ヘアスタイル・髪型
2021.11.11

桐谷美玲さん風に近づく、きれいめ外ハネミディアムスタイル【14の髪型】

桐谷美玲さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介!華奢でガーリーな雰囲気の桐谷美玲さんはキレイめの外ハネスタイルが定番。肩でハネる長さの伸ばしかけの人にもおすすめ!

桐谷美玲さん風の髪型って?

桐谷美玲さんといえば華奢で細くキレイな首と小顔で華奢でガーリーなイメージ。ヘアスタイルはワンレンやローレイヤーの外ハネミディアムスタイルが帝番。肩くらいの長さで毛先はキレイにハネていて、前髪はありでもなしでもお人形さんのような印象です。

桐谷美玲さん風「外ハネミディ(前髪ありVer)」【9選】

【1】肩で自然なハネを活かしたロブヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩ぐらいの長さでハネやすいようにやや前下がりにベースをカット。フェイスラインの角は残しながら、ニュアンスのある軽さを出すため表面に少しだけレイヤーを入れる。
  2. 前髪は、ほんのりウザバングとなる長さで、幅を狭くしてシースルに。
  3. カラーは10レベルのオリーブベージュをチョイス。赤みを押さえる寒色でも、アッシュのようなくすみがなく柔らかい雰囲気に仕上げてくれる色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 手ぐしで肩に沿わせてハネるようにドライ。
  2. その後、ストレートアイロンをさらっと通すくらいのナチュラルな仕上がりにして、カール感が強くならないようにするのがポイント。前髪はスルッと通す程度に。アイロンを使うことでツヤ感もアップ。
  3. ヘアオイルかヘアバターを手の平になじませ、内側から中間~毛先までまんべんなく塗布して、束感をつくればフィニッシュ。手持ちのくし(コーム)があればコームを使って整えても◎。

担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん

 

【2】女性らしい大人カジュアルな外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは肩と鎖骨の間くらいの長さでカット。リップから頬にかけてのラインに動きが出るようにレイヤーを入れる。
  2. 前髪は眉下でおろし流しができる長さにカットしサイドと繋げる。動きが出やすいようにスライドカットで毛先が先細りになるよう調整。
  3. カラーは9レベルのシナモンベージュをセレクト。シナモンベージュは、赤みを抑えたベージュ系で、グレーのニュアンスを加えることで透明感や毛束の動きが見えやすいカラーとなる。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪を乾かしたら32mmのアイロンで襟足を外ハネに、表面はリバースに巻いてエアリーでふんわりとした仕上りに。
  2. スタイリング剤は、セミウェットな質感にしながら、保湿やツヤ感をもたらすオイルクリームをチョイス。手によくなじませてから、襟足→表面→前髪の順番で塗布します。最後に束感をメイクしたら完成。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

【3】きちんと感のあるストレートミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくりる。
  2. 前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残す。
  3. カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。
  2. 髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。
  3. スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん

 

【4】暗めカラーとワンカールで落ち着いた雰囲気に

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スタイルのポイント

  1. 顔周りにレイヤーをいれ、顔周りにニュアンスを出し、フェイスラインをカバー
  2. 束間のあるシースルー前髪で縦ラインを強調し下膨れ感をカバー
  3. スタイリングはヘアオイルでさらっと手ぐしを通し、軽めの質感にする
  4. 色は少し暗めに設定して、落ち着きを出すように

前髪カットのポイント

  1. 眉下ラインで長さを設定し隙間と束感ができるようにチョップカットでオン眉に
  2. メインバングの延長に馴染むようにサイドバングをつくり、フェイスラインを補正。

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん

 

【5】ワンレンベースのお姉さんミディ

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スタイルのポイント

  1. ワンレングスベースの王道Aラインスタイル
  2. 表面にはレイヤーを入れ、仕上げた時に柔らかく束感が出るように
  3. 束感と柔らかさを最大限出しやすいように、全体にスライドカットを施す
  4. 髪質に合わせて量感もしっかりと調整

前髪カットのポイント

  1. おろしても流しても仕上げられる2wayのアシメバング
  2. サイドバングは頬で落ちるようにして引き締め効果を
  3. サイドバングに合わせて切った顔周りの束感がお顔を包むようなひし形を作り全体のシルエットを整え Aラインの重さを感じさせない仕上がりに◎

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 一条 優さん

 

【6】ウェット質感のソフトウルフ

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スタイルのポイント

  1. 頬あたりで切りこんだ毛先がポイントのソフトウルフ
  2. 前髪と顔回りの長さを2段階にして面長感とおでこの広さをカバー
  3. 全体にしっかりオイルをつけてウェットにスタイリング

前髪カットのポイント

  1. パラパラと束間の出るようにカットしておでこの広さをカバー
  2. あまり巻かずストレートな質感でスタイリング出来るよう、長さを調整

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

 

【7】ハネ感がおしゃれでかわいいミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨の長さでワンレングスにカット。トップにレイヤーを入れ、くびれと外ハネを出しやすくする。
  2. 前髪は目にかからない長さに。黒目と黒目の真ん中を基点にした三角ベースのシースルーバングは、面長さんだけでなく、おでこの広さもカバーできる。
  3. カラーリングは、ピンクのニュアンスをプラスしたココアブラウンに。暖かみのあるカラーで、顔色アップを叶える。

【how to“スタイリング”】

  1. 肩と首に沿うようにカットしているので、ドライヤーで上から風を当てながら乾かすだけでナチュラルな外ハネに仕上がる。
  2. さらに、26mmのアイロンで緩めの外ハネにする。
  3. スタイリング剤は、しっとり感が1日キープできるオイルがおすすめ。えり足からつけ、中間から毛先、前髪とサラっと手ぐしを通しながら均等に塗布したら完成。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん

 

【8】洗練された上品外ハネスタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨の長さでベースをワンレングスでカット。前上がりのレイヤーを入れ、ボボリュームと動きが出しやすいスタイルに。
  2. 前髪はエレガントさを感じさせるおろし流しができる長さで薄めにカットする。
  3. カラーは8レベルのベージュブラウンに。黄色ベースのベージュ系カラーで、ふんわり明るく、華やかで柔らかさのある印象を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングのコツは、スバリ巻き過ぎないこと!32mmのアイロンで外ハネにしますが、髪を中間から挟みスライドさせながらカールづけをする程度でOK。
  2. スタイリング剤はさらっとしたツヤ感で今どきの質感をメイクするオイルミルクをチョイス。しっかり手の平に伸ばしてから、毛先を中心にアイロンで作った外ハネを崩さないように塗布。手ぐしで外に返すように、スタイリング剤をなじませると◎。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

【9】流し前髪で外ハネを女っぽく

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドは平行で顔周りはやや前下がり、自然にハネる鎖骨にかかる長さでカット。ハチ部分に少しだけレイヤーを入れ、表面に軽さを出します。毛先にはレイヤーを入れず重たさを残すのが今どき。
  2. 前髪は薄めに取り、目にかかる長さにカット。こめかみに落ちる毛束はやや長めにカットし、自然にサイドに繋げる。
  3. カラーは9トーンのラベンダーアッシュ。ラベンダーが黄みを抑え色ヌケを防ぎ、上品な艶ブラウンを長続きさせる。

【how to“スタイリング”】

  1. パサつきが気になる人は、髪が濡れているときにツヤの出るトリートメントオイルを揉み込んでから乾かして。この段階でオイルを仕込むと髪がしっとりし、男ウケに必要なツヤ感をKEEPできる。また乾かすときは毛先を手ぐしで外ハネにするとスタイリングがよりスムーズに。
  2. 32mmのアイロンで、毛先のみ外ハネにワンカール巻きます。カールをつけすぎると子供っぽく見えるので、アイロンを滑らせる程度で軽くハネさせて。
  3. バーム系のスタイリング剤を毛先にもみ込みハネ感を整え、前髪の毛先をサイドに流せば完成。

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

桐谷美玲さん風「外ハネミディ(前髪なしVer)」【4選】

【1】ラフなセンター分けで色気のあるロブヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
  2. 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
  3. カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさにぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
  2. 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】はねを活かしたセンターパートのミディスタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体の長さを鎖骨ラインでカット。ベースの重さは残しつつ、トップにのみレイヤーを入れる。顔まわりのニュアンスは、スライドカットでメイク。
  2. 前髪は巻いた時に頬から流れが出る長さに。
  3. カラーは、13レベルのアッシュベージュをセレクト。寒色系の硬さを中和するためラベンダーを加え、柔らかさと透明感のある仕上がりが特徴。

【how to“スタイリング”】

  1. 前髪はナチュラルな立ち上がりがつくよう40mmのマジックカラーを巻いておく。
  2. ベースを32mmのアイロンで外ハネにし、表面の髪は内巻き1カールでふわっと仕上げる。顔まわりはリバースに巻いて流れを出して。時短にしたい場合、表面と顔まわりだけを巻いても◎。
  3. 軽めのヘアオイルを空気を入れるように全体に塗布した後、手に残ったもので毛先と顔まわりを整える。パサついて見えないようツヤ感重視にするとおしゃれ感もアップ。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 佐伯美祐さん

 

【3】伸ばしかけ前髪でもかわいく決まるカジュアルミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨くらいの長さでカットし、トップにふんわりとレイヤーを入れる。
  2. 前髪は鼻先で長さに切り、レイヤーとつなげて丸みをつくるのが可愛らしさの鍵。
  3. カラーリングは、7レベルのオリーブベージュをチョイス。赤みをおさえるという寒色の特長を活かしながら、ベージュとMIXすることでくすまずに透明感のある仕上がりにしている。

【how to“スタイリング”】

  1. センターパートにしますが前髪がぱっくり分かれないよう、前髪をつむじから真下に下ろして乾かすとGOOD。
  2. ドライ後、32mmのアイロンで毛先をス外ハネにしてから、トップを内巻きにワンカール。前髪は、前に引き出してまとめて内巻きにワンカール→左右に分けて毛先のみリバースに巻くことで大人っぽさ&かわいい表情に。
  3. 最後にセミウェットな質感のオイルを中間から毛先に塗布。手に残っているものを前髪の中間から毛先に揉み込んだら完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

 

【4】首元のハネが綺麗なくびれミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 自然にハネる鎖骨丈でやや前下がりにカット。ハチ上の表面と顔周りにレイヤーを入れ動きを出しやすく。
  2. 裾にはレイヤーを入れず重たさを残すことが、今っぽいレイヤーヘアを作るカギに。
  3. 前髪を薄く取りリップラインでカット。
  4. くすみ過ぎず透明感と柔らかさがあるベージュで肌がきれいに見える、8トーンの赤みのないシルキーベージュに。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで裾全体を外ハネに巻く。さらに表面のレイヤー部分の毛束を持ち上げ、高い位置でふわっと内巻きでくびれヘアに。
  2. 前髪の毛先も軽く外ハネに巻く。
  3. シアバターを髪になじみやすくするためオイルを少し混ぜてから、毛先にしっかり揉み込み徐々に全体になじませる。
  4. 表面のレイヤー部分は毛束を持ち上げるようになじませ、ふわっとした束感を作って。
  5. 顔周りの前髪を残して軽く耳掛けし、手に残ったスタイリング剤を前髪や耳掛けしたときに見えるもみあげの毛になじませれば完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

桐谷美玲さん風の外ハネの「作り方4STEP」

ヘアサロンkate スタイリスト

MIYOさん

髪質:柔らかくて細い。毛量も少なめ。
髪の長さ:鎖骨下くらいの長さのロングボブ。前髪は口元くらいまでの長さ。
ヘアカラー:ナチュラルブラウン
パーマ:ナシ
髪コンプレックス: ロングボブで毛先がはねやすい。かなりのドライヘアで膨らみやすいクセもある。

STEP1:髪の表面をストレートにする

「ボリュームダウンしすぎないように、ストレートアイロンをかけるのは、髪の表面のみ。髪の根元近くから毛先まで均一にアイロンでのばしていきます」(MIYOさん/以下「」内同)

STEP2:毛先を外ハネにする

「ロングボブは毛先がはねやすいので、流れに逆らわずに外ハネに。ストレートアイロンで、毛先3cmだけ手首を返すくらいの軽いカールをかけると、今っぽい外ハネスタイルになります」

STEP3:前髪とサイドは内巻きにする

「サイドにレイヤーが入っているので、前髪からサイドの毛先は内巻きにしてウルフ感を出します。後ろの外ハネと違う動きがついて、軽やかな印象に」

STEP4:毛束感を出すためにヘアクリームをつける

「指の間にヘアクリームを広げ、手ぐしで毛先になじませます。後ろの髪だけではなく、前髪とサイドにもつけて、全体的に毛束感を出すのが、さらに今っぽくするコツです」

完成
オンスタイルにもぴったりなナチュラルな外ハネスタイル。動きのある毛束感が、こなれた印象に。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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