしないのに、ここまで明るさが出て、外国人のような色に仕上がります。


【how to“ベース&スタイリング”】
肩ラインの平行ボブ。アウトバストリートメントを馴染ませ、ドライヤーで頭の上の方から風を当てて、乾かします。ハンドブローで仕上げてもいいですし、ブラシでブローすれば、丸みがでて、柔らかい印象になります。仕上げに、オイルを中間毛先に馴染ませて完了です。


【how to“アレンジ”】
アレンジで一つ結びにする場合は、トップの分け目がつかないように、ドライヤーで、リバースに根元から乾かします。より、トップにボリュームを出す場合は、ストレートアイロンで、分け目部分だけを細かくとり、根元からアイロンを挟んで、後ろ向きに流すようにかけるとボリュームがでで分け目がつきません。

バームや、オイルを根元近くから、毛先まで馴染ませてゴムで結びます。カチューシャなどを使う場合は、前髪をカチューシャであげてから、位置を少し前に戻すと、前髪にたるみが出るので、それをさらに好みの感じで引き出せば、可愛くなります。髪全体を、ほぐすのも、カチューシャをつけた後に少しづつ髪を引き出して、ほぐしていくといいです。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【6】センター分けの柔らか見せスタイル

Point

カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。寒色系でもツヤ感があり、赤みをおさえて色落ちしてもキレイ色が持続します。


【how to“ベース”】
ベースを顎先にかけてゆるい前下がりでカット。巻いた時の表情になるよう、表面にちょっとだけレイヤーを入れます。前髪は小さな三角ベースを取り、鼻先の長さでカットします。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。表面の髪は外巻きに、前髪は内巻きにカールさせます。顔まわりは内巻きと外巻きを交互に。スタイリング剤は髪質にもよりますが、基本的に軽めなオイルを。耳から下の髪を中心に、さらっと手ぐしを通すようにつけたら完成です。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン)  岡本麻利さん

 

「ミディアム」が似合うオリーブベージュ【4選】

【1】小顔効果も抜群な韓国風ミディ

Point

カラーは10レベルのオリーブベージュに。赤みを抑えつつしっかりツヤ感を出せる寒色系で、アッシュに振りたくない人に◯。


【how to“ベース”】
鎖骨と胸の間くらいの長さでワンレングスにカット。ほお骨とあごラインからそれぞれ顔まわりにレイヤーを入れて、毛流れが出やすいようにします。前髪は、長めのシースルーにカット。おでこの肌を見せることで、理想的なひし形シルエットをつくります。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、ゆっくり外しながら大きめの外ハネをつくります。ポイントの耳まわりは、髪をコテに巻きつけSカールをつくるイメージで大きく内巻きにします。その後、カールをほぐします。軽めのオイルを毛先から全体になじませます。外ハネ部分は手を返してつけるとグッド。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクスギンザテン)  岡本麻利さん

 

【2】長め前髪が女性らしい軽やかスタイル

Point

カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げます。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出します。前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。


【how to“スタイリング”】
乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールします。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違います。前髪はふわっと流れるように巻きます。スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布します。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ)  豊田楓さん

 

【3】小顔効果抜群の透明感スタイル

Point

カラーリングは、7レベルのオリーブベージュをチョイス。赤みをおさえるという寒色の特長を活かしながら、ベージュとMIXすることでくすまずに透明感のある仕上がりにしています。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨くらいの長さでカットし、トップにふんわりとレイヤーを入れます。前髪は鼻先の長さに切り、レイヤーとつなげて丸みをつくるのが可愛らしさの鍵。


【how to“スタイリング”】
センターパートにしますが前髪がぱっくり分かれないよう、前髪をつむじから真下に下ろして乾かすとGOOD。ドライ後、32mmのアイロンで毛先をス外ハネにしてから、トップを内巻きにワンカール。前髪は、前に引き出してまとめて内巻きにワンカール→左右に分けて毛先のみリバースに巻くことで大人っぽさ&かわいい表情に。最後にセミウェットな質感のオイルを中間から毛先に塗布します。手に残っているものを前髪の中間から毛先に揉み込んだら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  鈴木彩乃さん

 

【4】パーマとオリーブベージュが抜け感スタイル

Point

カラーは、赤みを打ち消す9レベルのオリーブアッシュをチョイス。透明感があり、涼しげな印象に仕上げます。


【how to“ベース”】
鎖骨下のレングスでやや前上がりにベースをカットし、トップにレイヤーを入れます。レイヤーによる髪の重なりで動きのある表情に。前髪は眉にかかる長さでシースルーにします。さらに、頰にかかる髪をつくることで小顔効果も。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、20〜23mmのロッドを使い、アンダーを外ハネに、表面を内巻きにワンカール巻きます。顔まわりはピンパーマで優しいニュアンスに。スタイリングは、8割ほど乾かした後にオイルか、バームをくしゅっと揉み込んだら完成です。アイロンの場合、26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪は内巻きにワンカール巻きます。頰にかかる髪は2つに分けてから内巻きと外ハネに巻いてランダムな動きに。前髪は巻かなくてもOK。カールを一回ほぐしてからオイルか、バームを揉み込みます。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン)  小嶌夏海さん

 

「セミロング~ロング」が似合うオリーブベージュ【3選】

【1】韓国風ウエーブとシースルーバングスタイル

Point

ブリーチ無しで柔らかい12トーンのオリーブベージュ!落ち着きのある色味で大人っぽく見えます。赤みを抑えて透け感と艶感を楽しみたい方オススメです。


【how to”カット&スタイリング”】
毛量が少し多めのモデルさんなので、レイヤーカットで軽さを出しています。毛先はチョップカットで透け感を少し出しています。前髪は薄すめのシースルーバングと顔周りをリバースする事で大人っぽさがでます。

32ミリのアイロンを使ってくびれ巻きに。頬骨辺りのカールを強めにすることで流行りの韓国風になります。

担当サロン:ciel(シエル) 中園祥吾さん

 

【2】赤みを抑えた色の大人スタイル

Point

全体12トーンのオリーブベージュで最大に明るめに、前髪とフレームラインはブリーチをして、ハイトーンのアクセントを入れて、フレーミングカラーにしてます。ダブルカラーのチョイスは、白髪をぼかすためにも、大人ヘアの最旬トレンドです。


【how to“ベース”】
ミディアムローレイヤースタイル。前髪は鼻の位置からサイドに流すように長めにつくってます。


【how to“スタイリング”】
32ミリのカールアイロンでベースは外側巻きにしています。表面のみ縦に巻き込んで、動きをつけてます。スタイリング剤は特に使わず仕上げています。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【3】インナーハイライトと小顔効果スタイル

Point

スタイルのポイントとなるインナーハイライトは、14レベルで顔まわりに細く入れます。その後、9レベルのオリーブベージュをオンカラー。赤みを消す寒色系でもベージュがメインなので、くすみ過ぎず柔らかい色味に。


【how to“ベース”】
全体を鎖骨下3cmでやや前下がりにカット。Aラインのシルエットを残しながら、ふんわりするようにトップにレイヤーを入れます。もみ上げを5mm〜1cm幅で取り、やや短めにカットしおくれ毛につくります。シースルーバングは、両サイドが長いラウンド状にすることで小顔見せにも。


【how to“スタイリング”】
毛先を32mmのカールアイロンで外ハネに。顔まわりはリバース、おくれ毛は内巻きにワンカール、前髪は左右に分けてそれぞれワンカール巻きます。セミウェットな質感になるオイルを全体に馴染ませ、手に残っているスタイリング剤を前髪につけて束感を整えます。耳に軽くかければ、ハイライトがちらっと見えておしゃれ感アップ。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  鈴木彩乃さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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