ヘアアレンジ・髪型
2024.8.3

やっぱり可愛い!「巻き下ろし」の髪型とやり方【24選】

レングス別の巻き髪ヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。韓国風の巻き髪は定番になってきてますが、より派手めで華やかな中華風巻き髪「ワンホンヘア」のやり方もご紹介します。

「巻き下ろし」とは?

巻き下ろしとは、ヘアアイロンやカーラーで巻いたダウンスタイル。

「ミディアム」巻き下ろしのヘアスタイル【5選】

【1】ストレートアイロンで作るふんわりミディ

Point

ストレートアイロンを使えばきれいめに、カールアイロンならかわいいくびれスタイルを実現するので、オンオフでアレンジを楽しみたい人はぜひトライを。

ミディアム

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨下5cmでぱつっとしたライン感を残したワンレングスに。耳より前の顔まわりにリップラインにつながるレイヤーを入れ、軽さと明るさを出します。前髪は、重すぎず、薄すぎないバランスでカットします。

カラーは、8レベルのブラウンベージュをチョイス。くすみ感がなく、柔らかく明るい印象に。少し赤みを入れることで、長時間きれい色をキープします。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを通し、顔まわりは内巻きに。軽めのオイルをなじませ、コーミングします。コーミングすることで、オイルがまんべんなくなじみ、表面も艶感がアップします。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大川弥奈美さん

【2】表面ミックス巻きの大人っぽいミディ

Point

巻きすぎない絶妙なカール感が洒落感をUPさせるこちらのミディ。クールな印象となりやすい長め前髪ですが、軽やかな動きをつけることでニュアンスのあるおしゃれ感をプラスします。

ミディアム

【how to“ベース&カラー”】
全体は、鎖骨下の長さで重めにカット。ベースを重めにすることで、乾かすだけでまとまる簡単ヘアを叶えます。トップには、巻いた時に動きが出るよう、ローレイヤーを入れます。前髪は、巻いてリップラインで流れるようにカットします。

カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。落ち着いた印象ながら大人っぽくなり過ぎず、しっかり赤みを打ち消してくれます。柔らか見せも抜群です。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先をワンカール。ワンカールは、内巻きでも、外巻きでもOK。表面の髪を顔まわりからリバース→フォワードに交互に巻きます。

スタイリング剤は、束感が出るバームを選び、内側から表面まで程よくカール感を崩すようになじませます。最後に、顔まわりのニュアンスを作ったら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト)  manaさん

【3】リバース巻きで作るくびれミディ

Point

32mmのアイロンで、全体を外ハネに。耳前はリバースに巻いてくびれシルエットをつくります。トップのレイヤーは巻かなくてOKなので、簡単スタイリングなのが嬉しい。

くびれミディ

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下で前上がりにカットし、動きが出るよう耳前にレイヤーを入れます。前髪は2WAYのシースルーに。

カラーは、9レベルのサンドベージュをセレクト。グリーンをMIXしているため、赤みをしっかりおさえてくれます。ナチュラルカラーなので、春っぽいピンクメイクとも好相性です。

くびれミディ

【how to“スタイリング”】
ツヤ感をプラスするクリーム、もしくはバームを中間〜毛先になじませます。自然な束感に整えたら完成です。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 宮司佳奈さん

【4】毛先ワンカールのあか抜けミディ

Point

髪を熱から守るベースオイルをつけ、32mmのアイロンで毛先をワンカール巻きます。設定温度は160度がおすすめ。顔周りとトップのレイヤーは、しっかりめに巻くとお洒落感がUPします。

ミディアム

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmでカットしたローレイヤースタイル。ふんわり動きがでるようトップにレイヤーを入れ、前髪は長めの2WAYバングにカットします。

カラーは、7レベルのオリーブベージュに。落ち着いた色味ですが、光に当たると寒色ならではの透け感があり、暗く見えません。ベージュMIXなので、寒色系が初めての人でもチャレンジしやすいヘアカラーとなっています。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
最後にオイルとバームを混ぜたものをなじませ、束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 鍬崎さやかさん

【5】全体をワンカールした上品ミディ

Point

ワンカール巻くだけでまとまり、ふんわりボリューム感のある仕上がりに。

ミディアムヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さで前上がりラインにカット。顔周りとトップにレイヤーを入れ、前髪も流れるようにカットします。

カラーは、10レベルのグレージュをチョイス。バイオレットのブレンドにより黄色っぽさを解消。どんな肌色にもマッチし、透明感のある柔らかい質感に。

ミディアムヘア

【how to“スタイリング”】
前髪は、マジックカーラーで、全体は38mmのコテでワンカール。スタイリング剤は、オイルより軽くツヤ感を出すオイルジェリーを。毛先〜根本近くまで全体的に馴染ませたら、ブラシでオールバックにとかします。カールをほぐした後に、シルエットを整えたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん

「セミロング」巻き下ろしのヘアスタイル【4選】

【1】リバース巻きで作る韓国風セミログ

Point

トレンドの韓国ヘアをカジュアルに仕上げたこちらのセミロング。大きくゆるやかなカールはそのまま、束感をつくって日本人にもマッチするようナチュラルに仕上げているのがポイントになります。

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さでベースを前上がりにカット。サイドのみにレイヤーを入れ、顔まわりはリップラインで切り、独立したもみ上げをあごラインでつくります。前髪は、ややラウンドにカットし、柔らかさをプラス。

カラーは、柔らかく上品な雰囲気のピンクブラウンに。落ち着いた印象になりやすいので、やや明るめに仕上げます。

セミロング

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、サイドとバックを中間からリバース巻きに。サイドは根本2/3付近から、流れるように巻くとグッド。
全体に軽めのオイルをなじませ、手ぐしでほぐしで、束感を出したら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 岩切友摩さん

【2】リバース巻きで作るゆるふわセミロング

Point

柔らか見せ、ゆるふわといったスタイルが人気ですが、こちらのセミロングはオールリバース巻きでつくっているのがポイント。まとまり感のある韓国風のウェーブが再現でき、今っぽい表情を演出します。

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下10cmでカット。顔まわりからバックにかけてレイヤーを入れて、動きを出します。顔まわりはたっぷりと。前髪をサイドの髪は、スライドカットでつなげ、こめかみが割れないようにします。

カラーは、8レベルのシンプルなベージュに。柔らかい印象となり、万人に似合うので、チャレンジしやすい暖色系になります。

セミロング

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、目の高さより下の髪をリバース巻きすることで、まとまり感のある今っぽいウェーブ感に。前髪と顔まわりは、ストレートアイロンを軽く通します。
セット剤は、重くないサラッとタイプのオイルで。毛先を中心に全体になじませます。顔まわりやサイドバングにもしっかりなじませると○。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん

【3】ワンカールで作るガーリーなセミロング

Point

全体を32mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。お顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れることで締まった印象を与えられるので小顔効果抜群です。

【how to“ベース&カラー”】
伸ばしかけの髪型のマンネリにオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなるのでスタイリングの幅が広がります。
ぱっつん前髪は少しカールをつけてふんわり感を出すと◎。お顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。

カラーは色味初心者さんやブリーチしないで色味を楽しみたい方にオススメの8トーンのカシスブラウンです。挑戦しやすく、ファッションにもマッチしやすいこの色は、クリスマスシーズンにもぴったりの色見です。

【how to“スタイリング”】
スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすとただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたワンカールのふわふわなヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  reinaさん

【4】外ハネ&リバース巻きのモテセミロング

Point

32ミリのコテで毛先外ハネ、中間はすべてリバース巻きに巻いていきます。

【how to“ベース&カラー”】
このモデルさんは髪が細く毛量が少なめなので、量は調節せずにレイヤーを入れてスタイリングがしやすいよう、ボリュームが出やすいようにカットしていきます。

カラーはピンク×ラベンダー×ベージュの3色を混ぜ合わせた欲張りな最旬カラー、9トーンのピンクラベージュにしました。透明感たっぷりなカラーで、イエベさんは更に顔色を良く見せてくれるのでオススメです。

【how to“スタイリング”】
仕上げはオイルだとペタンとなってしまうので、スプレーのみで仕上げてふんわり愛されヘアにします。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア)  古川 新太郎さん

「ロング」巻き下ろしのヘアスタイル【5選】

【1】大きめワンカールの色っぽロング

Point

38mmのアイロンで、大きくワンカール巻きます。毛先から巻かずに、中間からアイロンを滑らせるように大きなカールをつくるのがコツ。顔まわりはリバースに巻きますが、斜めにアイロンを入れて頬骨に添うように。前髪は、マジックカラーで巻いておくとグッド。

レイヤースタイル

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカットし、くびれをつくりたい長さにレイヤーをオン。骨格と顔型に合わせ顔まわりを調整し、前髪はシースルーに。

カラーは、6レベルのグレージュに。透明感と柔らかさがあるので、ダークトーンでも透け感があり軽やかに。ツヤ感も抜群で、美人カラーにも。

レイヤースタイル

【how to“スタイリング”】
スタイリング剤は、少量のオイルと艶出しスプレーでペタッとしないようエアリーに仕上げます。

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん

【2】内巻きワンカールの柔らかムードロング

Point

38mmのアイロンで、ベースを内巻きにワンカール。さらに、顔まわりと表面はアイロンを根本から入れ、アーチを描くように滑らせ動きをプラス。

ロングレイヤー

【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さは、胸下くらいでカット。顔まわりとフロントにダブルでハイレイヤーを入れ、毛流れや華やかなカール感をつくりやすくします。特殊な入れ方なので、髪型をデザインしたい人におすすめ。前髪は、頬の長さでカットします。

カラーは、9レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感、柔らかさを与える色味で、あか抜けも叶えます。

ロングレイヤー

【how to“スタイリング”】
スプレーワックスなどを軽くなじませたら完成です。
ストレートに仕上げてもかわいく、巻き方で表情がガラリと変わるので、印象チェンジを楽しんで。

担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん

【3】束感が出るように巻いたロングレイヤー

Point

アイロンを使う場合、38mmの太めで細かくワンカール。サイド1パネル、バック2パネルで巻くと、束感が出て可愛くなります。

ロングレイヤー

【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さで前上がりのロングレイヤーにカット。バックにはレイヤーを入れず、顔まわりのみハイレイヤーにします。前髪は、フェイスラインが隠れる厚さで、2WAYバングに。サイドのボリューム感が調整しやすいので、面長さんにも。

カラーは、11レベルのネイキッドベージュに。赤みをおさえた肌なじみのいいベージュ系で、ラベンダーMIXによりツヤ感をプラス。特に、レイヤースタイルは、パサついて見えやすいので、黄色をおさえると美髪効果がアップします。

ロングレイヤー

【how to“スタイリング”】
くるくるドライヤーやブロー仕上げでも◯。くるくるドライヤーは、斜め45度の角度で入れるとまとまりがよくなります。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) MANAEさん

【4】オールリバース巻きのヨシンモリヘア

Point

38mmのアイロンで、チークラインからオールリバース巻きに。王道のヨシンモリヘアを再現し、大人っぽい韓国ヘアを楽しめます。

韓国ロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、あごラインの長さで前髪を切ります。顔まわりにボリュームが出るよう90°のレイヤーを入れ、表面もレイヤーでカット。毛先にやや重さを残します。

カラーは、12レベルのハイベージュに。ブリーチ無しですが、トーンアップしてからオンカラーすることで、赤みがなく透明感のある柔らかさを演出します。

韓国ロング

【how to“スタイリング”】
スタイリング剤は、軽い仕上がりのシルク系オイルがおすすめ。中間から毛先に馴染ませたら完成です。

担当サロン:Violet表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

【5】内巻き&外ハネの韓国風ロング

Point

太めの45mmのアイロンで、毛先を外ハネに。顔まわりは、内巻きに巻いてから流れをつくるように外します。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、ベースを胸の長さに。毛先の厚みを残しながら、顔まわりのみにレイヤーを入れて流れを出します。
前髪は、毛先にライン感を出したやや重めのシースルーにすることで旬顔をつくります。

カラーは、パサつきをおさえるココアベージュを7レベルで。深みのあるベージュとなりますが、ブラウンにはない柔らかい仕上がりを演出します。

【how to“スタイリング”】
ブラッシングで毛流れを整えてから、スフレタイプのクリームとツヤを出すミルクをMIXしたものを中間から毛先になじませます。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん

「スーパーロング」巻き下ろしのヘアスタイル【2選】

【1】内巻き&リバース巻きで作る華やか韓国ヘア

Point

耳前を前後2パネルに分け、リバースに巻くだけのシンプルスタイリングなので、テクニック要らずで時短ヘアなのもうれしい。

セミロング

【how to“ベース&カラー”】
全体を胸下の長さで、やや前上がりベースでカット。ベースは重めで、顔まわりにのみ流れるようにレイヤーを入れます。前髪は、巻いて目にかからない長さに設定し、かき上げもできる2WAYに。
カラーは、10レベルのブラウンベージュに。肌トーンを明るくし、柔らかい印象に見せられるヘアカラー。ツヤ感も抜群です。

セミロング

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、毛先を内巻きにワンカール。耳前の髪を前後2パネルに分け、骨格に合わせてリバースに巻きます。面長さんは、ほお骨の位置よりやや下、丸顔さんはほお骨くらいがグッド。前髪とおくれ毛は、ストレートアイロンでワンカール。
スタイリング剤は、パサつきや広がりが気になる人はオイルスプレー、軟毛さんはキープ力のあるワックススプレーがおすすめ。それぞれ全体になじませたら、荒めのブラシでとかし、柔らかい印象に整えたらフィニッシュ。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん

【2】ゆる巻きで作る抜け感ロング

Point

スタイルのポイントでもあるセットは、34mmのコテで、中間〜毛先をリバース巻きに。表面は、細めに毛束をとり、根元からリバースに巻きます。巻きすぎないのがコツで、特に毛先は緩めに巻き、カールをほぐすと可愛く仕上がります。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸下10cmのワンレングス。動きが出るようたっぷりとレイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、ふわっとした柔らかい印象にします。

カラーは、6レベルのグレージュをセレクト。少しだけマットを入れることで、透明感のある柔らかい質感に。地毛風カラーで、上品な雰囲気となっています。

【how to“スタイリング”】
セット剤は、スタイルをキープできる泡タイプがおすすめで、毛先から揉み込むようになじませ、ラフな束感をつくったら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 椙田蒼さん

「コテ」を使った巻き下ろしのやり方【5つ】

【1】韓国風くびれヘア

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

小顔に見える、髪に動きが出る、洒落見えする…と人気スタイルのひとつになっているくびれヘア。ベースのスタイルにレイヤーが入っていることを前提にしつつ、成功させるために大事なのはスタイリング。今回は簡単にできる韓国風くびれヘアの作り方を紹介します。

\How to/

STEP1:毛先を外巻きに
ミディアムの髪の長さで32mmのカールアイロンを使用。毛先をすべて外ハネにします。ひと巻きして時間をおき過ぎるとクルンとなってしまうため、様子を見ながらハールカールの仕上がりになるように巻いていくこと。

STEP2:頭頂部は内巻きに
つむじを中心に頭頂部(トップ)の毛束を取って上位置でまとめ、髪の中間部分を内巻きに。この毛束をつむじを中心に放射状に落とすと、表面がふわっと丸みのついたシルエットになる。

STEP3:顔周りをS字巻きに
アイロンを縦に使い、顔周りの髪の中間部分にふくらみをつける。物足りない場合はその毛束の毛先を再度しっかり外巻きにしし、顔周りに「S」字のシルエットを作る。

STEP4:スタイリング剤を塗布
ソフトワックスをジェルを1:1で混ぜたものを少量、しっかり手に広げてから内側から手ぐしを通してなじませる。表面も手ぐしで整え、ツヤのあるサラッとした質感に。スタイリング剤はワックスとジェルに限らず、自分の髪質に合う心地のいいものを選ぶのがおすすめ。

スタイルを終日キープしたい場合は、最後にキープスプレーを吹き付けておくといい。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【2】ムルギョル巻き

ムルギョルとは、「波」を意味する韓国語。なので、「ムルギョル巻き」といえば波巻きのことなのです。

Point

作り方は日本の波巻きと同じように、内巻きと外巻きを交互に組み合わせて毛先まで巻くだけ。韓国ヘアならではのポイントは、

・毛先は必ず内巻きで終わらせること
・巻き終わったらほぐしてカールを散らし、ボリューム感を出すこと

\How to/

STEP1:毛束を内巻きに
全体の髪を縦4つに分け、少し太めの38mmのカールアイロンで顔側の毛束から巻いていく。目の少し下くらいに毛束の最初のふくらみがくるように、目のやや下あたりの位置をアイロンで挟んで内巻きにする。巻いたら少し時間をおいてからアイロンを外し、カールはそのまま崩さないようにして毛束の熱を冷ます。そうするとしっかりクセがつく。

STEP2:内巻きの下を外巻きに
内巻きにした下部分は、毛束をアイロンで挟んで外巻きに。こちらもしっかりクセがつくように、巻いたら少し時間をおいてアイロンを外し、熱が冷めるまで形を崩さずキープ。こうしてS字のカールができる。毛先は内巻きで終わるようにして1と2を繰り返し、波状のウエーブを作る。

他の毛束も同様に巻いて、全体にウエーブを作る。

STEP3:ジェルワックスをなじませる
ツヤの出るジェルワックスやミルクワックスをひとすくい取ってから、手のひらにしっかり広げる。そのまま耳の後ろから手を入れて髪になじませながらウエーブをほぐしていく。最後に、立体的なウエーブになるように整えて完成!

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【3】女神ヘア「ヨシンモリ」

韓国語で「ヨシン」は女神、「モリ」は髪。つまり「ヨシンモリ」は女神ヘアという意味で、女神のように素敵な美女のヘアスタイルということ。Kビューティ全盛の今、ヘアも韓国のトレンドををお手本にすることが多く、ヨシンモリも市民権を得た印象です。

Point

「特徴としては、顔周りのリバース、首元のくびれ、大きくうねるカール、ツヤっぽさ。ふんわりボリュームというより、まとまったカールで“面”を見せるのがポイントです」(SHIMA 原 涼香さん)

\How to/

STEP1:毛先は全部内巻きに
まず、38mmのカールアイロンで裾の毛先を全部内巻きに。ワンカール巻いてから、アイロンをスルーさせて。こうしておくと毛流れが整って“面”ができやすいのと、髪の中間部分のカールがダレたときでもだらしなく見えない。

STEP2:髪の中間はリバース巻きに
髪全体を縦4割にして、後ろの2束→前の2束の順で巻く。毛束の中間をアイロンで挟み、毛束を後ろ向きに2回転半巻きつけてリバース巻きに。巻きつけたらアイロンはそのままスルーさせる感じで、カールをつけすぎないこと。

STEP3:顔周りを再度リバースで巻く
顔周りの毛束を取り、アイロンを縦に使ってリバース(後ろ方向)巻きにする。このときも巻いたら時間をおかず、アイロンをスルーさせる程度に。

STEP4:スタイリング剤でツヤをプラス
スタイリング剤はオイルジェルを使用。小指の爪くらいの量を手のひらによーく広げてから、髪の内側に手を入れて手ぐしを通すようになじませる。最後に表面や顔周りを整えて完成。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【4】中華美人巻き「ワンホンヘア」

韓国ビューティが人気を博していますが、中華ビューティもそれに負けないほどの話題性! ヘアスタイルでも、ワンホン美女たちがしている巻き髪は「ワンホンヘア」と呼ばれ、マネする女子たちが増加中なのだとか。

Point

「ワンホンヘアはヨシンモリより、カールが大きくてゴージャスなのが特徴。質感も異なるため、使うスタイリング剤も変えた方がいいでしょう。ツヤを際立たせたいヨシンモリはオイル系、ふわふわしたワンホンヘアにはスプレーがおすすめです」(SHIMA 原 涼香さん)

\How to/

STEP1:太めのアイロンで後ろの毛束を巻く
髪全体を縦4束に分け、後ろから巻いていく。コツは、耳の後ろにふわっとした丸みがつくように意識すること。38mmのカールアイロンを使い、毛束にふくらみを持たせたい位置にアイロンを挟んで髪を後ろ向きに2回転巻きつける。2〜3秒おいてから、アイロンを外す。

STEP2:顔周りの毛束を巻く
後ろの2束を巻いてから、顔周りの毛束も同様に巻いてクセづける。しっかりカールをつけることが大事。巻き終わったら毛束を軽くほぐしておく。

STEP3:スタイリング剤はスプレーをチョイス!
曲線のエッジを固定しつつふわっとエアリーな質感が作れるよう、毛束のカールを部分的につまみながらスプレーを吹きつける。最後に耳の後ろの毛束を持ち上げて髪をふくらませ、髪と髪の間に空気が入るようにスプレーを塗布。

\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【5】大人っぽい流れるようなカール

ZACC ginza 店長

宮川勇人さん

Point

波のような大きめウェーブのミックス巻きにすることで、イイ女オーラが全開巻きは上段になる程、持ち上げて巻くのがコツ。

\How to/

  1. 38mmのコテで毛先は内巻き、その上を外巻きにする。
  2. 前髪はカーラーで巻いてから毛先をコテで外ハネに。
  3. 全体にオイルスプレーをかける。

SIDE

BACK

「ストレートアイロン」を使った巻き下ろしのやり方【3つ】

【1】ふんわり軽やかなナチュラル外巻き

LONESS OMOTESANDO 店長

原 倫子さん

Point

スタイリングで外巻きにした後、指の腹で下から上へ持ち上げて空気をはらませることで、フレッシュタイプの魅力である爽やかさが一気に舞います!

\How to/

  1. ストレートアイロンで外巻きにし、ヘアオイルを毛先にオン。
  2. 頭皮をつかむように髪の中に手を入れ、持ち上げて空気を入れる。

SIDE

BACK

【2】外ハネワンカール巻き

スタイリスト

宮下響輝さん

Point

アイロンは滑らせながら平行にがポイント!

Before
ブローした状態。乾燥毛の方は軽くオイルをつけておくと、アイロンが滑りやすいです。

STEP1:まずは中間から
初めに中間付近からアイロンを入れて艶を出すために毛先まで滑らせます。この時、毛先をしっかりと逆の手で少し伸ばす感じ(ひっぱる)で持っておきましょう。

STEP2: 外ハネを作る
髪の毛の長さを5等分にして考えて、毛先の5等分目を通る辺りでアイロンを外側にねじります(手首をひねる感じに)。最後にスタイリング剤をつける場合は少しカールが強めでもいいです。

STEP3:2か所目も
後ろの毛は、前に持ってきて同じように巻きます。毛量が多い場合は2、3段に分けてアイロンするのがおすすめです。

STEP4:反対側も
全部で5から6パネルに分けてやるのがいいと思います。

完成
人気の外ハネ巻きの完成です。

比較
慣れれば、10分ぐらいで出来るようになるので、ぜひお試しください。

【3】ワンカール内巻き

スタイリスト

土佐 優奈さん

Point

ストレートアイロンを床と平行にするのと、サイドの髪の毛から後ろにかけて2-3パネル2段(左右それぞれ)に分けとりブロッキングするのがポイント。そうすると髪に熱が均一に通りやすいため失敗しにくいです。

【BEFORE】

\How to/

STEP1:内側から
ブロッキングした髪はダッカールなどで留めておきましょう。まずは内側の髪から巻いていきます。アイロンを持った逆の手で髪の下の方を持ち、アイロンを通していきます。アイロンは床と平行に滑らす。

STEP2:2ブロック目も
STEP1同様。中間はから毛先まで何度かスロークしながら、毛先は少しCの形を描くように内側に入れてあげると綺麗に仕上がります。何度かストロークすることで艶も出ます。

STEP3:2段目も
STEP1同様に。

STEP4:2段目2パネル目も
STEP2同様に。

完成!
逆側も巻き終わったら完成。オイルやミルクを少しつけて艶を出してあげると◎。

左右比較すると
写真右が巻いた髪、左が巻く前。違いは一目瞭然。まとまり感も違いますよね。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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