ヘアカラー
2024.2.25

【2024】黒髪ベース・暗めから明るめへ変わるグラデーションカラーヘア

黒髪ベースだから映えるグラデーションカラーヘアの他、大人女性にも似合う落ち着き感のあるグラデーションカラーヘアを『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

黒髪ベースのグラデーションカラーの【メリット】

プリンが気にならなくて黒髪ベースでも垢抜ける

BeautyConnectionGinza スタイリスト

黒田葉月さん

根元が落ち着いた暗めカラーなので明るいカラーに挑戦したくてもなかなか出来ない人にオススメです。何よりも人気の理由は、根元が暗いので伸びてきてもプリンを気にする必要がない。また、暗め、黒髪ベースでも垢抜けた印象になります。毛先は明るいですがブリーチなしなのでダメージ軽減。

「ショートボブ」黒髪系ベースのグラデーションカラーヘア

Point

カラーは、全体の毛先と耳前の内側の髪(インナーカラー)をブリーチで脱色し、ダブルカラー。自分のパーソナルカラーに合わせてカラーをかぶせてあげましょう。そうすると、ぱっと見グラデーションカラーにも見えるので普通のボブヘアに飽きた方にオススメです!

【how to“ベース”】
頭の丸み・毛量に合わせて、アレンジもできるくらいのレングスにレイヤーカット。ショートボブは顔周りのカットが目立ちやすいので、巻いたとき綺麗に後ろと繋がるようにカット。ボブの重みをシースルーバングで抜け感をプラス。眉毛も一緒に脱色してあげると垢抜けますよ。

【how to“スタイリング”】
26ミリのコテ、温度は140-160°で毛先を外ハネにして「ムルギョル巻き」にします。2から3パネルに分けて巻いていくと巻きやすく、崩れにくいです。ムルギョル巻きは、日本のウェーブ巻きとほぼ同じですが、巻いた後もまとまりを保ったまま仕上げます。細かいウェーブより、大きめカールを意識して作ってあげるとオルチャンな印象に近づけます。

担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド) 内田茜さん

「ボブ」黒髪系ベースのグラデーションカラーヘア【2選】

【1】深め暖色系の内巻きボブ

Point

ヘアカラーは、暗髪のブラウンレッドに。毛先にかけてグラデーションになっているため、色のキャラクターがしっかり感じられ、お洒落感もUP。こっくりとした深めの暖色系は、ツヤ感がありおすすめです。

ボブヘア

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩くらいの長さのベーシックなボブ。前髪は、少し長めにカットし、前髪から顔まわりにかけてスライドカットでレイヤーを入れます。

カラーは、5レベルのブラウンレッドをセレクト。深めの赤とブラウンをMIXし、暖かみのあるカラーに。ツヤ感があるので、毛先の乾燥やパサつきが気になる季節におすすめです。

ボブヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く全体を通します。カールをつけずにストンと落とした方がお洒落に仕上がります。顔まわりは、やや内巻きにするとグッド。

スタイリング剤は、オイル:バーム=1:1で混ぜて、毛先中心に馴染ませます。オイルはパサつきをおさえ、バームはまとまり感を長時間キープするので、MIX使いが◯。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

【2】伸びても根本が気にならない大人の外ハネボブ

Point

カラーは、6レベルヌードベージュ。伸びてきても自然なグラデーションになるので、頻繁に美容室に通えない方や、カラーをこまめに施すことがあまり好きでない方にはとってもおすすめです。

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【how to“ベース”】
全体は、前下がりで切って前下がりボブに。サイドバングは流れるようスライドカットにしてウザめの触覚前髪を作りました。

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【how to“スタイリング”】
乾かすときに、手櫛で必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。ストレートアイロンで毛先だけ外ハネにしたら、トリートメントバームをつけて完成。ウェット感も毛流れも強調できオシャレな外ハネボブをつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「ミディアム」黒髪系ベースのグラデーションカラーヘア【4選】

【1】ベージュ系グラデーションのふわっとミディ

服にボリューム感が出る秋冬は首周りがモタつきがちだから、レイヤーで軽さを出しながら、くびれフォルムでキュッと小顔に。 カラーリングで立体感と透明感を高め、ピュアな抜け感をかなえて。

前髪~顔周りに流れるレイヤーは小顔見せ効果抜群!べったりと覆ってしまうと重たい印象になるので、全体の毛先をコテで巻いてカール感を出すこと。フェミニンな華やかさも同時にアップ!

〈カット〉
トップと中間、顔周りにレイヤーを。フェースラインをふわっと包み込むようなくびれフォルムを作る。

Point

ハイライトをランダムに入れて、全体はベージュのグラデーションカラーに。

SIDE

BACK

担当サロン:Belle 新宿店 花嶋友里さん

【2】明暗はっきりのウェーブミディ

Point

根本付近のカラーは6トーンアッシュグレーで地毛風に、中間から毛先はミルクティーベージュにして明暗がはっきりわかるよなグラデーションカラーで仕上げました。

【how to“ベース”】
全体的に軽くレイヤーを入れます。顔周りは頬辺りに落ち着く髪も入れ、前髪はオン眉のシースルーにしています。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外巻き内巻きミックスでゆるめの波ウェーブにしています。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 鎌倉 彩さん

【3】コントラストたっぷりのゆるふわミディ

Point

前髪の内側、サイドの顔まわりはブリーチ。全体は6トーンのアッシュグレージュにしています。ブリーチ部分は黄味抑えながら12トーンのサンドベージュを乗せてコントラストたっぷりに。

【how to“ベース”】
鎖骨ラインのAラインのカット。表面と顔まわりにほんのりレイヤーをいれる。前髪は眉の長さでぱつっと厚めにとりつつ束感は残る様にカット。

【how to“スタイリング”】
すそは外はねにして、顔まわりはリバースに32mmのコテで巻きます。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて巻いた部分になじませて束感をだしています。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【4】落ち着いた色の大人のミディ

Point

カラーは根元6トーンから毛先10トーンのグラデーションカラーです。全体的に赤みが出ないように、アッシュ系でカラーしてます。このカラーは赤みが出ないことで、グラデーションカラーも落ち着いた色になるので大人カラーにおすすめです。

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【how to“ベース”】
鎖骨ラインのセミロングレイヤースタイル。

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【how to“スタイリング”】
外ハネスタイルを作るため、32ミリのカールアイロンで毛先を逆巻にします。サイドのハチ上の髪を多めに取り、中間から巻きつけて根元近くまで巻きこみます。その時、毛先まで巻きこまなくても大丈夫です。向きはリバースに巻き込みになります。最後に全体的に、ワックスを馴染ませて完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

「ロング」黒髪系ベースのグラデーションカラーヘア【4選】

【1】自然なカラーを楽しめるグラデーションロング

Point

カラーは自然なグラデーションになるように、全体的に根元は地毛位のトーンからスタートし、毛先に向かってどんどん明るくなるように、最終的には、11トーン位までにしています。それにプラスして更にハイライトをたくさん入れ、より動きと明るさを足しています。ハイライトは、ブリーチを使って上から馴染ませるようにオンカラーをしてます。色味はアッシュブラウン。落ち着いた大人カラーにはオススメです。

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【how to“ベース”】
ロングローレイヤースタイル。

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【how to“スタイリング”】
ハンドブローした後に、38ミリのカールアイロンで中間巻きをして、緩めのウェーブを作ります。軽くオイルを馴染ませたら完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】上品なモテグラデーションロング

Point

カラーはよく見たら分かるくらいのグラデーションカラー。ベースを6トーンのブルーブラックにし、(地毛でもOK)毛先はブリーチなしで11トーンのアーモンドラテでトーンアップし、自然なグラデーションカラーに。ナチュラルでオフィスにも◎。トップは暗髪ですが、顎下にかけて色味が出てくるので全体的に見たときでも、そこまで暗いという印象は出ません。

【how to“ベース”】
長さはスーパーロングで重さを出したいのでレイヤーは控えめに。

【how to“スタイリング”】
長さがあるのでしっかり巻いてもOK!今回はMIX巻きにしていますが、雰囲気に合わせてお好きなようにカールを付けるのも、色々なスタイルが楽しめるのでロングヘアの醍醐味です。38ミリのカールアイロンでしっかり巻いてくしで梳かすと写真のようになります。前髪はセンターで分けて少しかきあげっぽく、お姉さん風に。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん

【3】オレンジグラデーションの個性派ロング

Point

前髪、顔まわりは1回ブリーチ、全体は8トーンのオレンジベージュに。ブリーチ部分には6トーンのオレンジをのせています。

【how to“ベース”】
胸下で表面にほんのり動きをつけたレイヤースタイル。前髪はトップをふわっと立ち上げやすくリップラインでカットしています。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテでMIXに巻き、顔まわりは小顔に見える様リバースに巻きます。バームとオイルを混ぜて毛先中心につけてツヤ感と束感をだします。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【4】暗めグラデーションのロングレイヤースタイル

Point

カラーは、中間から毛先にかけて明るくなるグラデーションカラーにしています。根元近くは、6トーンのアッシュ、中間が8から9トーンくらい、毛先で12トーン位になるように設定。このぐらいの暗さから始めれば、大人でも落ち着いて見えるのでおすすめです。

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【how to“ベース”】
ロングレイヤースタイル。リップラインくらいの位置からレイヤーを入れ、動きを出したスタイル。全体的な量感はやや重めですが、レイヤーで軽く見せています。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントを馴染ませ、ブローします。この時、トップにボリュームが出るように、ドライヤーの風を四方八方から当て、分け目がつかないようにします。32ミリのカールアイロンで、カールがつき過ぎないように、ザックリと巻きます。仕上げにオイルを馴染ませて完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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