カーキグレージュ、大人っぽい上品スタイル【11選】
落ち着いた感じと華やかが作れるカーキグレージュ。透明感抜群の髪型を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
カーキグレージュってどんな髪色?
名前の通り、「オリーブ(カーキ)」と「グレー」と「ベージュ」が混ざり合い、女性から圧倒的にオーダーの多い透明感カラーです。トーンが明かるければ明るいほど可愛いらしく、透明感が抜群になり、暗ければ暗いほど落ち着きのある大人っぽい女性になり上品なイメージになります。どの年代にも、イエベ・ブルベどちらでも似合う万能カラーです。
暗め:~5トーン
このくらいの暗髪は落ち着きのあるオトナ女性になり、肌とのコントラストができるため、白肌・美肌効果があります。また、白髪染めをしている女性でも5トーン以下のアッシュベージュを組み合わせることで、オシャレカラーを楽しむことができます。色落ちをしても根元が目立ちにくいので、育児で忙しくてなかなか美容院に行くことができない主婦の方にオススメです。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん
中間:6~9トーン
ナチュラルながらも透明感も演出し、日本人が一番似合うオシャレカラーです。どんなメイクやファッションにも合わせやすいので女性に一番人気のトーンになります。6から7トーンは秋冬、8から9トーンは春夏というイメージで染めてあげると、よりファッションを季節ごとに楽しむことができます。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 晃輔さん
明るめ:10トーン~
このくらいのトーンになると比較的ブリーチは必須になってきますが、パッと華やかな印象になります。これから色々な色味を楽しみたい方や、外国人風カラーに挑戦したい方、ベージュよりもアッシュ味を強めに出したい方には11トーン~の明るめカラーをオススメしています。明るいとブルー系の色味が出やすいのでブルベの方にもオススメです!
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 岩田 康平さん
「暗め」カーキグレージュのヘアカラースタイル【2選】
【1】5トーンの切りっぱなしボブ
Point
カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与えます。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶えます。
【how to“ベース”】
カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにします。重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出します。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】4トーンのハンサムショート
Point
カラーは、4レベルのオリーブグレージュに。5レベルと4レベルの薬剤をミックスするのがポイント。発色がキレイになり、地毛感とは違った柔らかさと透明感を感じられます。
【how to“ベース”】
カットは、サイドグラデーションがベース。サイドは、耳たぶが隠れるギリギリの長さに設定し、えり足は短めにします。
【how to“スタイリング”】
全体にオイルを軽くつけてから乾かします。ドライ後、ツヤ感を出すヘアバームをつけたらコームスルーを。タイトに仕上げつつ、キレイな面をつくります。最後に顔まわりの髪をほぐし、毛束のニュアンスを整えたら完成です。くせ毛や硬毛の人は、コスメストレートなどをかけても。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 古谷貴洋さん
「中間」カーキグレージュのヘアカラースタイル【4選】
【1】9トーンの切りっぱなしロング
Point
カラーは、9レベルのオリーブグレージュに。赤みをおさえ透明感がありながら、上品さもあるカラー。ロングヘアでも軽やかに。
【how to“ベース”】
ベースカットは、胸下のロングスタイル。毛先にグラデーションを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。前髪は、眉下ギリギリラインで、束感が出るように間引いてカット。顔型に合わせて、前髪の幅を調整するのが◯。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をナチュラルな内巻きに。やや重めのオイルを崩しながらつけるのがコツ。ラフでランダムな動きがつきやすくなります。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】ブリーチした8トーンぱっつんボブ
Point
色の種類が豊富なオリーブ系カラー。その中でも緑味が強く、透明感抜群なのが“オリーブグレージュ”です。ブリーチを1回することで、より綺麗な理想な色味と透明感を出すことが可能です。今回は8トーンにしました。
【how to“ベース”】
カットはオリーブグレージュと相性のいい切りっぱなしのパツッとボブに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくは26ミリのコテで毛先を外ハネにします(やりやすい方でOK)。中間を全てリバース巻きにしうて顔周りのおくれ毛も外巻きに。スタイリングはオイルで仕上げてラフ感を出しつつモードっぽさも◎。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん
【3】9トーンのウルフボブ
Point
カラーは、ブリーチでハイライトを入れた後に、9トーンのオリーブグレージュでオンカラー。一見落ち着いて見えるけど、光に当たると透明感溢れる肌映えカラーに仕上げました。
【how to“ベース”】
外ハネしやすい襟足の長さに、トップはふんわり骨格に合わせてカット。前髪からもみあげまで切り込んだ、お顔周りがポイント◎。全体的に動きのある軽い質感になるよう、量感調整にもこだわりました!
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足は外ハネ、他はふんわりと内巻きに熱を通します。スタイリング用のオイルを全体に揉み込んで完成です。不器用さんでも挑戦しやすい簡単スタイリング◎。ウルフカットのくびれ感で小顔効果も◎。無造作に動く毛先が可愛いスタイルです。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【4】9トーンのふわっと感ミディ
Point
カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げます。
【how to“ベース”】
全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れます。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくります。前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残します。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成です。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん
「明るめ」カーキグレージュのヘアカラースタイル【5選】
【1】10トーンのグラデロング
Point
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。
【how to“ベース”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。
スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】12トーンのふんわり外ハネボブ
Point
カラーは赤みをおさえた12トーンのカーキグレージュ。赤みが出やすい方は、カーキの他にラベンダー系のカラーをミックスする事で肌馴染みの良い美肌カラーに。
【how to“ベース”】
お顔の形にあわせてトップからレイヤーでカット。ひし形になるように段差をしっかりカット。髪の内側は量を減らしてくびれをつくる準備をしっかりします。前髪は、シースルーに丸みをつけて立体感を。
【how to“スタイリング”】
ドライヤーで乾かす際は、耳下の髪はボリュームが出過ぎないよう上から下に風をむけてドライ。コテは32ミリを使用。毛先を外ハネ、表面は内巻きに。艶感のでるバームを毛先に揉み込んでてぐしで軽く整えれば完成です。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【3】10トーンの無造作カールボブ
Point
カラーは赤みをおさえた10トーンのカーキグレージュ。赤みが出やすい方はカーキの他にラベンダー系のカラーをミックスする事で肌馴染みの良い美肌カラーに。
【how to“ベース”】
お顔の形にあわせてトップの髪の長さが輪郭のどの位置に落ちるかをしっかり見極めてレイヤーカット。髪の中間から毛先にかけてスライドカットで束感をつくります。
【how to“スタイリング”】
アウトラインの髪を外ハネにすることで、丸みボブの中にくびれができ、ヘアスタイルにメリハリが生まれます。前髪は毛先を巻くだけでなく分け目付近にマジックカーラーをまいて分け目をぼかすのがポイント。顔まわりはリバースにトップはフォワードに巻くことで輪郭の内側と外側にひし形のフォルムができるので輪郭やエラ張りもカラーしやすいスタイリングです。アイロンは32ミリ。スタイリングはバームとヘアオイルを1:1でミックスしたものを髪の中間から毛先にかけて全体になじませます。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【4】11トーンの外ハネボブ
Point
カラーはブリーチを使わないWカラーをしています。ライトナーで14トーンまで明るくした後、色味をのせて、11トーンのオリーブベージュに仕上げてます。
【how to“ベース”】
肩についてハネる長さの外ハネボブに、フェイスラインを包みこむようなマッシュバング。前髪は少しジグザグにして、かわいらしさを演出しています。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先をハネさせます。前髪はブローで軽く丸味を出し、フェイスラインにそわせます。全体的にオイルとバームのミックス使いで、ウェットな質感を出してます。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【5】11トーンにハイライト入れたショート
Point
11トーンのオリーブグレージュに15レベルくらいのハイライトを入れます。赤味が出やすい方にはハイライトを入れると寒色系のカラーがしやすくなります。
【how to“ベース”】
リップラインの丸みショート。襟足をタイトに作り、ウエイトを低めにすることで扱いやすさもある女性らしいシルエットに。
【how to“スタイリング”】
前髪が長めなのでパカっと割れないように、濡れている状態から左右にしっかり振りながら乾かしましょう。ストレートアイロンを使い、自然な内巻きにします。顔まわりだけタイトなカールが欲しいので、前の方に引き、軽く内に入れます。スタイリングはオイルでツヤを出しましょう。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。