ヘアスタイル・髪型
2021.11.1

杉咲花さん風に近づく、マッシュ系ショートボブ&外ハネボブ【10の髪型】

杉咲花さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介!ドラマ「恋です!」風の茶髪マッシュショートボブ&ショートや「花のち晴れ」風の外ハネダークボブなど杉咲花さんのようなキュートな雰囲気になれるスタイルを厳選。

杉咲花さん風の髪型って?

杉咲花さん風の髪型といえば2021年秋ドラマの「恋です!」風の茶髪ショートボブや人気ドラマ「花のち晴れ」風の黒髪外ハネボブなどが印象的。元気で可愛らしイメージが強いですが、時にはセンター分けのノーバングスタイルやアレンジで大人っぽい印象にも。

ショートヘアで垢抜ける人って?

HAIR SALON FOCUS マネージャー

篠塚 純さん

ショートヘアでさらに垢抜ける人の共通点は?

「芸能人の方々の場合は、顔が整っているという条件もありますよね。ですが、それよりもショートが映えるのが、“顔が小さい”、“首が細い、長い人”でしょうか。顔の印象よりも骨格が重要かもしれません。骨格にコンプレックスがあったとしても、似合わせポイントで、似合ったショートが叶うはずです」(篠塚さん・以下「」内同)

骨格別!似合うショートへアのポイントは?

「本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」

  • 卵さん
    基本的に何でも似合います。だからこそ、ちょっと冒険するのもおすすめ。
  • 面長さん
    横にボリュームがあるとよい、トップにボリュームはNG、おでこは隠し気味、前髪があるとより小顔効果、ひし形の重心はやや低め、パーマもおすすめ。
  • 丸顔さん
    トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。
  • 逆三角形(ハチはりさん)
    トップにボリューム、前髪を広めにとり、ラウンドさせて丸みをつける、すき間ありバング、あごラインにウエイトまたは動きがあるとよい、先細りのスタイルやボブ、厚めで直線的な前髪はNG。
  • エラはりさん
    あごラインにポイントをつくる、顔周りに動きをつけてあごラインをカバー、ゆるくくびれるレイヤー、トップにボリュームや曲線のスタイル、重心をやや上にしてひし形をつくる、前髪は幅を狭くしてサイドに流す、えり足すっきりのショートはNG。
  • 四角顔さん
    トップにややボリューム、おでこは出しすぎない、前髪は幅を狭く、横のフォルム重要、前髪にすき間、女性らしい柔らかな質感と明るめカラー。

「恋です!」風のマッシュ系茶髪ショート&ショートボブ×前髪あり【5選】

【1】アッシュブラウンのマッシュショートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足は、あごラインくらいの長さに設定。バッグをグラデーションにカットしていき、丸みのあるフォルムにする。
  2. サイドはリップラインの長さで、瞳の位置でカットした前髪とつなげる。骨格に沿ったラインにすることができるので、どんな顔型にも調節可能。
  3. カラーは10レベルのアッシュブラウンをチョイス。明るい色味ですが、肌なじみがよく、自然なカジュアル感を出してくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングはドライヤーを放射線状に全体にかけまる。
  2. ヘアオイルを内側からまんべんなくささっとつければ完成。最後に片方の耳に髪をかければ、ぐっと今っぽいスタイリングになる。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店 関真吾さん

 

【2】マッシュラインがきいてるアッシュブラウンのショートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 骨格に合わせて顔まわりをマッシュっぽくデザインしたショートボブ。
  2. 前髪は、中央を薄くすることで今っぽいシースルーに。バックは首がキレイに見える長さで、レイヤーで丸みシルエットを調整。
  3. カラーは8レベルのアッシュブラウンをチョイス。万人に似合わせが可能な透明感のある色味で、赤みをおさえてツヤ感やうるおい感を感じさせてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで毛先をさらっとワンカール。トップの髪は上に持ち上げて巻くとナチュラルなボリューム感が出る。
  2. スタイリング剤はボリュームをキープしながらツヤを出すオイルなどがおすすめ。毛先中心に揉み込んで、毛束感を整えたら完成。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

 

【3】オレンジブラウンのマッシュショート


【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪を目の上ギリギリの長さでカットし、サイドは耳たぶが見える長さに設定しグラデーションでカットする。
  2. 前髪とサイドを緩やかなラインで繋いで、ナチュラルなマッシュスタイルに。トップの角を落とす程度のレイヤーを入れ、毛先の厚みを残しつつ毛量調整をする。襟足は短めにカットし首元をすっきりと。
  3. カラーはオレンジブラウンに。色持ちがよく、流行に敏感な人にイチオシのカラー。


【how to“スタイリング”】

  1. 前髪に分け目がつかないように気をつけてドライヤーで乾かす。
  2. ドライ後、26mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。
  3. 最後に、ツヤ感の出る重めのバーム系のスタイリング剤を全体に馴染ませたら完成。アイロンを巻き過ぎないようにすることがポイント。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん

 

【4】スモーキーマットアッシュのナチュラル丸みショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドの長さがあごのラインとなるよう前下がりでカット。動きを出すために表面の長さは残しつつ、トップからレイヤーとグラデーションで繋げる。
  2. 前髪は、眉下くらいでカット。少し隙間ができるよう調整して、サイドに軽く流す“おろし流し”に。
  3. 8レベルのスモーキーマットアッシュは、寒色系でしっかり赤みを抑えながら柔らかいイメージに。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪を乾かしたらストレートアイロンを使い、サラッと滑らせながらワンカールに巻くだけでの簡単スタイリング。
  2. ヘアオイルを全体的に馴染ませ、トップと顔周りにはスプレーを。
  3. 最後に表面の毛束感をプラスしたら完成。トレンドのウェットな質感を取り入れ、ツヤ感のある仕上がりに。髪が広がりやすい人にもオススメなスタイル。

担当サロン:XELHA (シェルハ) 山崎 美穂さん

 

【5】シナモンベージュの丸みシルエットショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. サイドはリップラインの前下がりベース。あごと耳下の延長線上にボリュームがくるようにカットすると、丸いシルエットを作りやすい。
  2. 襟足をタイトに作ることも後頭部を丸く見せるポイント。ふわっとした立体感を作りやすくするため、表面に軽くレイヤーを入れる。
  3. 前髪は厚め、顔周りを包むようにややマッシュっぽくカットすると小顔効果にも。
  4. 退色してもギラつかないやや明るめのカラーで、女性らしい柔らかさをプラスする11トーンのシナモンベージュに。

【how to “スタイリング”】

  1. 表面だけがふんわりするよう32mmのアイロンで毛先を内巻きに。柔らかな立体感を出したいので軽く滑らせる程度でOK。
  2. 前髪の表面も軽く巻いて丸みをつけるとかわいらしい印象に。
  3. 重たくならないパウダー系のワックスを根元にもみ込むと、立体的なボリューム感と束感をKEEPできる。
  4. 最後に耳掛けをし、耳の上にかかる毛束をふわっとさせれば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

「花のち晴れ」風の外ハネ黒髪・暗髪ボブ×前髪あり【3選】

【1】短め前髪がかわいいレイヤー外ハネボブ

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【How to“ベース&カラー”】

  1. 肩上でカットし、サイドのハチ上からバックにかけてレイヤーを入れます。
  2. 顔周りも頬ラインからしっかりレイヤーを。裾には入れず重たさを残すのが、今っぽいレイヤースタイルの鉄則です。
  3. 前髪は眉上で薄めにカットしてから、パッツンにならないように隙間を作るセニングカットで毛量調整をします。
  4. カラーはしっとりツヤの出る7トーンのピンクバイオレット。アッシュなど寒色にせず暖色にすることで、カジュアルなボブでも落ち着いた印象になります。

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【How to“スタイリング”】

  1. 濡れた状態の短め前髪はすぐ乾きやすく根元が立ちやすいので、自然なクセがつく前に、ドライヤーで根元をつぶすようにしっかり乾かします。
  2. 28mmのアイロンで、裾の毛束を少量ずつ取りなら外ハネに。さらにレイヤーを入れたサイドやバック表面の毛束を真上に引き上げ外ハネをプラスします。
  3. 毛先がパサついて見えないよう毛先にバームをもみ込み、前髪の毛先にも少量もみ込んで。
  4. 前髪を目の粗いコームでとかすし程よい隙間を作れば完成です。
  5. 顔周りの動きと前髪でカジュアルに作りつつ、カラーで大人っぽさを演出するレイヤーボブ。
  6. トレンドをキャッチしつつ、差のつくおしゃれを楽しみたい人はぜひTRYを!

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

 

【2】ダークトーンでも軽やかなミニマムな外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あご下のワンレングスベース。後頭部などボリュームの出やすい部分の内側にグラデーションカットを入れると、毛が頭に沿うようにまとまりコンパクトに。
  2. レイヤーを入れると毛先が外にいきボリュームが出やすくなるので避けて。
  3. 前髪は目の上で薄く取り、隙間ができるようにカット。眉尻の毛束はやや長めにカットしサイドに流すと小顔に見える。
  4. カラーは10トーンのラベンダーアッシュ。赤みを抑えた透け感のあるアッシュで、重たい印象を与えません。光の加減で陰影ができるカラーなので自然と立体感を演出。

【how to“スタイリング”】

  1. タオルドライした後、オイルをしっかりなじませてから乾かすと乾燥によるボリュームを防いでまとまりやすくなる。
  2. 毛束を少量取り、28mmのアイロンを毛束の中間から毛先に向かって滑らせて軽く外ハネに。全体を少しずつハネさせることで、大きなカールになることを防ぐ。さらにトップ表面の毛束だけ、持ち上げて高い位置から軽く外巻きに。表面にリバースカールができて軽いヌケ感が出る。前髪は毛先だけクセ付け程度に軽く内巻きに。
  3. 全体の中間から毛先を中心にバームをなじませ、ボリュームをおさえつつ束感をプラス。しっとりツヤが出て今っぽい質感に仕上がる。前髪の毛先にもなじませ束感を。最後に軽く耳掛けをすれば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん

 

【3】透けバング×ナチュラルな外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩にぎりぎりつかないくらいの長さでカット。毛先がハネにくい長さなので、巻いても下ろしてもキマる扱いやすいレングス。
  2. 前髪は、流すようにサイドに向かって長くしていく。頬のラインが隠れるようにすると、自然な流れを演出できる。
  3. カラーは7レベルのラベンダーアッシュ。レベルは、6だと暗く、8だと明るすぎるので、7レベルがお仕事女子には程よい色味。パープル系は肌なじみがよく、ツヤがある髪に見せてくれる効果も。

【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで、顔周りの毛先は外ハネに。その他は内巻きにする。部分的にゆるく外巻きにすることで、自然な印象に。
  2. 前髪は、ストレートアイロンでさらっと通す程度で、少しカールがつくようにするとキレイな流れに。仕上げのオイルは、全体的に軽く手ぐしを通すくらいでつける。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん

 

大人っぽい印象になる「センター分け前髪なし」スタイル【2選】

【1】センターパートのロングヘア時代も

【how to“ベース&カラー&パーマ”】

  1. 鎖骨下15cmでベースをカットしたローレイヤー。
  2. 前髪は長めに残し、全体とつなげている。前髪の分け目はセンターでカットして、左右どちらで分けた時でも自然な仕上がりに。
  3. カラーは地毛の明るさを生かし6レベルのベージュブラウンで染める。
  4. スタイルのポイントとなるストレート感は「SUGAMIストレート」で。酸性タイプの低ダメージのストレートパーマで、不自然な直毛ではなく素髪のようなナチュラルな仕上がりに。

【how to“スタイリング”】

  1. 濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす。
  2. 根元がふんわりするように乾かしたら、ブラシでブロー仕上げをするとさらにツヤ感アップ。くるくるドライヤーを使っても◎。
  3. 保湿効果のあるトリートメントオイルなどを塗布したらフィニッシュ。ロングストレートのキレイに見せる一番のポイントは“ツヤ感”なのでトリートメントも抜かりなく!

担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん

 

【2】タイトなセンター分けひとつ結びで大人っぽい時も

美的.com編集部

高橋尚子

STEP1:生え際からヘアバームをなでつけてクセを抑える
「まず、前髪をラフにセンターで分けておきます。次に、手にヘアバームを適量取り、手のひらと指全体に広げたら、生え際から毛先に向かってなでつけるようになじませてクセを伸ばします。いちばんクセが目立つ生え際からヘアバームをつけると、髪の収まりがよくなります」(高橋/以下「」内同)

STEP2:髪の内側にもヘアバームをなじませる
「STEP1で髪の表面にヘアバームをなじませたら、今度は内側にもなじませていきます。毛束に分けて少しずつ髪全体にヘアバームが行き渡るようにします」

STEP3:低めの位置でひとつに結んでタイトさを強調
「STEP1でラフなセンター分けをした前髪の毛流れを崩さないように、ヘアゴムでひとつに結びます。結ぶ位置は襟足近くに低めに。タイトでモードな印象に仕上がります」

完成。ヘアバームで伸ばしたおかげで、自然なツヤのあるストレート感に。低めの位置でタイトにまとめているから、ひとつ結びでもモードでおしゃれ。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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