寒暖差疲労を感じたら、鶏むね肉が効く!「自家製サラダチキンとブロッコリー、アボカドのサラダ」【Today’s SALAD #319】

【本日のビューティ食材:鶏むね肉】
美肌美ボディづくりをサポートする、良質なたんぱく質が豊富な食材といえば鶏肉。中でも鶏むね肉は脂肪分が少ないうえ低カロリーで、イミダゾールペプチドという成分が豊富。カラダと脳の疲労回復をサポートする効果が期待できるので、寒暖差がまだまだ激しい今の季節、積極的にとりいれていきたい食材です。今回は鶏むね肉で自家製サラダチキンを作り、サラダに活用。野菜でありながらたんぱく質がとれるブロッコリー、森のバターともいわれ栄養豊富なアボカドとの組み合わせで、食べ応えもたっぷりな1品に。
鶏肉とひとえにいっても、産地や種類によって栄養価にはばらつきが…。通常の鶏肉と比べ、グルタミン酸、アスパラギン酸などの旨み成分が高く、疲労回復をサポートするイミダゾールペプチドを通常のブロイラーと比べて1.5倍も多く含んでいるのが、徳島県が開発したブランド地鶏・阿波尾鶏。今回はこの一流料理人たちからもラブコールが多い熟成阿波尾鶏を活用。一般的なむね肉は脂肪分が少ないこともあり、少しパサつきが気になる場合もありますが、熟成阿波尾鶏のむね肉はしっとり&旨みたっぷり。2kgも送っていただいたので、から揚げ、トマト煮込み、スパイスチキンカレー、台湾家庭料理の三杯鶏…さまざまな料理で活用して楽しみました! せっかく食べるなら鶏肉も、より栄養価が高くおいしいものを選びたいですよね♪
【材料】
鶏むね肉(今回は熟成阿波尾鶏のむね肉で)…120g
<下味用>
酒…大さじ1
レモン汁…大さじ1
きび砂糖…小さじ1/2
塩…小さじ1/4
おろししょうが…小さじ1/6程度
酒…大さじ2
水…大さじ2
ブロッコリー…1/2房
アボカド…1個
オリーブオイル…大さじ1
ホワイトバルサミコ…大さじ1/2
塩…ふたつまみ
黒こしょう…少々
作り方
(1)自家製サラダチキンを作る。鶏むね肉を柔らかく、かつ味がなじみやすく、火を通りやすくするため、全体的にフォークで刺す。その後、ビニール袋に入れ、下味用の調味料を加えて最低1時間(できればひと晩)冷蔵庫で寝かせる。下味をつけて寝かせることで、よりしっとり、味わい深い仕上がりに。
(2)鍋に(1)を汁ごと入れ、さらに酒 大さじ2+水 大さじ2を足し、ふたをして火にかける(鍋はふたがしっかりしまる気密性の高い鍋を使うのがおすすめ)。沸騰したら弱火にして、5分加熱。さらに肉の上下をひっくり返して5分加熱。火を止めてふたをしたまま粗熱をとる(中まで火が通ったか不安な場合は、一度半分に切って肉の色を確認。火が通っていない場合は適宜加熱する)。
(3)粗熱がとれたら鍋から鶏肉を取り出し、1~1.5cm角に切る。
(4)ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。茎部分も小さめに切っておく。
(5)鍋に(4)と水 大さじ3(分量外)を入れてふたをして、火にかけて沸騰したら弱火にして2~3分加熱する(レンチンでも可。食感が残ったほうがおいしいので、柔らかくなりすぎないよう注意)。
(6)アボカドは縦半分に切り込みを入れて身を開き、包丁の根元を刺してくるっと回し種を取り除いてから、さいの目に切り込みを入れる。
(7)ボウルにサラダチキン、ブロッコリー、アボカドを入れ、オリーブオイルを絡ませた後、ホワイトバルサミコ、塩、黒こしょうを加えてざっくり混ぜ、味を調える。
ほかにを鶏肉を使ったサラダは…
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料理・撮影・文/門司紀子
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もんじのりこ/大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして“雑誌づくり”のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は料理とゴルフ。Instagram(アカウント:norikomonji)でも、料理レシピや“mondeli”ケータリング写真を発信中。