泉里香さん風に近づく【22の髪型実例】ふんわりモテヘア&セット・アレンジテク
泉里香さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。本誌でも度々登場する泉里香さん、美しさと可愛らしさ両方を併せ持ち、同性からも憧れられる存在です。ふんわり感のあるお姉さん風ヘアとご本人が本誌で登場したヘアアレンジを集めました!
泉里香さん風の髪型って?
泉里香さんといえば薄めバングのふんわりミディアム~セミロングが定番。お姉さん風のモテスタイルです。顔周りは羽バングを作ったり巻いてふわっと感を出すこと泉里香さん風スタイルに近づきます。ダウンスタイルだけでなくアレンジもよく似合います。
泉里香さん風の定番といえば「ふんわりセミロング」【9選】
【1】顔周りにふんわり感を出した2WAYバングヘア
スタイルのポイント
- 王道のAラインロングスタイル
- 表面にはうっすらレイヤーを入れ、巻いた時は束感が出やすく、まとめた時は広がりにくく
- 重すぎないように量感と質感調整カットはしっかり施し、巻きやすくまとめやすく立体感が出やすいように
- 前髪は流し前髪でもかき上げ前髪でもいける2wayバング
前髪カットのポイント
- シースルーなウザバングで流し前髪でもかき上げバングでも◎ な2WAY
- バングは目尻に、サイドバングは頬に落ちるようにして2段階の引き締め効果で面長解消
- バングとサイドバングでお顔を包み引き締めるようにするのが面長カバーの1番のポイント
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
【2】華やかさも出るゆるふわのレイヤーセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨と胸の間の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れて巻いた時にふわっとした軽さを演出。しっかりレイヤーを入れることで、動きと上品さが出るようにするのがポイント。
- 前髪は可愛さと軽さが出るように、長めのシースルーにすることで2WAYバングに。
- カラーは柔らかい印象の8レベルのショコラブラウンをセレクト。肌なじみのいい寒色寄りのカラーで、幅広いメイクやファッションにマッチ。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで顔まわりの髪はリバースに巻き、他の髪はフォワード&リバースのMIX巻きにする。低温(140~160℃)でゆっくり巻くことで、ゆるふわ仕上げを実現させる。
- 前髪は濡れている時に下ろすか、かき上げにするかを決めて、下ろし流しの時は下に、かき上げの時は上にドライするのがポイント。
- 柔らかいタイプのワックスをもみ込むように塗布したら完成。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 高橋京佳さん
【3】巻いた時に動きが出るようにカットした涼感ヘア
スタイルのポイント
- 鎖骨下10cmでカットし、ミドルレイヤーでバランスをとる
- 全体的にレイヤーを入れ、巻いた時に動きが出るようにカット
- 前髪は薄く、顔周りは厚めにカットすることで骨格カバー
前髪カットのポイント
- 薄め前髪にすることで涼感アップし、第一印象もよくなります
- 前髪はパーマをあて、ナチュラルな流し前髪に
担当サロン:XELHA (シェルハ) 斎藤 詩歩さん
【4】小顔見えが叶う羽バングのセミロング
スタイルのポイント
- こちらも頬骨カットで羽バングにし、小顔効果
- ベージュカラーとレイヤーカットでフェミニンさを演出
前髪カットのポイント
- ぱっつんシースルーにし、若さ溢れる髪型に
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル)浜田 恵里さん
【5】大ぶりリバース巻きが華やかで色っぽいセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- レングスはセミロングで毛先にローレイヤーを入れ、顔周りは羽バングをつくる。
- 王道のブラウン系ベージュカラーも素敵ですが、少し赤みをカラーレシピに入れて個性も感じられる「チェリーブラウン」が今トレンドで人気。カラーは10トーン、ブリーチなしでここまできれいに色が出る。
【how to“スタイリング”】
- 38ミリのカールアイロン(180度)で毛先を外ハネに。全体の中間部分をリバース巻き、顔周りの中間部分もリバース巻きに。
- 前髪もコテで毛流れにそって巻いたら完成。
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) みきなさん
【6】ウザバングが大人っぽく抜け感が出るゆるふわセミロング
スタイルのポイント
- 鎖骨程の長さのレイヤーカットでひし形シルエットにカットで四角顔をカバー
- 軽さのバランスもスカスカにならないように程良く調整
- オイルなど簡単にスタイリング可能
前髪カットのポイント
- 目に少しかかるくらいの長さでウザバングに
- 軽さを少しいれておくとウザバンも重くなりすぎないので明るい印象になる
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 早川隆介さん
【7】面長さんの骨格カバーが叶うトレンド感のあるセミロング
スタイルのポイント
- 毛先の重さも欲しいのでローレイヤーでカット
- 骨格の面長は前髪を作ることでカバーできる
前髪カットのポイント
- 前髪は横サイドが薄く毛がなく見えてしまうのが悩みなので、ワイドバングでサイドに厚さを出しカバーできるようにカット
- 前髪真ん中部分を軽く毛量調整する事により、重た過ぎず今っぽいスタイルに早変わり
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 大沢 かおりさん
【8】マスクのお悩みを解消できるレイヤーセミロング
スタイルのポイント
- マスクしていると湿気で巻きが取れてしまうのを見越して、鎖骨ジャストの長さで切る
- サイドバングを頬骨あたりにくるようにして逆三角さんの悩みを解消
- 全体は毛先はまとまりのあるように、表面に全体的にレイヤーを入れて軽さを
前髪カットのポイント
- 前髪はマスクの時期にも活躍する巻かなくても目と眉の間になるくらいの薄めの前髪
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 浜田 恵里さん
【9】ランダムカールの軽やかで柔らかなセミロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを胸上の長さでワンレングスにカット。顔まわりトップにレイヤーを入れ、顔まわりは独立したレイヤーに。
- 前髪は奥行きを狭めに取り、眉毛が隠れる長さでカットし、透けバングに仕上げる。
- カラーは10レベルのベージュに。ベージュは赤みがなく、透明感のある色味で、肌の色、ファッション、メイクを問わずどんな人でも似合う優秀カラー。また、肌色をキレイに見せるメリットも。
【how to“スタイリング”】
- 根元から乾かし、特に、トップはドライヤーの風がランダムに当たるようにふわっと仕上げる、このひと手間でスタイリングが決まる。
- 乾いたら32mmのカールアイロンで毛先を内巻きでワンカール。表面のみランダムに中間をフォワード&リバースに巻いて、動きのあるスタイルに。
- 前髪は26mmのアイロンで、毛先だけ軽く熱を当てる。
- スタイリング剤は、ミルクタイプのオイルインセラムがおすすめ。オイルより程よいセミウェット感に仕上げ、柔らかい質感とツヤをもたらします。手に馴染ませたら、中間から毛先に揉み込むように塗布すればフィニッシュ。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 鹿野瑠璃子さん
扱いやすく動きが出やすい長さ「ふんわりミディアム」【4選】
【1】くびれシルエットの華やかミディ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下5cmの長さにカット。顔まわりのみにレイヤーを入れ、くびれを出しやすくしつつ、ボリュームコントロールを叶える。
- 抜け感のあるシースルーバングに、サイドバングをつくることで小顔見せも。
- カラーは9レベルのシルクベージュに。ベージュにラベンダーをMIXして、深みのある色味に仕上げる。また、黄色味をおさえるため、色落ちしてもキレイな色が楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- 32mmのコテで毛先をフォワードに巻くのが鍵。顔まわりは、中間からリバースに巻いてくびれメイクを。
- スタイリング剤は、ツヤ感&キープ力のあるバームやオイルを。毛先から軽くもみ込んでから、顔まわりと前髪につけたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
【2】毛束感が魅力のモテミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨と胸の間くらいの長さでワンレングスにカットして、ローレイヤーを入れる。顔まわりには軽さと束感をメイクするスライドカットを。
- 前髪は目にかかる長さのシースルーバングで、骨格を見極めながらにデザインする。
- カラーはツヤ感のあるパールベージュに。褪色しても綺麗な色をキープできるので、日差しが強くなる季節におすすめ。
【how to“スタイリング”】
- スタイルのポイントとなる前髪と顔まわりから乾かし、7割程度までざっとドライする。その後、キューティクルを整えるようにドライヤーの風を上から当てて乾かす。
- 太めのロールブラシか、デンマンブラシで軽く内巻きにブローする。
- オイルを塗布して、束感をほぐすように整えたら完成。32mmのカールアイロンやストレートアイロンで仕上げても◎。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 樋山俊平さん
【3】おろし流しバングのウェット質感ミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下くらいの長さで、前上がりでベースをカット。レイヤーも前上がりに入れて、動きが出るようにする。毛先が先細りなるように毛量調整をする。
- 前髪は巻いた時に目にかからない長さに設定して、骨格に合わせて量感を調整。
- カラーは、8レベルのヌーディベージュをセレクト。きれい系なイメージを与える寒色ではあるものの、透明感やつや感重視の色味になる。
【how to“スタイリング”】
- 朝スタイリングをする場合(髪が乾いている場合)、前髪と根元を軽く濡らしてから、癖を直しながら乾かす。
- 乾いたら32mmのアイロンを使い、毛先を外ハネに。その次にハチ上をフォワード&リバースのミックス巻きにする。
- 最後に、パサつきを押さえるヘアオイルとセラムを混ぜてから、中間~毛先に馴染ませたら大人かわいいスタイルの完成。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 田中夏美さん
【4】ボリュームラインが出るレイヤースタイル
スタイルのポイント
- 鎖骨レイヤースタイル
- 頬から顎の間にボリュームラインが出るようにレイヤーカットで面長カバー
- シルエットと毛先の束感が綺麗に出るように量感調整と質感カット
- 前髪はシースルーの流し前髪にして、頬に抜けるサイドバングとつなげ顔周りの引き締め小顔効果を倍増
前髪カットのポイント
- 抜け感が出るように2WAYにしやすいシースルーに
- おろし前髪でも流し前髪でもいけるように緩やかなラウンドでカット
- サイドバングは頬に落ち、少し流れる長さにして引き締め効果をアップ
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 平本 エリさん
人気H&Mが教える泉里香さん風「オイルを使ったスタイリング」
Point
整形級の小顔も手に入るし、分け目ひとつで色っぽくもなれる。髪の美人効果と即効性はメイクよりも絶大で、その人の印象の5割を決めると言っても大げさではありません。最近のトレンドはラフなヘアスタイル。となると、形はあってないようなもの。大事なのはツヤ、とにかく質感です。僕のおすすめはコテとオイルを味方につけること。コテは巻くのではなく、熱と圧を使って髪を伸ばすと、ブローよりも簡単確実にツヤが手に入ります。\How to/
- オイルを髪全体につけたら、26mmくらいの大きめのコテを使い、根本から毛先へ滑らせるようにしてクセを取ります。
- こうして全体をコテブローしたら、最後は手ぐしで空気を含ませるように崩します。
- 仕上げにエッフェオーガニックのオイルでツヤを微調整して完成。
\使用アイテム/
エッフェオーガニック オーバイエッフェ リッチオイル
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,410 | 80ml |
仕上げに使用。サラッとテクスチャー。
「美的.com」で紹介された泉里香さんのヘアアレンジ【8選】
【1】オフィスにもデートにも使える正統派ハーフアップ
Point
・ちょこっと耳にかけて、ゆるリラックスなムードに!・ハーフアップをたるませて緩やかな曲線を作る
【FRONT】
【BACK】
【SIDE】
STEP1:耳上の髪をまとめて緩く結ぶ
顔周りの後れ毛を細くひと束残し、耳上の髪をまとめる。結んだ後ゴムを少し下げて緩める。
STEP2:ゴムの上から毛束をくぐらせる
ゴムの上に穴を作ってくるりんぱ。仕上げに毛束を左右にぎゅっと引っ張り、ゴムを押し上げる。
STEP3:毛束を引き出してくずす
結び目付近の毛束を細かく引き出してゴムを隠す。トップと耳横の毛束も引き出し、ラフな空気感をプラス。
【2】お呼ばれにも使えるギブソンタックアレンジ
Point
・毛束を細かくたっぷり引き出して陰影を作る。・“耳にちょいかぶせ”で顔周りにもニュアンスづけ。
\How to/
STEP1:顔周りの毛束をねじる
こめかみ付近の毛束を1本取り、毛先を持ちながらくるくるとねじる。反対側も同様に。
STEP2:後ろで毛束を合わせて結ぶ
左右の毛束をねじったら、後ろで合わせてゴムで結ぶ。毛束をピンと張らず、やや緩めにするのがポイント。
STEP3:下ろした髪を丸めてピンで留める
下ろした髪を6束に分け、ひと束ずつアップに。あらかじめ作ったねじりに絡ませるように毛束を丸めピンで留める。
STEP4:髪を上げ切ったらくずす
すべてアップし、毛先が飛び出ている部分は再度ピンで留めて収める。後頭部はざくっと、丸めた部分は毛束を細く引き出しふんわりと。
【FRONT】
【BACK】
【3】大人可愛いくるりんぱアップ
\アレンジ方法を動画でチェック/
\How to/
STEP1:左右の毛束をくるりんぱ
髪をふたつに分けてゴムで結び、それぞれの毛束をくるりんぱする。
この状態に!
STEP2:ひとつにまとめる
STEP1でくるりんぱしたふたつの毛束をひとつにまとめ、ゴムで結ぶ。
STEP3:丸めてピンで留める
ひとつにまとめた毛束をねじりながら丸めて、ピンで固定する。
完成!
【4】簡単で可愛い前髪ねじりアレンジ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
\How to/
STEP1: 軽く全体を巻いてからざっくりと手ぐしで前髪を7:3に分ける。
STEP2:ハチ上の毛束に前髪を入れ込みながら、2回ねじってピンで留める。
STEP3:反対側もハチ上の毛束を2回ねじってピンで地肌に沿って留める。
完成!
【5】スカーフを使ったすっきり爽やかなアレンジ
STEP1:センターで分けねじってサイドの髪とつなげる
半分に分けた前髪を、片方ずつ毛先までねじる。そのままサイドの髪と合流し、巻き込むようにねじり続ける。
STEP2:耳裏までねじり毛束をつまんで立体感を出す
耳裏までねじったら、もう片方の手で毛束から耳前の髪を少し引き出すと、正面から見たときニュアンスが出て◎。
STEP3:ピン留めしてねじりを固定しひとつに結ぶ
ピンは3本程使い左右から挿してねじりをしっかり固定。全体をひとつにまとめ、結び目にスカーフを巻いて完成!
【FRONT】
【BACK】
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初出:前髪からサイドへ自然につなげて☆ねじり巻き込み前髪
【6】イメチェンが叶うリーゼント風まとめ
\How to/
STEP1:前髪をラフにかきあげてゴムで結ぶ
前髪全体を上げてトップで結びポンパドールに。次のプロセスで髪を引き出すので、きつめに結びしっかり固定。
STEP2:ポンパドールの髪を思いきり良く引き出す
結び目を指で押さえ、髪を上につまみ出す。この量が少ないとボリューム不足になるので大胆に引き出してOK。
STEP3:全体をざっくりまとめてひとつに結ぶ
顔周りの髪を少し残し、ポンパの毛先ごと全体をまとめて結ぶ。サイドの髪も引き出して耳に緩くかぶせて。
完成。
【7】たった1分でできる簡単前髪アレンジ
\How to/
STEP1:前髪でふたつ&トップでひとつ毛束を取る
前髪・前髪・トップと、取る毛束の位置をズラしているのがポイント!こうすることで立体感のあるポンパドールに。
STEP2:毛束をそれぞれひとねじりしてピンで留める
全部の毛束をまっすぐ上に上げると単調になるので、STEP1とSTEP3の両サイドの毛束はつむじに向かって斜めに上げて。
STEP3:3つそれぞれの毛束から髪を引き出す
ピンを押さえつつ、髪を引き出す。大胆に引き出すと動きが出て上級者な仕上がりに。
完成。
【8】半分だけかきあげたラフな前髪アレンジ
\How to/
STEP1:前髪をざっくり半分に分けて、片方を上げる
前髪を手ぐしでラフに半分に分け、片方だけ上げる。残した方の毛流れに沿うようにして上げると自然な見た目に。
STEP2:2か所に分けて緩めにピンで留める
1か所だけで留めると上げた毛束の存在感が強すぎるので、2~3か所に分けて少量ずつ留めるとナチュラル。
STEP3:固めのワックスで残した前髪にニュアンスを
残した方の前髪も、パサッと落としただけではそっけない。ハードワックスで毛先に流れるような動きをつけて。
完成。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ファッション誌でも引っ張りだこ。垢抜け美人メイクが大人気のヘア&メイクアップアーティスト。