健康・ヘルスケア
2020.9.15

女性ホルモンの基礎知識|増やすには?バランスは?整えるための生活習慣から疑問に医師がお答え!

女性ホルモンって増やせるの?まずは知っておきたい女性ホルモンの基礎知識から自分のホルモンバランスをチェック!少なくなるとどうなるの?素朴な疑問を医師に直撃!すぐにとりかかりたい生活習慣や食生活でバランスを整えて心も体も健康に♪

【目次】
まずは「女性ホルモン」の基礎知識から学ぼう
ホルモンバランスをチェックしてみよう!
女性ホルモンを整える習慣や食べ物とは
素朴な疑問・質問に女医が回答!

まずは「女性ホルモン」の基礎知識から学ぼう

女性ホルモンのピーク期とは?

教えてくれたのは…成城松村クリニック 院長 松村圭子先生

女性ホルモンのピーク期とは?まつむらけいこ/日本産科婦人科学会専門医。広島大学医学部卒。広島大学病院等での勤務を経て、2010年に開院。女性の美と健康に関する知見を生かし、女性誌やテレビなどメディアでも活躍。女性ホルモンに関する著書も多数。

■女性ホルモンの黄金期を生かすも殺すも自分次第
生理や妊娠、出産はもちろん、美しさや若々しさにも深く関わる女性ホルモン。一生でわずかティースプーン1杯分しか分泌されないにもかかわらず、女性の体や心のコンディションを大きく左右します。

「女性ホルモンの分泌量は、初潮を迎える12歳前後から加速的に増加を続け、20代後半にピークに達します。この頃には、月経周期が安定し、妊娠・出産にふさわしい体内環境が整う上、ツヤツヤの肌や髪、丸みを帯びた体型など、外見的にも女性としての美しさ全開に。いわば女性ホルモンの黄金期です。もしこの時期に、肌や体に不調を感じているとしたら、女性ホルモン本来の力が完全には発揮されていないということ。ホルモンバランスが乱れている証拠といえるでしょう。

そもそも女性ホルモンは脳の視床下部からの指令によって分泌されています。ところが、不規則な生活やストレスなどが原因で視床下部にダメージが生じると、ホルモン分泌の指令をうまく出せません。たとえ黄金期であっても、ホルモンバランスは安泰ではないのです。しかも女性ホルモンの分泌量は、ピークを過ぎたら、閉経に向けて減る一方。その減少の速度も、普段の生活習慣や食習慣、環境、ストレスなどが大きく影響します」(松村先生・以下「」内同)

女性ホルモンのピーク期とは?
女性ホルモンの状態は絶好調なはずなのに…
「女性ホルモンの分泌がピークとなる20代後半から30代は、本来ならホルモンバランスも整っていて、その恩恵にあずかる世代。この時期になんらかの不調がある人は、ホルモンバランスが良好な状態とはいえません」

■2種類の女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロンは、卵巣から分泌される

女性ホルモンのピーク期とは?
「女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があって、いずれも卵巣から分泌されています。子宮から分泌されている、と勘違いしている人が多いようですが、子宮は分泌に関与していません」

■女性ホルモンは、脳と卵巣の連携プレーで分泌される

女性ホルモンのピーク期とは?
「卵巣に『女性ホルモンを分泌しなさい』と指令を出しているのは、脳の視床下部から命令を受けた脳下垂体。卵巣から分泌された女性ホルモンの 量は、常に脳にフィードバックされていて、それによって新たに分泌する量を調節しています」

分泌量は25~38日周期で変化(一ヶ月)

■正確な生理周期の把握はバランスUPの第一歩!
「毎月訪れる生理は、ホルモンバランスを知る指標のひとつ。規則的であることは必須条件です。ところが、そもそも生理周期の教え方や正常な生理周期を知らない人が少なくありません。生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が来る前日までの日数。医学的に正常な生理周期は25〜38日です」

また、基礎体温表をつければ、生理周期を「見える化」することができます。基礎体温とは、朝目覚めた後、最も安静な状態で測る体温のこと。
「女性の体温は生理周期に応じて低温期と高温期の2相に分かれています。正常な場合、エストロゲンが増える低温期が約2週間続き、排卵を挟んでプロゲステロンが増える高温期に移行。これが約2週間続きます。ただし、たとえ生理が規則的に来て、基礎体温が2相性でも、出血量や出血期間に異常があったり、ほかに不調があれば、ホルモンバランスが良好とはいえません」

分泌量は25~38日周期で変化(一ヶ月)
【黄体機能不全】
2相に分かれてはいるけれど、高温期が短い状態は黄体機能不全の可能性。妊娠を持続させるためのプロゲステロンの働きが不足して、受精しても着床しにくい場合があります。

【無排卵・無月経】
高温期がなく、ずっと低温期のままの場合、生理は来ていても、実際は排卵が起こっていない状態です。普通の生理より出血が少なかったり、少量の出血がダラダラと続いたりも。

【妊娠したとき】
前の生理から低温期が続き、排卵した後、プロゲステロンが増える高温期がずっと続きます。そのまま次の生理が来る頃になっても基礎体温は下がらず、生理が来ません。

■婦人体温計は「ホルモン美人」の必需品!

分泌量は25~38日周期で変化(一ヶ月)
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ホルモンバランスが良い・悪いとは?

ホルモン分泌が正常に行われることに加えて、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが整っていることも大事!

「キレイのためには“美のホルモン”と呼ばれるエストロゲンだけを増やせばいいと思いがちですが、多すぎは乳がんや子宮体がんなどのリスクを高める可能性が。その暴走を抑えるのがプロゲステロン。2種類の女性ホルモンがバランス良く、適度な関係を保ちながら分泌されるのが理想です」

【エストロゲンとは】
肌や髪の潤い・ツヤを保つ、バストを豊かにする、ウエストを引き締める、丸みのある女性らしい体型にするなど、キレイを作るホルモン。骨や血管を守る、自律神経を安定させるなどの働きも。

ホルモンバランスが良い・悪いとは?
【プロゲステロン】
受精卵が着床しやすいように、子宮内膜を厚く保ったり、低温を上げたりして妊娠の維持をサポート。皮脂分泌を促す美容にマイナスな面もあるけれど、エストロゲンの調整役として必要不可欠。

ホルモンバランスが良い・悪いとは?

女性ホルモンの基礎知識|いつがピークでどれくらい出るの? 妊娠や病気も確認できる“基礎体温”にも注目!

ホルモンバランスをチェックしてみよう!

あなたはいくつ当てはまる?

【チェック項目】
A 女性ホルモンの基礎知識
□女性ホルモンは増えれば増える程いい
□女性ホルモンは子宮から分泌されている
□セックスをしていればホルモンバランスは良くなる
□肉を食べればホルモンを補充できる
□セクシーな女性はホルモンバランスが良い
□女磨きを頑張れば、ホルモンもフェロモンも出るはず
□大豆類をたくさんとれば、女性ホルモン対策は完璧
□自分はホルモンバランスが良いと思っている
□生理が規則的だから、ホルモンバランスもいい
□ホルモンバランスを整えるとは、どうすることかわからない

B 食事の好みや食習慣
□朝食はほとんどとらない
□ポテトチップスなど油で揚げたお菓子が好き
□ファストフード、コンビニ弁当、菓子パン、加糖飲料などをよくとる
□カロリーオフのダイエット食品を好んで食べる
□年3〜4回は極端なダイエットを強行する
□野菜はサラダやジュースでとることが多い
□魚より肉をよく食べる
□みそ汁、納豆、豆腐をあまり食べない
□牛乳、ヨーグルト、チーズなど乳製品が好き
□足りない栄養はサプリメントでとるから大丈夫

C ライフスタイルの習慣
□朝なかなか起きられない
□入浴は、湯船につからず、シャワーですませる
□スマホを手放せず、寝る間際までいじっている
□寝る前に必ずパソコンをチェックする
□深夜2時以降に寝ることが多い
□睡眠時間は1日5時間以下
□夜遅くに、コンビニなど照明の明るい場所に行くことがよくある
□肩出しやミニスカートなど、冷えよりおしゃれが優先
□運動は嫌いで、ほとんどしない
□ニオイが気になり、ほぼ毎日消臭剤を使う

D 最近感じるから体の変化や不調
□ここ数年で体重が5kg以上増えた
□腹部の脂肪が増えてきた
□手足の冷えが強く、平熱は36度以下
□だるい、疲れが取れないことが増えた
□子供が欲しいのに、なかなか妊娠しない
□無性に甘いものが食べたくなることが多い
□生理前に肌があれたり、ニキビができる
□鼻炎などアレルギー症状が強くなった
□抜け毛が増えてきた
□生理が不規則になってきた

E 精神的ストレスの蓄積度
□「○○しなくちゃ」と常に思っているる
□トラブルがあったとき、自分を責めてしまう
□仕事は絶対休まないし、休日も仕事のことを考えている
□他人の言動にイライラすることが多くなった
□月1回以上、妙に落ち込むことがある
□不安や怒りで眠れなくなることがある
□集中力に欠けて、もうろうとするときがある
□夜中や早朝に目が覚めてしまうことがよくある
□仕事に不満をもちながら働いている
□締切や納期など、常に時間に追われる仕事をしている

【女性ホルモンバランス診断】
(0~7点) かなりの賢者!ホルモン優子

あなたはいくつ当てはまる?
今の状態をキープしつつ、さらにホルモン美人へ
「女性ホルモンに関する知識がちゃんとあり美容や健康意識の高さがうかがえます。ホルモンバランスを乱しにくい、体や心に優しい生活を送っているといえるでしょう。今のスタイルを維持しつつ、もし足りないものがあるとすれば、ヒントはタイプ別診断に隠されているかも。ほかよりチェックの多かった項目の診断を参考にして」(松村先生・以下「」内同)

(8~20点) そこそこOK!ホルモン良子

あなたはいくつ当てはまる?
ちょっとした改善でもっと素敵な毎日に!
「多少の不調やトラブルはあるようですが、 ちょっとした改善でリカバリーできる状態で す。ホルモンバランスの乱れも回復可能なレベル。疲れや冷え、ストレスをため込まないように日々リセットを。まずはチェックがついた項目を見直して、そこから修整していきましょう。今から調整力をつけておけば、5年後、10年後も元気&キレイでいられます」

(21~34点) 微妙に危うい!ホルモン乱子

あなたはいくつ当てはまる?
今すぐ生活習慣を見直してひとつずつリカバーを
なんらかの不調を感じているはずですが、もし症状が出ていない場合でも、ホルモンバランスは崩壊の一歩手前といえそう。『忙しいから』『そのうち』と先延ばしにせず、今すぐ意識から改善を。自分のホルモンバランスが良くないことを自覚して、できることからひとつずつでも修整していきましょう」

(35点以上) 相当マズイ!ホルモン劣子

あなたはいくつ当てはまる?
医師に相談した上で、根本から改善を
「問題点が多すぎて、ホルモンバランスは絶対絶命。不調のてんこ盛りで、毎日がつらいのでは!?意識も食事も生活習慣も、すべて根本から見直して改善すべきですが、もはやセルフケアだけでは厳しい状態かもしれません。 一度、婦人科を受診してみることをおすすめします。今の最悪な状況から脱出するために具体的なアドバイスをしてくれるはずです」

【さらに!タイプ別乱れ度診断】
Aタイプ: 女性ホルモンの知識不足が足かせに!
「女性ホルモンに関する知識が足りていません。女性ホルモンそのものの性質やメカニズムを理解していないため、いざホルモンバランスを整えたいと思っても、勘違いが多く、的を射た効率の良いケアができないでしょう。女性として、もっと女性ホルモンに関心をもち、基礎知識からおさらいしておきましょう」

Bタイプ: ホルモンバランスを乱す食生活を送っています!
「規則的な、栄養バランスの良い食生活を心掛けることは、美容や健康の鉄則。ホルモンバランスを整える上でも、欠かせない条件です。反対に、不規則で、栄養の偏った食事内容は当然マイナス要因。ホルモンを作り出すための栄養も不足してしまいます。これさえ食べればOKといった、万能な食材はありません」

Cタイプ: 普段の生活スタイルやクセに問題あり!
「日々の習慣にねっていること、クセ、生活態度、趣味などに、ホルモンバランスを悪化させる要因が多いようです。特に睡眠不足や運動不足につながる悪しき習慣は、自律神経のバランスを乱し、それがホルモンバランス崩壊の引き金にもなります。ここにチェックが多い人は、まず睡眠の改善からスタートを!」

Dタイプ: ホルモンバランスが乱れているサインが既に出現中
「肌や体に既にプチ不調が現れているということは、ホルモンバランスが乱れている証拠です。チェックした項目が生理前など一時的なものであれば、食事、生活習慣などを改善することで、解消することは可能です。月単位、年単位で続いている場合は、セルフケアだけでなく、婦人科の受診をおすすめします」

Eタイプ: ストレスが原因でホルモンバランスがピンチ!
「自覚の有無にかかわらず、ストレスフルな状態が原因でホルモンバランスをくずしています。まじめで頑張り屋なため常に緊張している人、神経質でイライラしやすい人、あるいはマイナスの感情をため込んでしまう人も。いずれも今一度、自分と素直に向き合って、ストレスの源を突き止めておくことが大切です」

さあTRY!「女性ホルモン」バランスチェック|医師監修であなたの知識や習慣を診断します

女性ホルモンを整える習慣や食べ物とは

体や心が喜ぶ5つの生活習慣

■睡眠と運動不足の改善でホルモンケア!
「ライフスタイルの2大改善ポイントは、睡眠と運動。生活が不規則で、デジタルに振り回されている現代人は、とにかくそれがおろそかになりがちです。睡眠に問題があると、脳に疲れがたまって自律神経が乱れ、当然、ホルモンバランスにも影響大。できれば毎日7時間の睡眠を確保して、脳に十分に休息させるようにしましょう。また、運動不足も、血行不良や冷えを招いて、ホルモンバランスを乱します。ストレスにならない程度の軽い運動でいいので、習慣にすることが大事です。さらに、婦人科検診を受けるなど、自分の体に向き合う機会を作ることも心掛けて!」(松村先生・以下「」内同)

体や心が喜ぶ5つの生活習慣
(1)起床時間を一定にして、睡眠リズムを整える
「ありがちなのは、休日にたっぷりと朝寝坊して、平日の睡眠不足をリセットしようとすること。それだとかえって睡眠リズムをくずし、自律神経を失調させてしまいます。寝る時間が遅くなった日でも、起きる時間は一定に。日中眠ければ、20分程度の昼寝で調整しましょう」

体や心が喜ぶ5つの生活習慣
(2)夏でもきちんと湯船でつかる
「冷えはホルモンバランスの大敵。夏でもエアコンなどの影響で、体は意外に冷えています。シャワーだけですまさず、ちゃんと湯船につかって体の芯から温まりましょう。おすすめは39度前後の湯に15〜20分程度の半身浴。気持ちのいい汗がかけ、睡眠の質も高まります」

体や心が喜ぶ5つの生活習慣
(3)スマホ、PCなどデジタルから離れる時間を作る
「どこへ行くにもスマホを手放せず、もはや依存症ともいえる人が増えています。スマホやPCが発するブルーライトの刺激は、交感神経が優位な状態を長引かせ、ホルモンバランスを乱す要因に。夜は早めにスイッチを切り、デジタルから離れる時間を作りましょう」

体や心が喜ぶ5つの生活習慣
(4)「1分間サーキットトレーニング」で、運動不足を解消
「自宅でできる簡単な運動として、有酸素運動と無酸素運動を交互に行うサーキットトレーニングがおすすめ。まずその場で1分間、太ももを高く上げて足踏みし、その後スクワットを1分間。習慣にできれば、冷えが改善し、ホルモンバランスも整います」

体や心が喜ぶ5つの生活習慣
(5)定期的に婦人科検診を受ける
「婦人科検診を受けたことがない、あるいはもう何年も行っていないという人は、大人の女性として自分の体への関心が低すぎます。たとえ不調がなくても、年に1度は検診を受けましょう。自分のホルモンバランスの状態を知ることができるだけでなく、病気の早期発見や体調管理にも役立ちます」

ライフスタイルの乱れは女性ホルモンの乱れ…ホルモンバランスを整える体や心が喜ぶ5つの習慣

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術

■リラックスする時間を増やして、心に余裕を!
「女性ホルモンの分泌を指令する視床下部には、自律神経をコントロールする働きもあります。そのため、ストレスで自律神経が乱れていると、ホルモンバランスも乱れてしまうのは当然のこと。ストレスや緊張で交感神経が優位な状態が多すぎる日常に、もっとリラックスする余裕と時間を増やしましょう。責任感を持って仕事を頑張るのはいいことだけれど、四六時中、縛られている状況は問題。忙しい人程、オンとオフの切り替えが必要です。また、不安や怒り、不満などのマイナス感情も自律神経やホルモンバランスを乱す要因。いつまでも引きずらないように、切り替えの気持ちを!」(松村先生・以下「」内同)

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
(1)8割できればOK!の頑張りすぎない自分になってみる
「神経質な完璧主義者程、100%できるまで自分を追い込んでイライラ。まじめな頑張り屋さんも、休み所がわからなくてズルズル仕事をしがちです。心当たりのある人は、少し働き方を変えてみては?8割できれば今日はOK!くらいの心のゆとりをもちましょう」

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
(2)思いきり泣いたり、物に当たるのも医学的に有効
「負の感情のデトックスには、思いきり涙を流すのがおすすめ。悔し涙ではなく、あえて“泣ける”映画やドラマ、小説などを選んで、声を出して泣きましょう。また、紙を思いきり破ったり、クッションを殴ったり…物に当たるのも、手っとり早いストレス発散法です」

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
(3)口角を上げるだけでもストレスは減少する
「人は笑うと、免疫力を高めるNK細胞が活性化するといいます。口角を上げて作り笑いをしただけでも同様だそう。免疫力が上がれば、ホルモンバランスもおのずと整います。特にホルモン変動で気分にムラが出る生理前は、極力笑顔を心掛けてみてください」

(4)香りを味方につけてリラックスする
「忙しすぎる日の休息時間や、夜のリラックスタイムに、副交感神経を優位にさせるアロマを活用してみましょう。香りは脳にダイレクトに働くので、自分が心地よいと感じる香りをかぐと、自然と呼吸が深まって脳もリラックス。自律神経が整って、ホルモンバランスもUPします」

\おすすめアイテム/

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
穏やかなハーブの香りに心が和む
ラベンダー、ゼラニウム、スイートオレンジなどをブレンドした優しい香りを吹きかけて、ストレスフルな心と体に休息を。
パーフェクトポーション|カームバランシングスプレー 50ml ¥1,600

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
フローラルな香りでバランスUP!
忙しい女性のために、心のバランスが整う、原生の花々の香りを厳選。ルームスプレーとして、リビングやベッドルームに。
ニールズヤード レメディーズ|ウーマンミスト 50ml ¥3,000

自律神経バランスUP!5つのストレスマネジメント術
(5)優先順位のチェック表をつけて働き方を改善
「時間に追われる仕事が山積みで、ストレスを感じている人は、まずその混乱を整理しましょう。今の課題を『重要』 『緊急』 『あまり重要でない』『あまり緊急でない』の4つの軸に振り分けて書き出すだけで、無駄なく賢く時間を管理できるようになります」

ストレスは女性ホルモンの敵! 自律神経バランスUPのストレスマネジメント術を女医が指南

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術

■腸内環境が整う食事で免疫もホルモンも良好に!
「食生活が乱れていると、健康な体を支える3つの支柱『免疫』『自律神経』『ホルモン』の機能が低下します。この3つは実は三位一体で、ひとつでも弱い状態だと、ほかのふたつもうまく機能しなくなるのです。それは逆も然り。食生活の改善によって、免疫細胞が集中する腸のコンディションがUPすれば、ひいては自律神経やホルモンバランスも整ってきます。さらには、ホルモンそのものの原料となる良質なたんぱく質や、ホルモンが体内でうまく動くようにサポートするビタミン・ミネラルを積極的にとることも、ホルモンバランスを整えるために大切です」(松村先生・以下「」内同)

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術
(1)毎朝1杯の味噌汁を習慣に!
「朝食をとらない、とれない、とりたくない人は、大半が自律神経のバランスが悪く、ホルモンバランスもくずしかねない状態。優秀なたんぱく源であるみそ汁を朝に1杯飲むことで、交感神経のスイッチをONに。作るのが面倒なら、無添加の即席みそ汁でもOKです」

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術
(2)たんぱく質片手1杯分に、野菜や海藻をプラス
「体内でホルモンを作るためには、たんぱく質が必須。毎食、片手1杯分を目安にとるようにしましょう。ただしいつも肉だけといった偏りはNG。魚や豆類、卵などまんべんなくとって。また、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜や海藻も、ホルモンの機能UPに不可欠です」

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術
(3)加工食品をできるだけ控えて、新鮮&作りたてのものを食べる
「保存料や合成着色料などの添加物を含む加工食品を過剰にとっていると、正常なホルモン分泌が妨げられるだけでなく、ホルモンバランスを乱す要因にも。でき合いものの連投は避け、なるべくなら新鮮な食材で、自炊をする習慣をつけましょう」

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術
(4)ジャンクフードは程々に!
「揚げ菓子や洋菓子、ファストフードなどは、食べすぎると酸化した油を大量に摂ることになります。頻繁にとっていると体内に活性酸素を増やし、ホルモン産生にも悪影響です。また、血糖値を急激に上げる加糖食品のとりすぎにも注意。ホルモンバランスを不安定にします」

免疫力・自律神経のバランスUPにも!5つの食生活術
(5)乳製品のとりすぎにも注意!
「乳製品をとりすぎて、動物性脂肪や動物性たんぱく質が腸内に長くとどまると、悪玉菌のエサになるリスクが。また、たまった動物性脂肪がホルモンバランスに影響を及ぼす可能性もあります。1日に牛乳200cc程度なら問題ないので、とにかくとりすぎに注意して」

免疫力・自律神経のバランスUPにも! 女性ホルモンのバランスを整える5つの食生活術

素朴な疑問・質問に女医が回答!

もっと知りたい!女性ホルモンに関するQ&A

Q.セックスでキレイになれるって本当?
A.心の通わないセックスは逆効果

セックスでキレイになれるって本当?
「残念ながら、セックスで女性ホルモンの分泌が促されることはありません。むしろ、義務化した心の通わないセックスはストレスになって、ホルモンバランスをくずす原因に」(松村先生・以下「」内同)

Q.メリハリボディのセクシーな女性は、ホルモンバランスが整っている?
A.セクシーな見た目とホルモンバランスにはほとんど相関関係はありません

メリハリボディのセクシーな女性は、ホルモンバランスが整っている?
「メリハリのあるセクシーな体の持ち主でも、不健康な生活や冷えを促す生活をしていれば、女性ホルモンのバランスは乱れます。もしホルモンバランスの良さを外見的に判断するとしたら、肌や髪の潤いやハリ・ツヤくらいでしょうか」

Q.PMS(月経前症候群)の症状がある人は、女性ホルモンに問題あり?
A.PMSは女性ホルモンが正常に働いているがゆえに起こります

PMS(月経前症候群)の症状がある人は、女性ホルモンに問題あり?
「生理前に現れる心身の不調、PMSの原因は諸説ありますが、女性ホルモンの異常というわけではありません。むしろ女性ホルモンの分泌量が正常に上下しているからこそ、その変動に弱い人が不調に陥りやすいという説も。また、生理前は脳内の神経伝達物質セロトニンの分泌が減少するため、感情のコントロールが難しくなるともいわれています」

Q.妊娠したいのにできないのは、女性ホルモンに問題があるの?
A.ホルモンバランスの乱れから排卵障害になるケースも

妊娠したいのにできないのは、女性ホルモンに問題があるの?
「エストロゲンやその分泌に関わるホルモンがきちんと分泌されていないと、卵胞の発育が悪くなり、排卵が起こらない状態に。こういった排卵障害が起きているにもかかわらず、ホルモンバランスを無視した生活を続けていると、妊娠しづらくなる可能性があります」

Q.競争社会でバリバリ働く女性は、女性ホルモンが少なくなる?
A.男性ホルモンの働きが活性化されて、ホルモンバランスをくずすことも

競争社会でバリバリ働く女性は、女性ホルモンが少なくなる?
「女性の体内にも男性ホルモンはあり、競争や勝負を意識する状態は、男性ホルモンを活性化させます。自分のテリトリーを守るオスの動物と一緒で、男性ホルモンの働きが強く出てしまうのです。結果として、女性ホルモンとのバランスを乱したり、うまく機能しなくなる可能性が」

Q.汗や皮脂のニオイが気になってきたのもホルモンのせい?
A.女性ホルモンの抗酸化作用が発揮されていないからかも

汗や皮脂のニオイが気になってきたのもホルモンのせい?
「実は、エストロゲンには抗酸化作用があり、ニオイのもとになる皮脂の酸化を防ぐ働きをもっています。女性ホルモンの分泌が低下して、ホルモンバランスが乱れると、その抗酸化作用も発揮されないことに。自分の汗をかいでみて、脂っぽいニオイが混ざっていたら要注意です」

Q.女性ホルモンのバランス調整にサプリメントは有効?
A.サプリメントはあくまでも補助。過剰摂取は禁物です

女性ホルモンのバランス調整にサプリメントは有効?
「市場には女性ホルモン様物質を含むサプリメントがいろいろありますが、それらを利用する前に、まずは自前のホルモンをいかにバランス良く分泌させるかを考えるべき。ホルモン様物質を補いすぎると、ホルモンの受容体が鈍る可能性もあります。とにかくとりたい栄養をサプリメントだけで頼るのはNG!」

ホルモンとフェロモンの違いって? “女性ホルモン”の素朴な疑問・質問に女医が回答!

大豆食品を食べると女性ホルモンが増えるってホント?

教えてくれたのは…管理栄養士・株式会社エビータ 代表取締役・栄養士大学 学長・一般社団法人 栄養士戦隊☆隊長 浅野まみこさん

img_0081総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて1万8千人以上の栄養相談を実施。その経験を生かし、健康経営サポートや商品開発、人材育成、健康サービスコンサルティングを得意とする。コンビニや外食を使った実践型栄養アドバイスをフィールドワークとし、「コンビニ外食健康法」などの講演が人気を呼び、年間100時間以上の講演を行う。メディアや雑誌にも多数出演。新著に『血糖値は食べて下げる寝て下げる』(アスコム)『血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん』(誠文堂新光社)『コンビニ食・外食で健康になる方法』(草思社)。夕刊フジで「きょうから実践 外食・コンビニ健康法」毎週水曜 連載中。

Q:大豆食品を食べると女性ホルモンが増えるってホント?
加齢とともに分泌量が減少するという女性ホルモン・エストロゲン。一方、大豆には、エストロゲンに似た働きをするという大豆イソフラボンが多く含まれています。ということは、大豆食品をたくさん食べれば、女性ホルモンが増えるってこと?

A:ウソです
「大豆食品を食べたからといって、女性ホルモンが増えるわけではありません。大豆食品含まれる大豆イソフラボンによって、エストロゲンと似た働きをするエクオールが作られるということ。それが、加齢によって分泌量が減り、更年期障害などの要因となるエストロゲンの作用を補うといわれています」(浅野先生)

大豆食品を食べると女性ホルモンが増えるってホント?真相を管理栄養士に直撃

女性ホルモンがアップするとキレイになれるってホント?

教えてくれたのは…アヴェニューウィメンズクリニック院長・日本産科婦人科学会専門医 福山千代子先生

%e7%94%9f%e7%90%86%e3%81%9f%e3%81%b9%e3%82%82%e3%81%ae金沢医科大卒業後、東京大学医学部附属病院など複数の病院で経験を積み、2009年にアヴェニューウィメンズクリニック院長に就任。PMSや更年期障害などさまざまな婦人科系疾患の女性の悩みに親身に寄り添い、患者からの信頼も厚い。

Q:女性ホルモンがアップするとキレイになれるってホント?
女性ホルモンがアップすると女性らしい体になるとか、肌にハリやツヤが出てキレイになれるとか……。実際のところはどうなのでしょう!?

A:半分ホント、半分ウソ
「女性ホルモンを増やせばキレイになれる!というのは大きな間違いで、多くても少なくても良くないものなのです。バランスも大事で、適量がちょうど良いものです。

ホルモンが多くなったからと言っておっぱいが大きくなるなんてこともありませんし、むしろ、乳がんなどのリスクが高くなってしまうかもしれませんよ。

生理が来なくなると、排卵しなくなったりしますから、そのときは足してあげた方が良いけれど、ちゃんと排卵して、生理が来て、妊娠を維持できるホルモン量が出ていればそれでOKなのです。

エストロゲン類似作用がある成分が入ったサプリなどもありますが、服用して不正出血を起こして来院される方も人います。このことからも、女性ホルモンは、多ければ多いほど良いホルモンではないということがわかると思います」(福山先生・以下「」内同)

■足りない場合に補うというのが正解
「閉経して自分の卵巣から女性ホルモンが出なくなったという場合は、女性ホルモンが結合するレセプターが空いているので、大豆イソフラボンや女性ホルモン様物質を摂ると、結合して作用します。

それでも生理が復活するほどの効果はないですし、この食べ物を食べていたらいつまでも妊娠できるといったことは基本的にはないと思っていただいた方が良いと思いますね。今まであったけれど、減少してしまったものを補うことで、体調不良が少し良くなったり、そういった効果は期待できると思いますが……」

女性ホルモンは多ければ多いほど良いというわけではないということ。多すぎることで起こるリスクもあるので、無理に増やす必要はなし。年齢や体調に応じた女性ホルモンの適量を考えていきたいものですね。

それってウソ?ホント?“女性ホルモンがアップするとキレイになる”に関する真相を医師に直撃

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