顔周りレイヤーで今っぽく!お洒落な動きが出る28のスタイルを紹介
トレンドのフェイスレイヤーをご紹介。まずは、前髪は作りたくないけどイメチェンしたい人におすすめのカット方法を2つ。続いて、『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから、顔周りにレイヤーを入れた髪型を厳選し、レングス別にまとめました。
前髪は作りたくないけどイメチェンしたい!顔周りに変化が出るちょこっとカット【2選】
少し変えるだけで印象が大きく変わるのが、前髪と顔周り。「前髪は作りたくない、だけどイメチェンしたい」人向けに顔周りレイヤーで変化をつけるやり方を紹介。長くて薄い前髪と伸ばしかけの前髪に合わせた2つの方法をチェック!
【1】長くて薄い前髪からチェンジ!レイヤーでつなげたうざバング風

「いつも結んでしまうため、前髪をしばらく作っていませんでした。薄くて長い前髪は頬骨がカバーでき、中顔面も縮んで見えて顔がキュッと締まる気がします。産後にできた生え際のアホ毛も上手に隠せて、大満足です!」(美的クラブ 黒田知沙さん)
【BEFORE】

目の下で薄い前髪を作り、両端をラウンドさせてサイドへつなげる。顔周りはあごラインのレイヤーを入れ、動きと華やかさをプラス。顔に陰影がつき、奥行きも実現。

\ひとつ結びver./
顔にかかる細くてしなやかな毛束がポイント。シンプルなワンポニーが一気にしゃれ見え。

【2】伸ばしかけの前髪からチェンジ!軽やかな顔周りレイヤー前髪

「分けられる長さはそのままに、前髪の毛先や量を調整してもらってスタイリングしやすくなりました。軽く巻くことで顔周りの重心が上がり、リフトアップも! 目線が顔の輪郭にフォーカスされず、丸顔も気になりません」(美的クラブ 遠藤琴美さん)
【BEFORE】

元々あるあごラインの前髪は毛先だけカットし、耳前の髪にレイヤーを入れて自然につなげる。頬骨辺りにモタついていた厚みが解消され、顔周りスッキリ!

\ひとつ結びver./
こめかみや頬骨など、出ていると気になるポイントをカバーして、顔を卵形に錯視。

「ショート」雰囲気の違う顔周りレイヤーヘア【2選】
【1】面長さん&丸顔さんにも!洒落色レッドで叶える大人のマッシュショート

暖色カラーと合わせたマッシュショート。スタイリングが簡単で、骨格補正も望めるスタイルをご紹介します。
暖色系カラーがトレンドとして人気ですが、初めての暖色でもチャレンジしやすいのが寒色寄りのアッシュレッド。明るめのヘアカラーですが、派手さがなく落ち着いた印象。幅広いファッションに合わせやすく、ほんのりピンクニュアンスもかわいい!
顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたマッシュショート。重すぎない前髪で、ベースも厚みを感じないデザインに。また、顔まわりの髪が骨格を補正するので、面長さん、丸顔さんにおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは前髪を眉下でつくったマッシュショート。首ラインをすっきり見せられるよう、えり足はあごラインに。顔まわりにしっかりレイヤーを入れることで、骨格補正をしつつ抜け感をプラスします。
カラーは13レベルのアッシュレッド。寒色のニュアンスを感じられる暖色カラーで、派手さがなく透明感のあるヘアカラーに。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで顔まわりをさらっと内巻きにします。軽めのオイルを1プッシュ手に取り、全体になじませたら完成です。スタイリングが簡単なので、時短を望む人はぜひトライを!
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 梅原加子さん
【2】首ラインすっきり!シンプルでもおしゃれ見せできるシゴデキ女子風ショート

シンプルで大人印象のこちらのショート。顔まわりに落ちる毛束感とライン感がおしゃれ!女っぽいショートを求める人に。
パラっと落ちる顔まわりの髪がポイントのショートスタイル。首元をすっきり涼しげに見せつつ、長めの前髪がチークを隠して骨格をカバーします。また、ヘアカラーは王道の人気色であるアッシュブラウンがベストマッチ。寒色系の落ち着いた雰囲気と柔らかさをプラスします。
ボーイッシュになりやすいショートですが、丸みのあるシルエットと顔まわりで大人の女性らしさを演出。軟毛でペタっとしやすい人やふんわりとした質感が出しにくい人におすすめのデザインです。
【how to“ベース&カラー”】
サイドの長さを鼻横のラインに設定し、真っ直ぐラインでカット。顔まわりに角があるとクールになりすぎるので、レイヤーで削って女性らしい柔らかさと今っぽさを出します。バックはグラデーションで丸みを出し、えり足は短くカットします。
カラーはアッシュブラウンを7レベルで。暖色にするとかわいらしく見えるため、寒色系をチョイス。大人っぽく柔らかい印象をヘアカラーでもプラスします。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをふんわり丸みが出るように通します。顔まわりは髪を内に入れるイメージでするとグッド。前髪は乾かすときに根本の立ち上がりをつけて、分け目はジグザクのセンターパートに。
ペタっとならないよう軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているオイルを表面と顔まわりにつけたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 土屋結莉さん
「ショートボブ~ボブ」暗髪の顔周りレイヤーヘア【5選】
【1】丸顔&面長カバーが叶う、顔周りレイヤーがお洒落なミニボブ

顔まわりの切り込んだレイヤーでお洒落に差をつけられるミニボブがこちら。トレンドに敏感な方にチャレンジして欲しいデザインになりますが、ショートからの伸ばしかけやボブからイメチェンしたい人にもおすすめ。顔まわりレイヤーが頬骨にかかるので、丸顔をカバーしつつ、厚めバングで面長さんの補整にも◎。
ぱつっとしたワイドバングがフェイスレイヤーと好相性なボブヘア。毎日のアイロンは必須ですがスタイリング好きな人だけでなく、簡単ヘアなのでアイロンが苦手な人もぜひトライを!
【how to“ベース&カラー”】
カットはえり足をギリギリの長さに切ったリップラインのミニボブ。耳前のみにレイヤーを入れ、頬骨からリップラインに繋がるレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さのワイドバングに。厚めにカットしていますが、スタイリング剤をつけて隙間ができるように整えます。
カラーは5レベルのアッシュグレー。赤みを打ち消すダークなヘアカラーですが、自然光にあたると絶妙な透明感があり肌色をキレイに見せる効果もあり!

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンでさらっと通し、顔まわりのみ内巻きにするとグッド。重めでも軽めでもない質感のオイルを全体になじませたらフィニッシュ。仕上がりに質感はオイルの塗布量で調整して。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん
【2】暗髪でも抜け感が出る、カットでおしゃれを演出するシースルーバングのボブ

地毛のようなダークカラーでも重く見えないボブをご紹介。コンパクトで小顔効果もあり、いつものボブをアップデートさせたい方にもぴったりです。
ヘアカラーの制限があっても、カットデザインでおしゃれ見せできるこちらのボブ。幼くみえがちな暗髪&前髪ありのボブでも、顔まわりに今っぽい束感をつくれば、抜け感がありこなれスタイルにシフトできます。また、前髪は長めのシースルーにするのもポイントです。
ぷつっとしたライン感を出すことでトレンド感を高め、複雑なスタイリングも不要。ふんわりナチュラルな丸みを出せば、女性らしさもプラス。また、ブルーブラックのヘアカラーがさらなるおしゃれ感を引き出し、肌にも透明感を与えてくれます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはえり足ギリギリの切りっぱなしボブ。ぷつっとした平行ラインをあえて残し、顔まわりのみにレイヤーを入れます。顔を小さく見せつつ顔型をカバーできるよう、フェイスレイヤーは骨格に合わせカットします。前髪は長めのシースルーに。
カラーはブルーブラックをセレクト。地毛では味わえないおしゃれ感があり、光に透けるとブルー独特の透明感を楽しめます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで少し丸みをつけるように通します。特に顔まわりは毛先が内側に入るように。前髪も自然なカール感を出します。オイルとワックスを混ぜたものを根本からしっかりなじませ、束感を整えたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 土屋結莉さん
【3】重めベース&ザクザクレイヤーの遊びニュアンスがかわいいボブ

重めシルエットのボブにニュアンスのあるパーマを合わせたスタイルをご紹介。
ボブヘアが好きだけど、動きが出しにくい、広がるクセが気になるという人にパーマデザインの提案です。ボブにパーマをかけるという発想が新鮮なだけでなく、クセに合わせたパーマをかけることで日々のお手入れが楽々に。重めのシルエットのなかに、毛先の遊びをプラスできるのも◎。
顔まわりにはザクザクとしたレイヤーを入れて、今っぽい表情を楽しめるボブ。オン眉の前髪はちょっぴり個性的ですが、眉をキレイに見せられ面長さんのカバーにもぴったりです。
【how to“ベース”】
ベースカットはあごラインのワンレングスボブ。顔まわりにたっぷりレイヤーを入れ、ざくざくとした軽い動きを出しやすくします。前髪は眉上でカットしますが、毛先は少し間引いてぱつっと感を緩和します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは18mmのロッドをメインに使い、ベースは外ハネ、トップはスパイラルにそれぞれ巻き、前髪にもパーマをかけて立体感を出します。髪質によってはストレートパーマで広がりをおさえても。
ハーフウェットな状態にセット力のあるムースをなじませそのまま自然乾燥するだけ。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 紗良さん
【4】輪郭カバーにも!ふんわり軽やかな外ハネボブ

ご紹介する外ハネボブは、トレンドのフェイスレイヤーを入れ、エアリーで軽やかなナチュラルさが魅力で、イメージチェンジにもぴったり。パラパラっと落ちる前髪も洒落感をアップさせます。
ひし形の美シルエットなので、面長を緩和するメリットも。また、おでこに透け感があるデザインなので丸顔さんのカバーも望めます。スタイリングが必須なので、髪のお手入れが好きな人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
あご下2cmのボブにカットし、サイドとバックにレイヤーをオン。顔まわりは長め前髪を鼻先で切り、レイヤーを入れます。
カラーは5レベルのナチュラルブラウンをセレクト。ブラウンのツヤ感を出しつつ、赤みを打ち消し透明感のあるヘアカラーに。ブラウンは日本人の肌色によくなじみ、血色良く見せることができます。

【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで毛先と顔まわり、表面の髪を外ハネにスタイリングします。オイルを全体になじませてから、毛先をつまんで束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん
【5】厚めバング+顔周りレイヤーの髪質を選ばないプチ個性的な切りっぱなしボブ

ざくっとしたレイヤーがポイントのボブをご紹介します。顔まわりレイヤーでまわりと差をつけたい人は要チェックです。
ちょっぴり個性的なカジュアル印象のボブをご紹介します。ぷつっとしたライン感を残した切りっぱなしに顔まわりレイヤーを合わせたこちら。ざくっとしたレイヤーで個性的な雰囲気を打ち出しながら柔らかい動きもプラス。大人っぽくこなれた雰囲気で、小顔見せも叶えます。
前髪は長く人気が続いたシースルーから厚めにシフトさせることで、目元の印象を高めて大人のラフ感を演出。髪質を問わない万能デザインで、特に硬毛さんでも柔らかい動きが出せるのでぜひチャレンジを。
【how to“ベース&カラー”】
ベースはあご下3cmの切りっぱなしボブ。あえてカットラインを残し、カジュアルな印象に。顔まわりは高めに、表面には少しだけレイヤーを入れ柔らかい動きを出しやすくします。顔まわりがひし形となるため、丸顔さんや面長さんのカバーにも。前髪は眉下の長さで厚めにカットします。
カラーは7レベルのマロンベージュをチョイス。ベージュらしい透明感はあるものの、こっくりとした温かみを加え、色落ちしてもキレイなヘアカラーが持続。くすみ知らずで肌なじみがいいのも◯。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでベースを外ハネに、表面と顔まわりは内巻きに。最後に軽めのオイルを手に取り、全体になじませたら出来上がり。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん
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「ミディアム」軽やかな印象の顔周りレイヤーヘア【7選】
【1】顔周りが今っぽい、垢抜け印象のくびれミディ

上品さと抜け感を兼ね備えたミディアムヘアをご紹介します。顔まわりレイヤーの今っぽさもあり、巻きやすいのでスタイリングも楽々です。
ややタイトなシルエットにしつつ、毛先、表面のふんわり感、シースルーバングで抜け感を出すことで、上品な大人ヘアを演出するくびれミディ。顔まわりに骨格に合わせたレイヤーを入れているため、アイロンが巻きやすく、簡単スタイリングでもサマになります。
顔型カバーができ、小顔効果も望めるくびれミディ。フェイスレイヤーはリーバス、フォワードどちらも楽しめ、気分などに合わせてアレンジが可能。ナチュラルに垢抜けたい、動きがほしいけど派手にはしたくない、多毛で広がりやすいという人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを肩ラインでカットし、顔まわりに骨格に合わせたレイヤーを入れ、軽やかな動きを出しやすくします。前髪は長めのシースルーバングをややラウンド状に。
ヘアカラーは透明感と深みを両立するナチュラルブラウンを7レベルで。赤みをおさえながらツヤ感をキープ。肌なじみがよく柔らかい雰囲気を添えられ秋冬カラーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで毛先を外ハネ、顔まわりはリバースに軽く流し、エアリー感を出します。タートルや首元の詰まったファッションのときは、外ハネのカール感を強くするとかわいい。表面はツヤ感を出す程度にさらっと通します。
スタイリング剤は髪質に合わせ、広がりが気になる人は重めのオイル、軟毛さんは軽めのオイルを選びます。オイルを手に取り全体になじませ、毛束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 長濱優花さん
【2】顔周りすっきり!透明感を引き立てるふんわりレイヤーミディ

頑張りすぎないナチュラル感がかわいいレイヤーミディをご紹介します。フェイスラインが気になるという人はぜひチェックして!
フェイスラインを程よくカバーするこちらのミディアム。短めにつくった顔まわりがフェイスラインを包み込みながら、抜け感をプラスします。また、動きのあるレイヤースタイルですが、やりすぎ感がなく上品な大人女性の印象に。ふんわり優しい雰囲気を醸し出し、スマートなおしゃれヘアを叶えます。
柔らかさを演出するラベンダーカラーは、赤みも黄色っぽさも削れる優秀色。寒色系でもクールではなく、かわいく見せられるのも◎。また、ひし形シルエットをつくりやすく、縦の印象を緩和するので面長さんにもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨下のワンレングス。顔まわりは短めにあご下から切り込み、ベースとは繋げず独立させることで今っぽいエアリーな印象に。前髪はシースルーバングで抜け感を出しやすくします。
ヘアカラーは9レベルのラベンダーベージュに。黄色くなりやすい明るめのベージュですが、ラベンダーのニュアンスを加えることで柔らかさのあるナチュラルな髪色を叶えます。

【how to“スタイリング”】
アイロンは髪質により、軟毛さんは38mm、硬毛さんは32mmを使うのがおすすめ。ベースは外ハネ、顔まわりと表面は内巻きにして、最後にソフトバームをなじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN shibuya 中山栞さん
【3】簡単スタイリングで完成!フロントへの毛流れがお洒落なミディ

スタイリングが簡単でもお洒落になれるこちらのミディ。トレンドのフェイスレイヤーを入れて、顔まわりに柔らかい動きをプラスします。また、毛流れはリバースではなくフロント側に流れるフォワードが今どきのムードに。また、リーバスに流せば華やかな印象に仕上げることもできます。
2WAYバングをこなせる顔まわりデザインは、頬骨をカバーして小顔効果も発揮。分け目をすこしだけずらすこともポイントで、ふんわりとしたこなれ感のある仕上がりを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下でベースをワンレングスにカットし、頭のハチ上からレイヤーを入れます。顔まわりはあごラインからたっぷりレイヤーを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。
カラーは12レベルのブラウンベージュに。ブラウンの柔らかい印象は残すものの、顔まわりのシャープなレイヤー感を活かすようベージュをMIXして甘すぎない雰囲気を演出します。

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもOKですが、アイロンを使う場合はストレートアイロンで全体を内巻きにします。分け目の指1本分くらいの毛束をとり、あえて逆サイドに分けます。癖がつきにくいときは、分けた髪をピンで留め、スプレーをするとグッド。
重めのオイルを少量、全体になじませます。手に残っているものを前髪の毛先につけてから、コームでとかしてなじませるとつけすぎ感がなくスタイリングすることができます。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 上谷太郎さん
【4】大胆レイヤーがかわいい!ベージュカラーを合わせたカジュアルミディヘア

スタイリングやアイロンが苦手な人にもおすすめのミディアムヘアをご紹介。トレンドのレイヤーでさりげない抜け感を演出します。
顔まわりにしっかりレイヤーを入れたこちらのミディアム。カットで動きが出るように計算しているので、乾かしただけでもバランスよく決まります。また、レイヤーがトレンドですが、毛流れを内側のフォワードにするのも今季のポイントに。ぐっとお洒落感が増すだけでなく、小顔効果も絶大です。
前髪はサイドにかけてラウンドさせることで、輪郭にフィットして顔まわりの印象を高めてかわいい仕上がりに。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを鎖骨下3cmで平行ラインにカットし、顔まわりにレイヤーをたっぷり入れます。顔まわりレイヤーに合わせて、バックとトップにもレイヤーをプラス。前髪は小顔に見せられる目尻から目尻の幅で、目の上の長さでカットし、サイドバングにラウンド状に繋げます。
カラーはシンプルなベージュを7レベルで。赤みのないベージュカラーで柔らかく透明感のある髪色に。色落ちしてもキレイなカラーが持続し、幅広いファッションにもマッチします。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、丸みがつかないよう全体に通します。顔まわりは真下ではなく、前側に髪を引き出して通すと今っぽい表情に。トップは真上に引き出して柔らかい動きを出します。
最後にしっとり系のオイルを3プッシュ手に取り、全体になじませます。前髪は毛先1cmのみにつけ、コーミングすると均一になじんで抜け感を出すことができるので一手間ですがぜひ取り入れて。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 秋山拳太郎さん
【5】スタイリングが簡単なニュアンスパーマの抜け感ミディ

抜け感たっぷりのパーマをご紹介します。スタイリングにほとんど時間をかけなくてもこなれ感を演出します。
ゆるっとしたラフなパーマがかわいいこちらのミディ。今っぽい抜け感のあるカール感で、ニュアンスのある仕上がりを叶え、やり過ぎ感のないふんわりとした雰囲気が魅力です。また、顔まわりにハラリと落ちる髪がおしゃれにフェイスラインを隠して、コンプレックスをカバー。
ヘアカラーはベージュ系で柔らかな透明感をプラスするのが正解。赤みをおさえる寒色ながら、グレーMIXによってクールなイメージにならず、褪色してもギラつきません。セットはアイロン要らずで再現性が高いので、スタイリングが苦手な人にも◎。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下5cmでワンレングスに。トップ、ミドル、独立した顔まわりにそれぞれレイヤーを入れ、パーマをかけたときに重くならないように調整します。前髪は目にかかる長さのシースルー。
カラーは10レベルのシナモンベージュをセレクト。寒色系のベージュですが、くすみ感がなく肌をキレイに見せられます。また、ベージュらしい柔らかさと透明感も楽しめます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは頭のハチ下は平巻き、ハチより上はリバースとフォワードのMIX巻き。いずれも20〜22mmのロッドをメインに使い、前髪は太めのロッドでふんわりとパーマをかけます。
スタイリングはドライの状態に、ミルクorムースをクシャクシャっともみ込むだけの簡単ヘア。髪を乾かす際、前髪がペタっとしていると抜け感が出ないので根本をこすって立ち上がりをつけるとグッド。クセ毛が気になる人は、少し濡らしてからムースをつけて自然乾燥させるのがおすすめです。最後に細めの毛束感を出したら完成です。
担当サロン:GARDEN shibuya 中山栞さん
【6】ゆるふわ風に雰囲気チェンジ!柔らかニュアンスのレイヤーミディ

大きめなS字カールで巻いたミディアムヘア。簡単なのにぐっとおしゃれ度の高いニュアンスヘアが再現できます。
エアリー感がかわいい、ゆる巻きミディ。柔らかい髪の動きが特徴で、パーマをかけなくても雰囲気を変えることができます。S字の大きめカールは、動きをプラスしながら骨格カバーも。特に、ベース型さん、丸顔さんにおすすめです。前髪は根本を立ち上げふんわりつくると今っぽいムードに。
髪が柔らかくボリュームがほしい人にもぴったりなミディアムヘア。顔まわりにたっぷり入れたレイヤーを活かせるデザインで、アイロンワークも簡単なのでぜひトライを!
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上3cmでやや前上がりにカットし、耳前の顔まわりにしっかりレイヤーをいれます。バックにはほんのりレイヤーを入れることで今っぽい重さを残せ、扱いやすいスタイルに。前髪は目上のシースルーにカット。
ヘアカラーはモカベージュを9レベルで。やや明るめのベージュ系ですが、深みのあるブラウンをMIXしているため、透明感をキープすることができます。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンを160℃の温度で。高温だとカールが強くなるため低温必須です。顔まわりは毛先を外ハネにした逆S字カール、バックは毛先内巻きのS字カールに巻きます。前髪はマジックカーラーで根本を立ち上げ、ストレートアイロンを軽めに通してふんわりと。
スタイリング剤はキープ力のあるタイプを選んで。オイル&少量のバームもしくはミルクがおすすめで、束感メイクをしながら中間から毛先になじまます。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 鍬﨑さやかさん
【7】重軽MIXで大人かわいい!たっぷりレイヤーを入れた小顔見せミディ

ワンカールでつくる立体感ミディをご紹介します。たっぷりレイヤーでも扱いやすく、長さをキープしたまま印象チェンジを狙いたい人にもおすすめです。
レイヤーを入れると髪が跳ねてしまう……という人にチェックしてほしいのがこちら。顔まわりにたっぷりレイヤーを入れつつ、ベースをグラデーションにすることでほどよい重さを残し、レイヤーの動きを最大限に活かした立体感のある仕上がりを叶えます。また、扱いやすくワンカール巻くだけでサマになるのも嬉しい。
スタイリングはフォワードに巻くのが旬顔のポイントに。顔まわりレイヤーの入れ方次第で面長さんも丸顔さんもカバーができ、小顔効果も望めます。伸ばしかけでイメージを変えたい人、スタイリングを簡単にしたい人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、グラデーションでベースも重さを少しだけ削ります。耳前にはたっぷりレイヤーを入れ、トップにもレイヤーをオン。前髪は目にかからない長さでぷつんと感のあるシースルーに。透け感バングでもライン感を出すのが今っぽい。
カラーは10レベルのマロンベージュに。くすみ感がなく肌なじみのいいヘアカラーで、温かみがあります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで中間からゆるやかな弧を描くような内巻きに。髪を上中下と3段に分け、前方向に髪を持ち上げて巻くとレイヤーの重なりがキレイに出せます。また、毛流れは内側に入るようフォワード方向に巻くと今どきの表情に。前髪はさらっとアイロンを通します。
最後に軽めのオイルやグロススプレーでツヤ感を出したら出来上がり。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
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「セミロング~ロング」おしゃれな動きが出る顔周りレイヤーヘア【6選】
【1】伸ばしかけの印象チェンジにも!重軽MIXレイヤーのおしゃれセミロング

顔まわりにレイヤーを入れた、セミロングヘア。ヘルシーカジュアルな印象で、マンネリから雰囲気を変えたい人にもおすすめです。
伸ばしかけでもかわいくイメチェンできるこちらのセミロング。顔まわりにトレンドのレイヤーをたっぷり入れつつ、ベースはローレイヤーで重さを残した旬ヘアです。サイドのボリュームが出しやすく面長さんにおすすめなだけでなく、顔まわりレイヤーがフェイスラインをカバーするのでエラ張りさんにも◎。
バックにぷつっとした厚みがあるのでレイヤーでもやりすぎ感がなく大人カジュアルを叶えます。また、フェイスレイヤーとのバランスを取り、前髪はおでこが見えるように抜け感を出すと洒落感がUPします。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下10cmでカットし、顔まわりにハイレイヤーを入れながら、全体はローレイヤーに。骨格に合わせた似合わせバランスでつくるので多毛さんでも挑戦しやすいうえ、骨格のお悩みを解消することができます。前髪はやや薄めの質感につくります。
ヘアカラーは9レベルのモカベージュ。ツヤ感があるためヘルシーな印象を与え、肌なしみがよく肌色をキレイに見せられます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに、レイヤー部分は内巻きにワンカール。巻きすぎずカジュアルにするのがコツ。前髪はマジックカラーであらかじめ巻いてふわっと仕上げます。スタイリング剤は髪質により、細毛さんはバーム、太毛さんはオイルを使います。毛先中心になじませ、手に残ったものでトップのパヤパヤする毛をおさえ、前髪の束感を整えたら完成です。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 窪島亜朱花さん
【2】たっぷりレイヤーで旬顔に!小顔見せも叶える女っぽセミロング

軽やかで女性らしいセミロングをご紹介!今っぽレイヤースタイルで、顔型を問わないので万人におすすめです。
ふんわりとした軽やかな動きのレイヤーヘアが引き続き人気です。トップだけでなく顔まわりもたっぷりレイヤーを入れてあげるのが今の気分。一気に垢抜けを狙えます。スタイリングも簡単で、ストレートアイロンを通すだけでこなれ感のあるナチュラルヘアを実現します。また、カール仕上げにすれば華やかヘアをこなしアレンジを楽しむことも。
印象チェンジにもおすすめのセミロングヘア。顔型に合わせてレイヤー幅を調整するのでどんな人にも挑戦しやすい万能さも嬉しい。柔らかい女性らしさを求める人に◎。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりにカットし、あご下3㎝から顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。トップにもレイヤーを入れ、毛量調整では出せない軽さを演出します。また、顔まわりレイヤーは顔を小さく見せる効果も。前髪はぱつっと感を出しますが、長めなので幼くなりません。
カラーは9レベルのモーブベージュをセレクト。グレーをMIXすることでくすみ知らずで赤みをオフ。寒色系でもツヤ感があり、透明感のある髪色が魅力です。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで内巻きにさらっと内巻きに通すだけで、レイヤーの軽い表情を楽しめます。顔まわりのレイヤーは、細かく分けて(片側で2〜3パネル)巻くと、より柔らかい印象に。オイルとバームを混ぜて全体になじませ、束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 栗林彩さん
【3】抜け感印象は顔周りで!シンプルでもお洒落なレイヤーヘア

重たく動きの出にくいロングは、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れて印象チェンジを!長さを変えずに雰囲気を変えられ、トレンド感も上がるデザインに。また、前髪はシースルーにすることで、より抜け感を演出できます。
シンプルなスタイルですが、顔まわりを巻けば華やかなイメージにアレンジも可能。結んでもフェイスレイヤーがアクセントになってかわいい。柔らかい動きがあるので優しさや女性らしさが欲しい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。
カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
【4】ノンアイロンでもまとまる、暗髪でも軽やか印象のレイヤーロング

黒髪×ロングでも今っぽい抜け感のあるスタイルに。ストレートはもちろん、巻いても結んでも決まりアレンジも自在です。
顔まわりの軽さが魅力のこちらのロングヘア。リップラインからたっぷりレイヤーが入っているので、重めベース&暗髪でも重く見えずこなれ感のあるスタイルを叶えます。また、アイロンなしでもまとまるので、スタイリングが楽々なのも嬉しい。
甘くなりやすいカジュアルなレイヤースタイルですが、ダークカラーを合わせることでモード寄りの大人印象を実現します。さらに、暗髪に合わせる前髪は透け感を出すのが鉄則。幅広いファッションにも似合うので、おしゃれ好きな人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは胸上のレイヤーロング。サイドはリップライン〜鎖骨にかけてしっかりレイヤーを入れ、今っぽいおしゃれ感を演出します。顔まわりレイヤーでヘアアレンジがしやすく、顔を小さく見せられる効果も。前髪は短すぎない目にかかるくらいの長さで薄めに。
カラーは赤みのない5レベルのダークアッシュ。黒髪ながら寒色の透け感がある地毛風カラーです。日差しの強くなる季節でも、髪をキレイに見せることができます。

【how to“スタイリング”】
洗い流さないトリートメントをなじませ、ハンドブローで内側に髪を入れるイメージ乾かすだけ。アイロンを使うなら、ストレートアイロンをさらっと通します。最後に少し重めのオイルを毛先→中間→顔まわり→前髪の順に塗布し、前髪の束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【5】キレイめフェミニンな、顔周りすっきりのハッシュカットロング

短く切り込んだ”ハッシュカット”と自然な毛流れのサイドバングがポイントのロングヘア。抜け感、柔らかな動き、暖色と今っぽさを取り入れたデザインです。
顔まわりを短く切り込み、たっぷりレイヤーを入れた“ハッシュカット”。韓国アイドル発祥のスタイルで、フェイスラインをすっきり小顔に見せられ、抜け感を演出しながら柔らかい印象を与えます。顔まわりに軽やかな動きがあるのでロングでも重くならず、今っぽい表情に。
シースルーバングからサイドへの自然な毛流れもポイントで、凛としたかっこよさとふわっとしたフェミニンさが共存。アイロンワークがシンプルなので、簡単スタイリングを求める人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下でカット。ハッシュカットのポイントとなる顔まわりは短めに、胸と鎖骨の間からレイヤーを入れます。ベースとの繋がりはありませんが、なじむようにカットしているので挑戦しやすいデザインに。前髪は目にかかるくらいのシースルー、サイドバングはほおが隠れる長さにカットします。
カラーは6レベルのブラウンをチョイス。赤みのあるブラウンで、温かみがあり柔らかさとツヤ感をプラスします。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで全体をふわっと大きめカールの内巻きに。顔まわりはリバースに巻いて毛流れを出します。軽めのオイルをなじませた後、手ぐしや粗めのくしで全体をほぐしてあげると面が整いツヤ感がUPします。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 外山海成さん
【6】小顔見せも叶う、たっぷりレイヤーの艶やかロング

たっぷりレイヤーを入れつつ、今っぽくベースの重さを残したこちらのロングスタイル。軽やかな動きが出しやすく、まとまり感も抜群です。2WAYバングとしてはやや短めですが、前髪とフェイスレイヤーのスタイリング次第で、大人かわいいも、キレイめもアレンジ自在なのが嬉しい。
おくれ毛の毛流れは、リバースではなく顔を包み込むようにするのが新鮮。今後のトレンドとしても注目です。また、顔まわりデザインで小顔効果も発揮します。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカット。特に、耳より前をぐぐっと前上がりにするのがポイントで、まとまりがありつつ動きのあるデザインを叶えます。さらに、耳前にはたっぷりレイヤーを入れます。前髪は短めの2WAYバングに。
カラーは8レベルのグレージュをチョイス。赤みをおさえた透明感のある色味で、キレイめな大人カジュアルを演出します。

【how to“スタイリング”】
仕上げではブローでも、ストレートアイロンでも、カールアイロンでもお好みで。大人かわいくするならおくれ毛にカールをつけ、キレイめにするならかき上げバングに。ツヤ感とまとまり感が鍵になるので、髪質に合わせてスタイリングを。ツヤ出しスプレーを全体にスプレーし、ごく少量のヘアクリームを毛先になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
印象変わる「前髪あり or 前髪なし」の顔周りレイヤーヘア【4選】
【1】「前髪あり」フェイスレイヤー&2WAYバングのナチュラルミディ

ワンカール巻くだけで、顔まわりに動きが出て小顔効果も望めるミディアムレイヤーをご紹介。ナチュラルのなかにおしゃれ感をプラスします。
ナチュラルになじむレイヤーが魅力のこちらのミディアム。トレンドのフェイスレイヤーを程よく入れているので、軽やかな動きを出しながらやりすぎ感のないこなれヘアを実現します。結んだときに髪がパラパラと落ちてこないのも嬉しいポイントです。
前髪は長めの2WAYバングに。シースルーバングからのイメチェンや、短めの前髪に抵抗がある人にもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨の長さでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れます。顔まわりに動きがプラスされ、小顔効果も発揮。ベースに重さを残すため、毛先がパサつくこともなく、軽くなりすぎず扱いやすい。前髪はおろしも流しもできる薄めの2WAYバングに。
カラーは9レベルのフォギーベージュをセレクト。通年を通して人気のヘアカラーで、肌なじみがよく柔らかい印象を与えます。しっかりブラウンの色素が感じられ、紫外線に当たっても色が落ちにくいのも特徴。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで全体を外ハネに、顔まわりと表面は内巻きにワンカール。前髪はさらっとアイロンを通して、サイドに流すようにするとグッド。
スタイリング剤は髪質によって、太毛さんは重めのバームorオイル、細毛さんは軽めのバームを使います。ふわっと動きを出すようになじませるとかわいい仕上がりに。最後に軽く耳にかけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【2】「前髪あり」フェイスレイヤー&ワイドバングの軽やかミディ

ワンカールでつくれるふわっと印象のミディアムをご紹介します。ローレイヤーなので扱いやすくレイヤーで失敗したくない人にもおすすめです。
こちらのミディはワンカール巻くだけで、ふわっとした動きを演出しつつ、簡単スタイリングで決まるので朝のお手入れも楽々。ベースに重さがあるので、トレンドのレイヤースタイルでも扱いやすいのがポイントです。
髪が細くてペタっとしやすい、髪が太くて動きが出ない、どちらにも柔らかい動きを実現する万能ミディ。長さを残したまま印象チェンジを狙うなら、フェイスレイヤーだけでなくワイドバングも取り入れて。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨と胸の間の長さでカットし、顔まわりのみにあご下3cmからレイヤーを入れます。ローレイヤーにすることで、まとまりと柔らかい動きが出ます。前髪は薄すぎないシースルーのワイドバングに。ぱつっとしたライン感を残し、毛流れがつくりやすいよう両サイドはラウンドさせながらカット。
ヘアカラーは10レベルのブラウンベージュに。明るめにすることで柔らかい印象にも。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先を内巻きに、レイヤー部分はカットラインに合わせて前上がりにワンカール巻きます。最後に重めのオイルを全体になじませたら出来上がり。ベースを外ハネにしてもかわいいので、気分でアレンジを楽しんで。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 川上莉歩さん
【3】「前髪なし」フェイスラインのカバーも!メリハリカールのロブレイヤー

カジュアルさのなかにさりげなくモード感をプラスしたロブヘア。透明感カラーとの相性もよく美人ヘアを叶えます。
ロブヘアに軽さが欲しいなら、顔まわりレイヤーがおすすめ。骨格に合わせて入れているので、動きを出しつつフェイスラインをカバー。小顔効果も発揮します。また、気になる前髪の生えグセは、活かしてかき上げ風に仕上げればストレスを軽減できます。
スタイリングで前髪はストレートタッチ、顔まわりは内巻きとカール感にメリハリをつけるのもポイント。カラーはダークトーンにすることで、シックでモードな印象に。ほんのりひし形シルエットが縦長印象を緩和するので、面長さんにもぴったりです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあご下5cmのロブ。骨格に合わせたフェイスレイヤーを入れて、動きを出しながら小顔見せも。前髪は生えグセを修正できるよう長めにつくります。
ヘアカラーは7レベルのアッシュグレージュをセレクト。赤みをしっかり打ち消すもののベージュの透明感や肌映りのよさはそのまま。ややくすみ感はありますが、深みがあり落ち着いた印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンでストレートに、顔まわりは32mmで内巻きワンカールにすることで、メリハリのある仕上がりに。スタイリング剤は束感メイクができるバームを使います。全体にさらっとなじませ、エアリー感が出るように仕上げたら出来上がり。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 森泉果空さん
【4】「前髪なし」キレイめスタイル!顔周りレイヤーが魅せる韓国くびれロング

くびれ感のあるクール印象のロングヘアをご紹介。特に、韓国スタイルが好きな20代後半〜30代におすすめです。
まるで韓流女優のような艶やかな美髪のロングレイヤー。太めのアイロンでつくった緩やかなくびれカールが華やかかつ、大人の色香を醸し出します。また、あごラインの長め前髪がほお骨を包み込み、顔を小さく見せることも。
骨格に合わせて顔まわりレイヤーをつくるため、どんな顔型にも対応できるロングスタイル。温かみのあるモカカラーは、肌色をキレイに見せられツヤ感も抜群。美人度をさらにアップさせます。また、艶やかな仕上がりを求めるならアイロン前にブローをプラスして。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下で前上がりにぷつっとラインが出るようにカット。レイヤーは入れすぎると扱いにくくなるので、バックは程よく耳前にしっかり入れます。前髪はあごラインで少し長めに。
カラーはモカムースカラーを10レベルで。明るめでもツヤ感があり、柔らかい質感に見せることができます。また、日本人の肌に合うヘアカラーなので肌映りもキレイ。

【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたらツヤが出るように軽くブローするとグッド。前髪はマジックカーラーで巻き、全体は38mmのアイロンで内巻きに毛先をワンカール、顔まわりはリバースに巻いてくびれ感を出します。顔まわりはアイロンを横に入れて巻くとメリハリのある仕上がりに。
ロングスタイルなのでカールが崩れないようスタイリング剤は軽めの艶出しスプレーを選び、全体に吹きかけ浮遊感を出したら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん
「40代・50代」におすすめの顔周りレイヤーヘア【2選】
【1】ふんわりエアリーなミニマムボブ

トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!
【how to“ベース&カラー”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。
明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。


【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
【2】レイヤーの効果でぺたんこ解消!大人のウルフ

顔周りのレイヤーによる外への毛流れと、後頭部に入れたレイヤーのふんわり感で、美人見え間違いなしのひし形シルエットに。襟足を絶妙に削ったウルフが、軽やかさを演出。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは鎖骨の長さ。フロントは頬ラインから流れるレイヤーを、全体は前下がりのレイヤーを入れて、後頭部の丸みを出す。
全体にハイライトを入れてから、白髪が気になる根元は白髪染め、ほかは普通のカラーを重ねてラベンダーブラウンに。


【how to“スタイリング”】
サイドの毛束を頬の位置までもち上げ、ストレートアイロンで外巻きにして後ろへ流す。10円玉大のバームで仕上げて。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。







