「前髪なし×耳かけボブ」こなれて見えるおしゃれ【スタイル10選】
前髪なしの耳かけボブスタイル。前髪ありのスタイルよりスッキリしてクールでこなれ感のある髪型。顔型別やカラー別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「顔型別」前髪なし耳かけボブ【3選】
【1】「丸顔」小顔見えの色っぽいボブスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは、アゴラインのミニボブ。中間からグラデーションを入れ、トップにはレイヤーを入れることで、女性らしい丸みシルエットと軽さを両立させます。
- 前髪は、ほお骨にかかる長さでカットし、柔らかさが出るように調整します。
- カラーは、7レベルのグレーベージュに。日本人の赤みを打ち消しつつ、透明感と柔らかさを出してくれます。
【how to“スタイリング”】
- 前髪とトップのみ、32mmのカールアイロンで内巻きにワンカール。トップは、髪を真上に引き出し巻くと、柔らかい仕上がりに。
- クリームワックスとオイルを手に伸ばしたら、毛先からクシュっと大きく揉み込むようにつけます。
- しっとりとした質感+動きがあることが鍵なので、スタイリング剤はMIX使いが鉄則です。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
【2】「ひし形」骨格を活かしたレイヤーで軽やかスタイル
スタイルのポイント
- ひし形さんはきれいな骨格なので、7:3くらいで分けて頬に顔周りがかかることで小顔効果をも生まれます。
- 大きめのピアス×ボブヘアはとっても相性がよく、垢抜けできるので耳掛けしてチラッと見せましょう
- 前髪が長いと重く見えがちなので、全体的にレイヤーを入れて軽さを出します
- ストレートボブは大人っぽくも見えますよ
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 井上 晃輔さん
【3】「ホームベース型」表面にレイヤー入れたスタイル
スタイルのポイント
- レイヤーボブスタイル
- ボブですが軽さが出る表面からレイヤーを入れます
- エラが気にならないように長さも顎ラインにします
- どこでもかき上げれるように顔周りの長さをそろえる大人スタイル
- 耳にかけれる長さにしてるのもポイント
- センターパートでもできるようにしてるのでその日の気分で変えられます
担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン) 高屋憲嗣さん
「明るいトーン」前髪なし耳かけボブ【3選】
【1】センター分けのストレートで毛量調整スタイル
スタイルのポイント
- 頬下のボブにして、耳下から髪の量をしっかりと減らす
- 耳下の量を減らす事でシルエットが引き締まる
- おでこを全開にして耳かけして縦のデザインをプラスして顔型に合わせる
- ミルクとオイルのスタイリング剤を馴染ませたらコームで梳かしてサイドのボリュームを抑えて完成
- 顔周りは、リップライン下にカットしたら、毛先を先細になるように軽く
- サイドの髪は、耳にかけて毛量を調節
- 何度か耳かけして馴染むまで軽くしたら完成
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
【2】10トーンのラベンダーショコラと毛束感で色っぽスタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでワンレンにカット。表面には独立したレイヤーを入れます。毛先に厚みが残るのでチョップカットで軽さ&動きを調整します。
- 前髪は鼻下くらいに設定し奥行きを薄めにとり、柔らかいニュアンスが出やすいように。
- カラーリングは10レベルのラベンダーショコラをセレクト。肌色をキレイに見せ、ツヤ感と透明感を兼ね備えた色味です。
【how to“スタイリング”】
- ドライしたら、ストレート、もしくは26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪を上に引き出して内巻きにすることで髪が重なり動きが出しやすくなります。
- 前髪は前に集めてから後ろに流すような外ハネに。前髪は上に持ち上げて、根元近くからアイロンを通せると◎。
- セミウェットな質感にしたいので、スタイリング剤はオイルがおすすめ。手の平だけでなく、指の間にもまんべんなく伸ばしてから手ぐしを通すように根元から毛先まで塗布します。
- タイトにおさえ耳にかけた後、前髪とおくれ毛を引き出し、束間を調整したら完成です。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【3】10トーンのラベンダーアッシュとカットで美シルエット
【how to“ベース&カラー”】
- ベースは肩につかない長さで、やや前下がりのグラデーションにカット。美しいシルエットとなるよう表面にレイヤーを入れます。
- 前髪はリップラインで、薄めにカットします。もみあげ部分は、耳にかけた時にボテっとしないように毛量調整をします。
- カラーは、寒色でありながら暖かみのある10レベルのラベンダーアッシュに。赤みを抑えてツヤ感があり、おすすめのカラーです。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かしたら、32mmのアイロンで内巻きにします。トップの髪は巻くパネルを上に引き出すとふんわりとした仕上りになります。
- 前髪も上に持ち上げて、後ろに流れるように毛先をワンカール。
- スタイリング剤は、髪の動きが出にくい人はシアバターを、硬毛の人はオイルクリームを選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を手の平で馴染ませ、指の間にもつけてから、髪の内側から手ぐしを通すように塗布をしたら完成です。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
「中間トーン」前髪なし耳かけボブ【3選】
【1】グラデーションカットでボリューム出しスタイル
スタイルのポイント
- 後頭部がペチャっとなりやすい方におすすめのヘア
- 顎ラインのボブにしっかりボリュームが出せるよう後頭部から顔まわりにかけてグラデーションカットでボリュームを持たせる
- 片方を耳にかけ、顔周りの髪を流しアシンメトリーにする事で四角さをカバー
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【2】9トーンのラベンダーアッシュで抜け感お洒落スタイル
【How to“ベース&カラー”】
- 肩上でカットしたボブベース。毛先が自然と内巻きになるイングラデーションカットで、丸いシルエットを作ります。
- 前髪は鼻上で長めにカットしサイドに流して。
- カラーは9トーンのラベンダーアッシュ。ラベンダーは透け感と柔らかさ、ツヤ感が出るカラーなので重たく見えません。
【How to“スタイリング”】
- 乾かすとき前髪を含め分け目と反対側に髪を寄せ、温風で乾かした後に冷風をあてます。それから分け目に戻すと前髪が自然に立ち上がりトップもふんわり。
- 32mmのアイロンで毛先を内側にワンカールします。さらに表面の毛束を持ち上げながらワンカールをプラス。
- セミウエットな質感になるバームタイプのワックスを全体になじませます。このとき耳前の毛束の根元と、前髪の根元にもしっかりなじませると、髪にコシが出て立ち上がりやすくなります。
- 片側だけ、耳前の毛束を少し残して耳掛けをします。耳前の毛束がふわっとするよう根元を立ち上げ、前髪の根元、サイドもふわっとするように整えたら完成です。
担当サロン:XELHA(シェルハ) 石橋千紘さん
【3】8トーンのパールブラウンと内側のハイトーンで大人っぽスタイル
【How to“ベース&カラー”】
- 表面にレイヤーを入れた、肩上のグラデーションボブベース。前髪は8:2で分け、リップラインでカットします。前髪とサイドを繋げないことで、顔周りの動きを出しやすくなります。
- 全体の毛先から中間にかけて細めのロッドで内外MIXしてパーマを。毛先がランダムに動き大人っぽくなります。
- カラーは8トーンのパールブラウンで、内側のみ11トーンのブラウンで。パッと見はツヤのある上品ブラウンですが、内側の毛先からチラッとハイトーンカラーを覗かせることで都会的な遊び心をプラスします。
【How to“スタイリング”】
- ドライヤーでまず根元をしっかり乾かします。毛先はパーマで作ったカールを持ち上げながら軽く乾かして。
- 毛先にカール用ムースを揉み込みランダムな動きを出します。裾に外ハネをプラスして、全体が丸いシルエットにならないように意識する大人っぽい印象に。
- 前髪は根元を持ち上げキープスプレーを吹きかけ、毛先はサイドに流します。片側を耳にかけてすっきりさせれば完成です。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
「暗めトーン」前髪なし耳かけボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていきます。
- 直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。
- カラーは7トーンのモーヴピンクを入れています。ハイライトにもなじんで、明るくきれいに仕上がります。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。
- デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できウェットなオシャレ感をつくれます。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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