【2021】おさえるべき、人気のヘアスタイル&トレンド前髪【20選】
2021年トレンドスタイルのポイントと、おすすめの髪型を年齢別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
トレンドヘアスタイルの【ポイント3つ】
【ポイント1】抜け感
顔まわりのニュアンスカールやおくれ毛のデザインが、今っぽい抜け感を演出する。
【ポイント2】束感
スタイリング剤は、オイルやジェルといった濡れ感や束感が出るものを選ぶ。
【ポイント3】くびれ
レイヤーを入れ“くびれ”をつくることで色っぽさを演出。
「20代」人気のヘアスタイル【3選】
【1】オレンジ系カラーのくびれウルフ
【how to“ベース&カラー”】
- 頭の丸みに合わせて綺麗にレイヤーをつなげて切っている、王道のウルフスタイル。ひし形の丸み部分を頬に合わせ、小顔効果・ボリュームアップ効果を引き出し、首筋に沿って落ちるレイヤー部分が首を長く引き締まって見せ首回りのデコルテを綺麗に見せてくれる。
- 顔周りも、程よく顔にかかって落ちる毛束が小顔効果を出してくれる。
- カラーはお好みの色がもちろん良いと思いますが、オススメは透明感のある色味の方が束感の動きがより柔らかく見えるのでオススメ。今回は何気に今人気のあるオレンジベージュで透けるような柔らかさを演出。
【how to“スタイリング”】
- 全体の毛先をコテで1カールのみの巻き仕上げ。
- 襟足は外ハネ、ミドル、トップ、前髪は内巻き、顔周りはリバースのすべて1カールのみなのでとっても簡単なのに、まるでパーマをかけたようなきれいな動きのあるスタイルになる。動きを足したい所にだけ毛束を1カールを足して、さらに動きをつけても◎。
- スタイリング剤はオイルやバターで束感とツヤ感を強調して仕上げるのが今っぽい。しっかり持たせたければ最後に軽くスプレーを振って仕上げて持続性をアップ。
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
【2】インナーカラーがおしゃれな韓流くびれミディ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨レングスのミディアムレイヤーにカット。トップからレイヤーを入れて、アウトライン厚みを残すのが韓流くびれのポイント。
- 顔まわりのレイヤーは骨格に合わせて調整を。オン眉でややワイドでライン感を残したシースルーバングに。
- 遊びのインナーカラーはブリーチで。その後、8レベルのピンクブラウンをオンカラーすることで、同系色のコントラストとなり馴染む仕上がりになる。また、ピンク系カラーは、艶を出し日本人の肌色とも相性抜群。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かす時、もみあげを立ち上げるのが鍵。
- 乾いたら、毛先を26mmのアイロンで外ハネにワンカール、頭のハチ上は内巻きにワンカール巻く。
- ツヤ感を出すオイルをもみ上げ→毛先→表面→前髪の順につけたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【3】ワイドバングのモードなストレートロング
【how to“ベース&カラー”】
- 全体のカットは胸下で、ライン感が出るようにワンレングスに。顔まわりにのみ適度なレイヤーを入れる。
- ポイントとなる前髪は、眉が隠れる長さで、目尻より1cm外側のワイドバングにカット。ライン感を残す。
- カラーはグレー系の4レベルに。暗めでありながら、無彩色にすることで地毛とは一味違った透け感のあるニュアンスを加える。
【how to“スタイリング”】
- 根元からしっかりストレートアイロンを当てるだけの簡単ヘア。
- スタイリング剤は、軽いテクスチャーでツヤ感の出るオイルか、バームを。バック→サイドの順番に中間から毛先にかけてつけます。内側にも忘れずに塗布して。
- 前髪は表面ではなく、内側をつまむようにつけ、抜け感を出す。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん
「30代」人気のヘアスタイル【6選】
【1】エアリーな動きのパーマボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。
- 前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカット。
- カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリング。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは16~20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかける。
- スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間~毛先に塗布。
- 最後にソフトワックスを揉み込んだら完成。
担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん
【2】ピンク系カラーが大人可愛いくびれボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴ下1cmのワンレングスでカット。ベースの厚みは残しながら、表面からレイヤーを入れ、くびれ感のあるスタイルに。
- 前髪は、顔型に合わせてカットします。面長さんはワイドバングに、丸顔さんはやや狭めにするとバンランスが良くなる。
- カラーは暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を外ハネに。表面は内巻きにしますが、軽くアイロンを通す程度でOK。
- 軽めのオイルを少量手に取り、手ぐしを通すように塗布。
- 最後に前髪をつまんで、束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【3】程よいボリューム感のおしゃれボブ
【how to“カット&カラー”】
- 全体をあご下ラインのボブにカット。
- 前髪はまゆ下のシースルーに。
- エアリー感を演出する極細ハイライトを入れ、ピンクベージュをオンカラー。細めにすることで主張しすぎずに立体感アップを実現。バイオレットをMIXしたピンクベージュは、柔らかさと女性らしさを感じさせる秋におすすめのカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- スタイルの鍵となるパーマは、17~25mmのロッドを使う。アウトラインは毛先ワンカール、それより上は空気感が出るようにランダムなSカールに。
- スタイリング剤は、オイルやジェルといった濡れ感や束感が出るものを選ぶ。
- パーマの質感を残すため、スタイリング剤はつけすぎないこと。中間~毛先に塗布するだけなので、スタイリングが苦手でも可愛く決まる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん
【4】ハイレイヤーで作るウルフ
【how to“ベース&カラー”】
- アウトラインは外ハネで動きを出す。なのであまり前上がりではなく床と平行気味にカット、顔まわりとトップは毛が落ちる位置を計算して(リップラインにボリュームがでるように)レイヤーをいれる。
- パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメ。
- カラーは透明感のある9トーンのトープグレージュ、くすんだ柔らかいベージュ。
【how to“スタイリング”】
- パーマで動きを付けているので、バームワックスを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。
- ウルフヘアは髪の動きが決め手になるので、しかり束間を出すためにバームワックスがおすすめ。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
【5】ニュアンスカールの今どきロング
【how to“カット&カラー”】
- 全体の長さを鎖骨下15センチでカット。表面に低めにレイヤーを入れて動きを出しやすくする。ベースの厚みを残すのが今っぽさのポイント。
- 顔まわりのニュアンスとして、短めのおくれ毛やもみ上げを作る。おくれ毛となじませることで、生え際の産毛を活かすことも。
- カラーは、7レベルのモノグレージュに。黄色っぽく退色した髪色をカバーするラベンダーをMIXすることで、透明感のある柔らかい質感を叶える。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 人気の高まっているパーマスタイル。26mmのロッドをメインに、フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりに細めのカールをつくることで、女性の色気を引き出してくれる。
- スタイリングは質感重視で、重めのオイルを全体につける。ツヤ感、束感を出しながら、ウェーブの動きのある仕上がりに。
- ヘアアクセは、チェーンタイプのネックレスを使用していますが、シンプルなバレッタやクリップでも。動きがつくように、ゆるめに止めるのがポイント。
担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 一番合戦彩さん
【6】うざバングのワンレンヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 胸上の長さで、前上がりのワンレングスにカット。前上がりにすることで、顔まわりがほんのり軽い印象に。
- 前髪は鼻先くらいの長めでカット。適度に毛量調整をして動きを出す。
- カラーは透明感のあるミルクティーアッシュをチョイス。オレンジっぽさを打ち消し、8レベルでも明るめの印象に。太陽の光に当たると、透け感を感じさせる色味。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのカールアイロンを使い、全てのパネルを上に引き上げてワンカール巻く。トップは垂直に、それ以外は耳の高さで巻くと、髪の重なりが生まれ、柔らかい仕上がりとなるのが魅力。
- カールを一回ほぐしたら、やや重めのオイルを手に取り中間から毛先になじませる。
- 最後に少しねじりながら内巻きに納めるようにスタイリングしたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
「40代」人気のヘアスタイル【7選】
【1】大人のおしゃれが楽しめるピンクヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 肩ラインの外ハネミディアムレイヤー。
- 全体のベースは10トーンのピンクブラウン。一見明るいカラーに思われそうですが、ブラウンを入れることによりマイルドで取り入れやすくなる。耳周りと、襟足部分をブリーチして、ハイトーンの淡いピンクをインナーカラーとして入れている。ピンク感を前面に出してないため大人でも、トライしやすいピンクカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで軽く外ハネにしたら、オイルとバームを1対1の量で混ぜあわせ、中間から毛先にかけてなじませ最後に生え際に馴染ませる。
- 前髪の立ち上げる根元部分には、少量のジェルを使うとよりウエット感が出て◎。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】ハイライトで白髪カバーが叶う外ハネボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩につく長さの外ハネボブで髪に動きを付けている。
- 前髪は薄めに作りシースルーぎみにして大人可愛い感じを演出。
- カラーは、10トーンのラベンダーブラウンに、15.6トーンのハイライトを入れたスタイル。
【how to“スタイリング”】
- トップの根元を水で濡らし、ドライヤーで根元が立ち上がるように乾かす。その後、ストレートアイロンで中間からはさみ、滑らせるようにしながら毛先を外ハネに。
- オイルとバームを1:1の割合で混ぜ、根元近くからしっかりとつける。前髪は中間から毛先につける。
- 最後に分け目をセンターより、ややサイドにずらして根元にハードスプレーをかけて完成。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【3】白髪をカモフラ!ハイトーンの大人ショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- リップラインの前下がりボブ。カットは段を特に入れていないのでショートボブがきれいにまとまる。
- 全体のベースは、11トーンのベージュブラウンに、極細のハイライトをたくさん入れている。そうすることで白髪がぼけて◎。顔まわりは、ブリーチを2回して、しっかり色々を抜いた後、ペールラベンダーで色をのせて、ポイントをつくっている!ベースの色となじむのでやりすぎ感は全くでない。
【how to“スタイリング”】
- ドライヤーで、前髪をかきあげるように乾かしたら、オイルを中間から毛先にしっかりつけて、艶々を出す。
- 手に余ったくらいの量になったら、顔まわりの根元から馴染ませて完成。まとまりやすいカットにしているため、オイルをつけるだけできれいに。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】ストレートパーマを施した上品ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- ミディアムレイヤースタイル。広がる癖があるので、トリートメント効果の高いストレートを全体にかけている。
- 毛先は、デジタルパーマでハーフカールかけて、柔らかい質感にしている。
- カラーは、8トーンのナチュラルブラウン。オーガニックカラーにすることで、ダメージを少なくし、ストレートパーマとの併用でも、極力ダメージレスでいける。
【how to“スタイリング”】
- 濡れた状態で保湿のトリートメントをつけて、ドライヤーで乾かす。
- 最後に、毛先を軽くブローするとより艶がでる。ヘアオイルを軽く毛先につけたら完成。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【5】エレガントな大人ウルフボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【6】美人印象上がる大人ウルフヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめ。
- レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見える。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 頬にかかる髪を顔回りに入れることで小顔効果も。
- こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
▼ 関連記事
初出:透明感を演出するカラーと外ハネで作る大人ウルフヘア
【7】白髪カバーも叶うカールセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 根元は白髪染めカラーを混ぜて白髪をぼかして、毛先は赤みを抑えたベージュブラウン系で艶透明感カラーになじませることで、まったく白髪があったようには思えない色合いに。
- 前上がりのローレイヤーは、レイヤーをたっぷり入れて動きを出す。
【how to“スタイリング”】
- 外巻きと内巻きを組み合わせた、動きのあるスタイルで華やかに。毛先は平巻きの逆巻きにして、お顔周りはリバースにカールをつけました。カールは巻いてもパーマで入れてもお好きな方で。
- クリーム系トリートメントでひし形に整えて完成。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ)
旬顔になるトレンド「前髪」【4選】
【1】うざバング
【how to“前髪”】
- 目の下の長さで透け感が出るようにつくる。
- 毛先をややカールがつくようにするとグッド。
- お洒落な質感をつくる重めのオイルを全体的に塗布し、前髪はパラっと手ぐしを通すようにつける。さらに、指でつまんで束感をつくることで抜け感のある仕上がりに。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 和田流星さん
【2】重め
【how to“前髪”】
- 前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカット。
- 頭の丸みと形が綺麗に見えるように。
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
【3】オン眉
【how to“前髪”】
- オン眉のラインで長さを設定して、浅く狭めの幅でカット。
- 軽めの質感に。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
【4】シースルー
【how to“前髪”】
- 巻いて目にかからない長さに設定して、抜け感のあるシースルーに。
- サイドバング、おくれ毛とつながるように、顔まわりに薄めのレイヤーを入れる。
- スタイリング剤は、ツヤ感&セット力があり、柔らかい動きを実現するミルクをチョイス。前髪をつまむようにつけ、抜け感を整えたら完成。
担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン) 落合眺さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。