ヘアスタイル・髪型
2025.5.29

ミディアム×パーマの魅力って?印象を変えて扱いやすくなる【11の髪型】

パーマはスタイリングが楽になるのはもちろん、簡単におしゃれニュアンスが出ます。今回はミディアム×パーマの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ミディアムパーマが【おすすめな人&メリット】

髪を伸ばし中でイメージを変えたい人やスタイリングが苦手な人

ミディアム

髪を伸ばし中でイメージを変えたい人に提案したいパーマスタイルがこちら。甘めすぎず、ラフでもない大人仕様の柔らかいニュアンスパーマで、アイロン要らずのため、スタイリングが苦手な人にもおすすめ。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 山中さくらさん

広がりやクセ毛が気になる人

ウェーブヘア

大人世代になるとヘアスタイルを変えることをためらうことがありませんか?そんな人に提案したいのがこちらのミディアム。特に髪の広がりが気になるなら要チェックです。クセ毛を活かすことができるパーマデザインで、脱ストレートパーマを求める人にも◎。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 紗良さん

メリットはスタイリングが簡単になること

手をかけずにスタイリングができるので、朝の時短も叶えるミディスタイル。

担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん

【2025年トレンド】クセ毛を活かせる大人ウェーブヘア

ウェーブヘア

パーマは18mmのロッドをメインに使い、ベースは平巻き、トップはスパイラル巻きに。基本的にはコールドパーマをかけますが、髪のクセのタイプによってはデジタルパーマを選んだ方がいい場合も。ヘアカラーは透明感たっぷりのラベンダーアッシュ。ダークカラーでも軽やかに見せることができます。また、肌色をキレイに見せられるため、肌ぐすみの解消も望めます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは鎖骨レングスのワンレングス。パーマをかけたときに毛先がパサつかないようレイヤーは入れず、前髪はあご下ラインくらいでつくります。

カラーは6レベルのラベンダーアッシュをセレクト。透明感が秀逸のヘアカラーで、品のいい赤みがありツヤ感をプラス。お洒落感のアクセントがあり、顔色を明るく見せることができます。

ウェーブヘア

【how to“スタイリング”】
ハーフウェットな状態にバーム&オイルをMIXしたものをしっかりめになじませます。スタイルが決まらないと感じたときは、一度水で濡らしてみて。最後にボリューム感を整えたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 紗良さん

「強めカール」ちょっぴり個性的なミディアムウルフ

ミディアムウルフにパーマをかけたこちら。顔まわりを切り込み、ちょっぴり個性的なデザインですが、おしゃれに差をつけたい人や思い切ってイメチェンし人はぜひトライを!地毛風カラーが、さらなるかっこよさをプラスしてくれます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。

カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。

スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

「ゆるふわ」柔らかい動きのミディアムパーマヘア【2選】

【1】ゆるパーマ重軽のニュアンスミディ

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。今っぽい軽さが出るので、お洒落に垢抜けたい人におすすめです。また、髪の量が多く、減らすと広がりが気になる……、そんな人にもぜひトライして欲しいスタイルになります。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。

スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】ゆるいラフなウェーブ感が魅力のミディ

ナチュラルな動きのカールが、大人女性の抜け感を演出してくれます。ラフなカール感はもちろん、直毛や硬毛で柔らかな動きが欲しい人もぜひトライして。レイヤーはトップのみに入れ、全体をあえて繋げないことで、アウトラインに重さを残して今っぽい印象に。また、前髪のポイントは、サイドバングにかけてマッシュラインをつくることで、顔まわりにも重さをプラス。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨上くらいの長さでカットします。全体的に束感が出やすいように毛量を調整します。前髪は目にかからないギリギリの長さでカット。サイドにかけてマッシュラインを作ります。

カラーは7レベルのアッシュブラウンに。パーマヘアの場合、パサついて見えやすいので、アッシュといえども温かみのあるアッシュブラウンに仕上げます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは23mmのロッドを使い、平巻きで根元近くまで巻きます。レイヤーを入れたトップと前髪は、1回転半くらい巻き込みパーマをかけます。

スタイリングは、ドライしてスタイリング剤をつけるだけの簡単ヘア。ドライヤーで乾かしたらウェットな質感で髪にツヤを与えるオイルバターをパサついて見えやすい中間から毛先に塗布します。トップは毛先のみ馴染ませ、最後に前髪に軽くつけたらフィニッシュ。

担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん

「前髪あり」作り方次第で雰囲気変わるミディアムパーマヘア【4選】

【1】前髪で若々しさがアップするこなれミディ

顔まわりレイヤーをプラスして、トレンド感もあるパーマスタイル。前髪をつくることで、若々しい清楚さを演出します。髪色の明るさに制限があり、ダークトーンのカラーでも軽い表情に雰囲気を変えたい人にも◯。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下でカットし、トップに少しだけレイヤーを入れて軽さを出します。顔まわりには今どきのフェイスレイヤーを入れ、華やかな印象に。前髪は眉下でカットします。

カラーは7レベルのチョコレートブラウンに。暖色系にするなら深みのあるブラウン系が断然おすすめ。地毛よりほんのり明るい明度で、ツヤ感も抜群です。

ミディアム

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは22mmのロッドをメインに使い、耳より下は平巻き、耳より上は中間巻きでパーマをかけます。

スタイリングは7割ほど乾いた状態で(乾いた状態なら濡らして)、カール感が残っている状態にオイルとクリームタイプのワックスをMIXしたものをなじませ艶やかな質感に。また、髪を乾かす前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけてケアするとパーマのぱさつきをおさえることができます。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 山中さくらさん

【2】ぱっつん前髪の無造作パーマミディ

前髪は眉上1センチでカットして少し束感が出るようにしました。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下でカット。表面はほんのりレイヤーをいれつつ、すそはあつみが出るように重めにカット。パーマはリップラインから無造作に1.5回転のパーマをかけています。デジタルパーマでかけるのでダメージレスにご自宅でのお手入れも簡単。

12トーンのピンクベージュ。毛先はハイライトでナチュラルなグラデーションになるようにしています。

【how to“スタイリング”】
パーマをかけているので、スタイリング剤はバームとオイルを1:1でまぜてもみこむだけ。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【3】厚めバングのふわカールミディ

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オン眉の前髪は眉上1センチで厚めに設定。チョップカットで束感を作りやすく。軽くカールをつけたらバームでスタイリングして束感を作る。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨上に長さを設定して裾は重めに。表面にレイヤーを入れて動きをつけるため、スライドカットで毛量調整。

【how to“パーマ”】
頬の高さから1.5回ミックスにパーマをかけてウエーブを作り面長をカバー。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【4】束感前髪のカジュアルミディ

パーマスタイルでも広がらないよう毛量調整をしてラフな動きとニュアンスを演出。外ハネミックスがしゃれ感をプラスしてくれます。肩に当たるハネを動きとして活かせるので、伸ばしかけでもストレスと無縁です。

【how to“ベース&カラー&パーマ”】
鎖骨上の長さで前上がりにカットしたローレイヤー。パーマをかけた時に厚みや広がりが出ないように毛量感を調整し、毛先はスライドカットで束感が出るようにします。

カラーは、面をキレイに見せツヤ感のある髪に仕上げるため、7トーンのアプリコットブラウンに。ブラッドオレンジとブラウンをミックスした健康的な髪色です。

パーマをかける場合、太めロッド&大きめカールのデジタルパーマを施します。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ドライ後にツヤが出るクリームワックスを中間から毛先に塗布し、やや重めの質感で毛束を作ります。前髪は流行りの透け感バングでも、暖色系の色味は厚みを感じやすいので、束感を強調しながら流すことで軽さや今っぽさを表現します。

パーマ無しの場合、太めの38mmのアイロンで、顔周りはリバースに、バックはランダムにゆるく巻いてからスタイリング剤をつけて整えます。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

「前髪なし」かきあげバングのラフウェーブヘア

大人ナチュラルでラフなカール感が魅力となり、男心を掴むのはもちろん女子受けも間違いなしの愛されヘアです。アイロン仕上げでは叶えられない、ゆるっとしたナチュラルカールの重なりが女性らしさを演出しながら色気もプラス。また、かきあげバングとすることで、色香のある雰囲気をアップさせます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでやや前上がりにカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて軽さを表現します。前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにとり、スタイリングによってはかきあげでも、下ろしてもOKな長さにします。

カラーリングは、7レベルのラベンダーベージュに。日本人特有の髪の赤みを抑えつつ、透明感と柔らかさを演出する色味で、肌写りをキレイに見せる効果も。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20〜22mmのロッドで毛先を一回転半巻きます。表面は毛先巻きでなく中間巻きにして柔らかいニュアンスに。

スタイリングは、髪が乾いている場合はスプレーなどでセミウェットな状態にしてから、シアバターやオイルクリームを毛先から根元まで塗布します。キレイに仕上げるコツは、スタイリング剤を手に取ったら、手の平だけでなく指先や指の間までまんべんなく伸ばし、髪にしっかり揉み込みながらつけること。前髪は軽く濡らしたら根元が立ち上がるようにドライヤーの風を当て、ふんわり仕上げます。パーマスタイルなので、スタイリング剤は必須であることをお忘れなく!

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

「40代・50代」におすすめのミディアムパーマヘア【2選】

【1】ペタンコくせ毛がふんわりするお悩み解消ミディ

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加齢によって、髪にボリュームが出なくなった人にオススメの根元パーマと地毛の癖をミックスしているスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
肩ラインのミディアムレイヤースタイル。ペタンコ髪がお悩みのくせ毛さんだったので、後頭部にボリュームが出るように、レイヤーを前下がりで入れ、動きを出しています。トップは、表面だけパーマをし、全体の毛先に、くせ毛となじむようにワンカールのデジタルパーマをかけています。

カラーは、12トーンのブラウンとカッパーをミックスして全体を染めています。一括塗りですが、白髪もきれいに染まります。

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【how to“スタイリング”】
水スプレーで、髪全体とトップの地肌を濡らし、アウトバストリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かします。指で、軽くブローするように乾かすと、ボリュームがでます。ワックスを揉み込んで優しく髪全体になじませてあげれば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】デジタルパーマで楽ちんに決まるミディ

デジタルパーマで作るミディスタイル。髪を濡らして乾かすだけでカールが復活するので、“パーマはラク”を確実に実感できます。おすすめのパーマのかけ方は、MIX巻きのミディ丈。ミディだとパーマをかける部分が長くないのでスタイリングしやすいです。毛先をねじりながらスタリングすれば、自然とラフなカールにキマるミディパーマ。ラクさNO.1、忙しくてもおしゃれヘアを確立できることを約束します!

【how to“パーマ&カラー”】
肩下5cm、ゆるい前上がりカット。パーマの動きが出やすいように、毛先全体にローレイヤーを入れます。前髪は目の下でカットし、自然に流れるように毛量調整を。パーマはデジタルパーマをかけます。毛先全体に2.8mmの太めのロッドで、内巻き、外巻きとランダムに2回転。トップのみ、同じロッドで毛先から根元まで巻き込み立体感をプラスします。前髪は自然にサイドに流れるように、2.6mmのロッドで毛先から1.5回転巻きます。

カラーは9トーンのウォームベージュ。温かみがある落ち着いたカラーですが、光に透けやすいので重たくなりません。色持ちが良く退色しにくいのも忙しい女子におすすめです。

【how to“スタイリング”】
ドライヤーで根元からしっかり乾かします。毛先はカールが潰れないように軽く持ち上げながら乾かして。今っぽいウエットな質感になりつつツヤもしっかり出るオイル多めのワックスを毛先から揉み込むようになじませます。パーマをかけた毛先は指先でねじり、束感のあるカールを作ります。毛先をラフに散らし、前髪の毛先にもワックスをなじませ自然にサイドに流せば完成です。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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