髪を染めるなら、赤系ヘアカラーはどう?【18の髪色】

ガーリーで個性的なヘアスタイルが楽しめる赤の髪染め。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからおすすめの赤系ヘアカラーと赤系ヘアスタイルをご紹介します。
「種類別」赤系ヘアカラー【4選】
【1】ピンクベージュ
可愛らしいピンクカラーと、柔らかく女性らしさのあるベージュカラーを合わせた今大人気のカラー。血色が良く見え、ベージュがMIXされているので比較的どんな方でも似合いますが、どちらかといえばブルベの方にオススメです。
ハイトーンのピンクベージュは柔らかさ重視。ピンク味は少し薄くなりますが、その分ベージュの柔らかさがしっかり効いてくるので、華やかさとふんわり感が欲しい方は思い切って10トーンのピンクベージュもオススメ。
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 太郎Taroさん
【2】ピンクブラウン
8レベルのピンクブラウンに。ほんのりピンクを感じさせるブラウンが、肌を明るく見せながらツヤ感を引き出します。色落ちしてもキレイが続くので、リピーターの多い人気色です。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
【3】ベリーブラウン
日本人はイエローベースの人が多く、赤みカラーは似合う人が多いので似合わせやすいのがポイント。上品さと、女性らしさを兼ね備えたカラーなので様々なレングス、テイストの方に合います。
カラーはお肌をワントーン明るく見せてくれるスイートベリーブラウンに。ベースが明るければ明るいほど鮮やかなピンク色が出て周りと差がついたオシャレカラーが楽しめます。このモデルさんはベース10~11トーンにアプリコットピンクをオン。鮮やかなベリー色に。
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 岩田 康平さん
【4】モーヴピンク
ハイライトを仕込んだ7レベルモーブピンク。肌が綺麗に見えるから肌艶アップ効果があると共に、トレンドカラーをさりげなく明るすぎないレベルで入れることでやりすぎ感もなくおしゃれ度アップのメリットも。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
「ショート~ショートボブ」赤系ヘアカラーのスタイル【3選】
【1】ピンクのインナーカラーを入れたウルフショート
カットのポイント
- マッシュベースのウルフカットにパーマをプラス
- スタイリングでサイドにボリュームを持ってくるとバランスがいいです
- インナーカラーにピンクを入れて、個性を演出
前髪カットのポイント
- 輪郭のシャープさをやわらげるために前髪にパーマをかけて丸みを持たせると輪郭をカバーできます
- パーマをかけたシースルーで、ちょっと人との違いを出しました
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【2】赤系ハイカラーのセンターパートヘア
スタイルのポイント
- ショートボブをベースに、重めなスタイルなので顔まわりの髪のボリュームの位置をコントロールして軽さを出す
- 頬骨あたりで重めにカットをし、輪郭を綺麗にをカバー
担当サロン:XELHA (シェルハ) 白川 雄副さん
【3】赤系カラーのニュアンスパーマヘア
スタイルのポイント
- トップにボリュームがいくようにレイヤーカット
- レイヤーを入れるとスタイリングで高さが出るので、縦シルエットを意識
- ニュアンスパーマをかけて毛先の動きを出すのもオススメ
- 長めの顔周り×パーマで髪がフェイスラインをおしゃれにカバー
- センター分けで縦を意識しクシュッとしたフォルムが今っぽいスタイル
- 頬を包み込むようにスタイリングしてあげると下膨れ解消◎
担当サロン:XELHA (シェルハ) 白川 雄副さん
「ボブ」赤系ヘアカラーのスタイル【5選】
【1】赤系ベース×インナーカラーのミニボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは前下がりではなく平行ボブ。高さはお客様にもよりますが、襟足を刈らないギリギリの高さのミニボブ。
- カラーはもみあげから下の部分にオレンジカラーをオン。暖色系は色持ちもいいのでオススメ。アクセントになり、おしゃれ度も一気にアップ。派手すぎないので、どんな服装とも合わせやすいのも嬉しいポイント!ベースは10~11トーンの赤味ベージュにインナーは1回ブリーチをし、オレンジベージュをオン。耳掛けをすることでベースとインナーカラーのコントラストがあまりないので、グラデーションカラー風にも見せることができる。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは毛先を全体的に外ハネ。耳から前の中間を縦巻きでリバース、耳後ろの中間だけ縦巻きでフォワードに巻く。
- スタイリング剤は、軽めのバームとオイルを1:1で混ぜて使用するとトレンドなウエット感が出つつ、形もキープしてくれるのでオススメ。
担当サロン:AFLOAT GINZA スタイリスト 白川 雄副さん
【2】ピンクベージュで柔らか質感を出した切りっぱなしボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくる。
- 前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできる。
- カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きに。
- ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。
担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア ) 小島夏生さん
【3】赤味をプラスしたニュートラルカラーの長めボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカット。緩やかな前下がりにしているので、外ハネがキレイにまとまる。適度な重さを残して量感調整することで、ツヤ感のある洗練された印象に。
- 前髪は、ややワイドのシースルーにする。
- カラーリングは、ほんのり赤味をプラスしたニュートラルカラーのカカオブラウンに。ツヤ感と柔らかさを感じさせる色味で、肌映りがよく顔が明るく見える効果も。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで毛先をワンカール外ハネにする。
- 軽めのオーガニックオイルを指と指の間にしっかり馴染ませ、もみあげ→えり足→毛先→中間→根元付近→前髪の順に塗布。指の間に髪を通すようにすると、立体感のある仕上がりを叶えられる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【4】ピンクブラウンのストレートロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨ラインのワンレングスにカット。内側の毛量調整をすることで、広がりをおさえる。
- 前髪は顔の表情が明るく見えるよう少し広めにとり、自然なおろし流しにカット。
- カラーはピンクブラウンをセレクト。ピンクといっても紫のニュアンスをプラスすることで、大人っぽく透明感のある仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- 髪が膨らまないよう、ドライヤーの風を上から当てて乾かす。毛先まで手ぐしを通しながら乾かすと、根本のボリュームをおさえられ、毛先に自然なハネ感が生まれる。
- 最後に重めのオイルを中間~毛先にしっかりつける。塗布量はやや多めでムラなくするのがコツ。
担当サロン:PEEK-A-BOO銀座並木通り(ピーク・ア・ブー ギンザナミキドオリ) 原田弘平さん
【5】ピンクグラデーションカラーの大人なボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 肩ラインの外ハネミディアムレイヤー。
- 全体のベースは10トーンのピンクブラウン。一見明るいカラーに思われそうですが、ブラウンを入れることによりマイルドで取り入れやすくなる。耳周りと、襟足部分をブリーチして、ハイトーンの淡いピンクをインナーカラーとして入れている。ピンク感を前面に出してないため大人でも、トライしやすいピンクカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで軽く外ハネにしたら、オイルとバームを1対1の量で混ぜあわせ、中間から毛先にかけてなじませ最後に生え際に馴染ませる。
- 前髪の立ち上げる根元部分には、少量のジェルを使うとよりウエット感が出て◎。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「ミディアム」赤系ヘアカラーのスタイル【3選】
【1】ピンクブラウンの姫カットミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨下3cmの長さでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れる。レイヤーの長さを変えることで、ちょっぴり個性的に。
- 前髪は黒目幅くらいのシースルーにカット。動きの欲しいところの質感を調整して抜け感メイク。
- カラーは8レベルのピンクブラウンに。赤みを足すことで、季節感とツヤ感をプラス。顔色をアップさせる効果もある。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、毛先を外ハネに、それ以外は内巻きにワンカール。
- レイヤーを入れているので、髪が自然にランダムに動いてくれる。
- 柔らかさとツヤ感を出すワックスとオイルを1:1で混ぜて毛先から塗布。手に残っているものを顔まわりと前髪につけて動きを調整したら完成。
担当サロン:PEEK-A-BOO銀座中央通り(ピーク・ア・ブー ギンザチュウオウドオリ) 木下美咲さん
【2】ピンクブラウンのオン眉+韓流くびれミディ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨レングスのミディアムレイヤーにカット。トップからレイヤーを入れて、アウトライン厚みを残すのが韓流くびれのポイント。
- 顔まわりのレイヤーは骨格に合わせて調整を。オン眉でややワイドでライン感を残したシースルーバングに。
- 遊びのインナーカラーはブリーチで。その後、8レベルのピンクブラウンをオンカラーすることで、同系色のコントラストとなり馴染む仕上がりになる。また、ピンク系カラーは、艶を出し日本人の肌色とも相性抜群。
【how to“スタイリング”】
- 髪を乾かす時、もみあげを立ち上げるのが鍵。
- 乾いたら、毛先を26mmのアイロンで外ハネにワンカール、頭のハチ上は内巻きにワンカール巻く。
- ツヤ感を出すオイルをもみ上げ→毛先→表面→前髪の順につけたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【3】ほんのりピンクカラーの外ハネミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨の長さでワンレングスにカット。トップにレイヤーを入れ、くびれと外ハネを出しやすくする。
- 前髪は目にかからない長さに。黒目と黒目の真ん中を基点にした三角ベースのシースルーバングは、面長さんだけでなく、おでこの広さもカバーできる。
- カラーリングは、ピンクのニュアンスをプラスしたココアブラウンに。暖かみのあるカラーで、顔色アップを叶える。
【how to“スタイリング”】
- 肩と首に沿うようにカットしているので、ドライヤーで上から風を当てながら乾かすだけでナチュラルな外ハネに仕上がる。
- さらに、26mmのアイロンで緩めの外ハネにする。
- スタイリング剤は、しっとり感が1日キープできるオイルがおすすめ。えり足からつけ、中間から毛先、前髪とサラっと手ぐしを通しながら均等に塗布したら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん
「セミロング~ロング」赤系ヘアカラーのスタイル【3選】
【1】ピンク系ビターチョコレートの重めバングヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 全体の長さを鎖骨下15cmに設定し、前上がりのワンレングスでカット。
- 前髪と顔まわりは軽さを出したいのでしっかりめにレイヤーを入れ、バックなどはローレイヤーで切る。前髪は目にかからない長さで重めに。
- カラーリングは春っぽくビターチョコレートをセレクト。ピンクを加えることで、ツヤ感と上品な印象を与える。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- トップには韓国で話題の根元パーマを細めのロッドでかける。根元パーマにより、ナチュラルなボリューム感をつくりやすくなり美シルエットに。
- 前髪は32mmのマジックカラーで巻いておき、全体を38mmのアイロンで内巻き→外巻き→内巻きの波ウェーブに。中間から毛先にバームをつけますが、この時、手ぐしでカールを伸ばすようにするのがコツ。前髪は毛先と表面の薄めに塗布。
- 可愛らしさのなかにフェミニンも感じる仕上げにするならバームを。大人っぽくしたい時は、ウェットな質感のオイルを使うなど、その日の気分でアレンジも楽しめる。
担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン) 関川陸さん
【2】モーブピンクの無造作レイヤーロング
【how to“ベース&カラー”】
- カットはレイヤーを入れて動きを出しているため、まるでパーマをかけたように仕上がる。直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- どこからかき上げてもスタイルが決まるように、長さはなるべくそろえる。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ8レベルの透明感のあるモーブピンクでトレンドカラーをIN。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、レイヤーを綺麗に見せる。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 前髪根元部分だけに奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるかきあげスタイルの完成。朝起きて、多少寝癖があっても決まるスタイルなので扱いも簡単でおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【3】赤系カラーが映えるスーパーロング
スタイルのポイント
- 顔周りは強めに外巻きにすることで最新のトレンドスタイルヘアに
- Aラインを意識しながらウェーブ巻きすることで輪郭をカバーし、質感も綺麗に見せる
前髪カットのポイント
- おでこが広いのがお悩みだったのでサイドバングと前髪の量を気にしながら調整カット
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 清水友子さん
赤系カラーにおすすめの「カラー専用シャンプー」
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HAIR SALON FOCUS 南流山店 店長
いしま まりこさん
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。