ヘアスタイル・髪型
2025.6.8

前髪なしの耳かけボブ【9選】こなれたおしゃれ感のでるおすすめスタイルを紹介

前髪なしの耳かけボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからお届け!耳にかけてすっきり感を出すのも良し、下してボブのレングスを楽しむも良しな雰囲気チェンジができるおすすめの髪型です。

「顔型別」におすすめの前髪なしの耳かけボブ【2選】

【1】「丸顔さん」ニュアンスバングのナチュラルヘア

ショートスタイル

ボブらしいプツっとしたライン感を残しながら、グラデーションで丸さと軽さを演出したこちら。シルエットも柔らかい印象で、ナチュラルながらも女性らしいムードに。湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
ベースはサイドの長さをあごラインに設定し、バックから前上がりにカット。グラデーションを軽く入れて、軽さを出します。前髪は、鼻下の長さで切りニュアンスをプラス。

カラーは、暗めで6レベルのアッシュブラウンをセレクト。地毛よりもほんのり明るめで、赤みを打ち消しつつナチュラルで柔らかい仕上がりを叶えます。

ショートスタイル

【how to“スタイリング”】
ハンドブローでオイルをなじませるだけの簡単スタイリング。クセが気になるなら、軽くストレートアイロンを通しても。最後に、髪全体にオイルをなじませたら完成。湿度が気になる季節のヘアオイルは、ペタっとしやすいため軽めを選んで。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん

【2】「面長さん」センターパートの柔らかくびれボブ

長めの切りっぱなしボブにレイヤーで動きをプラスしたこちら。柔らかい表情となるので、クールさを緩和して女性らしい印象に。結んでも“サマ”になるので、オフィスや家事でも気分が上がります。前髪は韓国風のセンターパート。こなれ感はもちろん、小顔効果や面長さんのカバーもしてくれるのでぜひトライを。ナチュラルだけど垢抜けを叶える長めボブ。ボリューム感が潰れやすい人はパウダーワックスを使うとグッド!

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあご下2cmのボブ。動きが出るようトップにグラデーションを、顔まわりにはレイヤーを入れくびれをつくります。前髪は、巻いた時にほおにかかるよう鼻先ラインでカット。

カラーは7レベルのフォギーベージュに。青みとグレーをMIXしたベージュカラーで透明感があり、綺麗な色を長く楽しめます。

【how to“スタイリング”】
髪を乾かす時、センターパートの根元をしっかり立ち上げるのがポイント。ドライ後、26mm、もしくはストレートアイロンで全体を外ハネに。表面の髪は真上に持ち上げて内巻きワンカール、前髪は毛先をリバースに巻きます。

キープ力がありセミウェットに仕上がるバームorヘアオイルを全体に塗布したら完成です。地肌にポンポンっとつけるパウダーワックスを使えば、根元の立ち上がりが簡単にキープできます。スタイルキープにはソフトなヘアスプレーも◯。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 児玉善央さん

アッシュベージュが柔らかな印象になるラフな耳かけボブ

耳掛けボブ

王道カラーのアッシュベージュは、オレンジっぽさを飛ばしてキレイさと明るさを両立。大人世代でトーンアップしたい人にもチャレンジしやすいヘアカラーです。ラフに耳掛けをすることで、顔まわりのニュアンスが生まれ、こなれたお洒落感を演出します。また、ボブベースなので、まとまりやすいのも魅力です。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングスボブ。アンダーは低めに、中間からトップにかけては高めでグラデーションを入れ、柔らかな動きを出しやすくします。

カラーは、人気のアッシュベージュを10レベルで。明るめですが、寒色系にすることで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりを叶えます。

耳かけボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先と顔まわりに少しカールをつくように仕上げます。バーっと髪を左右に揺らしながら、オイルをしっかりなじませ、束感をメイク。ラフに耳にかけてから、落ちてきた毛束やもみあげの髪をポイントで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 和田流星さん

「40代・50代」大人のお悩みをカバーする耳かけボブ【2選】

【1】白髪や目尻のしわカバーが叶うボブ

年を取るにつれて、なかなか思い切れないハイトーンカラーのスタイルのご紹介。大人のハイトーンはワンカラーで統一感を出すのがGOOD。センター分けのショートボブでカッコよくも決まる、マニッシュ大人ヘアをぜひお試しください。
顔周りに短めの束を作る事によって、顔を少し隠します。小顔効果もありますし、生え際に白髪があった場合も隠せます。また、目尻などにシワがあった場合もカバーできるのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。

カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。

【how to“スタイリング”】
全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

【2】ペタンとしない大人のウェットボブ

人気のウエットヘア、大人スタイルで取り入れるには顔周りにウエット感を出すのがポイント。また、白髪は育てるハイライトでなかったことにするのが大人白髪カラーのコツです。
ただ髪の毛にオイルを付けるだけだとべっとりしてしまうと思います。ヘアデザインの縁取りをバームでするだけで、べっとり感じません。

【how to“ベース&カラー”】
中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていきます。直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。
カラーは7トーンのモーヴピンクを入れています。ハイライトにもなじんで、明るくきれいに仕上がります。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できウェットなオシャレ感をつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「ミニボブ・ショートボブ」短めも可愛い耳かけスタイル【4選】

【1】クセを活かすゆるパーマのミニボブ

ボブ

ゆるっとしたパーマで前髪ありも、無しも楽しめるショートボブ。クセ毛さんで扱いにくい前髪は、実はパーマをかけることでぐっと扱いやすくなり、かわいくお洒落なカール感を実現します。また、キメすぎないラフ感を演出して、ショートヘアでも柔らかい印象を叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ショートボブに。前髪は、眉下のラインで薄めに切り、サイドと繋げて、ナチュラルなマッシュラインになるようにします。

カラーは、8レベルのモカブラウンに。今季人気の暖色系ながら赤みをおさえ、女性らしさと深みをプラスします。

ショートボブ

【how to“パーマ&スタイリング”】
20〜32mmのロッドを使い、根本までパーマをかけます。前髪は、上下2段に分けて巻くことで、ラフな動きが出せ、2WAYバングのスタイリングもしやすくなります。

スタイリングは、少しウェットでカール感のある状態に、スタイリング剤をもみ込みます。セット剤は、ややセット力のあるジェルタイプがおすすめ。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】細毛さんでも丸みが出る耳かけショートボブ

軟毛でトップがぺたんとしやすい細毛さん。ボブベースで地面と平行に全体をカット。つるんと丸く内に入ってほしいので、毛先はさくさくぼかしつつ、表面も少し短く切り、丸みをだします。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりは鼻の下位から横に流れるように繋げてカット。

6トーンで暗めだけど柔かく見えるグレージュに。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで軽く表面を内巻きに。ボリュームが出やすい人はわけとって、根本の方から軽くアイロンをいれるといいです。前髪は、かきあげるように乾かし、後ろに流すようにアイロンを入れます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【3】耳かけ次第で印象変わる甘めのショートボブ

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サイドに流した前髪は耳にかけるとショートっぽく、下ろすとボブっぽくなるので、ショート初心者にも◎。顔周りに動きを出すためのゆるっとしたパーマで、柔らかい甘めの雰囲気も演出。

【how to“ベース&パーマ”】
前下がりのショートスタイルがベース。緩くウエーブが出るように表面全体にパーマ。前髪はリップラインまで、長めに残す。

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担当サロン:Cocoon コクーン 表参道店 かえでさん

【4】顔周りで抜け感が出るおしゃれミニボブ

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可愛い印象のミニボブに、ほおにかかる前髪を合わせたこちら。色っぽい雰囲気を醸し出しながら、小顔見せも望めます。気分によってアレンジ可能で、耳にかけてすっきりツヤ感ボブにすれば、タイトなシルエットとなりお洒落感がUP。イヤーアクセ映えも抜群です!

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、アゴラインのミニボブ。中間からグラデーションを入れ、トップにはレイヤーを入れることで、女性らしい丸みシルエットと軽さを両立させます。前髪は、ほお骨にかかる長さでカットし、柔らかさが出るように調整します。

カラーは、7レベルのグレーベージュに。日本人の赤みを打ち消しつつ、透明感と柔らかさを出してくれます。明るすぎず、暗すぎない明度が春カラーにおすすめ。

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【how to“スタイリング”】
前髪とトップのみ、32mmのカールアイロンで内巻きにワンカール。トップは、髪を真上に引き出し巻くと、柔らかい仕上がりに。クリームワックスとオイルを手に伸ばしたら、毛先からクシュっと大きく揉み込むようにつけます。しっとりとした質感+動きがあることが鍵なので、スタイリング剤はMIX使いが鉄則です。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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