シンプルな「ひとつ結び」がおしゃれになるアレンジ【11選】
さっとまとめられて楽ちんなひとつ結び。簡単なひと手間で洒落感の出るアレンジを掲載。アレンジ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「基本・簡単」ひとつ結びアレンジ【4選】
【1】3分でできる楽ちんアレンジ
【how to”アレンジ”】
- バームやミルクをつけてまとめやすくしてから、まずはハーフアップに。
- その後、低めのひとつ結びにする。 結んだゴムの上に、小さめのポニーフックを飾り、前髪や後れ毛にスタイリング剤をなじませて束感仕上げに。
【SIDE】
【BACK】
【2】ゴムを隠した大人アレンジ
STEP1:ポニーテールを作る
大人ポニーテールがキレイに見える結び位置は、後頭部の丸みの一番高いところ。全体に薄くソフトワックスかバームをなじませてから、顔周りの後れ毛を残し、手ぐしで髪を集めて結ぶ。結ぶゴムは、できるだけ細いものが◎。
STEP2:トップの髪を引き出す
結び目を手で押さえながら、トップの毛束をランダムに引き出してこなれ感をプラス。このとき、サイドはピタッとしている方が清潔感が出るため、サイドは引き出さずそのままに。
STEP3:毛束でゴムを隠す
結んだ毛束の一部(できたら下部分)を取り、結び目のゴムの上からぐるぐると巻きつける。巻きつけ終わりが、毛束で隠れる下位置にくるのがベスト。巻きつけた毛束は、ほどけないように短めのアメピンでしっかり留める。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【3】シンプルだけどお洒落アレンジ
STEP1:ひとつ結びを作る
髪に薄くオイルをなじませてから、顔周りの後れ毛を残してひとつ結びを作る。手を大きく広げてサイドをタイトに押さえながら、髪を下位置に集めて飾りゴムで結ぶ。
STEP2:髪を引き出す
片手で結び目を押さえながら、まずは襟足部分の髪を斜め下に引き出してたゆませる。その後、トップの髪を上に引き出し、こなれ感と立体感をプラス。サイドの髪は引き出さずタイトなままにしておくと、キレイなシルエットになる。
STEP3:毛束を巻く
結んだ毛束をカールアイロンでランダムに巻く。一気に巻くのではなく、毛束を少しずつ分けて髪の中間部分にクセがつくように巻くこと。巻き方は適当でOK。最後にパール粒大のソフトワックスを手に広げ、毛束にもみ込んでから、後れ毛をつまんで束感を出す。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【4】クセ毛を抑えたすっきりアレンジ
STEP1:生え際からヘアバームをなでつけてクセを抑える
「まず、前髪をラフにセンターで分けておきます。次に、手にヘアバームを適量取り、手のひらと指全体に広げたら、生え際から毛先に向かってなでつけるようになじませてクセを伸ばします。いちばんクセが目立つ生え際からヘアバームをつけると、髪の収まりがよくなります」(高橋・以下「」内同)
STEP2:髪の内側にもヘアバームをなじませる
「STEP1で髪の表面にヘアバームをなじませたら、今度は内側にもなじませていきます。毛束に分けて少しずつ髪全体にヘアバームが行き渡るようにします」
STEP3:低めの位置でひとつに結んでタイトさを強調
「STEP1でラフなセンター分けをした前髪の毛流れを崩さないように、ヘアゴムでひとつに結びます。結ぶ位置は襟足近くに低めに。タイトでモードな印象に仕上がります」
完成!
ヘアバームで伸ばしたおかげで、自然なツヤのあるストレート感に。
低めの位置でタイトにまとめているから、ひとつ結びでもモードでおしゃれ♪
「くるりんぱ」ひとつ結びアレンジ【3選】
【1】連続くるりんぱのアレンジ
PearL ジュニアスタイリスト
YUKIさん
お客さまに提案したいのはポイントカラー。耳にかけたりちょっと結んだりするとさらに洒落感がアップするようなカラーを発信していきたいそう。アレンジは少しゆるっとしたフェミニンなデザインが好み。
STEP1:ひとつ結びにしてからくるりんぱ
まとまりと束感を出すために、髪全体にバームをなじませてからスタート。低めの位置でひとつ結びにしてから、真ん中でくるりんぱを1回作る。
STEP2:くるりんぱを連続して作る
結んでいるゴムを少し下げ、結び目の斜め上(この場合は真ん中より左寄り)に穴を開けてくるりんぱ。その後、またゴムを少し下げ、今度は結び目の逆の斜め上(真ん中より右寄り)に穴を開けてくるりんぱにする。
STEP3:崩したり巻いたりしてこなれ感をプラス
くるりんぱの部分の毛束を指先でランダムにつまみ出し、いい感じに崩す。結び目の下の毛先はストレートアイロンで適当に丸みをつけ、髪をしなやかに見せて。最後に結び目にヘアアクセを飾る。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【2】くるりんぱを繋げたアレンジ
GARDEN ginza トップスタイリスト
加藤ゆりえさん
大人かわいいスタイル作りが得意!「どんな髪型が似合うのかわからない」「もっとおしゃれになりたい」という人に、ベストな髪型を提案。髪質やスタイリングの悩みも、ライフスタイルを考慮しながら気軽に相談に乗ってくれる。
STEP1:ポニーテールにくるりんぱを作る
髪全体にオイルを多めになじませておく。前髪と耳前の毛を残し、他は後頭部の真ん中あたりでポニーテールを作る。結び目より少し下をまた結び、間の毛束をくるりんぱに。それを2回くり返す。
STEP2:くるりんぱ部分をほぐす
くるりんぱにした部分の髪を指先でランダムにつまみ出し、適当にほぐす。このひと手間でこなれ感がグンとアップ!
STEP3:耳前の後れ毛を巻く
残しておいた後れ毛をカールアイロンで巻く。アイロンを縦に使い、なるべく顔に沿うように巻くと、程よい落ち感が出る。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【3】くるりんぱとフィッシュボーンアレンジ
STEP1:軽めに巻く
髪全体にカールアイロンを通して艶を出しつつ、クセづける程度に軽く巻く。毛先はワンカール外巻きにするのがおすすめ。
STEP2:一つにまとめてくるりんぱする
顔まわりの後毛のみを残して低めの位置でひとつ結びをしてくるりんぱをする。
STEP3:フィッシュボーンを作る
STEP2で結んだ部分の下の毛束を細かくきつめにフィッシュボーンする。
STEP4:おくれ毛を巻く
顔まわりのおくれ毛をアイロンでリバースで巻く。
完成!
アクセサリーを付けて完成。一見難しそうですが、基本のアレンジを2つ組み合わせただけなので簡単にできます。
「ヘアアクセ」ひとつ結びアレンジ【2選】
【1】大きめリボンが可愛いアレンジ
STEP1:前髪を分けて巻く
前髪をセンター分けにする。前髪をひと束ずつ取り、内外ランダム巻きをする。前髪のいちばん内側は外巻きに。
STEP2:バームを前髪の毛先に馴染ませる
パール大のバームを手のひらに広げて、巻いた前髪の毛先へひねるようになじませる。後ろの髪はひとつにまとめる。
STEP3:毛束をほぐす
結び目部分から数束引き出し、ひとつ結びをほぐす。
完成!
【2】ポニーカフのねじり結びアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
Point
結び目のゴムにフックを引っ掛けて、ゴムを隠す。しっかり結べる強さがありつつも、太すぎないゴムを使って。
【how to”アレンジ”】
どうしても膨らみがちなハチ回りの髪は、ねじってボリュームを抑えるのが確実。ねじった毛束をラフに引き出してこなれ感を加え、結び目にポニーカフを飾れば、メリハリのあるひとつ結びの出来上がり。
【SIDE】
「三つ編み」ひとつ結びアレンジ【2選】
【1】三つ編みをまとめたアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
【how to”アレンジ”】
- ワックスを髪全体になじませておく。
- 下位置でひとつ結びにしてから、毛束を3つ編みに。
- 編み終えたらゴムで結んで、毛束を内側へ折りたたむ。
- 上から太めのゴムで結び、ヘアアクセをあしらってゴムを隠して。
【SIDE】
【2】三つ編み風アレンジ
STEP1:ひとつ結びにしてそれを2束にする
髪全体に、しっとりするマルチオイルかスタイリングオイルを5プッシュほどなじませる。真ん中あたりの位置でひとつ結びにして、結んだ毛束の一部を結び目に巻き付けてゴムを隠して。毛束を上下でふたつに分けて少し下をそれぞれ結び1の結び目の間を裂いて2の毛束を通す。
STEP2:毛束に毛束を通す
1の毛束の裂け目に上から指を通して2の毛束をつまみ出し、引き抜いて通す。2本の毛束の少し下をまた結び、同じことを繰り返して。
STEP3:3回繰り返したら最後はゴムで結ぶ
3回繰り返したのがこの形。最後はふたつの毛束をまとめてゴムで結んで完成。
完成!
【SIDE】
【BACK】
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。