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2025.5.31

寺西拓人さん「何をしても帰る場所(timelesz)があるという今の環境が改めて新鮮に感じる」|『美的』7月号スペシャルインタビュー

かつての夢と向き合う覚悟を決め、自ら突破口を開いた寺西拓人。圧倒的なパフォーマンススキルと、愛されるキャラクターで多くの人を魅了する寺西さんの等身大の魅力に迫りました。

寺西拓人|失うことを考えるより、自分の気持ちに正直でいたい

シャツ¥51,700(モールド〈チノ〉) パンツ¥37,400(J.プレス&サンズ青山〈J.プレスオリジナルス〉) ネックレス¥165,000(マリハ) インナー/スタイリスト私物

今の自分には帰る場所があることがうれしい

国民の元カレ、元カノ製造機、天上人…。どれも寺西拓人を表現する愛称だが、「話題にしてもらえて、面白がってもらえること自体がありがたいです」と照れながら語る様子に、謙虚な人柄がうかがえる。事務所に入ってから一度もグループに属することはなかったが、歌やダンスの力を磨きながら、舞台やドラマなど俳優業を中心に実績を積んできた。しかしグループへの憧れは常に心のどこかにあった。

「事務所の仲間はグループに所属していた人がほとんどで、彼らの場合、最終的になんのために頑張れるかとなったときに“グループのため”というのがあるんですよね。僕の場合は、良い評価も悪い評価も自己完結してきたところがあって、それがすごく羨ましかった。もちろん、俳優もひとつの作品をチーム一丸となって作り上げるものですが、timeleszとして動き始めて、改めて今の自分には帰る場所があると思えることが新鮮で。グループ内で役割分担をしつつ、自分のやるべきことがいい意味で狭まった気もします」

申し分ない実力を備え、自分の居場所も確立してきた寺西さんは、30歳を目前にオーディション番組で人生をかける大勝負に出た。誰しも“自分は今のままで本当に良いのだろうか”と自問自答することはあると思う。そうした迷いや不安さえも、寺西さんは成長過程の一部として向き合ってきた。

「普段から、どんなに悩んでいても人生が終わるわけじゃないと思うように心掛けていて。そうすると、迷いとか不安も自分が思っている以上に小さなことだと思える。だから、失うことを考えるより、自分の気持ちに正直に動く方が得策かなと思うんです。今回は結果的にオーディションに合格できましたが、不合格だったとしても僕の人生は良い意味で変わっていたはず。だから、迷ったり悩んだりしていることが既に成長の証だし、尊いことだと思います」

自信につながるための準備は怠らないようにした

新体制timeleszの一員となった寺西さんが俳優として、アイドルとして、どのような自分を目指しているのか尋ねた。

「僕の場合は手が届きそうにない完璧なアイドルは難しいので『寺西くんも頑張っているから、自分も頑張ってみようかな』と思ってもらえる存在になりたいです。とにかく自信をもって、楽しんでできたらいいなと。その自信につながるための準備は怠らないように。美容も今まで以上に意識するようになりました。クリニックでビタミン剤を処方してもらったり、今までは縁がなかったけれど元気が出そうなインナーケアを取り入れたり。今は酵素ドリンクも朝昼晩と飲んでいます。大好きな貝類の美容効果にも期待したいです」

愛猫“ひでよし”君から癒しをもらうことも寺西さんにとって、大切なエネルギーチャージだ。

「実家で飼っているので、最近は会えていなくて…。イヤがられながらも、かわいくて構ってしまうんです。今はまだ責任がとれないので難しいですが、いつか一緒に暮らせたらいいですね」

Profile
てらにし・たくと/1994年、神奈川県生まれ。Netflixの番組『timeleszprojectAUDITION-』に参加し、timeleszの新メンバーに選出。グループ地上波初の冠番組『タイムレスマン』(CX系)が放映中。アルバム『FAM』が6月11日に発売予定。

『美的』2025年7月号掲載
撮影/宮下昌生(hannah) ヘア&メイク/二宮紀代子 スタイリスト/黒澤彰乃 構成/宮田典子、齊藤みなみ(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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