ヘアスタイル・髪型
2021.9.10

斜め前髪×パーマ、とっておきのアイデア【21連発】

おでこがチラッと見えることで上品さがアップする斜め前髪とパーマのヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

クールビューティー「長め」斜め前髪×パーマ【4選】

【1】長め前髪の上品な大人のボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顎の長さのボブベースに前髪につなげてトップにレイヤーを入れたスタイル。
  2. 全体にふんわりとした雰囲気を出すために毛先にワンカールのデジタルパーマをかけている。パーマをかけることでボブ特有のハネも気にすることなく、いつでも内巻きカールができて、きちんとスタイリングしているようになるのでおすすめ。
  3. カラーは9トーンのナチュラルブラウンで染めることで明るすぎず大人女性にはおすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. トップにボリュームの出るミストをふりかけて分け目がつかないようにドライヤーで乾かす。
  2. きちんと髪が乾いたら、毛先にワックスを少量揉み込めばOK。ボリュームをキープしたい場合は表面に軽くスプレイをふりかけるといい。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】長め斜め前髪のスタイリッシュなヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 表面の長さを残しつつ、丸いシルエットのサイドグラデーションでカット。
  2. 全体をレイヤーよりやや重さ髪の重なり襟足は首に沿わせるようにすっきりと。後頭部にボリュームが出るよう、くびれとボリュームを絶妙なバランスで調整。毛先は先細りになるよう毛量調整。
  3. カラーは11レベルのアッシュベージュに細めのハイライトを入れて柔らかさと動きをプラス。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは20~25mmのロッドを使い、髪の長さに合わせてワンカール。カールアイロン仕上げなら、26mmを使い内巻きにワンカール巻く。
  2. スタイリング剤は、ややセット力がありツヤを与えるバーム系ワックスをチョイス。クシュっと髪を握るように塗布して、ふんわり仕上げたら完成。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 秋山智彦さん

 

【3】斜め流し前髪の大人ミディ

【how to“パーマ&カラー”】

  1. 肩下5cm、ゆるい前上がりカット。パーマの動きが出やすいように、毛先全体にローレイヤーを入れる。前髪は目の下でカットし、自然に流れるように毛量調整を。
  2. パーマはデジタルパーマをかける。毛先全体に2.8mmの太めのロッドで、内巻き、外巻きとランダムに2回転。トップのみ、同じロッドで毛先から根元まで巻き込み立体感をプラス。
  3. 前髪は自然にサイドに流れるように、2.6mmのロッドで毛先から1.5回転巻く。
  4. カラーは9トーンのウォームベージュ。温かみがある落ち着いたカラーですが、光に透けやすいので重たくなりません。色持ちが良く退色しにくいのも忙しい女子におすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーで根元からしっかり乾かす。毛先はカールが潰れないように軽く持ち上げながら乾かして。
  2. 今っぽいウエットな質感になりつつツヤもしっかり出るオイル多めのワックスを毛先から揉み込むようになじませる。パーマをかけた毛先は指先でねじり、束感のあるカールを作る。毛先をラフに散らし、前髪の毛先にもワックスをなじませ自然にサイドに流せば完成。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

 

【4】デジタルパーマ×長め前髪のセミロング

【how to“パーマ&カラー”】

  1. 裾は鎖骨丈、顔周りはあごラインからレイヤーを入れ前上がりにカット。トップにも少しレイヤーを入れシルエットに丸みが出し、柔らかい印象を作る。
  2. 前髪は軽く流せるように薄めに取り、目の下5㎝くらいでカット。全体の毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをon。前髪の毛先にもパーマをかける。マジックカーラーで巻いたような柔らかさにしたいので、ロッドは太めを選ぶことが必須。
  3. カラーは11トーンのスモーキーベージュ。やや明るめのトーンですがくすみ感があるので軽く見えず、上品さを保ちながら華やかな印象を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーでトップの根元を立ち上げるように乾かしてから、前髪を7:3に分ける。後頭部の中央で全体を左右に分け、毛束をざっくり取り内巻きにねじりながらドライ。このひと手間でカールが復活しやすくなり、持ちも良くなる。前髪も毛先をねじりながら乾かし、サイドに流して。
  2. デジタルパーマと相性の良い、水分の多いムースを全体の毛先にもみ込みカールを整えれば完成。

担当サロン:Sui(スイ) 冬木慎一さん

 

「流せる長さ」「伸ばしかけ」におすすめ斜め前髪×パーマ【9選】

【1】クシュっと流した前髪がポイントのショートヘア


【how to“ベース&カラー”】

  1. 襟足の長さをあご下2cmに設定し、グラデーションベースでカット。ふんわり仕上げるようトップにはレイヤーを入れる。
  2. 前髪はパーマをかけるため、少し長めに目が隠れる長さでカットし、トップとレイヤーで繋げて軽さを演出。
  3. カラーは、7レベルのブラウンに13レベルのハイライトをオンカラー。ハイライトで動きを出しながら、肌の色をキレイに見せる温かみのあるベージュブラウンに仕上げる。


【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは20~23mmのロッドでトップから内巻きに、襟足にはピンパーマをかける。ドライ時はシャンプーをする時のように髪を動かしながら乾かすのが鍵。
  2. 髪に潤いを与えるシアバター系のワックスを、毛先中心にクシュクシュっと揉み込むように塗布。
  3. ノンパーマ派なら、26mmのアイロンを使い、トップは内巻きに、前髪は根元まで巻かずに2/3までを巻いてふんわり仕上げる。パーマヘア同様、スタイリング剤を付けたら完成。

担当サロン:MINX 銀座店 田中亜樹さん

 

【2】骨格矯正も可能なすっきりショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. バックはあご下1cmでカット。首元に沿うようにレイヤーを入れ襟足はすっきりさせ、後頭部は、横から見たとき鼻のラインでボリュームが出るようにグラデーションカットを。
  2. サイドはやや前下がりで、顔周りはエラが張った部分に毛先を落ちるようにカット、耳が透けるくらいに軽くするとおしゃれな印象に。
  3. トップには動きが出るようレイヤーを入れ前髪は目にかからないくらいの長さでカットし、自然にサイドに流れるよう毛量調整を。
  4. 赤みを抑えた柔らかなツヤの出るカラー、10トーンのベージュブラウンで毛束の動きを軽やかに見せる。

【how to “スタイリング”】

  1. 残りのバックを横4段に分け、1段目を17mm、2段目を20mm、3段目を23mm、4段目を26mmのロッドで根元まで巻き込む。
  2. サイドは横3段に分け、1段目は20mm、2段目は23mm、3段目は26mmのロッドで根元まで巻き込む。
  3. 前髪は表面と内側の毛の2段に分け、23mmと26mmのロッドで根元まで巻き込む。毛先がラフに動くように、全体的にパーマはゆるくかけるのが鉄則!
  4. スタイリングはバーム系ワックスとツヤを出すオイルをミックスし、全体的にもみ込むだけでOK。

担当サロン:MINX 銀座中央通り店 服部 豪さん

 

【3】流すこともできるシースルーのショートボブ

【how to“カット&カラー”】

  1. サイドはリップライン、耳より前はレイヤーを入れず長めにカット。
  2. 顔周りは鼻ラインでカットし、前髪の中央は薄めに取り目の上ギリギリでカット。
  3. 後頭部は裾が丸いシルエットになるようグラデーションカットに。
  4. カラーは7トーンのカシスブラウン。ピンク系のカラーは最近のトレンド。ツヤがしっかり出つつ、どんな肌色もきれいに見せる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 24mmのロッドでバックを上から3段、サイドを上から2段に分け、それぞれ平巻きパーマをかける。顔周りは毛先が軽くリバースになるようパーマをプラス。
  2. スタイリングは、乾かすときトップの毛束は持ち上げるように乾かし、サイドは後頭部に向かって流すように乾かす。
  3. 前髪のシースルーバングは、くしでとかすと適度な隙間が作れて◎。
  4. パーマは乾燥しやすいので、仕上げにオイルをもみ込んでツヤを与えつつふわっとした束感を作れば完成。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 田邊可奈さん

 

【4】根元パーマの清楚なロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
  2. 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
  3. カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
  2. 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  3. クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするがおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【5】軽やかな斜め前髪の外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースの長さを肩上くらいに設定し、やや前上がりでカット。表面にグラレイヤーを入れ、やや重めに。
  2. 前髪はおろし流しができる目と眉の間くらいでシースルーにカット。
  3. カラーは赤みを抑えまろやかなプラチナシナモンベージュをチョイス。ツヤ感があってどんな肌色とも相性抜群のマルチカラー。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマならデジタルパーマがおすすめ。20~23mmくらいのロッドで内巻きにワンカール。ゆるいカール感にすることで、ツヤ感と柔らかさの両方をゲットできる。ドライ前にツヤが出るベース剤を塗布。乾いたらシアバターを揉み込み外ハネに。最後に残ったスタイリング剤を前髪の毛先に付ける。
  2. アイロン仕上げなら、ストレートアイロンで。ポイントは毛束を挟んだら猫の手のように“ニャン”とすること。自然な手首の動きで柔らかく軽い仕上がりを実現。ソフト系のクリームをわしゃわしゃっと塗布したら完成。

担当サロン:MINX 銀座店 鈴木貴徳さん

 

【6】伸ばしかけにもおすすめ斜め前髪のミディ

【how to“ベースパーマ&カラー”】

  1. 裾は肩にかかってハネる長さにカット。表面に少しだけレイヤーを入れ動きが出やすくする。さらに乾かす時間を時短できるように、やや軽めに毛量調整を。
  2. 前髪は目の上でカット、サイドをやや長めに残して柔らかい表情に見せる。
  3. パーマはすべて平巻き2回転半で、サイドを上から20mm、20mm、22mmのロッドで3段構成、バックを上から22mm、20mm、20mm、18mmのロッドで4段構成に。60℃で10分加熱する低温デジタルパーマをかける。
  4. カラーは淡いグレーとブラウンベージュをMIXした9トーンのシナモンベージュ。赤みを抑えつつ、日本人の肌色になじむカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. タオルドライ後に根元から軽く乾かし、中間から毛先を中心にオイルをなじませれば完成の時短ヘア。おすすめのオイルはボディオイルで、サラサラし過ぎず程よい束感とツヤが出てパーマと相性◎。
  2. ふわふわのウエーブとは違い、スタイリングでパーマの復活に時間をかけない脱力系ウエーブ。低温デジタルパーマだからこそ、絶妙な柔らかくゆるっとした質感が叶う。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 寺尾拓巳さん

 

【7】暗髪にも似合う斜め前髪ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下7cm、毛先に厚みを残した切りっぱなし風ワンレンカット。パーマの動きが出やすいよう、表面にはレイヤーを入れる。
  2. 前髪は眉と目の間でカットし、毛先がサイドに流れるように毛量調整をする。
  3. カラーは7トーンのダークブラウンアッシュ。赤みのない青系のカラーは髪に透け感や透明感を与え、暗いカラーでもペタッとならず立体感を出す。ツヤが高いので上品な印象を与える効果も。

【how to“スタイリング”】

  1. パーマは柔らかい質感に仕上がる水パーマがおすすめ。20~28mmのロッドで、耳上は毛束の中間から内・外MIX巻き、耳下は毛先まで平巻きのパーマをかける。
  2. 乾かし方は、根元をしっかり乾かしてから毛先を8割乾かす。さらにカールを手のひらで包むように持ち上げながら乾かすとふわっとしたウエーブに仕上がる。
  3. セミウエットになるムースを毛束全体にもみ込み、片サイドを耳掛けすれば完成。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 石見優衣さん

 

【8】ふんわり前髪のひし形ロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上にカット。パーマをかけた時にひし形シルエットになるよう、骨格に合わせてレイヤーを入れる。
  2. 前髪は眉下の長さでカットしたら、スライドカットで頬骨ラインまで繋げて、小顔バングを作る。
  3. カラーリングは、8レベルのショコラベージュをセレクト。赤みを抑えた暖色系で、柔らかさや透明感を引き出す色味になる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは、24mmのロッドを使い、アンダーセクションは柔らかめに、ミドル~トップにかけては根元まで巻き込んで強めのパーマをかる。
  2. 前髪は自然な下ろし流しになるようなパーマを。
  3. スタイリングは、ドライ時に顔周りを後ろ方向に流れるようにドライヤーの風を当てるのがポイント。表面は髪を持ち上げるように乾かすと◎。ツヤと毛束感の出るヘアオイルを全体に軽く塗布したら完成。カール感をしっかり見せたい時は、ソフトタイプのヘアスプレーで仕上げても。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 長田貴良さん

 

【9】チラッとおでこ見せのハイレイヤーロング

【how to“パーマ&カラー”】

  1. 胸上で前上がりにカット。顔周りはあご下までしっかりレイヤーを入れる。裾は重みを残すのが、レイヤースタイルを古く見せないポイント。
  2. 前髪は分け目が見えないように後ろからもってきて目の上ギリギリでカット。前髪を厚めに作ると顔周りが軽くても寂しい印象になりません。また額に隙間を作りヌケ感を出すと大人っぽい印象に。
  3. 太めのロッドで、毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをかけます。前髪も毛先がサイドに流れるようにパーマをON。
  4. カラーは、人気カラー剤ブランド『イルミナカラー』の8トーンのオーシャン・ヌード。アッシュとベージュの色味で透明感とツヤ感が抜群。

【how to“スタイリング”】

  1. デジタルパーマがかかっているので、手ぐしを通しながら乾かすだけで内巻きワンカールができあがる。
  2. 仕上げにオイルトリートメントをなじませると、サラサラしたツヤのあるストレートに。また表面の毛束をふわっとさせひし形のシルエットを作ると、かわいらしい印象になる。より大人っぽい印象にしたければ、前髪の毛先を根元からしっかりサイドに流すと◎。

担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 中島明日香さん

 

洗練された印象「かきあげ風前髪」×パーマ【7選】

【1】顔まわりに動きが出るショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. えり足の長さを1~2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切る。
  2. 前髪はリップラインの長めに設定。
  3. カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラー。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは18~24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかける。
  2. スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライ。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。
  3. 最後に、少量のシアバターを中間~毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん

 

【2】面長もカバーできるかきあげ風パーマボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あごラインのグラデーションボブベース。
  2. 前髪を鼻ラインでカットし自然にサイドに繋げる。ひし形に見えるよう、耳下の毛束にはグラデーションカット、表面にはレイヤーを入れます。毛先は重たくなりすぎないよう毛量調整を。
  3. カラーは10トーンのウォームベージュ。黄みを押さえた赤み系ベージュで、ハイトーンでもキツくならず柔らかな印象に。ツヤ、があり肌に透明感を与えるカラー。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ダメージが少なく柔らかなカールに仕上がる低音デジタルパーマを使用。全体の毛束を、襟足、中間、表面と3段に分け、それぞれ20mm、22mm、24mmのロッドで1回転半巻く。
  2. スタイリングは全体をぬらし、襟足からトップに向かい根元を立ち上げるように乾かして。さらに毛先を持ち上げ、指に巻きつけながら温風をあてカールを復活させる。
  3. パサつきを抑えてツヤをだすシアバターのスタイリング剤を毛先中心にもみ込み、カールをほぐしながらふわっと整えれば完成。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

【3】サイドにボリュームを出した三角形のボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
  2. 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
  3. カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。裾は毛束を耳前、耳後ろ~後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活する。
  2. ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん

 

【4】アシンメトリーな外ハネ耳かけボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 表面にレイヤーを入れた、肩上のグラデーションボブベース。
  2. 前髪は8:2で分け、リップラインでカットします。前髪とサイドを繋げないことで、顔周りの動きを出しやすくなる。
  3. 全体の毛先から中間にかけて細めのロッドで内外MIXしてパーマを。毛先がランダムに動き大人っぽくなる。
  4. カラーは8トーンのパールブラウンで、内側のみ11トーンのブラウンで。パッと見はツヤのある上品ブラウンですが、内側の毛先からチラッとハイトーンカラーを覗かせることで都会的な遊び心をプラス。

【how to“スタイリング”】
  1. ドライヤーでまず根元をしっかり乾かす。毛先はパーマで作ったカールを持ち上げながら軽く乾かして。毛先にカール用ムースを揉み込みランダムな動きを出す。裾に外ハネをプラスして、全体が丸いシルエットにならないように意識する大人っぽい印象に。
  2. 前髪は根元を持ち上げキープスプレーを吹きかけ、毛先はサイドに流す。片側を耳にかけてすっきりさせれば完成です。あえて左右をアンバランスにし、キメ過ぎないように作るのが色っぽさを引き出すポイント。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

 

【5】上品な雰囲気のゆるカールヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下くらいのレングスでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。
  2. 前髪はアゴ下の長めに設定して、サイドに繋げて流れるようにカットすることで、髪をアップにした時、大人っぽく下ろしても一緒にまとめることもできる。
  3. カラーは柔らかさとツヤ感のあるアッシュベージュに。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 硬毛やアイロンカールがとれやすい人は、太めロッドでデジタルパーマをかける。
  2. ドライ後、32mmのアイロンを使い、全体を外ハネに巻いてから、中間をフォワード&リバースのミックス巻きにする。顔まわりと前髪はリバースに巻いてふんわり華やかさをプラス。
  3. ややキープ力がありセミウェットな質感のバームを中間~毛先に塗布。手に残っているスタイリング剤を前髪の中間~毛先につけたら完成。

担当サロン:MINX 銀座店 田中柚衣さん

 

【6】凛とした女っぽさがあるカールヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、顔まわりにレザーでレイヤーを入れる。レイヤーの軽さとレザーの質感で、より柔らかく、なめらかな動きを出している。
  2. 前髪はリップラインで切り、レイヤーとつながるようになじませる。
  3. カラーは6レベルのアッシュグレージュに。赤みをしっかりおさえつつ、ダークカラーながら透け感をほんのり感じることができる。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは細めのロッドで毛先にワンカール、ホットパーマをかける。薬剤を弱めにすることで、ダメージレスでコロンとしたカール感に。
  2. スタイリングは、8割ほど乾かしたら、左右2つに分け、耳の高さでねじりながらさらにドライヤーで乾かす。
  3. セット剤は軽めをチョイスし、トリートメントミルクか、ライトなオイルを。毛先から中間に揉み込み、手に残ったものを前髪に軽くつけ、毛束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

【7】美人見えが叶うかきあげ風前髪のレイヤーロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースの長さは胸くらいの長さでカット。黄金バランスとなる顔の長さの等倍で長さ設定。アウトラインの重さは残し、トップ~ミドルにレイヤーを入れて動きを出す。ふわっとしたカール感に仕上がるよう毛量調整はしっかりと。
  2. 前髪は鼻先くらいの長さで流れるように切り、サイドバングでおくれ毛を作る。
  3. カラーは、9レベルのピンクベージュをセレクト。女性らしい柔らかさのある色でありつつ、クールさも併せ持つカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライをしたら、32mmの太めのアイロン、もしくはストレートアイロンで内巻きにする。
  2. 前髪は乾かす時に、顔の前に下ろし分け目を立ち上げてから、毛先をリバースにワンカール。
  3. 最後にツヤ感の出るオイルか、保湿力のあるオイルミルクを、中間から毛先にサラッと馴染ませたら完成。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店 小嶌夏海さん

 

斜め前髪×「ストレートパーマ」

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れる。
  2. 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマる。
  3. カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップする。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
  2. ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通す。
  3. どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出す。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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