ヘアカラー
2024.2.3

「黒髪×ハイライトカラー」黒髪・暗髪ベースだから映えるあか抜けヘア【17選】

ハイライトはベースが黒髪だとより色のコントラストが分かり楽しむことができます。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから黒髪系×ハイライトの髪型をご紹介します。

黒髪×ハイライト&部分ハイトーンはここが魅力!

白髪を活かしおしゃれに見せてくれる

白髪染めは暗くなりがちだが、トナーという微アルカリカラーでブリーチ毛や白髪に色を乗せると、あらゆる色を鮮やかに楽しめる。立体的で毛量感があり、こなれたおしゃれを楽しんでいる雰囲気を醸し出す。

簡単にイメチェンが叶う

内側の髪=インナーや、毛先=裾などを部分的に明るくブリーチする“部分ハイトーン”。部分的でもかなり髪の表情が変わるのでハイトーン初心者にもおすすめ。

黒髪系×アッシュ系ハイライト&部分ハイトーンヘア【4選】

【1】アッシュグレー系カラーのストレートミディ

Point

毛先全体10cm程を明るくブリーチ。トップからミドルは太めのハイライトを細かく入れ、毛先との境目をぼかします。上から全体にアッシュグレー系カラーをのせます。

毛先のみハイトーンに上げて、全体にアッシュグレーをかけた裾カラー。太陽の下など明るい光の下だけ透け感が高まり、室内では通常のブラウンヘアに見えるので挑戦しやすい。毛先中心なので頭皮のアレルギーがある人もできるし、もし傷んだらカットすればいいのも安心。

SIDE

BACK

担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん

【2】ダークアッシュベースのくびれボブ

Point

ベースは5トーンのダークアッシュな暗髪に設定。耳下をダブルカラーし、チラ見せするイヤリングカラーを入れてベースの暗髪とコントラストをつけ、周りと差がつくアンニュイな雰囲気に。

【how to“ベース”】
長さはぱっつんのため毛先をそろえる程度に。レングスはギリギリ結べるくらいで肩につかないくらいの長さに設定。前髪はシースルーでぱっつん前髪にし、抜け感をプラス。

【how to“スタイリング”】
毛先をストレートアイロンで外ハネにし、オイルとバームを混ぜ、艶感をだします。前髪の毛先だけ、ちょんちょんっと手に余ったバームをつけ束感を出したら完成です。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 市原大翼さん

【3】ダークアッシュベースのミニボブ

Point

ベースは5トーンのダークアッシュな暗髪に設定し、もみあげ部分をダブルカラーし、チラ見せするイヤリングカラーを入れてベースの暗髪とコントラストをつけ、耳かけしたときにオシャレな印象をつくります。

【how to“ベース”】
ショートからこれから伸ばしていきたい!という方に人気のスタイル。顎ライン~首の中間あたりでワンレンに切り揃えてカットし、毛先に流行りのぷつっと感をつくります。あわせてサイドバングもつくることで小顔効果◎。

【how to“スタイリング”】
オイルをつけ大人っぽさを高めていきます。全体につけたあと、顔まわりやインナーカラー部分にもつけたすことでトレンド感がでます◎。暗めながらも流行りを抑えたい、イメチェンしたい、垢抜けたいという方にオススメ。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯ともやさん

【4】ベージュアッシュの韓国風ボブ

Point

ベースは4~5トーンのネイビーブラック(黒髪)にし、インナーカラーは1回ブリーチをし、青と緑を入れ、くすんだベージュアッシュに。クールでモードな印象にしたい方にオススメの配合です。

【how to“ベース”】
ベースは顎下2cmのボブ。暗髪でインナーカラーとコントラストをつけることで最旬スタイルに。ひし形シルエットを意識しながら全体の骨格や輪郭を見てバランスを見てカットしてあげましょう!前髪はシースルーバングでぱっつんに。

【how to“スタイリング”】
流行りの韓国風ボブタンバルモリ×イヤリングカラーは2021年最大のブームへア!スタイリング26mmのカールアイロンでミックス巻きにすると写真のようなスタイルに。スタイリング剤はバームとオイルを2:1で混ぜて、最後にスプレーで固定。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 金井 瑛大さん

黒髪系×ベージュ系ハイライト&部分ハイトーンヘア【7選】

【1】ヘーゼルベージュのハンサムショート

Point

ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。

ショートヘア

【how to“ベース”】
カットは、襟足1cm、サイドの長さは耳下、前髪は鼻下の長さでグラデーションに。トップにはレイヤーを入れつつ、アウトラインには重さを残して外人っぽく仕上げます。

ショートヘア

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜38mmのロッドを使います。毛先のラフな外ハネは、ねじって逆巻に。全体は、太めのロッドで平巻きにします。

スタイリング剤は、ややドライなワックスを選びます。中間から毛先にセット剤を馴染ませたら、弱風のドライヤーで、手を振って、髪を散らすイメージでスタイリングします。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】カーキベージュの白髪を活かしたショート

「白髪ぼかしなのにデザインとしても美しいのがお気に入りです」(松岡史江さん・セラピスト)

Before
分け目と生え際の白髪が気になる松岡さん。

Point

白髪率は10〜15%とまだ少なめなので、全体は落ち着いた明るさのカーキベージュに。分け目の白髪を巻き込みながら、ワンレングスボブの表面のレイヤーに沿ってブリーチハイライトを入れているのがポイントです。自然な毛流れを作り、髪の質感の印象アップにもつながっています。

染め切っていないので白髪はちらほら。ハイライトにカムフラージュされて、外国人の髪のような複雑な色を作り出している。

担当サロン:kakimoto arms青山店

【3】サンドベージュのグラボブ

Point

カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。

グラボブ

【how to“ベース”】
カットベースは、えり足ギリギリのあごラインのボブ。バックにグラデーション、表面は軽めにレイヤーを入れます。サイドバングは、耳上の長さで流れるようにカット。前髪は、長めのシースルーに。

グラボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを通すのみでまとまる時短ヘア。毛先は巻きすぎない方がお洒落に。スタイリング剤は、ヘアオイルを。髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人はやや重めがおすすめ。基本的には、中間から毛先に馴染ませますが、ふくらみやすい人は、内側にしっかりつけてから表面に馴染ませて。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【4】ディープラベージュの巻き髪ロング

Point

カラーは、全体に細かくたっぷりハイライトをいれてから11トーンのディープラベージュをオンカラー。透明感と立体感たっぷりに。

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【how to“ベース”】
カットは胸下のAライン。裾に厚みを残しつつ、表面にレイヤーを入れて動きをつけやすく。逆三角さん特有の、ハチをカバーするためにこめかみ部分はタイトに、トップにはボリュームを持ってくる。前髪は目の長さで薄めに2WAYに。かきあげも下ろしもどちらもできるスタイル。

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【how to“スタイリング”】
逆三角さんは顎にかけシュッとしているので、頬下から32ミリのコテでミックスにして、低めの位置にボリュームを持ってきます。バームとオイルをミックスして毛先中心につけ、束感たっぷりの仕上がりに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【5】シナモンベージュのウェーブヘア

\カラーチェンジしたのは…磯田 菜月さん/

【Before】

Point

シナモンベージュのハイライトは日本人の肌をキレイに見せてくれる効果あり。顔を縁どるように内側に細かく入れているので、ナチュラルな仕上がり。艶やかなウエーブヘアと好相性で、フェミニンさが際立つ。

\前髪アップでインナーカラーをチラ見せ/

担当サロン:カキモト アームズ kakimoto arms 六本木ヒルズ店、担当/(ヘア)細矢 裕輔さん (カラー)福田 唯菜さん

【6】サンドベージュのAラインセミロング

Point

前髪の内側、サイドの顔まわりはブリーチ。全体は6トーンのアッシュグレージュにしています。ブリーチ部分は黄味抑えながら12トーンのサンドベージュを乗せてコントラストたっぷりに。

【how to“ベース”】
鎖骨ラインのAラインのカット。表面と顔まわりにほんのりレイヤーをいれる。前髪は眉の長さでぱつっと厚めにとりつつ束感は残る様にカット。

【how to“スタイリング”】
すそは外はねにして、顔まわりはリバースに32mmのコテで巻きます。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて巻いた部分になじませて束感をだしています。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【7】ホワイトベージュの外ハネボブ

Point

カラーはお顔周りをブリーチしたベースに、12トーンの透明感のあるホワイトベージュを重ねてフレーミングカラーにしています。全体も透明感がある6トーンアッシュベージュで明暗差をだしています。

【how to“ベース”】
全体にレイヤーを入れたボブにしています。前髪は眉のあたりでカットして、シースルーに。まっすぐおろしても、流しにしても可愛く決まります。

【how to“スタイリング”】
カットがボブベースに表面にレイヤーが入っているので、ストレートアイロンで襟足は外ハネ、表面のみ内巻きをして、ふんわり軽いボブレイヤースタイルにします。頬の部分にボリュームを持ってきて、顎下にくびれを出し、外ハネにスタイリングして面長カバーをしています。最後にまとまりを出すため、ミルクを少しつければ完成です。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

黒髪系×ブラウンハイライト&部分ハイトーンヘア【3選】

【1】トパーズブラウンのレイヤーミディ

Point

カラーは、全体はハイライト&顔まわりはスライシングでブリーチをしてから、トパーズブラウンをオンカラー。バイオレットで、黄色みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。

【how to“ベース”】
全体は、鎖骨くらいのミディアムでカット。顔まわりにはたっぷりレイヤーを入れ、動きを際立たせるため、もみ上げは短めにカットします。前髪は、ワイドで重めにします。

【how to“スタイリング”】
26.5mmのアイロンで全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。温度設定は140度がグッド。バームとオイルを混ぜ、後ろから前へかけてなじませたら完成です。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん

【2】くすみブラウンの内巻きボブ

Point

こめかみから耳の上まで、耳前の髪を多めに取ってさらっと通す程度に軽くポイントブリーチを。それ以外の地毛部分は髪は6トーンくらいのくすみブラウンをのせ、赤みを消し暗くして、しっかりコントラストをつけます。

ちょっとの冒険でガラッと雰囲気を変えたい人におすすめなイヤリングカラー。ダメージの心配が少ないのに、柔らかくイメチェンでき、女っぽさを残しながらモードな雰囲気に。顔周りの肌も明るくキレイに見えます。地毛部分とコントラストをしっかり出すのがポイント。

SIDE

BACK

担当サロン:MANHOOD AYUMIさん

【3】ナチュラルブラウンのパーマヘア

Point

カラーは、サイド(こめかみの位置)からバックの襟足にかけて、インナーカラーをしています。ブリーチを使わないカラーリングで髪のダメージを最小限に。ライトナーで明るくしたあと、12トーンくらいに仕上がるように、ナチュラルブラウンでオンカラーをしています。強めにかけたデジタルパーマも、毎日のセルフケアで髪をいたわることでパサつきなども抑えられます。

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【how to“ベース”】
ロングレイヤーに、ワンカール強のデジタルパーマをかけたスタイル。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけ、ドライヤーで乾かします。全体的に乾かしながら、指でクルクルと巻きながら乾かすとカールが簡単にできます。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

黒髪系×オレンジの部分ハイトーンヘア【2選】

【1】オレンジの前髪なしショートボブ

Point

フェースラインから耳周りに細かいハイライトを多く入れ、上から全頭にヘナカラーを。ヘナは、カラー剤アレルギーの人でも根元からつけられ、くせを抑えてハリ、コシ、ツヤUP、地肌の汚れ除去・保湿もしてくれます。

顔周りを囲むフェースフレイミング風ハイライトを入れ、上からヘナカラーを全頭に。ブリーチ部分のみ流行のオレンジに発色、地毛部分は落ち着いたダークブラウンに。カラーなのに高いトリートメント効果を発揮するので、大人髪も艶やかにハイトーンを楽しめます。

SIDE

BACK

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木 カラーリスト前川俊介さん ヘアスタイリスト坂本美沙さん・柿崎真輝さん

【2】オレンジベージュのレイヤーロング

Point

前髪、顔まわりは1回ブリーチ、全体は8トーンのオレンジベージュに。ブリーチ部分には6トーンのオレンジをのせています。

【how to“ベース”】
胸下で表面にほんのり動きをつけたレイヤースタイル。前髪はトップをふわっと立ち上げやすくリップラインでカットしています。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテでMIXに巻き、顔まわりは小顔に見える様リバースに巻きます。バームとオイルを混ぜて毛先中心につけてツヤ感と束感をだします。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

黒髪系×ピンクの部分ハイトーンヘア

Point

耳周りから襟足にかけてブリーチのWカラーでインナーカラーをしています。オンカラーはピンクで、ベースは地毛のままにしています。人気のインナカラーを思いっきり入れたい場合は、コントラストが出るように色見に大きな違いを持たせるのがポイントです。

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【how to“ベース”】
カットはほとんどレイヤーを入れずに作っています。さりげないラウンド感がこのモデルさんの骨格にはなじむので、前髪は長めのシースルーでサイドになじんでいくように切っています。

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【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンでウェーブにしてます。耳下は毛先から巻いて、1.5回転くらい、耳上は、中間から巻いて、2回転くらいです。最後にオイルを少量馴染ませます。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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