飯豊まりえさん風に近づく【16の髪型実例】ボブ~ミディ&ポニテアレンジ
飯豊まりえさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ファッション誌でも活躍する飯豊まりえさん風ヘアはトレンド感もありつつナチュラルさもある同世代が参考にしたい髪型です。
飯豊まりえさん風の髪型って?
飯豊まりえさんといえばウェット質感や束感を出した洒落感ボブやアレンジがしやすいミディアムが定番です。前髪は薄めで軽やかにすることが多いです。ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」ではおでこ出しでいつもと違った雰囲気のヘアスタイルが新鮮でした。
定番はこれ!質感 or 束感「ボブ」【5選】
【1】ランダムカールと束感が大人可愛いボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットは、レイヤーをたっぷり入れて動きを出して、シルエットをひし形に持って行く。注意するポイントは逆三角さん特有の、ハチ張りと顎のとんがりをカバーすること。
- シースルーの前髪は長めにとって、おでこの狭さを隠している。
- カラーはシークレットハイライトで細いハイライトが全体にはいっているので立体感や陰影がでやすくなっている。また、ダブルカラーにしているのでカカオブラウンベージュでまろやかさもありながら透明感をだしている。
【how to“スタイリング”】
- 32mm平巻きワンカール。ランダムに外ハネとMIX。ボリュームをハチ部分には持ってこないようにするのが大事!
- スタイリング剤はバームとポリッシュオイルを1:1で手のひらでよく混ぜて塗布して束感をつくる。艶感がとても出るのでレイヤーがしっかりはいっていてもパサついて見えず髪もキレイにみえる。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん
【2】緩い束感の輪郭を覆うふんわりボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはボブベースではあるものの、髪の中間からスライドカットで空間をつくりメリハリをプラス。
- 前髪は眉をしっかり隠す長さで面長をカバー。サイドバングは目尻のアイラインに沿わずことで目力アップ。
- カラーは透明感のある11レベルのグレージュ系。赤みのでづらいグレージュ系は肌色の白さを引き立て透明感をだしてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 毛先は外ハネのワンカールに。輪郭を覆うようにコテで髪に曲線をつける。表面の髪を束で摘んで巻きすぎないようにコテで熱を通す。
- 最後にヘアオイルとバームを1:1でミックスしたものを全体になじませ、空気を含ますようにボリュームを調整すれば完成。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【3】重めオイルで仕上げたニュアンスボブ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。
- 前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。
- カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与える。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶える。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。
- 前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにする。
- 重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【4】束感シースルーのボブディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカット。緩やかな前下がりにしているので、外ハネがキレイにまとまる。適度な重さを残して量感調整することで、ツヤ感のある洗練された印象に。
- 前髪は、ややワイドのシースルーにする。
- カラーリングは、ほんのり赤味をプラスしたニュートラルカラーのカカオブラウンに。ツヤ感と柔らかさを感じさせる色味で、肌映りがよく顔が明るく見える効果も。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで毛先をワンカール外ハネにする。
- 軽めのオーガニックオイルを指と指の間にしっかり馴染ませ、もみあげ→えり足→毛先→中間→根元付近→前髪の順に塗布。指の間に髪を通すようにすると、立体感のある仕上がりを叶えられる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【5】セミウェット質感がおしゃれなエアリーロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
- 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
- カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
- 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
大人な印象になる抜け感「ミディアム」【5選】
【1】ナチュラルにサラっと巻いた薄めバングミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくする。
- ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカット。
- カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。
- バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつける。表面は毛先のみでOK。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ)加藤ゆりえさん
【2】耳前の短い毛束が魅力のシンプルミディ
好感度や清潔感は欲しいけれど、それだけじゃ物足りない。そんな大人の願望をかなえてくれるのが、耳前で揺れてイヤリングのような華やかさを添える短い毛束。べースがシンプルだからこそ、目を引くスタイルに!
Point
風に吹かれたときやうつむいたときなどに、毛流れの隙間から、短めにカットした毛束がちょろん。 顔周りにこの一筋があるだけで、マンネリになりがちなミディアムヘアも表情豊かに変身!〈カット〉
全体のシルエットは、ワンレングスの切りっ放しラインに。耳前にレイヤーを入れて短い毛束を作る。
〈カラー〉
落ち着いたトーンのアッシュカラーで透明感をアップ。
FRONT
BACK
担当サロン:FILMS新宿店 小俣恭平さん
【3】柔らか見えが叶うヘアカラーのゆるっとミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでカット。レイヤーなしの切りっぱなしロブにする。
- 前髪は、眉下でラウンド気味に。カットでシースルーバングにしすぎると、扱いにくくなることもあるので、適度な重さを残しスタイリング剤で調整するのがおすすめ。
- カラーリングは、14レベルのハイライトを全体に入れてから、9レベルのラベンダーアッシュを重ねる。ラベンダーアッシュは、赤みをおさえ初夏にぴったりな柔らかさと透明感を引き出す色味。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで毛先を外ハネに巻き、トップは内巻きにワンカール。
- 前髪は軽く内巻きに。ルーズな動きを出したいので、ぐるんと巻かずに緩めに仕上げるのがコツ。
- 全体的にハイライトを入れているのでパサついて見えないよう、トリートメントタイプのオイルを選んで。毛先を崩しながら、くしゅっと揉み込んで大人可愛いく仕上げる。最後に前髪のシースルー感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん
【4】ウェット質感+束感+透け感の3つをおさえた理想のミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体の長さを鎖骨下でワンレングスにカット。グラデーションを入れ、ちょっぴりレイヤーも入れる。毛先の重さはとりつつ、全体的にはおさまりのよい重めシルエットに。
- 前髪は眉下でややワイドなシースルーバングにすることで、軽さと顔の表情を明るく見せる効果あり。
- カラーリングは暖色系のショコラベージュをセレクト。程よい赤みがあり、ツヤ感と抜け感のある色味に仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- 髪が乾いたら、32mmのアイロンで外ハネにするだけでお洒落になれる優秀デザイン。
- クリームバターを中間~毛先につけ、前髪だけややウェットなシースルーに仕上げる。
- サイドの髪を耳にかけたら、耳うしろの髪を指でほぐすように広げ、トップは指でつまんで根元を立ち上げふわっとした動きをつけたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【5】ラフさがいい!ふんわりカジュアルミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下3cmでカットし、しっかりレイヤーを入れる。レイヤーは、重めの切りっぱなしヘアに飽きた人にもおすすめで、ふんわりとした軽い動きとひし形の美シルエットに。
- 前髪は目と眉の間の長さで、ぱつっと感のあるシースルーにカット。
- カラーは、8レベルのショコラブラウンをチョイス。赤みのある暖色で、髪にツヤ感を与えキレイに見せる効果もあり!
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、顔まわりを内巻きにワンカールするだけで簡単にふんわりヘアに。
- オイルかクリームバターを中間から毛先に内側から塗布して、シアーな質感にしながら束感を出すのがおしゃれヘアのコツ。
- 前髪はあえてアイロンを入れずにスタイリング剤で仕上げることで、ラフ感のある色っぽい雰囲気になる。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?風」前髪なしのゆるふわロブ【5選】
【1】落ち着き感のある大人な暗髪ロブ
【how to“ベース&カラー”】
- スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
- 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
- カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
- 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】ゆるい毛流れの浮遊感ヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を肩下のワンレンボブでカットし、低めにレイヤーを入れる。
- 前髪は長めにリップラインで設定。前髪とサイドは繋がずに、独立した前髪とするのが鍵。
- 毛先の厚みは残しながら、チョップカット&スライドカットで柔らかい動きが出やすいように調整する。
- カラーは、寒色でも、暖色でもないニュートラルな7レベルのダークラベンダーベージュに。クールな印象を与えるラベンダーのニュアンスが絶妙で、色が抜けた時もキレイな色をキープできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす時は根元にドライヤーの風を当て、前方向に引っ張るようにする。ドライヤーの仕上げは冷風を当てるとツヤ感アップに。
- 前髪は太めのマジックカラーで巻き、全体は32mmのアイロンで外ハネにワンカール、レイヤーを入れた表面を内巻きにワンカール巻く。顔まわりと前髪はリバースに。
- スタイリング剤は、ツヤを出すオイルとキープ力のあるワックスを1:1で混ぜたものがベスト。髪を頭の上下で分け、最初にハチより下、次にハチより上につけると浮遊感がありふわっとした動きに仕上がる。最後に前髪に軽くつけ、全体を整えたら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 中川崇広さん
【3】束感と柔らかウェーブを出した長めボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨上の長めのボブにカットし、表面にレイヤーを入れ軽い動きを出やすくする。
- 前髪は目にかかる長さ~リップラインくらいまで対応可能で、伸ばしかけでもストレスなくおしゃれに。
- カラーは7レベルのアッシュブラウンをセレクト。パーマに合わせて柔らかい印象に仕上げ、大人女性の落ち着いた雰囲気を感じさせる色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~20mmのロッドでウェーブ状の動きとなるように巻き、顔まわりと表面はリバースに流れるようにデジタルパーマをかける。
- スタイリングは、やや毛先が湿っている状態まで乾かし(根元はしっかり乾かすこと)、ツヤ感のあるトリートメントムースを中間から毛先に塗布。トリートメントムースは、オイルのようなウェット感で髪の水分をしっかりキープできるタイプがおすすめです。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん
【4】立ち上げ前髪の色っぽいミディボブ
スタイルのポイント
- このくらいのミディボブはヘアアレンジも自由自在なのでオススメ
- 全体的に重さを出してあげるカットが今っぽくてオーダーが多いです
- 毛先は外はねにスタイリングするとひし形の輪郭とバランスが取れてバランス◎
- 根元の立ち上げをふんわりとさせて、色気を演出して大人っぽさを出しましょう
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 矢田菜津紀さん
【5】エレガントなふんわりくびれヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
こちらの印象も!後れ毛ありのこなれ「ポニーテール」
【Before】
【After】
後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。
首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる。
Point
襟足の後れ毛で首周りをぐっと華やかに巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。
Point
毛先だけをゆるっとカールさせる完成。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。