ヘアスタイル・髪型
2023.11.1

ウルフレイヤー【29選最旬】おしゃれニュアンスが出るスタイル

顔型カバーもできておしゃれも楽しめるウルフレイヤー。昔のウルフとは違い、こなれ感が出る旬のスタイルです。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからウルフレイヤーヘアをご紹介します。

ウルフレイヤーとは?

あまり知られていませんが、実はどんな輪郭・骨格の方にも相性がいいのが「ウルフカット」なんです!横幅を広く見せたり、逆にカバーをしてくれたり、エラを隠せたりと、その人の悩みに合わせて自由自在にスタイリングすることができます。ウルフレイヤーとはトップにはボリュームを残し、毛先部分にレイヤーを入れたスタイルの事です。その、毛先部分の髪の流れがウルフ(狼)の毛に似ていることからその名が付きました。

【2023最旬】ウルフレイヤー「3選」

【1】顔まわりレイヤーの華やかロング

Point

全体にしっかりレイヤーを入れ、ウルフっぽい仕上がりが魅力。顔まわりにも独立したレイヤーを入れているので、気になる輪郭もカバーします。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のロングレイヤーにカットし、顔まわりからサイドにかけて独立したレイヤーを入れます。前髪は、やや厚みを出し、目尻にかけてラウンドさせてカット。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。青みを感じやすいアッシュでも明るめにすることで重い印象にならず、透明感をUP。肌色を選ばない万能カラーで、黄色っぽさを打ち消す効果もあります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、クセが気になる場合、中間から、クセがないなら毛先のみ外ハネに。顔まわりは、内巻きにすると華やかな仕上がりになります。
クセが気になる人は、縮毛矯正をかけるとお手入れが楽々に。最後に手ぐしを通しながらシアバターやオイルをなじませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 河野沙耶佳さん

【2】スパイラルパーマをかけた個性派ウルフ

Point

顔まわりを包むようにカットしているため、骨格カバーに優れたミディアムスタイル。パーマとレイヤーでボリューム感の調整も自在に。動きのあるスタイルに、あえて重めバングを合わせているのもポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下1cmの長さでカット。前髪は目の上ギリギリの長さで重めに切り、顔まわりとつなげてレイヤーを入れます。バックにもしっかり高めにレイヤーをオン。

カラーは、3レベルのグレージュをチョイス。アメジストカラーを加えたグレージュは、ツヤ感のある仕上がりを叶えつつ、かっこよさを演出。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、18mmの細めのロッドをメインに、根元からスパイラルパーマをかけます。
スタイリングは、ハーフドライの状態でパーマ用ムースorバームを全体に揉み込んでから自然乾燥させます。最後にバーム:オイル=1:1をなじませてもグッド。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

【3】ハイトーンがぴったりなレイヤーたっぷりウルフ

Point

顔まわりからレイヤーがたっぷりと入ったウルフスタイル。

【how to“ベース&カラー”】
前髪からやや後ろ下がりに、後頭部の方もしっかりとレイヤーをいれます。レイヤーをたっぷりいれると、毛先が軽く、トップが重たくなりやすいので、表面も動きやすくなるよう、量感の調整もポイントです。

一度ブリーチをしっかり、または二度ブリーチ後、あまり暗くしたくないので明るめのプラチナピンクとベージュを混ぜてオンカラー。

【how to“スタイリング”】
顔まわりは後ろへ流すようにしっかりめにワンカール、肩にあたる部分は全て外ハネ、その他の毛先は全て内巻きに巻いていきます。レイヤーが入っていると表面や、真ん中付近に巻き残しがでがちなので、細かめにとって巻いていくのがポイントです。最後に軽くワックスを揉み込んで完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

「前髪あり or 前髪なし」どっちが好み?ウルフレイヤー【6選】

【1】「前髪あり」オン眉マッシュウルフ

Point

マッシュ、オン眉、ウルフの3つのトレンド要素を取り入れたボブルフ。オン眉の可愛さが、エッジ強めの要素を引き算してくれているので、強すぎないマニッシュヘアに。

【how to“ベース&カラー”】
表面と顔まわりにレイヤーを入れることで自然に外ハネのボブルフスタイルになります。また、顔まわりのレイヤーで小顔効果とオシャレ感がUPします。前髪はウルフとは相反するようですが、ぱっつんオン眉の前髪にして個性を出してみました。

カラーはブリーチした16トーンベースにカーキアッシュを入れることで透明感抜群に。ブリーチをしていなくてもアッシュ系カラーは赤みを消してくれるので、透明感が出やすいカラーに仕上がります。

【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体的に外はねにして、表面だけ内巻きにしてマッシュ感を出しました。オイルとバームをミックスしてスタイリングしています。バームを混ぜることでセット力がアップして束間が出やすくなりこなれ感がでます!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 前田花蓮さん

【2】「前髪あり」ウザバンのハンサムウルフ

Point

ショートウルフは動きが十分に出るのでスタイリングがとてもしやすいです。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪、トップ、顔周りが繋がるようにレイヤーカットします。毛先が軽くなるようにスライドを中間から毛先にかけてしっかり入れます。レイヤーをしっかり入れることで動きが出るのがウルフヘアの一番のメリットです。

ブリーチベースで16トーンのペールピンクをランダムに入れて、ベースは12レベルのベージュで染めています。

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【how to“スタイリング”】
レイヤーをたっぷり入れたことで、十分に髪の動きが出ているため、スタイリングはストレートアイロンで軽くカールをつけて巻くだけでOK。
最後に軽くオイルをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【3】「前髪あり」厚めバングのくびれウルフ

Point

丸みを付けて毛先にウルフ感を出すことでMIXウルフの優しい美シルエットが完成。

【how to“ベース&カラー”】
丸みボブのラインとウルフのくびれをmixさせた美シルエットのボブルフ。ハチ上を緩やかなレイヤー(ローレイヤー)でカットし、ハチ下はレイヤーでつなぐ事によって、丸みのあるレイヤーボブとくびれを強調するレイヤーウルフのmixヘア!立体感が出やすいように、膨らんで見えるハチ周りや耳後ろはしっかり量感調整します。毛先の質感調整カットも束感や空気感を作りやすくするために必須です。
前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカットにし、頭の丸みと形が綺麗に見えるようにしてます。

カラーは今人気のあるピンク系オレンジ系。ブリーチをしてから、今回は透明感たっぷりのミルクティーオレンジで柔らかく艶々に仕上げました。

【how to“スタイリング”】
ハチ下は外ハネ1カール、ハチ上は内巻きゆる1カールの簡単スタイリング。顔周りにリバース巻きを足してひし形シルエットを強調するのもオススメです!
仕上げは艶と束感が綺麗に出るオイルを中間から毛先に馴染ませて完成です。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

【4】「前髪なし」多毛くせ毛さんにおすすめのウルフ

Point

毛量が多く癖も強い方は、レイヤーをたっぷり入れてシルエットをキレイに整えるのがポイント。毛量が多い方のメリットはたくさん切ってもスカスカにならないので、好きなように髪に動きをつけられることです。

【how to“ベース&カラー”】
レングスの設定はお好みでが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。肩まわりの長さははねやすくなるので、それを生かしてスタイリングをしますが、肩ちょうどだとまとまりにくいので、少し長めが扱いやすいかなと思います。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。よくあるのが後ろに重たさが残ってしまうパターンなので、気をつけましょう。毛量の多い方や、くびれにくい方は、メリハリのついたレイヤーをいれると扱いやすくなります。くせ毛を活かしたウルフヘアは毛量の調節もとっても大事です。多すぎてもくびれの形がつくりにくく、軽すぎても癖毛の方は広がりやすくなりがちなので、その辺りも担当のスタイリストさんに上手く調節してもらいましょう。

カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に仕上げています。

【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【5】「前髪なし」かき上げバングのロングウルフ

Point

ロングヘアのウルフは段階的にレイヤーを入れて作るのが動きが出るポイント。長めの顔回りの前髪も、鼻上の長さで長めにとることでさらに動きが出ます。

【how to“ベース&カラー”】
バストトップより3センチ上でみつ襟までカット。そこから耳後ろまで45度の前上がりでカット。顔まわりの一番短いところを決めて(顎下8cm)そこに繋ぐようにオーバーセクションだけレイヤーを入れていきます。
前髪は鼻上で薄めにカットすることで、かき上げて動きを出せるように。

カラーは11トーンのオレンジベージュ、インナーカラーはミルクティーベージュで入れて明るめに。

【how to“スタイリング”】
根元を立ち上げながらドライします。オイルをつけてからストレートアイロンでクセを伸ばしながら巻いていきます。毛先の部分はJカールに巻き、顔まわりのレイヤー部分も緩やかにリバースに巻きます。
最後にふんわり感を保たせるために内側からスプレーをふります。

担当サロン:Tierra (ティエラ) 毛利仁美さん

【6】「前髪なし」顔周りに動きが出る大人ウルフ

Point

大人ウルフの黄金デザインは、ひし形シルエットにちょいくびれ。前髪をリップラインに設定し、レイヤーで奥行きのあるヘアスタイルにしていきます。

【how to“ベース&カラー”】
直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめです。レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見えます。

カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできます。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻きます。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。頬にかかる髪を顔周りに入れることで小顔効果も。こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成です。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「ストレート or パーマ」雰囲気変わるウルフレイヤー【5選】

【1】「ストレート」猫っ毛さんでも決まるウルフミディ

Point

毛量が少なかったり、猫っ毛さんでも決まるウルフヘア。生え癖などを活かして、レイヤーを入れすぎないように注意すればスカスカにならずにきれいに決まります。

【how to“ベース&カラー”】
髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。

【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。
顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。
スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん

【2】「ストレート」3段レイヤーの無造作ヘア

Point

3段レイヤーのウルフカットでスタイリングなしでも無造作ヘアの出来上がり。ずぼらさんにおすすめのスタイルです。顔周りに沿う髪で小顔効果も抜群。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪はシースルーにカットし、顔まわりは頬、顎ライン、鎖骨と3段になるようにレイヤーをたっぷり入れてカットしています。バックも顎ラインの長さに合わせてレイヤーを入れています。顔周りにかかる2段目部分のレイヤーが、しっかりと小顔効果を演出してくれます。

カラーはブリーチベースに8レベルのグレーとパープルをミックスしていれています。ブルべさんにおすすめのカラーです。

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【how to“スタイリング”】
三段階に入れたレイヤーをそれぞれストレートアイロンで内に巻きます。スタイリングはオイルを全体に馴染ませて、コームで毛流れを整えれば完成です。巻くのが面倒な人は、そのままとかしてもスタイルが決まるので楽ちんですよ。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【3】「ストレート」姫カットをプラスしたカジュアルヘア

Point

顔まわりのみウルフスタイルを取り入れた“姫カット”がこちら。頰にかかる髪が生まれることで、丸顔やエラ張りを補正。ミディアムからロングへの移行期でも、長さを変えずにイメチェンが狙えます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨レングスのワンレングスでカット。トップにディスコネクション(独立した)のレイヤーを入れます。さらに、顔まわりは下ろした位置でライン感が出るようにカットし、ウルフっぽい姫カットに。前髪はシースルーで軽さを表現。
カラーは10レベルのマロンベージュに。オレンジ色を打ち消し、柔らかさとツヤ感のある色味で、キレイ色が長く楽しめます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体をさらっと通します。顔まわりのみ軽くカールづけして、ニュアンスをプラス。前髪とアウトラインは丸みをつけないように注意して。
スタイリング剤は軽めオイルがベストチョイス。全体になじませて、パラパラとした動きを出します。前髪と姫カット部分には、やや多めにつけるのがおしゃれに仕上げるコツです。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田流星さん

【4】「パーマ」簡単に動きが出るセミロングウルフ

Point

最近のレイヤー人気に一つアクセントをつけたウルフスタイル。顔まわりの短い毛や後頭部のふんわり感を出すハイレイヤーなどが人気のポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
アウトラインは外ハネで動きを出します。なのであまり前上がりではなく床と平行気味にカット、顔まわりとトップは毛が落ちる位置を計算して(リップラインにボリュームがでるように)レイヤーをいれます。パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。

カラーは透明感のある9トーンのトープグレージュ、くすんだ柔らかいベージュです。

【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、バームワックスを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。ウルフヘアは髪の動きが決め手になるので、しっかり束間を出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【5】「パーマ」外国人風ウルフヘア

Point

モードっぽさを取り入れるなら、ランダムなカール感をお試しあれ。顔まわりを包み込むようなウルフカットに合わせ、外国人のくせ毛風のようなラフな動きがこなれ感を演出。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れてあごラインを包み込むようにします。ウルフの軽さを出しつつ、ベースの重さを残るのが今どきポイント。
前髪は目上ギリギリ、サイドをほお骨ラインでカットすることで目元の印象をアップします。
カラーはアッシュブラウンを7レベルで。落ち着いた色味ですが、透け感を感じられるトレンド色。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、えり足を細めのロッドで外ハネに、通常のロッドと円すいロッドをランダムなMIX巻きにします。異なるウェーブの表情が、くせ毛のようなラフな動きをつくります。前髪もやや強めに巻きます。やさしいパーマ剤でじっくりかけることも柔らかい質感の鍵に。
スタイリングは、固まらないタイプのソフトジェルを。パーマヘアなので、保湿力の高いものがおすすめです。毛先から揉み込んで全体になじませてから、手ぐしでほぐすようにスタイリングします。前髪は表面のみ、クシャと揉み込んで。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

「ボブ」かっこいいも可愛いも叶うウルフレイヤー【4選】

【1】束感が魅力のくびれボブルフ

Point

乾燥や切れ毛が気になる方はレイヤーカットで揃えて動きを出し、最後にオイルでウエット感を出すのがおすすめです。傷んだ髪はうねりや癖もあるので、活かしつつカットで整えています。

【how to“ベース&カラー”】
全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられます。軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルにしました。

カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。

【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げました。
最後はオイルをつけてウェット感を出すと艶もまとまりも出ます。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【2】ロックな雰囲気のウルフボブ

Point

羽バングとウルフヘアの個性的な2つのスタイルが合わさることで、なんとも言えないかっこかわいいスタイルに!髪色を明るくすると、ロック系女子におすすめのパンクヘアが完成。

【how to“ベース&カラー”】
前髪は重めに少しワイドにカット。サイドからリップラインにかけて、頬のラインに沿わせてレイヤーを入れて羽バングをプラスで作りました。

カラーは、ベースの髪は元々ブリーチを続けているのですが、今回はそのままの状態(自然に伸ばした根元はそのまま)で9レベルのオレンジをのせました。

【how to“スタイリング”】
顔周りはストレートアイロンで内巻きに。襟足は外にはねさせます。頬周りの髪はレイヤーが入っているので、手櫛で内に入れるように乾かせば写真のようになります。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

【3】美シルエットのモテウルフ

Point

外ハネにすると画像のモデルさんのような若々しく少しミステリアスな雰囲気に。内巻きにすると、個性的かつ清楚な雰囲気に。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースは襟足を長めに残し、毛先に向かってレイヤーを入れたウルフミニボブに。いま芸能人の間でも流行っているウルフカットは2022年のトレンドヘア。前髪をシースルーバング×眉上にすることで個性的な髪型になり、周りと差をつけることができます。カラーは6トーンの暗髪くすみブルー(ブルーアッシュグレー)にし、モード系の大人っぽ。美白&白玉効果あり。

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【how to“スタイリング”】
毛先の巻き方次第で様々なヘアが楽しむことができます。
26ミリのカールアイロンで巻き、オイルを毛先中心につけてたら完成です。

担当サロン:LallYou立川(ラルユータチカワ) 松宮 拓さん

【4】骨格カバーが叶うメリハリウルフ

【カットのポイント】
毛先に動きをつけるウルフボブ◎
トップのボリュームと毛先に動きをつける為に、レイヤーをしっかり入れる。
顔まわり、表面は毛量調整をし、メリハリをつける。 ・サイドバングは長めに残して、 骨格をカバーリングする。
サイドバングは長めに残して、 骨格をカバーリングする。

【前髪カットのポイント】
サイドバングは長めで、骨格をカバーリングする。
サイドバングに自然につながる毛流れを作る。
重すぎないようにするため、流れのあるシースルー風のオン眉に。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー) 小嶋 康平さん

「ミディアム」ニュアンスが出しやすいウルフレイヤー【4選】

【1】大人のくびれウルフ

Point

伸ばしかけのボブをレイヤーカットを入れて、毛先の癖を活かしたくびれボブルフにすることで、ウルフの個性を前面に出さずにナチュラルに。

【how to“ベース&カラー”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。

カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。

【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

【2】たっぷりレイヤーのエッジの効いたウルフ

Point

このモデルさんは面長なので、顔を包み込むような毛流れを作るためにたっぷりとレイヤーを入れました。そのため、ふんわり感の中にきちんと動きもあるウルフスタイルに。

【how to“ベース&カラー”】
毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。
前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。

カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。

【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。
最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【3】セミウェットなハンサムウルフ

Point

軽さとツヤっぽい仕上がりを実現したミディ。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりと表面のみにレイヤーを入れているため、万人にトライしやすくツヤ感のある仕上がりを叶えます。重めのウルフ、韓国っぽいくびれヘアもキーワードに。また、広がりやすい人も、軟毛さんも、カットとスタイリング剤で調整が可能なので、ぜひチェックして。

ナチュラルなベージュがイチオシ。落ち着きのあるカラーですが、透明感があり軽い表情をつくります。ピンクを微量MIXすることで、肌なじみがよく、血色もUP。くすみカラーに飽きた人にも◯。

【how to“スタイリング”】
太めのカールアイロンで毛先を外ハネに、頭のハチ上は髪を持ち上げて内巻きにワンカール巻きます。前髪は甘くならないよう、ストレートタッチに。広がりやすい人はオイル、軟毛さんはワックスとオイルの中間くらいのクリームを選び、全体的に馴染ませます。もみ上げと生え際につけることで、色っぽさを演出できるのでお忘れなく。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 竹内勇也さん

【4】抜け感のあるミディアムレイヤー

Point

程よいフェミニンさ&小顔といったポイントをしっかり抑えつつ、個性を引き立てるNEWウルフ風ヘア。顔まわりに独立したレイヤーを入れることで、動きのある抜け感をつくります。

【how to“カット&カラー”】
全体を鎖骨と胸の間くらいの長さにカット。ベースの厚みを残しながら、レイヤーを入れます。顔まわりには独立したハイレイヤーを入れるのがスタイルの鍵。軽さと透け感を演出してくれます。前髪も今っぽく薄めにラウンドでカット。

カラーは、ブリーチをしてからシフォンベージュをオンカラー。ハイトーンのヌーディーカラーは、太毛さん硬毛さんのコンプレックスを解消して、柔らかい質感を叶えます。顔まわりを明るく見せるので、withマスクの今年は季節が変わっても明るめ人気が続きそうな予感です。

【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、120℃の低温に設定したストレートアイロンを全体に通します(ブリーチ毛なので低めがおすすめ)。重めのヘアオイルを毛先が外ハネになるように塗布します。首まわりなどの内側も忘れずに。全体にまんべんなくつけ、ウェットな質感に整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 河野沙耶佳さん

「セミロング~ロング」長めレングスも相性抜群ウルフレイヤー【3選】

【1】顔周りもおしゃれな大人ウルフレイヤー

Point

大人カジュアルウルフレイヤースタイル。レイヤーをしっかり入れて動きのあるウルフスタイルに。ボリュームを抑えて顔もスリムに見え丸顔をのお悩みもカバー。巻かなくても簡単にスタイリングが決まるヘアです。古くさくならない最新ウルフヘアは、伸ばしかけにもオススメです。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下ラインにカットして、表面に短いレイヤーを入れてウルフ感に。顔まわりにもレイヤーを入れて動きのある抜け感に。垢抜けるように前髪はシースルーバングに。

カラーはツヤのある10トーンのアッシュベージュに。赤みを抑えて柔らかい印象に。顎下に入れた外ハネで髪に動きを付けるのはもちろん、メリハリ効果で小顔見えも。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで、毛先は外ハネに巻きに、表面と中間は内巻きににして、髪に動きと小顔効果を演出。バームを全体的に揉み込み、束感を出して完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【2】ふんわり内巻きウルフ

Point

ボリュームが出にくい方や骨格に悩みをか変えている方は、ウルフヘアにすることによって、レイヤーが入るので、トップが立ち上がり、全体的にふわっとしたひし形ラインができるのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
ウルフカットは、髪全体にレイヤーを入れて長短をつけたメリハリのあるスタイル。根本がペタッとしてしまう細毛や猫っ毛の方は、フェイスレイヤーとトップにレイヤーを入れることによって毛先の重さが消えるので、軽さが出てふんわりしやすい。
顔周りをフェイスレイヤーをいれることにより小顔に見せてくれるのが一番のポイント。毛量が多い方、広がりやすい方でもレイヤーを入れることによって、収まりがよくなり、綺麗なシルエットになる。

カラーは、10トーンのトープグレージュ。ベージュの色をベースにグレーの色味が入ることにより、赤みを抑えまろやかさを出すので、重くなり過ぎず、綺麗な色味に。

【how to“スタイリング”】
顔まわりを外巻きにするか、内巻きにするか、ベースの毛先を内巻きにするか外巻きにするか、など様々なアレンジ次第で雰囲気ががらりと変わるので、その日の気分に合わせてスタイリングを楽しめるのがポイント。
写真のようなアレンジだと全体的に毛先を内巻きにするだけで、レイヤーが入っているので、ふわっとした柔らかい印象になる。トップにレイヤーがあるので、ひし形になるので、レングス問わず、ペタッとしてしまわないので、スタイリングが決まりやすい。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

【3】韓国風ロングウルフ

Point

ロングウルフでボリュームを演出。

【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さのロングヘアで、全体的にローレイヤーのペースで、顔まわりはしっかりめにフェイスレイヤーをいれています。
10トーンのアッシュグレージュなら赤味を抑えて透明感が出やすくなります。

【how to“スタイリング”】
ふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライします。32ミリのアイロンで、全体に外ハネした後に、顔まわりと耳前をリバースで巻きます。
巻いた後に、全体的に崩し、オイルを内側からつけ、軽くかき上げるようにつけます。すると、艶感が髪の中心から毛先にかけて出た後に、顔まわりもベタつかずまとまります。これで韓国ヘアの完成です。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

ウルフレイヤーの「ヘアアレンジ」【4選】

【1】編み込み&ツイストのカチューシャ風アレンジ

ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント

高桑えむさん

STEP1:毛先をコテで外ハネに
「サイドは編み込みとツイストで華やかになりますが、後ろから見たときに寂しい印象にならないように、毛先をすべて外ハネにして動きをつけておきます。26mmのコテを使って、1カールさせます」(高桑さん・以下「」内同)

STEP2:サイドの髪を1回編み込む
「前髪の上と頭頂部の間の、ハチの上の髪を取り、前後で二等分にします」

「前の毛束が上になるようにクロスさせます」

「クロスした毛束の下の髪を取り、上の毛束と合わせます」

STEP3:2つの毛束を3回ねじる
「STEP2で1回編み込んだ毛束を、今度はツイストしていきます。それぞれの毛束をねじりなから、3回ツイストさせます」

STEP4:耳上のところにヘアピンで留める
「耳上の位置で、ヘアピンを2本使って留めます。留める向きを少し変えると、ホールド感がUPします」

完成!
サイドの髪の膨らみが抑えられて顔周りがすっきり。簡単な編み込みとツイストのおかげで、大人っぽく華やかな印象に。

横から見ると…
編み込み&ツイストがカチューシャのように見えておしゃれ。外ハネにした毛先のおかげで、どこから見ても華やか。

【2】こなれ感のあるお団子ハーフアップ

STEP1:耳より1cm上から髪を取る
「耳上からサイドの髪をまとめるとフェースラインが強調されてしまうので、耳より1cm分の髪を残してハーフアップにします」(高桑さん・以下「」内同)

STEP2:ヘアゴムで結んでおだんごに
「STEP1で取った髪をヘアゴムで結びます。最後の毛束はヘアゴムを通し切らずに、おだんごに。毛先が下に向くようにして、後ろの髪となじませます」

STEP3:トップの髪をつまみ出してラフに
「片手でSTEP2の結び目を押さえながら、もう片方の手でトップの髪を少しずつ引き出してラフに崩します」

STEP4:前髪の中央のみ後ろで留める
「前髪が目の下くらいの長さで邪魔になるので、中央部分の毛束のみ後ろに持っていきます」

「結び目の上で、前髪を留めるようにクリップピンを挟みます。もうひとつのクリップピンは飾りとして、結び目の横の位置に。ふたつのクリップピンの向きが揃わないようにするのが、後ろから見たときにこなれた感を出すコツです」

STEP5:顔まわりの髪を外巻き&縦巻きで動きを出す
「前髪は外巻きにすると、伸びかけでもうっとおしさが半減します」

「サイドに残した髪は縦巻きにして、顔まわりにふんわりと柔らかな動きをつけます」

完成!
ハーフアップにすることで、ハチの膨らみが気にならず軽やか。
顔まわりのゆるやかなウェーブのおかげで、余裕を感じるラフでおしゃれな仕上がりに。

後ろから見ると…
ふたつのクリップピンがアクセントになって、後ろから見てもハーフアップが華やか。

【3】時間がなくてもできる簡単バレッタアレンジ

ヘアサロンKATE スタイリスト

MAKOさん

\How to/

STEP1:前髪の中央部分から毛束を少し取り出す
「前髪を上げるのは中央部分のみ。おでこを全開にしないのが大人っぽさをキープするコツ。この時、中央部分から少しだけ毛束を取っておくと、ラフな雰囲気になります」(MAKOさん・以下「」内同)

STEP2:前髪を外側にねじっていく
「前髪を外向きにねじって、ボリュームを出します。ねじることで、バレッタがすべり落ちるのも防げます」

STEP3:バレッタを真横から差し込む
「バレッタがフェースラインと平行になるのも、幼くならないポイント。真横から頭のトップに向かって留めます」

STEP4:バレッタを留めた方の耳を出す
「バレッタを留めた方のサイドの髪を耳にかけて、フェースラインをすっきりと見せます。少しだけもみあげを出しておき、ラフ感もキープ」

【4】フェミニンさアップ!サイドアレンジ

STEP1:襟足の髪を内巻きにねじっていく
「サイドに髪を流すときは、襟足の髪をねじっておくとまとまりやすくなります。指1本ほどの襟足の毛束を取り、流したい方へ向かって内巻きにねじります。ねじりを加えることで、後からつけるピンやバレッタもしっかり留まります」(MAKOさん/以下「」内同)

STEP2:アメピンでねじりを固定する
「STEP1でねじった毛束を、襟足の根元で留めます。アメピンを髪と垂直になるように差し込みます」

STEP3:髪を耳にかけてゆるっとルーズな雰囲気に
「パーマをかけているので、サイドに流す方の耳上の髪がタイトよりも、ゆるっとルーズにした方がバランス◎。STEP2で留めたアメピンを片手で押さえながら、耳上の髪を少しずつ引き出します」

STEP4:バレッタでしっかりと固定する
「仕上げに、長細いバレッタでサイドに流した髪を固定します。バレッタを止める位置は、耳の後ろから斜め上方向がしっかりと留められてベストです」

完成!
ダウンスタイルでも、髪を横に流しているだけですっきりと軽やかな印象に。片側にまとまった毛束も、色っぽさを後押し。

後ろから見ると…
バレッタを斜めに留めているから、絶壁も目立たず。バレッタのアクセントで後ろ姿も軽やか。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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