ヘアカラー
2023.7.3

透明感が、抜群! ブリーチなしグレージュ【見本14選】

ブリーチしなくても透明感ヘアになれるグレージュ。こなれ感や可愛い髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」ブリーチなしグレージュスタイル【3選】

【1】髪が伸びても自然なグラデーションスタイル

Point

8レベルラベンダーグレージュで伸びてきても自然なグラデーションになります。


【how to”カット&スタイリング”】
ショートボブはあまりレイヤーを入れずにぱっつんに。ストレートのワンレンにしています。前髪は無しでも少し垂らしてもOKに。

大人のウェットヘアはバームを付ける位置が大事。全部がしっとりではなくデザインの端、フレームを意識すると最小限で最大限の効果が出せます。乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。ストレートアイロンで毛先を外に沿わせて、オイルを最後に付けてウェットに。耳掛けにより横の肌色をつくりうす前髪で縦の肌色を減らして、面長をカバーしています。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

 

【2】内巻きの丸みシルエットスタイル

Point

8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。


【how to”カット&スタイリング”】
軟毛で髪がペタンとしやすい方。襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。

全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【3】地毛風の暗めカラーで透明感スタイル

Point

カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!


【how to“ベース”】
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。


【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン)  原菜摘さん

 

「ボブ」ブリーチなしグレージュスタイル【3選】

【1】オン眉とぷつっとラインが可愛いスタイル

Point

6トーンのグレージュカラー。暗いけれど重たく見えにくい、柔らかく透け感のあるグレージュはどの季節もオススメです。


【how to”カット&スタイリング”】
あご上の長さに設定し、水平になるようぷつっとラインを残してカット。前髪も同じくブラントに、ラウンドさせず水平にカットしてオン眉前髪に。ぷつっと感を残すと、毛先に厚みが出やすいので、中間からしっかりと毛先はぼかさずに量をとるのもポイントです。

ストレートアイロンでしっかり根元近くからボリュームを抑えるようにいれていきます。頭の形に沿ってウェーブっぽく巻くと全体のバランスがとりやすいです。最後は、少しウエット感を出すために、ワックスとオイルを混ぜて全体に揉み込んだら完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟(おがたそうい)さん

 

【2】髪の癖を活かした大人ナチュラルスタイル

Point

カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。


【how to“ベース”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  上田ヒロツグさん

 

【3】グレージュで艶を出したくびれボブスタイル

Point

カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。


【how to“ベース”】
全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられます。軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルにしました。


【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げました。最後はオイルをつけてウエット感を出すと艶もまとまりも出ます。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

 

「ミディアム」ブリーチなしグレージュスタイル【3選】

【1】ふんわりウルフの楽チンスタイル

Point

カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。


【how to“ベース”】
毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。


【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

 

【2】ひし形の美シルエットスタイル

Point

カラーは6トーンのダークグレージュにしています。少しオリーブ色を混ぜているので外国人のような柔らかい印象になります。


【how to“ベース”】
顔周りにはフェイスレイヤーを、前髪はシースルーにしていますが顔周りに繋がる髪にかけて自然と長くなり、頬骨辺りを隠すことで小顔効果を出しています。


【how to“スタイリング”】
顔まわりに入れたフェイスレイヤーを内巻きとリバースで巻いて顔まわりに動きを出します。ひし形シルエットでどんな骨格も補正できます。毛先は外ハネに巻いて、前髪は巻かずにオイルで束感出して仕上げます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  小笠原剛さん

 

【3】肌色も綺麗に見える柔らかスタイル

Point

カラーは、8レベルのピュアベージュに。シンプルなベージュより、柔らかさを重視し、肌色をキレイに見せる効果も。


【how to“ベース”】
カットは、肩下の平行ラインがベース。表面にレイヤーを入れることで、ふわっとした動きとくびれ感を出します。前髪は抜け感のある仕上がりに。


【how to“パーマ&スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに。トップは、内巻きにしますが、髪を挟まずに、中間から熱を当てながら円を描いて緩やかな丸みを出すのがコツ。

スタイリング剤は、つけムラにならないようシアバターと軽めのオイルをMIXし、毛先からもみこむようになじませます。セミウェットな質感にするのが◯。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク)  野沢伯行さん

 

「セミロング」ブリーチなしグレージュスタイル【2選】

【1】オン眉と小顔効果カットスタイル

Point

カラーは9トーンのラベンダーグレージュに。人気の寒色系で寒い時期におすすめ。


【how to”カット&スタイリング”】
顔まわりをおくれ毛が出るように小顔カットにしました。薄めのぱつっとしたラインで前髪はカットします。このぐらいの量であれば、髪が少ない方でもおでこをしっかり隠せるぱっつん前髪が作れます。全体はローレイヤーで毛先に厚みを残します。

38ミリのヘアアイロンで毛先を外ハネにして中間を全てリバースで巻きます。オイルをつけて艶を出します。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  小笠原剛さん

 

【2】ウエーブとカラーで作る外国人風スタイル

Point

カラーは12レベルのベージュ系カラーにグレーを入れて黄色くなく明るめな「スモーキーグレージュ」カラー。ベージュベースなので退色しても嫌な明るさなにならず長持ちするカラーになります!


【how to“ベース”】
ローレイヤースタイル。全体の毛先だけにローレイヤーが入っている為、ざっくり縦にワンカール巻くだけランダムなカール感がでて、可愛いスタイルです!


【how to“スタイリング”】
パーマをかけてもいいのですが、今回は、全体の毛先を32ミリのコテで縦内巻きにし、顔周りと耳上を外巻きミックスでより無造作なカールヘアにしています。スタイリング剤は、クリームにオイルを少量混ぜ、毛先中心に付けて最後に手ぐしを軽く通して完成です!

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  飯塚 ゆうさん

 

「ロング」ブリーチなしグレージュスタイル【3選】

【1】毛先の内巻きで骨格カバースタイル

Point

6レベルピンクグレージュ。派手すぎないけど太陽光で色見がしっかり楽しめます。


【how to”カット&スタイリング”】
この方は癖毛さんなので、毛流れを活かしながら前髪と顔周りの髪を作り面長をカバーしています。前髪は少し作ることで縦の面積をカモフラージュできます。

DELA髪質改善トリートメントでエイジングのクセを落ち着かせて、顔周りと毛先にコテで、ワンカール入れます。最後にバームで仕上げて完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

 

【2】グレージュとゆるウエーブで大人スタイル

Point

カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。


【how to“カラー”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。

スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

 

【3】透明感抜群カラーの大人ウエーブスタイル

Point

カラーは、6レベルのグレージュをセレクト。少しだけマットを入れることで、透明感のある柔らかい質感に。地毛風カラーで、上品な雰囲気となっています。


【how to“ベース”】
カットベースは、胸下10cmのワンレングス。動きが出るようたっぷりとレイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、ふわっとした柔らかい印象にします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイルのポイントでもあるセットは、34mmのコテで、中間〜毛先をリバース巻きに。表面は、細めに毛束をとり、根元からリバースに巻きます。巻きすぎないのがコツで、特に毛先は緩めに巻き、カールをほぐすと可愛く仕上がります。

セット剤は、スタイルをキープできる泡タイプがおすすめで、毛先から揉み込むようになじませ、ラフな束感をつくったら完成です。

担当サロン:S.HAIRSALON(エス ヘアサロン)  椙田蒼さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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