食・レシピ
2017.9.27

モデルや女優にもファンが多いケータリング「MOMOE」の主宰が伝授!栄養満点の常備菜レシピ

茶色飯が威力を発揮するのは、ズバリ、常備菜。保存性を高めるためしっかり味つけすれば、日がたつうちに見た目はより茶色っぽくなり、味がなじんでおいしくなります。常備菜は茶色が美味、です。
モデルや女優にもファンが多いケータリング『MOMOE』のお弁当も常備菜がヒントに。時間があるときに作っておいたおかずをごはんにのっけるイメージで、お弁当を作っているそう。今回教えてもらったのは、肉や魚+根菜、肉や魚+豆類と、たんぱく質をしっかりとれるレシピ。そのままでも、アレンジしても。粗熱をしっかり取って冷蔵保存すれば、5日はもちます。

 

\お弁当にも、つまみにも。日がたつ程おいしい♥/

茶色い常備菜

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<A.きのことチキンの塩麹マリネ>
マリネ液につけずにさっと炒めて作るマリネ。塩麹の発酵力で保存している間にもおいしくなる!

◆材料&作り方(作りやすい分量)
〈材料〉
鶏もも肉…200g
好みのきのこ(4種類くらい)…150g
塩麹…大さじ3
ごま油…大さじ1/2
酢…大さじ2
砂糖…大さじ1

〈作り方〉
1.鶏肉は小さめに切って塩麹をまぶす。きのこはほぐしておく。
2.フライパンにきのこを入れて中火で炒める。香りが立ってきたら、鶏肉とごま油を加え、肉に焼き色がつくまでよく炒める。
3.酢と砂糖を加え、よく混ぜながら炒める。

\アレンジ/
冷や奴にたっぷりかけても。

 

<B.サケとさつま芋の南蛮漬>
一口大でつければ時短に。食材は素揚げしておくとマリネ液につけたまま保存してもくずれにくい。

◆材料&作り方(作りやすい分量)
〈材料〉
サケ(切り身)…4切れ
さつま芋…1本
玉ねぎ…1/4個
塩…小さじ1/2
片栗粉…大さじ1
揚げ油…適量
A「しょうゆ…大さじ2
ナンプラー…大さじ1
砂糖…大さじ2
酢…大さじ3
水…大さじ4」

〈作り方〉
1.サケは皮を取って4等分に切り、塩を振り、片栗粉をまぶす。さつま芋は皮ごと1cm幅の輪切りにする(大きければ半月切りに)。
2.揚げ油を180 ℃に熱し、①を揚げる。
3.玉ねぎを薄切りにする。Aと共に鍋に入れ、中火で煮る。
4.③に揚げたての②を30分以上つける。

\アレンジ/
グラタンの具にしても。

 

稲垣さんの茶色MEMO

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茶色も映える弁当箱!
ケータリングのお弁当は、ごはんを詰め、その上に旬の無農薬野菜で作る常備菜6〜7種類を彩り良くのっけるのが稲垣さんのスタイル。弁当箱は直径15cmが使いやすいそう。

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体に優しい調味料
昔ながらの製法の井上醬油店「古式じょうゆ」、砂糖不使用の「王国のナンプラー」、「大地を守る会」のきび砂糖に、みそは現代の名工が造る「えちごいち味噌」などを愛用。

 

 

\ 教えてくれたのは…/

「MOMOE」主宰
稲垣晴代さん
いながき・はるよ/ ケータリング『MOMOE』の無農薬野菜たっぷりのお弁当は著名人にもファンが多い。著書に『MOMOE の作りおき』(宝島社)など。インスタグラム@momoegohan

美的10月号掲載
撮影/長谷川 潤 スタイリスト/久保田朋子 デザイン/宮崎絵美子 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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