食・レシピ
2016.8.4

ビールとワイン…高カロリーなのは?「飲み過ぎで太るお酒」チェック

仕事終わりにビアガーデンやテラス席で、ビールを仲間とグビグビ飲むのが最高の季節ですね。花火大会にBBQなど、野外での飲みイベントのお誘いも増えているかもしれません。

そんな飲みイベントだからとつい毎晩飲んでばかりいると、下っ腹がポッコリなんてことも……。なぜならお酒によっては太りやすいものもあるからです。

そこで今回は、文部科学省の食品成分データベースでお酒のカロリーを調べながら、太りやすいお酒を探ってみましょう。普段よく飲んでいるお酒のカロリー、知っていますか?

 

■お酒のカロリーランキング

ここではお酒の種類別に、100gごとのカロリーをまとめてみました。

第6位・・・40kcal/ビール(淡色)

第5位・・・45kcal/発泡酒

第4位・・・73kcal/ワイン(赤・白)

第3位・・・109kcal/日本酒(上撰)

第2位・・・156kcal/梅酒

第1位・・・206kcal/焼酎(連続式蒸留)

ビール(淡色)とワインでは30kcal以上もカロリー差があるんですね。ワインをがぶ飲みしていると、ビールより太りやすいことが伺えます。

第3のビールとも呼ばれる発泡酒は、ビールより若干高いカロリー数。なおビールについては、種類ごとでもカロリー差があるので、気をつけましょう。

次いで第3位には日本酒がランクイン。日本酒も種類ごとにカロリー差が少しありますが、今回はその中でも最も高かった上撰を参考にしました。ちなみに純米酒は103kcal、本醸造酒は107kcalです。また、ビールやワインが苦手な女性がチョイスしやすい梅酒は、ランキング第2位という結果に。梅酒は甘くて飲みやすいけれども、カロリーは高めです。

そして飲む機会の多い焼酎(連続式蒸留・甲類)が第1位になりました。ただ同じ焼酎でも単式蒸留(乙類)を選べば、146kcalとグッと下がります。また、焼酎は割って飲む方が多いので、そうすれば、自ずとカロリーはさらに低くなりますよね。さらに、焼酎は糖質を含まないので、実はダイエットに適しているとも言えます。

それでは、気になるビールの種類ごとにどの程度カロリー差があるのか、さらに見てみましょう。

 

■種類ごとに違うビールのカロリーランキング

飲み会で「とりあえずビール」の声から始まり、比較的に飲む機会の多いであろうビールのカロリーも、以下にまとめてみました。

第3位・・・40kcal/ビール(淡色)

第2位・・・46kcal/ビール(黒色)

第1位・・・63kcal/ビール(スタウト)

同じビールでも第3位と第1位では20kcal以上差がありました。スタウトと黒ビールの違いは製法にあり、よって味わいも変わってきます。淡色ビールと黒色ビールのカロリー差は若干ですが、スタウトになれば急に数値が跳ね上がっていますね……。

このようにビールは種類によって太りやすさが多少変わってきます。美味しいお酒を思う存分楽しむためにも、カロリー配分を心がけてバランスよく飲むのがオススメです。

 

具体的な数字を知ると、今までガンガン飲んでいたお酒も、少し改めて考える機会になりますよね。楽しいお酒の席で、つい飲み過ぎてしまうという人は、一度自分のベスト飲酒パターンを見直してみるのもアリかも?

 

初出:美レンジャー  ライター:前濱瞳

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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