アッシュブルージュ、くすみと透明感スタイル【15選】
軽やかな透明感と艶が出るアッシュブルージュ。暗めでも透け感の出る髪型を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
- アッシュブルージュってどんな髪色?
・アッシュとは
・ブルージュとは
- 「暗め~6トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【6選】
・【1】4トーンのブルーアッシュ
・【2】5~6トーンのブルージュ
・【3】6トーンのブルーアッシュグレー
・【4】6トーンのブルーアッシュ
・【5】4トーンのブルーアッシュ
・【6】6トーンのブルージュ
- 「中間7~9トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【6選】
・【1】ブリーチなし8トーンのネイビーブルージュ
・【2】7種類を配合した7トーンネイビーブルージュ
・【3】7トーンのブルーアッシュ
・【4】8~10トーンのネイビーブルージュ
・【5】9トーンのカーキブルージュ
・【6】8トーンのブルージュ
- 「明るめ10トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【3選】
・【1】11トーンのシルバーブルージュ
・【2】10トーンのシルバーブルージュ
・【3】10トーンのブルージュ
アッシュブルージュってどんな髪色?
アッシュとは
アッシュとは、その名の通り「灰色」という意味。アッシュ系のヘアカラーは、灰色がかった、くすみ感のあるダークな色味になる。軽やかさや透明感、ツヤ感が演出できる大人気のカラー。
ブルージュとは
青色系+ベージュ系を合わせたカラー。ベージュにブルーを加えることで、日本人特有の髪の赤みをカバーしてくれて、ツヤ感のある透き通ったヘアカラーになります。そして、ベージュが入っているので肌馴染みが良く、透明感が出てお肌も綺麗に見せてくれます。
「暗め~6トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【6選】
【1】4トーンのブルーアッシュ
Point
カラーは4レベルのブルーアッシュに。地毛では表現できない透明感を出し、垢抜けた印象を与えます。
【how to“ベース”】
ベースのカットは、前髪を目の下に設定し、サイドから前上がりにつながるハンサムショート。後ろは丸みシルエットになるよう、サイドから緩やかなラウンド状にカットします。
【how to“スタイリング”】
スタイリングのポイントは、顔まわりをストレートアイロンで内巻きにすること。ゆるめのニュアンスがつくことで、おしゃれ感に差がでます。重めのオイルを根元近くから全体になじませ、ライン感を強調したらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】5~6トーンのブルージュ
Point
カラーは赤味を抑えた透明感抜群の外国人風ブルージュ。5から6トーンで大人っぽくもあり、夏らしさも◎。青味(ブルー)を濃く配合させるのが特徴で若干暗く見えてしまいますが、よりくすみ感が増し、日本人特有の赤味が綺麗に打ち消されたヘアカラーに仕上がります。
【how to“ベース”】
セミロングで毛先は重ためカット。顔周りはかきあげ前髪を流れやすくなるためにレイヤーを。
【how to“スタイリング”】
始めに上と下で2段にブロッキングをとります。下の段の毛先は外ハネ、上の段の毛先は内巻きに、中間部分は全て外巻き(リバース巻き)にします。前髪はかきあげたいので根元を少し濡らしてドライヤーで立ち上げます(上方向に乾かす)。最後に前髪の毛先を後ろに流すように外巻きにしたら、前髪と後ろの髪をなじませるようにオイル:バームを6:4でつけて完成。
担当サロン:LallYou金山 日高 杏奈さん
【3】6トーンのブルーアッシュグレー
Point
カラーは6トーンの暗髪くすみブルー(ブルーアッシュグレー)にし、モード系の大人っぽ。
【how to“ベース”】
ベースは襟足を長めに残し、毛先に向かってレイヤーを入れたウルフミニボブに。いま芸能人の間でも流行っているウルフカットは2022年のトレンドヘア。前髪をシースルーバング×眉上にすることで個性的な髪型になり、周りと差をつけることができます。
【how to“スタイリング”】
毛先の巻き方次第で様々なヘアが楽しむことができます。外ハネにすると画像のモデルさんのような若々しく少しミステリアスな雰囲気に。内巻きにすると、個性的かつ清楚な雰囲気に。26ミリのカールアイロンで巻き、オイルを毛先中心につけてたら完成です。
担当サロン:LallYou立川 松宮 拓さん
【4】6トーンのブルーアッシュ
Point
カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力です。
【how to“ベース”】
えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げています。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。カール感はつけない方がお洒落にキマリます。動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。
担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン) 池戸裕二さん
【5】4トーンのブルーアッシュ
Point
暗めにカラーしても、黒髪のような重さがなく、ヌケ感のあるカラーで暗め+イマドキ感が欲しい方にオススメです!光に当たるとブルー感を強く感じるので、ブルベの方や20から30代までがオススメです。担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
【6】6トーンのブルージュ
Point
カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイントです。
【how to“ベース”】
前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくります。また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができます。
【how to“スタイリング”】
ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かします。乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げます。前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん
「中間7~9トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【6選】
【1】ブリーチなし8トーンのネイビーブルージュ
Point
ブリーチなしでも出来る8トーンのネイビーブルージュ。ネイビーブルージュはベースがブリーチ毛でも仕上がりは比較的暗髪なので、肌とのコントラストができ、肌を綺麗に見せ、美白効果もあり透き通るような肌を演出します。染料も濃いめなので色落ちもしにくく、ネイビー×ブルー×ベージュをミックスしているので色落ちをしていくと、どんどんベージュ色が強くなり、2度カラーを楽しむことができます。
【how to”カット&スタイリング”】
カットは、顎下ラインでワンレンにカット。表面にローレイヤーを入れ、フレッシュかつ大人可愛い仕上がりに。前髪は2wayバングで眉下でカットし、かきあげも楽しめるシースルーバングに。
26ミリのコテで毛先を外ハネにし、表面のレイヤーを入れている部分だけ内巻きにし、くびれヘアを意識。スタイリング剤はオイルを毛先中心につけます。耳かけをするとパッと明るい印象に。耳元に大きなアクセサリーを持ってくるとより華やかになります。
担当サロン:LallYou(ラルユー)錦糸町店
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初出:寒い時期に映える・透明感が抜群な暗髪ミディアム
【2】7種類を配合した7トーンネイビーブルージュ
Point
カラーは透明感が出るように加減法を用いて、高発色ブルー(約3レベル)と10レベルブルー、5レベルネイビー、5レベルシルバー、5レベルグレー、5レベルラベンダー、5レベルベージュ、計7種類の調合で7トーンのネイビーブルージュにしました。暗髪でも重くなく透ける様な柔らかさが特徴、日本人特有の赤味、オレンジ味、黄色味をとことん取り除いた透明感の出る色です。
【how to“ベース”】
ロングとかき上げバング、ローレイヤー。全体的にワンレングスベースにして韓国ヘアっぽく重めに、巻いた時に動きが出るように少しのレイヤー。前髪は手櫛でかき上げれば形になる様にレイヤーカットでデザイン設定にしたこなれ感抜群のデザインカットです。
【how to“スタイリング”】
前髪は38ミリのマジックカーラーで巻いて、手櫛でもかき上げやすい様に。全体的に32ミリのコテで波巻きにして、お顔まわりのみ、薄く顔に沿って2センチほどの幅で取り外巻きに。最後にオイルを少量(2プッシュ程)取り全体に揉み込めば手櫛で崩して完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【3】7トーンのブルーアッシュ
Point
カラーは、7レベルのブルーアッシュに。オレンジっぽさを打ち消し、透明感のある落ち着いたイメージの旬カラーです。
【how to“ベース”】
ベースカットは、あご下2cmのグラデーションボブ。サイドバングは、長めのノーズラインに設定します。前髪は眉下でラウンドにカットし、縦の印象を強調。
【how to“パーマ&スタイリング”】
クセが気になる人は、縮毛矯正をするとスタイリングが楽々に。基本的には、ストレートアイロンをさらっと通すのみ。最後に、ボリュームをおさえつつ、軽さを出すオイルを全体になじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN W.(ガーデンダブル) 児玉善央さん
【4】8~10トーンのネイビーブルージュ
Point
カラーはネイビーブルージュ8〜10トーンで重すぎない透明感のあるヘアカラーです。
【how to“ベース”】
お顔周りにレイヤーをしっかりいれ質感が重すぎないようにカットしました。巻いた時の質感を重視して量を調節しています。
【how to“スタイリング”】
38ミリのコテで全体の毛先を内巻きにして中間から外巻きにします。顔周りはリバース巻きで流すようにアイロンを通します。スタイリング剤はオイルを使用し艶感を出します。お顔周りもしっかりかきあげるようにつけると韓国っぽいスタイリングがつくれます。人気の韓国っぽいお顔まわりの流れを作るためふんわりさせました。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん
【5】9トーンのカーキブルージュ
Point
カラーは単体カラー剤ではなく5トーンと13トーンの薬剤8種類を調合し加減法で9トーンのカーキブルージュの色味により透明感かつ深みが出るように設定。赤味を消しつつ柔らかく魅せれるカラーなのでオススメです!
【how to“ベース”】
王道モテヘアの、ロングヘア+ローレイヤー。普段使用はシンプルに纏まる様には勿論の事、巻きやすくカールが取れづらくなる様にスライドカットで束間も出るように毛量調節。顔まわりは流れる様に拘りのレイヤーとセニングで調整、普段使いでもかき上げれば自然と流れる再現性のあるヘアデザインに。
【how to“スタイリング”】
フロントの前髪は大きめのカーラーでOK!全体は32ミリでリバース巻き(後ろに巻き込むやり方)に。あとはひとつまみでフォワード巻き(前に巻き込むやり方)で全体に満遍なく。やり過ぎでも可愛くなるので大丈夫です。あとは軽めのオイルを塗布すれば完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【6】8トーンのブルージュ
Point
ベージュにブルーのくすみを程よく感じるので、ナチュラルな透明感やお洒落さを出してくれます。肌馴染みもよく、ブルベイエベどちらでも!20や30代にオススメです!担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
「明るめ10トーン」アッシュブルージュ系ヘアカラースタイル【3選】
【1】11トーンのシルバーブルージュ
Point
カラーは11トーンのシルバーブルージュで夏っぽくかろやかな雰囲気に。透明感も出るし色持ちも抜群の優秀カラーです。ハイトーンすることで暗すぎないのでおすすめ。
【how to“ベース”】
レイヤーベースで切るので、毛先は重すぎず少し軽めで、動きの出やすい軽やかな質感にしました。かき上げた時に綺麗な毛流れが欲しいので、顔周りもしっかりレイヤーを入れて巻きやすくしました。
【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで全体を中間から外巻きワンカールして、顔周りはリバース巻きで流すように軽く巻くと小顔効果抜群の韓国ヘアに。毛先の軽やかな質感、顔まわりのリバース巻きでを意識することでさらに小顔に。スタイリング剤はオイルをつけます。ちょっとウエット感を出すことで艶感アップ。根元はケラふわをつけてふわっとさせることで、根本からの立ち上がりを含め、シルエットも綺麗になります。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん
【2】10トーンのシルバーブルージュ
Point
カラーは10トーンのグレー×ベージュ×ブルーを組み合わせた“シルバーブルージュ”に。寒色系のカラーになりますが、暗髪ブームの今、赤みが出ず色持ちもいいので人気です。
【how to“ベース”】
カットはワンレンのセミディへアに。毛先を重たくカットすることで巻いたときにたぷんっと感が出て可愛い。
【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで毛先外ハネにしてから中間はミックス巻きにします。スタイリングが面倒な方はパーマをかけてもOK。スタイリング剤はオイルを毛先から揉みこむようにつけていきます。いっきにモード感×こなれ感が出てオススメです。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん
【3】10トーンのブルージュ
Point
明るめのブルージュは透け感+こなれ感が出ます。光にあたっても黄みや赤みが出にくく、透明感がしっかりでます。肌も綺麗に見せてくれますし、グレイ世代の白髪ぼかしにもオススメです!明るいトーンのわりには派手にならないのもおすすめなポイントです。担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。