「寒暖差」でお肌も体も不調?原因と負けない体づくり・おすすめアイテムも

冬の明けから春先に多い「寒暖差」はお肌にも体にも影響を及ぼしますよね。今回は「寒暖差」で起こる影響と対策をまとめました。気温のアップダウンに負けないお肌と体づくりをしましょう。
「寒暖差」によるお肌への影響
「寒暖差」で肌のバリア機能が低下する
「大気汚染物質として知られるPM2.5は毛穴より小さく、肌や肺に入り込んでアレルギー症状の引き金に。また、バリア機能を保つのに重要な酵素“ガスパーゼ14”は寒暖差で減少することもわかっています」(慶田先生)
「寒暖差」でゆらぎ肌に
冬から続く乾燥に加え、春先は寒暖差や花粉、紫外線増加なども加わり、肌はゆらぎやすいと皮膚科医の慶田朋子先生。
「外気に触れている肌のいちばん外側が“角層”。細胞の間に水分と油分が充分に満たされることで、外の刺激から守ってくれます。一方、乾燥してバリア機能が低下すると、刺激物が入って炎症を起こしてしまいます」(慶田先生)
お守りコスメでケア【おすすめ3選】
【1】d プログラム カンダンバリア エッセンス
揺らぐ原因のひとつをシャットアウト!季節の変わり目の寒暖差が肌に大きなダメージを与えていることに着目した、洗顔後に使用する美容液。独自複合成分“カンダンバリアコンプレックス”が角層内の潤いバランスを整えることで、揺らぎにくい健やかな素肌をキープ。
価格 | 容量 | 発売日 |
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¥3,000(税抜) | 40ml | 2019-10-21 |
【2】アユーラ リズムコンセントレートα
ストレスに負けない強い肌へ。発売以来ファンを増やし続けている美容液が、ダメージ修復効果とバリア機能効果を高めて進化。強い生命力をもつコウヤマキエキスなどに、肌本来に備わっているダメージケア機能を目覚めさせるリンゴ幹細胞エキスを新配合。
価格 | 容量 | 発売日 |
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¥8,000(税抜) | 40ml | 2020-09-01 |
【3】ニールズヤード センシティブ バランス モイスチャライザー
肌の油分と水分バランスをとり、足りないものを補って保湿するポンプタイプの乳液です。肌のバリア機能を回復させて健康的な肌へ導くためにオーツオイルが唯一配合されているアイテム。さらにヘリクリスムイタリクムエキス(生命力が強いことで知られるイモーテルの花から採られるエキス)を配合。その他ヒマワリ種子油、月見草油、ルリジサ種子油、サフラワー油なども配合。COSMOS認証取得。
価格 | 容量 |
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¥7,480(税込) | 50ml |
「寒暖差」による体への影響
自律神経の乱れ


「VISION PARTNER メンタルクリニック四谷」院長
尾林誉史先生


「高輪台レディースクリニック」 院長
尾西芳子先生
気温の寒暖差や気圧の変動によって自律神経のバランスがくずれ、気分障害を発症する。自律神経にストレス反応が起こると交感神経が優位な状態のままになって、抑ウツやめまいなどを引き起こしてしまう。
冷えを引き起こす


御苑アンジェリカクリニック院長
神藤慧玲(しんとう えり)先生
「人間の体温は血管の収縮と弛緩を繰り返し、自律神経が正常に働くことで調節されています。ところが寒暖差が激しかったり冷たい飲食物を口にするなど体温の変化が極端になりがちな夏場は、体温調節中枢で本来の体温をはっきりと感知できなくなります。これに連動するように自律神経の働きが乱れ、体温調節が上手くいかなくなるのです」(神藤先生)
「寒暖差」に負けない4つの体づくり
【1】朝:朝起きたら太陽の光をしっかり浴びる
【2】昼:1日20分程度のゆっくりできる運動を!
【3】入浴:ぬるめの湯にゆっくりつかりリラックス
【4】睡眠:6~7時間程度の充分な睡眠をとる
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。