忙しい朝でも簡単!仕事にピッタリな髪型【アレンジ14選】
髪だけでもオシャレにまとめたいけど時間がない…。そんな人でも仕事の朝にサッとアレンジできる髪型を。結び方別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
「ひとつ結び」お仕事にピッタリなヘアアレンジ【5選】
【1】時短になるくるりんぱ重ねアレンジ
STEP1:ひとつ結びにしてからくるりんぱ
まとまりと束感を出すために、髪全体にバームをなじませてからスタート。低めの位置でひとつ結びにしてから、真ん中でくるりんぱを1回作る。
STEP2:くるりんぱを連続して作る
結んでいるゴムを少し下げ、結び目の斜め上(この場合は真ん中より左寄り)に穴を開けてくるりんぱ。その後、またゴムを少し下げ、今度は結び目の逆の斜め上(真ん中より右寄り)に穴を開けてくるりんぱにする。
STEP3:崩したり巻いたりしてこなれ感をプラス
くるりんぱの部分の毛束を指先でランダムにつまみ出し、いい感じに崩す。結び目の下の毛先はストレートアイロンで適当に丸みをつけ、髪をしなやかに見せて。最後に結び目にヘアアクセを飾る。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【2】ダブル結びで簡単おしゃれアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
Point
顔周りも襟足もすっきり!短めの髪でもできるテク
【how to”アレンジ”】
バームやミルクをつけてまとめやすくしてから、まずはハーフアップに。その後、低めのひとつ結びにする。
結んだゴムの上に、小さめのポニーフックを飾り、前髪や後れ毛にスタイリング剤をなじませて束感仕上げに。
【SIDE】
【BACK】
【3】簡単にできるくるりんぱをつなげたアレンジ
GARDEN ginza トップスタイリスト
加藤ゆりえさん
大人かわいいスタイル作りが得意!「どんな髪型が似合うのかわからない」「もっとおしゃれになりたい」という人に、ベストな髪型を提案。髪質やスタイリングの悩みも、ライフスタイルを考慮しながら気軽に相談に乗ってくれる。
STEP1:ポニーテールにくるりんぱを作る
髪全体にオイルを多めになじませておく。前髪と耳前の毛を残し、他は後頭部の真ん中あたりでポニーテールを作る。結び目より少し下をまた結び、間の毛束をくるりんぱに。それを2回くり返す。
STEP2:くるりんぱ部分をほぐす
くるりんぱにした部分の髪を指先でランダムにつまみ出し、適当にほぐす。このひと手間でこなれ感がグンとアップ!
STEP3:耳前の後れ毛を巻く
残しておいた後れ毛をカールアイロンで巻く。アイロンを縦に使い、なるべく顔に沿うように巻くと、程よい落ち感が出る。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【4】ねじり結びですっきりアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
【how to”アレンジ”】
どうしても膨らみがちなハチ回りの髪は、ねじってボリュームを抑えるのが確実。ねじった毛束をラフに引き出してこなれ感を加え、結び目にポニーカフを飾れば、メリハリのあるひとつ結びの出来上がり。
Point
結び目のゴムにフックを引っ掛けて、ゴムを隠す。しっかり結べる強さがありつつも、太すぎないゴムを使って。【BACK】
【5】ゴムを隠した大人アレンジ
STEP1:ポニーテールを作る
大人ポニーテールがキレイに見える結び位置は、後頭部の丸みの一番高いところ。全体に薄くソフトワックスかバームをなじませてから、顔周りの後れ毛を残し、手ぐしで髪を集めて結ぶ。結ぶゴムは、できるだけ細いものが◎。
STEP2:トップの髪を引き出す
結び目を手で押さえながら、トップの毛束をランダムに引き出してこなれ感をプラス。このとき、サイドはピタッとしている方が清潔感が出るため、サイドは引き出さずそのままに。
STEP3:毛束でゴムを隠す
結んだ毛束の一部(できたら下部分)を取り、結び目のゴムの上からぐるぐると巻きつける。巻きつけ終わりが、毛束で隠れる下位置にくるのがベスト。巻きつけた毛束は、ほどけないように短めのアメピンでしっかり留める。
完成!
【SIDE】
【BACK】
「お団子・シニヨン」お仕事にピッタリなヘアアレンジ【4選】
【1】ダブルお団子の簡単アレンジ
ALBUM GINZA トップスタイリスト/副店長
芝崎綾香さん
ライフスタイルに合ったヘア、メイクやファッション、なりたい女性像や好きな雰囲気から似合わせたスタイルが得意。骨格からベストなヘアバランスを一緒に考え、ぴったりなスタイルを提案してくれる。
STEP1:スタイリング剤をしっかりなじませる
指先でひとすくいしたバームを手のひらにしっかりのばして、フロントからオールバックで毛先までなじませる。パサつきが気になる場合は、バームを一気につけず少量ずつ足していくこと。
STEP2:ダブルのお団子を作る
顔周りともみあげの毛を残し、ハチラインより上の髪をハーフアップにして毛先を引き抜かない輪結びにする。ハチラインより下は、上の結び目と近い高い位置で同じような輪結びに。襟足のみつかど(襟足の両端のいちばん下がった部分)の毛束を引き出し、後れ毛にする。
STEP3:トップの毛を引き出す
結び目を押さえながら、トップの毛束をランダムにつまみ出して高さを出す。顔周りやもみあげ、襟足の後れ毛がパサついている場合は、ほんの少しバームをつけた指先でなぞって束感を出して。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【2】プチお団子とシュシュが可愛いアレンジ
K-two Esola IKEBUKURO スタイリスト
村山結香菜さん
不器用な人でも毎日簡単にスタイリングできる、抜け感のあるヘアスタイルを提案。スタイリング方法のコツも丁寧に教えてくれる。自身が丸顔&ハチ張りに悩んでいるからこそわかる、顔型別の似合わせや骨格補正カットには自信あり!
STEP1:サイドをロープ編みにする
ロープ編みとは、毛束をふたつ取ってそれぞれねじりながら重ねていく編み方。ツイスト編みとも呼ばれる。編んだりまとめたりしたときに短い毛がピンピン出てこないよう、いつもより多めのオイルを髪になじませてしっとりさせておく。後れ毛を残し、サイドの髪を2束取ってロープ編みに。耳後ろまで編んでピンで留めたら、編んだ部分の毛束を指先で引き出して軽く崩す。両サイドをロープ編みにしておく。
STEP2:プチお団子を作る
髪全体を手ぐしでざっくりと下位置にまとめ、毛先を引き抜かずプチお団子にする。
STEP3:全体のシルエットを調整
結び目を押さえながら後頭部の髪を指で少しずつつまみ出してふっくらさせ、丸みのあるシルエットに。結び目にシアーな素材のビッグシュシュをあしらう。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【3】ざっくりシニヨンでこなれアレンジ
STEP1:ハーフアップを作る
毛先を中心に少量のオイルをなじませておく。耳の上で逆V字に髪を取って結び、ハーフアップにしてからくるりんぱに。ねじった部分の髪を指でつまみ出し、崩しながら立体感を出す。
STEP2:シニヨンを作ってクリップを飾る
顔周りの髪を残して全体を下の位置でまとめ、毛先を引き抜かない輪結びに。毛先を結び目に巻きつけてシニヨン風にし、ヘアクリップで押さえる。
STEP3:顔周りの髪を巻く
残しておいた顔周りの髪をカールアイロンで縦巻きにして、ゆるっとした曲線をつける。ぐるんと強くクセづかないように、アイロンで巻いたら時間を置かずスルーさせる程度に。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【4】首元がすっきりするくるりんぱお団子アレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
【how to”アレンジ”】
固めのワックスを全体にのばす。
髪を手ぐしで後ろでひとつ結びにし、くるりんぱに。
毛先を引き抜かずに途中で止めてお団子状にし、その上からさらにゴムをON。
前髪ともみ上げにスタイリング剤をつけ、束感を出せば完成!
【BACK】
「ハーフアップ」お仕事にピッタリなヘアアレンジ【3選】
【1】毛束を入れ込んだ楽ちんアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
Point
2段のハーフアップにして、下ろした髪を少なく!
【how to”アレンジ”】
全体にバームをなじませ、ハチ上で小さなハーフアップを作る。
左右のこめかみ部分の髪を後ろでまとめ、ハーフアップの下で結んで。
その結び目の上の空洞に下から指を入れて横向きにひねり、最初のハーフアップの毛束を横から通す。
2本の毛束をまとめてねじり、結び目をキュッと締める。
【BACK】
【2】ハーフアップ×お団子のカジュアルアレンジ
LONESS GINZA スタイリスト
櫻田亜弓さん
2歳の娘がいるママ美容師。結べるボブや、簡単楽ちんヘアが得意。自宅でも「美容室帰り」が再現できるよう、スタイリングの仕方などをしっかりレクチャーしてくれる。韓国ドラマが大好き!
STEP1:ハーフアップを作る
ストレートアイロンで全体を外ハネにしてから、500円玉量のオイルをしっかりなじませる。前髪をかき上げながら、耳の真ん中あたりのラインでハーフアップに。
STEP2:毛束を分けてお団子に
ハーフアップの毛束をふたつに分けて、それをねじりながら交差させ、丸めてお団子状に。
STEP3:ゴムで留める
お団子の上からゴムをかぶせるようにして留める。結び目を押さえながら、トップやお団子部分の毛束をランダムにつまみ出して、おしゃれなニュアンスをプラス。
【完成!】
【SIDE】
【BACK】
【3】5分でできる簡単アレンジ
STEP1:ハーフアップを作る
巻かなくてもニュアンスが出るように、髪全体にソフトワックスやバームを薄くなじませてからハーフアップに。顔周りの髪は残し、少し下の位置で結んで。ゴムを少し下に引っ張り、ゆるみをつける。
STEP2:くるりんぱにする
結び目の上に縦穴を開け、結んだ毛束を上から通して下に引っ張ってくるりんぱを作る。
STEP3:髪を引き出す
こなれ感を出すために、ランダムに髪を引き出す。引き出す場所は、頭頂部・くるりんぱの上部分・くるりんぱの下部分。崩れすぎないよう、結び目を指で押さえながら、バランスを見つつ毛束を少しずつ引き出すのがコツ。結び目にヘアアクセを飾ってもいい。
完成!
【BACK】
「アップ」お仕事にピッタリなヘアアレンジ【2選】
【1】逆さくるりんぱの韓国風アレンジ
MINX ginza トップデザイナー
川上春香さん
前髪を1センチ切ってみたり、顔周りの髪の毛を作ってみたり、分け目を変えてみたり。そんな少しのことで「かわいい」が格段にプラスになる。髪の毛とメイクや美容全般を通して、自分史上いちばんかわいくなれるようにサポートしてくれる頼れる美容師。
STEP1:逆くるりんぱにする
全体にオイルをなじませたら、顔周りの髪を残して他は後ろでひとつ結びに。結び目の上に穴を開け、毛束を下から入れて、毛束を引き抜かずにそのまま押さえておく。(※一般的なくるりんぱは毛束を穴の上から入れる)
STEP2:バンスクリップで留める
引き抜かない逆くるりんぱの上からバンスクリップを挟み、しっかり留める。大きめのバンスクリップを使うのが◎。
STEP3:後れ毛を巻く
残しておいた顔周りの髪を、ストレートアイロンで軽く内巻きに。パサッとするようなら少量のバームなどをつけ、束感を出す。
完成!
【SIDE】
【BACK】
【2】クリップでまとめた簡単アレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
【how to”アレンジ”】
上をひとつにまとめて三つ編みをし、ゴムで結びます。その毛束を縦にまとめ、クリップで挟むだけ!
Point
まとめた髪がくずれないようにしっかり手で押さえながら、地の毛までクリップで挟む。髪が多い人は大きいサイズを使うのが鉄則。【BACK】
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
お客さまに提案したいのはポイントカラー。耳にかけたりちょっと結んだりするとさらに洒落感がアップするようなカラーを発信していきたいそう。アレンジは少しゆるっとしたフェミニンなデザインが好み。