ヘアカラー
2024.1.9

カーキアッシュで透明感アップ【スタイル9選】

光で透明感が出るカーキアッシュ。暗めでも柔らかい雰囲気を出せる髪色を掲載。明るさ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

カーキアッシュってどんな髪色?

赤味、黄味を抑えたくすみ感のあるカラーで、透明感もプラスしてくれる。オリーブアッシュも同じ色。

「暗め」カーキアッシュスタイル【3選】

【1】8トーンのくせ毛活かしたスタイル

Point

カラーは、寒色系の8レベルのマットアッシュをチョイス。しっかり赤みをおさえながら、柔らかい表情をつくる色味です。


【how to“ベース”】
えり足とサイドをすっきりカットしたレイヤーショート。前髪は、鼻先くらいの長さで流れるようにカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマをかける場合、太めのロッドで毛先にワンカールのパーマを。短いえり足もピンパーマをかけてなじみよくします。アイロンの場合、26mmのカールアイロンで毛先をワンカール。スタイリング剤は、セミウェットな質感となるようワックスとオイルのMIXがおすすめ。タイトにしたいサイドとえり足からつけて、中間〜毛先にかけてもみ込みます。髪の表面を動かすイメージで塗布すると繊細な毛束感が出てグッド!

担当サロン:Rougy(ロージ)  西森柊人さん

 

【2】8トーンで抜け感スタイル

Point

カラーはくすみカラー8トーンの「カーキアッシュ」で、赤みやオレンジ味がでにくくなっています。暗めにしたいけど重たい印象にしたくない方は、柔らかさと透明感がでる「カーキアッシュ」がオススメです。


【how to“ベース”】
毛量が多い方にオススメなレイヤーカット。毛先に動きが出やすくなり軽い印象を与えられるので、まずはたくさん量を減らしてしまうのではなく、全体を見ながらレイヤーを入れることで軽い印象に仕上げていきます。お顔まわりのおくれ毛は結んでもおろしてもどちらも可愛いのでオーダー数No. 1です。


【how to“スタイリング”】
ダウンスタイルで忘れがちなもみあげは、髪をしっかり巻いてあげることで活きてくれます。全体は38mmのコテでレイヤーとグラデーションを活かして3段階に高さを変えてワンカールをします。お顔まわりのみ内巻きでゆるいカールを入れて、スタイリング剤をつける時にふわふわにほぐすと、ただのワンカールから差がでるレイヤーを活かしたヘアスタイルになります。

担当サロン:Louwe 渋谷(ローウェ)  reinaさん

 

【3】8トーンのWフェイスカラースタイル

Point

カラーは、8トーンのWフェイスカラーのオリーブアッシュ。ちなみに、Wフェイスカラーとは、落ち着いた色味でも、光に当たると柔らかさや透け感といった2つのニュアンスを楽しめるカラー剤のこと。


【how to“ベース”】
ワンレングスでカットし、トップと顔まわりに骨格に合わせてレイヤーを入れた重めのデザイン。直毛の場合、毛先にパーマをかけても。前髪の幅をやや広くすることで、奥行きが出てよりメリハリのあるスタイルに。


【how to“スタイリング”】
根元を立ち上げて、全体的にボリュームを出すように乾かすのがポイント。特に、トップはしっかりボリュームを出して。この時、前髪とトップは、弱風でこするように手を動かしながら乾かします。

アイロンは26mmを。毛先から内巻きカール、その上を外巻きでとツーカールをミックスすることで、今っぽい動きに!バックの耳下はボリュームを出さないように、内巻き&外巻きをランダムにワンカールで。最後にシアバター系のワックスを全体に揉み込み、サイドのボリューム感を整えます。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  清水豊さん

 

「明るめ」カーキアッシュスタイル【4選】

【1】8トーンの軽さ出しスタイル

Point

カラーは8トーンのオリーブアッシュ。赤みをおさえた外国人風の人気カラーです。マッシュは頭でっかちに見えがちなので、全体に細くハイライトを入れて軽さを出すと◎。


【How to“ベース”】
前髪は厚め。目の下でカットし、サイドは耳下までラウンドカット。フェースラインを包むように毛束はやや長めに残します。後頭部は丸みが出るようにグラデーションカット、重さを残すのが女っぽく見せるカギです。トップを動かしやすくするよう、ハチ上にレイヤーを入れます。


【How to“スタイリング”】
毛先全体に28mmの細めのロッドで、平巻き1.25回転のパーマを。スタイリングは乾かし方が重要。ドライヤーで根元からしっかり乾かし、顔周りの毛束は後ろから前に向かってフェースラインを包むように流して。軽めのワックスを毛先全体にもみ込み、さらにところどころ毛先をラフに動かせば完成です。

担当サロン:Sui(スイ)  塩田勝樹さん

 

【2】9トーンカラーとパーマの小顔効果スタイル

Point

カラーは、赤みを打ち消す9レベルのオリーブアッシュをチョイス。透明感があり、涼しげな印象に仕上げます。


【how to“ベース”】
鎖骨下のレングスでやや前上がりにベースをカットし、トップにレイヤーを入れます。レイヤーによる髪の重なりで動きのある表情に。前髪は眉にかかる長さでシースルーにします。さらに、頰にかかる髪をつくることで小顔効果も。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、20〜23mmのロッドを使い、アンダーを外ハネに、表面を内巻きにワンカール巻きます。顔まわりはピンパーマで優しいニュアンスに。スタイリングは、8割ほど乾かした後にオイルか、バームをくしゅっと揉み込んだら完成です。
アイロンの場合、26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪は内巻きにワンカール巻きます。頰にかかる髪は2つに分けてから内巻きと外ハネに巻いてランダムな動きに。前髪は巻かなくてもOK。カールを一回ほぐしてからオイルか、バームを揉み込みます。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン)  小嶌夏海さん

 

【3】ハイライトを混ぜた色落ちもお洒落スタイル

Point

全体の6割くらいに細めと太めのハイライトをランダムに入れます。トップから10cmくらい空けて根元に自然なグラデーションを。上からくすんだアッシュとマットオリーブをミックスしたカラーを全体に重ねます。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:MANHOOD AYUMIさん

 

【4】13トーンの黄色味を抑えたスタイル

Point

カラーは、13レベルのカーキアッシュ。マット系にブルーを加えることで黄味を抑えて、透明感をプラスした色味です。


【how to“ベース”】
ベースカットは、アゴラインでやや前下がりのワンレングス。ラフなハネ感を出すため、トップと顔周りにはレイヤーセニングを入れます。前髪は、サイドよりやや短めにカット。


【how to“スタイリング”】
ドライ時は、分け目がつかないように注意しながら乾かします。乾いたら、ストレートアイロンで、全体的を外ハネに仕上げ、さらに表面を32mmのアイロンを使い、リバースカールをランダムに巻きます。直毛やアイロンが苦手な人は、毛先に太めのロッドで軽くパーマをかけても。仕上げは、スタイリングオイルを毛先中心につけてから、動きの欲しい表面と毛先にワックスを塗布。毛束感を整えたら、セミウェットな質感の中にラフな動きのあるスタイルの完成です。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン)  富山大介さん

 

「ブリーチあり」カーキアッシュスタイル【2選】

【1】ブリーチのカーキアッシュで透明感スタイル

Point

カラーはブリーチした16トーンベースにカーキアッシュを入れることで透明感抜群に。ブリーチをしていなくてもアッシュ系カラーは赤みを消してくれるので、透明感が出やすいカラーに仕上がります。


【how to“ベース”】
表面と顔まわりにレイヤーを入れることで自然に外ハネのボブルフスタイルになります。また、顔まわりのレイヤーで小顔効果とオシャレ感がUPします。前髪はウルフとは相反するようですが、ぱっつんオン眉の前髪にして個性を出してみました。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体的に外はねにして、表面だけ内巻きにしてマッシュ感を出しました。オイルとバームをミックスしてスタイリングしています。バームを混ぜることでセット力がアップして束間が出やすくなりこなれ感がでます!とても簡単なスタイリングなのでぜひ挑戦してみてください。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  前田花蓮さん

 

【2】10トーンとハイライトの立体感スタイル

Point

カラーは、ブリーチで細かいハイライトを入れた後、スタイリッシュな寒色であるオリーブアッシュ(10レベル)をオン。ハイライトによりメリハリのある立体感と、髪が動いた時の透け感を演出します。


【how to“ベース”】
マニッシュな印象のサイドグラデーションは、耳に少しかかるくらいの長さでカット。間引きセニング&スライドカットをmixさせながら毛量調整することで、ニュアンスのある束感を作ります。さらに、トップにはレイヤーを入れ、動きを出しやすくします。


【how to “スタイリング”】
トップは根元をふんわり立ち上げ、センターパートの分け目をくっきり見せないように乾かすのがポイント。襟足は、浮かないように上から押さえ込みながら風を当てます。19mmの細めのアイロンで、外ハネをメインにランダムに巻いて動きを出します。
バーム系ワックスを毛先中心になじませるように塗布すると、艶のある束感に。ハイライトとアイロンテクニックの両方でニュアンスを作り、動きのあるヘアに。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  松下ひとみさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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