【15の成功例】デジタルパーマでショートが可愛く♪スタイリングも楽ちん、おしゃれスタイル

挑戦しにくい方もいるショートですが、デジタルパーマをプラスすることで動きも出てスタイリングが楽!『美的.com』の連載でも好評だったデジタルパーマ×ショートをご紹介します。
デジタルパーマの特徴
一般的なコールドパーマとの違いは、薬剤と加熱の部分です。コールドパーマの場合は、液体ですが、デジタルパーマの場合はクリームタイプを使用します。パーマ剤で髪の中の結合を切った状態でロッドに熱を加えてかけるパーマです。
熱を加えるため髪への負担も増しますが、髪を乾かしたときに動きがでるのでスタイリングしやすいのも魅力。カーラーやアイロンでセットした巻き髪のようなカールに仕上げることができます。
「ワンカール」デジタルパーマのふんわりショート【3選】
【1】揺れるワンカールがおしゃれなショート
【how to“ベース&カラー”】
- カットは低めのグラデーションを入れたショートボブに。
- 前髪は巻いてリップラインになる長さに設定。絶妙な動きや柔らかさを演出するために毛量調整をバランスを見ながら。
- カラーは11レベルのピスタチオベージュ。グリーン系カラーですが、クール過ぎず、赤みをおさえて透明感と柔らかい印象を与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 17~23mmのロッドで毛先ワンカール、顔まわりのみリバースに巻きデジタルパーマをかける。トップの立ち上がりが欲しい人は根元パーマを。
- スタイリング剤は、ソフトな仕上がりで自然なツヤ感の出るミルクタイプがおすすめ。毛先から全体的に揉み込んで、毛束を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店 若井友紀さん
【2】時短でセットできるラフなパーマスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪を6:4で分ける。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくする。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。
- 全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができる。
- カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラー。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすとき、まず分け目と反対側に髪を流しながら乾かし、7割乾いたら分け目に戻して乾かすと前髪が立ち上がりやすくなる。さらに前髪の根元を立ち上げなら、温風と冷風を繰り返しあてると◎。裾は毛束を耳前、耳後ろ~後頭部のセンターに左右それぞれ分け、ねじりながら乾かすとデジタルパーマが復活。
- ヘアバームを毛先にもみ込み、ふわっとした立体感を出せば完成。デジタルパーマは乾燥しやすいので、必ずバームやオイルなど油分の多いスタイリング剤やトリートメントを使ってホームケアすることが、長持ちをさせる秘訣。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
【3】大人可愛いふんわりヘア
【how to“スタイル”】
- ボリュームが出にくい人は、全体のベースを重めにカット。
- 耳周りやハチ周りなど、髪がたまりやすい部分の毛量を取り、毛先は柔らかくなじませる。
- 低温デジタルパーマでワンカールにくせづけて。
担当サロン:Belle Ginza 加藤千明さん
ハンサムおしゃれなデジタルパーマの「ベリーショート」【2選】
【1】ふんわりコントラストが効いた大人かわいいスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- サイドは耳にかかる長さでグラデーションにカット。バックとトップもグラデーションでつなげる。襟足はキュッとタイトするためレイヤーで。
- 前髪は、目が隠れるくらいの長さでカット。
- カラーは9レベルのウォームベージュをセレクト。赤みを抑える色味でありながら、髪にまろやかさとツヤ感を与え、柔らかい質感に見せる効果がある。


【how to“パーマ&スタイリング”】
- ダメージレスでトリートメント効果が望めるGDC(ガーデンオリジナルデジタルキュア)というデジタルパーマを20mmのロッドでかける。すべて同じ太さのロッドを使い、襟足以外を平巻きで1回転巻く。
- スタイルングは、ハーフドライの状態でオイルクリームを髪の中間から毛先にかけて塗布。もみあげはしっかり目につけるのが鍵。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中村英太さん
【2】抜け感のあるカジュアルショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足は2cmの長さでレイヤーにカット。中間からトップにかけてはグラデーションでカットして重さを残す。
- 前髪はサイドを同じ長さに設定して、角をとる程度のレイヤーを入れて少しだけ軽くして、動きを出します。
- カラーは、8レベルのフォギーベージュに。気になる赤みやオレンジ色をくすんだグレーで打ち消すことにより、透明感や柔らかさのある色味に仕上げる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマをかける場合、20mmのロッドで毛先から2回転平巻きのデジタルパーマをかける。パーマ無しでも26mmのアイロンを使って、毛先は外ハネ、中間は内巻きにして波ウェーブとすることでも同様のスタイルを楽しめる。
- スタイリング剤は、パサつきを抑えて保湿力のあるヘアオイルをチョイス。適量を手に馴染ませて、毛先からも揉み込むようにつけます。ラフな動きと束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 中村英太さん
くるんが可愛い「強め」デジタルパーマショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースの長さは肩につくかつかないくらいで、結べる長さでカット。毛先に厚みを残し、前下がりに切る。程よくレイヤーを入れ、内側を毛量調整して軽さを出す。
- 前髪は目の上でカットし、顔まわりのラインがラウンドするように繋げる。
- カラーは10レベルのシナモンベージュに。柔らかくくすみのないベージュなので、肌の色をパッと明るく見せてくれる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマはデジタルパーマで、ベースは平巻き、動きを表現する表面はフォワード&リバースのMIX巻きで。カールが重ならないようにすることで無造作な仕上がりに。
- スタイリングは、根本を立ち上げながら8割ほど乾かしたらスタイリング剤を塗布。おすすめはツヤ感と束感がつくれるGARDENオリジナルの“ミエル オイルバーム”。手に取り毛先→表面と揉み込むように塗布し、最後に前髪の束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 本木亜美さん
「丸顔・面長」を小顔に見せてくれるデジタルパーマショート【2選】
【1】顔まわりを引き締めひし形シルエット
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨上くらいの長さ設定で、平行ラインのグラデーションボブに。ふんわりとした後頭部と作るよう前下がりのレイヤー、こめかみや顔まわりには輪郭を包むように前上がりのレイヤーを入れる。
- 前髪は浅め&やや幅広に取り、目にかからないギリギリの長さでカットします。前髪とサイドを自然なラインでつなげることで、大人っぽい雰囲気に。
- カラーは8レベルのショコラベージュをセレクト。チョコレートのようなほんのり赤みを感じるブラウンとベージュをミックスし、ツヤと軽さのある仕上がりとなっている。


【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、低温デジタルパーマで18~23mmのロッドを使い、毛先1カール強のパーマをかける。髪への負担が少なくツヤの出るパーマなので、ダメージを気にする人にもおすすめ。
- スタイリングは、根元からドライし、手ぐしでカールを伸ばすようにふんわり乾かす。ヘアオイルやヘアバターをえり足などのバックから塗布し、その後全体に馴染ませる。最後に手に残っているスタイリング剤を前髪に付けたらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク) 細田真吾さん
【2】くびれ×ひし形フォルムで小顔見え
【how to“スタイル”】
- 耳の外側に広がりをもたせ、首元にくびれをつけたひし形フォルムが、小顔見えの秘訣。
- 低温デジタルパーマで作った裾の揺らぎや、美肌に見えるモーヴブラウンカラーで、落ち着き感を演出。
Point
分け目は立ち上げること、前髪はリップラインで作ること、毛先は外へ流すこと。このポイントを押さえれば、全体的に外への動きが出て、狭いおでこでもOK。担当サロン:Bell ginza(ベル ギンザ) 加藤千明さん
こちらもおすすめ!ニュアンスパーマのショート【7選】
【1】長め前髪のしゃれ感マッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さをやや残しサイドグラデーションにカット。トップは重めに、前髪はすっかり目が隠れるくらいの長さでカット。セニング&スライドカットで量感調整。
- カラーは11レベルのライトグレージュをセレクト。アッシュ系でありながら、グレーのニュアンスが加わり、光に透けるようなシアー感のあるカラーに仕上がっている。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは20mmのロッドをメインに使い、ランダムにゆるくかける。前髪は太めのロッドで内巻きに巻く。
- スタイリングは手軽で簡単!7割ほどドライヤーで乾かしてから、スタイリング剤を全体的につけてから、ムギュっと揉み込んでカール感を調整。スタイリング剤は、ウェットな質感とツヤ感を出すバームを選んで。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 河野沙耶佳さん
【2】やや前下がりが叶える美フォルムショート
【how to“ベース&カラー”】
- えり足の長さを1~2cmくらいに設定し、後頭部にふんわり丸みのあるグラデーションでカット。サイドはやや前下がりに切る。
- 前髪はリップラインの長めに設定。
- カラーは光に透けるような軽さのあるフォギーブラウンに。ブラウンとグレーをミックスしたニュートラルカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~24mmのロッドを使い、平巻きワンカールでゆるめパーマをかける。
- スタイリング時はツヤ感を出すため、乾かす前にヘアオイルorヘアミルクを塗布してからドライする。乾かす時、前髪だけかき上げるようにオールバックにすることに気をつけて。
- 最後に、少量のシアバターを中間~毛先にまんべんなくつけたらフィニッシュ。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん
【3】ラフ感が絶妙な黒髪にも似合うショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れる。
- 前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としている。
- カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかける。
- スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。
- 乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成。
担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん
【4】ニュアンスパーマのマッシュスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 襟足の長さを短めに設定し、サイドとバックはグラデーションでカット。襟足はキュッとタイトに収まるようにスライドカットで調整。毛束感と動きが出やすいように、間引きセニングを施す。
- 前髪は乾いて目の上ギリギリになるよう計算をしてカット。顔まわりがマッシュになるように整える。
- カラーは、柔らかい印象とツヤ感を与えるブラウンベージュに。ブラウンのマイルドな色合いを残しつつ、赤みを抑えたカラーになる。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは20mmのロッドで毛先1回転半のパーマをかける。前髪は、少し太めのロッドを使い、ニュアンスがでるようにパーマを。
- スタイリングは、ドライ後(パーマがかかっている場合、ハーフドライでもOK)トリートメントクリームを全体に揉み込む。スタイリング剤は、トリートメント効果や保湿効果もあるタイプを選んで。最後に束感を出して、顔まわりや耳後ろの外ハネを整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 加茂愛仁さん
【5】外ハネのハンサムショートヘア
【how to“ベース&カラー”】
- センターパーツで分け、サイドの長さを鼻より少し長めに設定し、サイドグラデーションでカット。えり足は短めにすることで、すっきりとした印象に。
- カラーは、5レベルのグレイアッシュに染めることで、赤みやオレンジをおさえてツヤ感をプラス。暗めのカラーですが、日差しなど光に当たると透明感を演出。ハイトーンからのカラーチェンジにもおすすめ。


【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18mmのロッドで毛先から2回転。ゆるいカール感が出るようかける。
- タイリングは、根元に立ち上がりがつくようにドライ。
- 根元はしっかり乾かしますが毛先はやや湿っている状態で、オイルとシアバターを同量MIXしたものを毛先から揉み込むようにつける。毛先のハネ感を整えたら完成。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん
【6】ボリュームカールが可愛いマッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- マッシュベースにカットし、動きが出やすいように表面にレイヤーを入れる。
- 前髪を目の上のギリギリの長さに設定することで、角度がゆるめのマッシュラインとなりナチュラルテイストに。
- カラーリングは、暖色である8レベルのオレンジブラウンに染めます。顔色をよく見せながら、髪のツヤ感もプラスしてくれる色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは、20~22mm のロッドを使い、毛先を逃した中間巻きに。しっかりしたカール感ではなく、毛先の遊びや動きのニュアンスとなるパーマをかける。
- スタイリングは、8割くらい乾かし、ムースを全体的に揉み込むように塗布。髪がセミウェットな状態で、下からすくいあげるようにつけるのが今どきのスタイルに仕上げる鍵。ムースをつけたら、毛先が色々な方向を向くように整えて自然乾燥させたら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
【7】カールで横顔もおしゃれになるワンレンヘア
【how to“ベース&パーマ”】
- あごラインのワンレンベース。レイヤーは入れず、裾を一直線の切りっぱなし風にすることで今っぽい仕上がりに。表面に細めのロッドでスパイラル巻きのパーマをかけて。ワンカール以上の動きが出るように巻くと猫っ毛でもボリュームが出やすくなる。
- カラーは6トーンのブルーアッシュ。落ち着いたトーンの中に透明感がプラスされ知的な印象に。パーマの軽やかさとカラーの落ち着き効果で、どんなシーンでもサラッと決まる今旬のボフスタイルが完成。


【how to“スタイリング”】
- スタイリングはパーマをかけた部分を水で濡らし、セミウエットなスタイリング剤を軽くもみむだけでOK。あえてスタイリングを頑張らないことでパーマのラフな質感を楽しめる。
- ボリュームダウンが気になったらかき上げるようにバサバサッと崩せばふんわり感が復活しこなれ度もアップ!
- 湿気により逆にボリュームが出過ぎる人はバームなど重めのスタイリング剤で抑えると◎。
担当サロン:S.HAIRSALON(エス) 宮澤卓也さん