ヘアアレンジ・髪型
2023.12.24

触覚ヘアで小顔効果抜群!【スタイル18選】

顔周りに沿わせた触覚ヘア。小顔見せも叶う髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「触覚ヘア」とは?

フェイスラインの後れ毛のこと
緩んだフェースライン、エラ張り…隠したいあれこれを華麗にカムフラージュしてくれるのが後れ毛の存在。放っておくとすぐに伸びがちですが、リップ〜あごにかかるラインは死守したい所。

ダウンスタイルでも、アップスタイルでも、不意にはらりと顔に落ちるこの長さは、ときに輪郭をシャープに見せてくれたり、顔にメリハリを与えてくれたり…わざとらしさなくして、シェーディングの役割を果たす武器にサロンでのオーダーはマスト!

「ショート」触覚ヘアスタイル【4選】

【1】大人っぽい印象のマッシュスタイル

Point

後頭部は丸く、襟足は短めにカット。ギリギリ耳にかけれる長さに設定。前髪は少し長めで大人っぽい印象に。短めショートで人気No.1のオーダーです。


【how to”カラー&スタイリング”】
7トーンのマロンベージュ。イエベにもブルベにも合います。

マッシュショートは忙しい朝でもスタイリングが楽ちんなのがポイントです。オイルとワックスを混ぜて両手で揉みこむだけで簡単にセットが完成します。また、首元や顔まわりがスッキリしているのでアクセサリーがよく映えます。

【2】くびれシルエットの丸みスタイル

Point

好みの長さでカットし、サイドバングもつくります。大人っぽく見えるくびれシルエットで360度どこから見ても綺麗めな印象をつくります。


【how to”カラー&スタイリング”】
9トーンのフォギーベージュで春夏ピッタリな明るめカラー。

ドライヤーで乾かすだけで綺麗なシルエットになるようにカットしています。丸みショートは乾かすとき襟足に手を添えて抑えるようにし、全体的にナチュラルで遊ばせないのがポイントです。スタイリング剤をつけるときに指を通したときに筋感だけ意識して塗布します。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア)  峯ともやさん

【3】清楚な小顔効果スタイル

Point

カットベースは、グラデーションボブに。えり足の長さは、すっきりさせつつ女性らしさを演出する2cmほどに。サイドは、あごラインにカットします。前下がりのグラデーションにすることで、後頭部をふんわりさせ骨格を補整。前髪は、薄く長めに。


【how to“カラー”】
カラーは、赤みを消すアッシュと柔らか質感であるベージュのいいとこどりをしたアッシュベージュに。くすみ感なく、キレイ色が続きます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、ゆるく内巻きにしてストレートタッチに仕上げます。根元を潰さないよう、毛先中心にアイロンを通すのがポイント。バームorオイルを少量毛先になじませ、パサつきをおさえツヤ感をプラスしたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ)  大山幸也さん

【4】時短になる小顔スタイル

Point

乾かしただけでひし形シルエットになるショートスタイルです。耳掛けした時も可愛くなるようにサイドバングを作って前髪とサイドを繋がり良くしています。サイドバングがあると耳にかけてとこめかみに穴が開かず、頬骨などもカバーしてくれるので小顔効果も◎。サイドとのつながりのある、長めのシースルーバングは扱いやすいように薄めに設定。


【how to“カラー”】
カラーは明るめだけどナチュラルな13トーンのショコラブラウンでツヤのある仕上がりにしています。


【how to“スタイリング”】
まず乾かす際にトップがふんわりするように根元を起こして乾かします。その後全体的にアイロンスルーすれば立ち上がりもツヤも出てきれいにまとまります◎。サイドバングをリバースに巻くと馴染みが出るのでオススメです!最後はオイルをまんべんなく付けて完成です。

担当サロン:TheC hashimoto(ザ シー ハシモト)  橋本涼さん

「ボブ」触覚ヘアスタイル【4選】

【1】さっとまとまる時短スタイル

Point

カットベースは、えり足ギリギリのあごラインのボブ。バックにグラデーション、表面は軽めにレイヤーを入れます。サイドバングは、耳上の長さで流れるようにカット。前髪は、長めのシースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘア。毛先は巻きすぎない方がお洒落に。

スタイリング剤は、ヘアオイルを。髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人はやや重めがおすすめ。基本的には、中間から毛先に馴染ませますが、ふくらみやすい人は、内側にしっかりつけてから表面に馴染ませて。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

【2】アレンジもできるぷつっとスタイル

Point

ベースをあご下1cmのボブにカットし、まとまりがよくなるよう、インナーにグラデーションを入れます。前髪は、目の上で厚くならない程度にぷつっとしたラインを残して今っぽく。独立したフェイスレイヤーは、リップラインに切ります。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのウォームベージュをチョイス。日本人の肌になじむニュートラルカラーで、褪色してもキレイな色が持続するので、日差しの強い季節にぴったりです。


【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもOKですが、アイロンを使うならストレートアイロンで、全体をさらっとやや内巻きに。フェイスレイヤーは、髪を前に引き出してから中間〜毛先を軽くワンカール。

軽めのオイルを内側、毛先となじませ、手に残っているものを前髪と顔まわりに塗布したら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

【3】あごラインの透け感スタイル

Point

ベースをあごラインのミニボブにカットし、毛先は質感調整で軽い表情に。前髪は、奥行き深めでぱつっとした重さを出しながら、透け感を出します。


【how to“カラー”】
カラーは、明るめベージュで耳周りにイヤリングカラーを施し、全体は7レベルのマロンベージュに。シンプルなベージュとこっくりとしたマロンカラーをMIXすることで、重すぎず柔らかいイメージを与えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイリングは、26mmのコテで、耳前の毛先を外ハネに、表面は内巻きにします。クセが気になる人は、ストレートアイロンがグッド。いつもの分け目を5mmほどずらし、トップにボリュームを出すのが鍵。軽めのワックスを毛先中心になじませ動きを出したら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ)  清水豊さん

【4】韓国風くびれスタイル

Point

くびれボブは韓国スタイルでとても人気なオルチャンスタイルです。顔周りにレイヤーを入れることで簡単にくびれを作ることが出来るし、顔周りがくびれることで小顔効果も◎。ほとんどレイヤーも入れず、ストレートがきれいに決まるスタイル。


【how to“カラー”】
カラーは8トーンのレッドブラウン。カシスのような深みのある色なので秋冬にオススメな暖かいカラーです◎。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで全体を外ハネして顔周りの表面は外巻きします。仕上げはオイルで艶っぽさを出します。くびれボブは小顔効果もあり、セットも簡単でとても可愛いスタイルなのでおすすめです。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  mitsukiさん

「ミディアム」触覚ヘアスタイル【4選】

【1】ワンカールのこなれスタイル

Point

カットは、鎖骨下10センチのレングスで、レイヤーを入れて顔まわりのニュアンスが可愛くなるように。前髪は、黒目の延長線上の幅で、目と眉の間の長さにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、細めのハイライトを入れ、10レベルのアッシュベージュをオンカラー。赤みを打ち消したベージュで、肌をキレイに見せられ、特にブルベさんにおすすめです。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりは耳横の位置でアイロンを床と平行に入れて波巻き、表面はリバースに巻いて外側に流します。

スタイリングは、ウェットな質感にならないよう軽めのオイルをチョイス。毛先と顔まわりはしっかりめに、前髪は毛先1/2くらいになじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ)  川上春香さん

【2】前髪につなげたサイドで小顔スタイル

Point

カットは、鎖骨レングスのワンレングスに。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、毛先に動きを出しやすくします。前髪は、束感がつくりやすい薄めに。目の高さでラインでカットしたサイドバングは、おくれ毛と繋げることで小顔効果も。


【how to“カラー”】
カラーは、トレンドの兆しがある暖色系をいち早く取り入れ、9レベルのウォームブラウンに。落ち着いた印象で、ツヤ感と透明感が欲しい人におすすめのカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を外ハネにワンカール、表面と顔周り、おくれ毛は、毛束を上に持ち上げて内巻きにするのがポイントです。前髪は、マジックカーラーでナチュラルに。

シアバターor軽めのオイルをなじませますが、スタイリング剤も巻いた位置でつけるとふんわり仕上がります。慣れれば5分でできる簡単ヘアです。

担当サロン:THE GARDEN TOKYO(ザガーデントウキョウ)  田中麻由さん

【3】内巻きウルフの骨格カバースタイル

Point

毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。


【how to“カラー”】
カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。


【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

【4】軽く内巻きした美シルエットスタイル

Point

全体を鎖骨の長さで平行にカットし、顔まわりに軽く動きが出るようにレイヤーを入れます。毛先が薄くなるとアイロンが巻きにくいので重さを残しつつ、毛量調整を。長めにおくれ毛をとり、レイヤーと繋げます。前髪は目と眉の間の長さでシースルーに。


【how to“カラー”】
髪色は7レベルのブランジュにカラーリングします。ブラウンとグレージュをミックスした色味で、赤みを消しながらツヤ感と透明感のある仕上がりに。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かした後、32mmのカールアイロンで外ハネに巻いてから、レイヤーを入れた表面を内巻きにワンカール巻くだけのお手軽ヘア。スタイリング剤はスプレーワックスを中間から毛先にかけてつけ、ふわっとエアリーに仕上げます。髪のパサつきが気になる時は、オイルスプレーを薄めにつけて。スプレータイプのワックスは、髪全体に塗布できるだけでなく手につかないメリットも。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ)  目澤沙友里さん

「セミロング」触覚ヘアスタイル【3選】

【1】ぱっつん前髪のワンカールスタイル

Point

伸ばしかけの髪型のマンネリにオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなるのでスタイリングの幅が広がります。お顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。ぱっつん前髪は少しカールをつけてふんわり感を出すと◎。


【how to“カラー”】
カラーは色味初心者さんやブリーチしないで色味を楽しみたい方にオススメの8トーンのカシスブラウンです。挑戦しやすく、ファッションにもマッチしやすいこの色は、これからのクリスマスシーズンにもぴったりの色見です。


【how to“スタイリング”】
全体を32mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。お顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れることで締まった印象を与えられるので小顔効果抜群です。スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすとただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたワンカールのふわふわなヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  reinaさん

【2】リバース巻きのふんわりスタイル

Point

このモデルさんは髪が細く毛量が少なめなので、量は調節せずにレイヤーを入れてスタイリングがしやすいよう、ボリュームが出やすいようにカットしていきます。


【how to“カラー”】
カラーはピンク×ラベンダー×ベージュの3色を混ぜ合わせた欲張りな最旬カラー、9トーンのピンクラベージュにしました。透明感たっぷりなカラーで、イエベさんは更に顔色を良く見せてくれるのでオススメです。


【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで毛先外ハネ、中間はすべてリバース巻きに巻いていきます。仕上げはオイルだとペタンとなってしまうので、スプレーのみで仕上げてふんわり愛されヘアにします。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア)  古川 新太郎さん

【3】S字の波巻きスタイル

Point

ベースカットは胸上の長さで前上がりにカット。トップにはローレイヤーを入れて巻いた時に動きが出やすくなるようにしています。切りっぱなしのように、毛先を重く残しすぎないカットに。薄めに束感のある前髪を作ることで額に隙間が作られて明るい印象に。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのピンクブラウンカラー。ブラウンを少なめの配合にすることでピンクの発色を濃くしてくれます。


【how to“スタイリング”】
全体を外ハネベースに巻き、頭のハチより上の部分を内巻きワンカールに。サイドのアンダー部分のみ、S字の波カールを作っておくことでお顔、首元を引き締めて見せます。サイドバングは外巻きにして、横に流れるような毛流れを。前髪は強く内巻きにせずナチュラルに。最後はスタイリングオイルで髪に艶とまとまりを出しました。バングの束感が作りづらい時は、オイルをつけてからコームでとかすのもおすすめです◎。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  相楽 千尋さん

「ロング」触覚ヘアスタイル【3選】

【1】毛量多くても軽いスタイル

Point

毛量が多い方にオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなり軽い印象を与えられるので、まずはたくさん量を減らしてしまうのではなく、全体を見ながらレイヤーを入れることで軽い印象に仕上げていきます。お顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。


【how to“カラー”】
カラーはくすみカラー8トーンの「カーキアッシュ」で、赤みやオレンジ味がでにくくなっています。暗めにしたいけど重たい印象にしたくない方は、柔らかさと透明感がでる「カーキアッシュ」がオススメです。レイヤー×カーキアッシュは抜け感ヘアの鉄板です。


【how to“スタイリング”】
ダウンスタイルで忘れがちなもみあげは、髪をしっかり巻いてあげることで活きてくれます。全体は38mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。お顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れて、スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすと、ただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  reinaさん

【2】カラーとパーマで王道ふんわりスタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたロングのレイヤースタイル。アウトラインは重めで、ゆるやかな前上がりにカット。パーマをかける場合は26〜29ミリのロッドでデジタルパーマで1.5回転のワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある10トーンのイルミナカラーヌードと10トーンのスターダストを混ぜて、柔らかベージュカラーにします。暗髪でもナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んでねじれば出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

【3】韓国風重めスタイル

Point

ロングとかき上げバング、ローレイヤー。全体的にワンレングスベースにして韓国ヘアっぽく重めに、巻いた時に動きが出るように少しのレイヤー。前髪は手櫛でかき上げれば形になる様にレイヤーカットでデザイン設定にしたこなれ感抜群のデザインカットです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感が出るように加減法を用いて、高発色ブルー(約3レベル)と10レベルブルー、5レベルネイビー、5レベルシルバー、5レベルグレー、5レベルラベンダー、5レベルベージュ、計7種類の調合で7トーンのネイビーブルージュにしました。暗髪でも重くなく透ける様な柔らかさが特徴、日本人特有の赤味、オレンジ味、黄色味をとことん取り除いた透明感の出る色です。


【how to“スタイリング”】
前髪は38ミリのマジックカーラーで巻いて、手櫛でもかき上げやすい様に。全体的に32ミリのコテで波巻きにして、お顔まわりのみ、薄く顔に沿って2センチほどの幅で取り外巻きに。最後にオイルを少量(2プッシュ程)取り全体に揉み込めば手櫛で崩して完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事