ヘアスタイル・髪型
2023.12.9

40代こそ輝く、レイヤーミディアムスタイル【実例24】

40代の大人女性におすすめしたいレイヤーミディアムを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。レイヤーを入れることで髪に動きが出るのでおすすめです。

「前髪あり」40代女性におすすめレイヤーミディ【5選】

【1】毛流れ前髪が華やかなミディ

Point

前髪から顔周りにかけての毛流れがポイントで、フェイスレイヤーだけでなく、トップにもレイヤーを入れることで、華やかな印象を叶えます。

ミディアムヘア

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さで前上がりラインにカット。顔周りとトップにレイヤーを入れ、前髪も流れるようにカットします。

カラーは、10レベルのグレージュをチョイス。バイオレットのブレンドにより黄色っぽさを解消。どんな肌色にもマッチし、透明感のある柔らかい質感に。

ミディアムヘア

【how to“スタイリング”】
前髪は、マジックカーラーで、全体は38mmのコテでワンカール。スタイリング剤は、オイルより軽くツヤ感を出すオイルジェリーを。毛先〜根本近くまで全体的に馴染ませたら、ブラシでオールバックにとかします。カールをほぐした後に、シルエットを整えたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん

【2】流し前髪のふんわりレイヤースタイル

Point

悩みに合わせてレイヤーの入れ方を変えることで、理想的なふんわり感を実現できる優秀デザインです。また、レイヤースタイルがトレンドですが、毛先に厚みを残すことも垢抜けヘアのポイントに。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでカットし、ほおの高さまでレイヤーをオン。前髪は、束感が出やすいようにカットするのがポイントで、サイドと斜めにつないで流れを出しやすくします。

カラーは、10レベルのベージュブラウンに。ふわっとした柔らかい質感のカラーで、光に当たるとさらなる柔らか見せを叶えます。

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで毛先を外ハネにワンカール、トップの髪は内巻きにワンカール巻きます。最後に、動きが出しやすいオイルスフレを全体になじませ、束感を整えたら完成。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん

【3】フェイスレイヤーありの今どきミディ

Point

顔まわりに独立したフェイスレイヤーを入れることで、今っぽい表情に。結んでもお洒落感があるので、オフィス仕様やママ世代にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨レングスのワンレングスに。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、毛先に動きを出しやすくします。前髪は、束感がつくりやすい薄めに。目の高さでラインでカットしたサイドバングは、おくれ毛と繋げることで小顔効果も。

カラーは、トレンドの兆しがある暖色系をいち早く取り入れ、9レベルのウォームブラウンに。落ち着いた印象で、ツヤ感と透明感が欲しい人におすすめのカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を外ハネにワンカール、表面と顔周り、おくれ毛は、毛束を上に持ち上げて内巻きにするのがポイントです。前髪は、マジックカーラーでナチュラルに。シアバターor軽めのオイルをなじませますが、スタイリング剤も巻いた位置でつけるとふんわり仕上がります。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

【4】上品なくびれレイヤーミディ

Point

骨格、レングスに合わせて、くびれやすいレイヤーカットで軽やかな質感と、毛先は重すぎず、チョップカットで透け感を少し出しています。

【how to“前髪&カラー”】
前髪は薄すぎず、シースルーよりにした流しバング。

ブリーチ無しで柔らかい10トーンアッシュブラウンに。透け感と艶感を楽しみたい方オススメです。柔らかい質感の毛流れと色味で可愛く上品に仕上げます。ブリーチ無しのダブルケアカラー で徐々に柔らかい色味にもすることが可能です。

【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンを使って外ハネにしたあと、フェイスレイヤーをいれてる顔まわりをリバースに巻くと、トレンドをおさえた上品なくびれヘアに仕上がります。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

【5】顔まわりにレイヤーを入れた大人のミディ

Point

大人ヘアは顔まわりを包み込むレイヤーの入れ方が重要です。エイジングケアを叶えるDELAオリジナルの髪質改善は普段巻く方に非常に相性がいいです。

【how to“ベース&カラー”】
普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。

カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがぷらすされます。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラーです。

【how to“スタイリング”】
乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取りましょう。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出ます。今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「前髪なし」40代女性におすすめレイヤーミディ【7選】

【1】顔まわりにレイヤーを入れたクールなミディアム

Point

顔まわりとトップにレイヤーを入れます。

外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨レングスの切りっぱなし。肩に当たってハネる長さなので、動きが見えやすいデザインに。前髪は、ほおのラインから後ろに流れがつくようあごラインでカット。

カラーは、ちょっぴり個性的なオレンジブラウンをセレクト。顔色をよく見せられ、肌を美しく見せる効果もあるカラーリングです。

外ハネミディ

【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を外ハネに。トップは、髪を上に引き上げリバースに。顔まわりも頬骨に合わせてリバースに巻きます。

まとまりとツヤ感が欲しいので、スタイリング剤は、ヘアバームとオイルを1:1で混ぜたものを使います。毛先から馴染ませ、トップは、上に引き上げながら塗布します。最後に、顔まわりに馴染ませたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 蒼さん

【2】ストレートタッチの大人なレイヤーミディ

Point

顔まわりにレイヤーを入れ、軽さや動きを出すのが今季のトレンドとなり、レイヤーの入れ方により洒落感に差がつきます。長めの前髪+顔まわりレイヤーで、今っぽいこなれ感のあるスタイルを実現。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下10cmでベースをカット。顔まわりに独立したレイヤーを入れ、前髪はリップラインに。さらに、顔まわりをスライドカットで調整し、ニュアンスを出しやすくします。

カラーは、8レベルのベージュをセレクト。クールでキレイめな雰囲気をプラスするので、大人の春夏カラーにぴったりです。優しく柔らかい質感にも見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
ヘアダーメジを軽減はもちろん、ニュアンスのあるカール感づくりには、ヘアアイロンは160度の低温が鉄則。32mmのカールアイロンで、全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。くっきりとしたカールではなく、抜け感のある柔らかいカールを目指します。セミウェットな質感となるスタイリングオイルで、中間から毛先、最後に根元付近になじませます。最後に手ぐしorクシでとかせるとグッド。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 根岸啓太さん

【3】大人可愛いワンレンミディ

Point

前髪は重くなりすぎないように調整し、レイヤーを入れ自然に流れやすくしていることで、どこから分けても無造作感可愛いワンレンミディです。

【how to“ベース&カラー”】
レイヤーをいれ抜け感、動きを出します。

10トーンのアッシュベージュは柔らかい印象に見せるヘアカラーです。イエベ、ブルベどなたにでも似合うカラーでおすすめです。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテアイロンで毛先を外ハネ、表面を内巻きにしてあげるだけで簡単くびれヘアに。顔周りはリバースで巻いてあげる事でよりくびれ感が増し、小顔、首が長く見えます。

担当サロン:ciel(シエル)  田代昂平さん

【4】毛先に少しレイヤーを入れた無造作ミディ

Point

髪が硬く動きが出にくい方におすすめのスタイル。毛先にレイヤーとオイルをつけて、髪を柔らかく見せれば、硬さなんて全く気にならないカジュアルで可愛い無造作ウエットヘアが完成します。

【how to“ベース&カラー”】
ワンレンの無造作ストレートヘア。髪質が硬く、柔らかく見せたい人は毛先に少しレイヤーを入れることで動きのある柔らかスタイルになります。

さらに髪の毛が柔らかく見える8レベルのブラウンベージュで透明感カラーにしています。ブラウンベージュはどんな方にでも、どんなシーンにもマッチする万能カラーなのでおすすめです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使って毛先を軽く外はねベースにしていきます。そのあとのスタイリングは、オイルを毛先から揉み込むようにつけてウエットな無造作感を出せば完成です。

担当サロン:k-two Esola IKEBUKURO(ケーツーエソラ 池袋) 土佐 優奈さん

【5】たっぷりレイヤーの外ハネミディ

Point

たっぷりなレイヤーで、ひし形フォルムをつくり女性らしい雰囲気に。レングスを変えなくてもイメージチェンジを狙え、旬なヘアを叶えます。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さを鎖骨ラインでカット。トップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れ、今っぽい動きをプラス。目が隠れる長さの前髪は、サイドのレイヤーをつなげて毛流れが出るようにします。

カラーは7レベルのナチュラルブラウン。明るすぎない落ち着いたカラーで、仕事シーンにも対応。柔らかさ&ツヤ感が欲しい人に◯。

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【how to“スタイリング”】
34mmのコテで毛先を外ハネに。トップは髪を上に引き出し、毛先をワンカール。コテ無しの場合、ドライヤーで髪を乾かす時に、指で髪を外ハネにするとグッド。ツヤ感とまとまり感のあるバームを、毛先から塗布して、最後に前髪につけます。前髪が落ちてくるなら、根元近くにも少しだけつけて。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん

【6】オレンジベージュが綺麗なミディアムレイヤー

Point

ひし形シルエットで小顔効果も望めるミディ。レイヤースタイルですが、多毛さんのまとまりをよくしてくれるのでぜひチャレンジを。

1-1

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでワンレングスにカット。頭の丸みに合わせたラウンドレイヤーを顔まわりに入れます。前髪は、ギリギリ耳にかけられる長さに。

カラーは10レベルのオレンジベージュをセレクト。ツヤ感抜群で顔の印象を明るくし、トレンドのオレンジメイクとも好相性のカラーです。

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【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで毛先を外ハネ、レイヤーをいれた部分は内巻きワンカールに。スタイリング用のオイルを毛先中心に馴染ませ、ツヤと束感を出したら完成です。塗布量は、少量でOK。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

【7】大人ナチュラルなレイヤーミディ

Point

顔型をキレイに見せるひし形シルエットは、丸顔さんのカバーも。ペタっとしやすい髪をレイヤーが解消するので細毛さんはぜひトライを。

【how to“ベース&カラー”】
胸上レングスで、ベースを前上がりにカット。顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は独立した長めのシースルーに。ナチュラルな動きで、細毛さんでもふわっとボリュームアップさせます。

カラーは7レベルのアッシュベージュに。清潔感のある上品な色味で、赤みをおさえて透明感を引き出します。ツヤ感があり、好印象間違いなし。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先を外ハネにしてから、表面はフォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりはリバースに巻きます。柔らかい質感をつくるバームを内側からつけて、毛先の動きを整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 花岡瑠斗さん

「ストレート」地味に見えないレイヤーミディ【6選】

【1】前髪くしゅっサイドストレートのレイヤーヘア

Point

毛先の厚みを残しつつ、動きと軽さを出すレイヤーを表面に入れます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨にかかる長さのロブに。前髪は、目にかかる長めにカットし、ややワイドにすることで今っぽい印象を作ります。

カラーは、柔らかく暖かみのあるブラウンベージュを9レベルで。ほんのり赤みを残すことで、肌色の血色をよく見せ、毛先の質感のパサつきもおさえてくれます。ずっと寒色という人にもイチオシです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先だけゆるく外に跳ねさせたスリークヘアに仕上げます。首に沿うようにすることで、くびれと小顔効果を実現させます。スタイルの鍵となる前髪は、ストレートアイロンで、左右半分に分け、それぞれ内巻きに。表面は、1cmくらいの毛束を取り、ランダムに巻くとグッド。

スタイリング剤は、クリームタイプがおすすめ。タイトにボリューム感をおさえ、耳掛けしたらもみ上げをちょろっと引き出して抜け感をプラス。前髪は、内側の髪をつまみながら毛先のみに。表面をくしゃっとさせバランスを整えたら完成です。

担当サロン:VioletAimée(バイオレットエメ) Ruiさん

【2】ノンアイロンでも動きが出るレイヤーミディ

Point

こちらのミディは、動きを出したいところに狙ってレイヤーを入れているので、乾かすだけでキマる再現性の高いスタイルとなっています。

【how to“ベース&カラー”】
肩に当たる長さで切りっぱなしボブにカット。動きが欲しいところにレイヤーを入れ、くびれ感をプラスします。前髪は、ほおにかかる長めにすることで雰囲気のある大人印象に。

カラーは、シアーダスティーラベンダーに。透明感とくすみ、相反するトーンがMIXした色となり、くすみのあるラベンダーで透明感を引き出し、肌色をキレイに見せることができます。

【how to“スタイリング”】
自然な動きが出るようにカットされているので、揉み込みながらドライヤーで乾かすだけの簡単スタイリング。この時、毛先をふわっとさせるのがポイントです。ツヤ感を出すバームorバームワックスを揉み込むようになじませたら、毛先をつまんで整え、最後に軽く前髪につけたら完成。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

【3】フェイスレイヤーの大人っぽいミディ

Point

顔周りにはフェイスレイヤーを、前髪はシースルーにしていますが顔周りに繋がる髪にかけて自然と長くなり、頬骨辺りを隠すことで小顔効果を出しています。

【how to“カラー”】
カラーは6トーンのダークグレージュにしています。少しオリーブ色を混ぜているので外国人のような柔らかい印象になります。

【how to“スタイリング”】
顔まわりに入れたフェイスレイヤーを内巻きとリバースで巻いて顔まわりに動きを出します。ひし形シルエットでどんな骨格も補正できます。毛先は外ハネに巻いて、前髪は巻かずにオイルで束感出して仕上げます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【4】フェイスレイヤーのナチュラルミディ

Point

独立したレイヤーを顔まわりに入れるだけで、まとまり感がありつつ今っぽい軽さを表現できるのがポイント。やや低めのレイヤーを顔を包み込むように入れているため、小顔効果も絶大です。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨でワンレングスボブにカット。顔まわりを包み込むようにフェイスレイヤーを入れます。前髪は、薄過ぎずパツッとしたラインを残してカット。

カラーは、より透明感をUPさせるため、ブリーチベースにマットベージュをオンカラー。ベージュのニュアンスがプラスされ、上品なマットさを感じられるカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、全体を外ハネにします。顔まわりは軽く通すのみでOK。簡単スタイリングでお洒落ヘアを実現。ブリーチ毛なので、パサつきをおさえるバームを全体になじませ、最後に前髪の束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん

【5】レイヤーで軽さを出したハンサムミディ

Point

表面には軽さを出すためレイヤーを入れます。

1-1

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは肩~肩下1cmの長さで平行ラインに。前髪は、目の下の長さで薄めにカット。どんな髪質でもトライしやすいですが、多毛さんには特におすすめです。

カラーは9レベルのラベンダーベージュをチョイス。赤みをおさえつつツヤ感をUPさせ、褪色した髪色をキレイにカバーできます。

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【how to“スタイリング”】
26mmのコテで毛先を中心にくびれさせるように外ハネに巻きます。耳上あたりにコテを横に入れ、根元がふわっと立ち上がるようにボリュームを出します。スタイリング剤はオイルorバームを、もみあげ&耳まわりの内側からなじませ、その後、えり足、表面とつけたら完成。パラっとしたセミウェットな質感が大人の女性らしさを演出します。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

【6】ローレイヤーの大人なミディアム

Point

ミディアムヘアはほどよいローレイヤーカットで、子供っぽくならない大人ヘアに。また、どんな服装にも合わせやすいです。

【how to“ベース&カラー”】
王道のモテるミディアムヘア。ほどよくレイヤーを入れて、前髪は厚すぎず、薄すぎず。顔周りとつながるようにカットして完成。大人の色気ヘアになります。

カラーは全体9-10トーンの紫と青を3:1でラベンダーベージュをオン。伸ばしかけでも、どんなアレンジも楽しめるので様々な髪型を楽しむことができます。

【how to“スタイリング”】
巻くときは丸みのあるシルエットを意識し、柔らかく、若々しい印象に。スタイリング剤はオイル系のものを手のひらに全体に広げて毛先→中間→前髪の順で揉み込みます。レイヤーを入れているので毛束ごとに巻くことで、動きが出てぐっと優しい雰囲気に仕上がります。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 矢ケ崎 健さん

「パーマ」スタイリングも楽なレイヤーミディ【2選】

【1】ゆるパーマの重軽ニュアンスミディ

Point

トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】顔まわりレイヤーの韓国風ヘア

Point

顔まわりにレイヤーを入れ、ニュアンスのある動きとリバースに流れる毛流れをつくるのがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。

カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 坂口勝俊さん

「ウルフ」ハイレイヤーカットでおしゃれスタイル【4選】

【1】猫っ毛さんにもおすすめのレイヤーウルフミディ

Point

毛量が少なかったり、猫っ毛さんでも決まるウルフヘア。生え癖などを活かして、レイヤーを入れすぎないように注意すればスカスカにならずにきれいに決まります。

【how to“ベース&カラー”】
髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。

カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。

【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん

【2】顔まわりウルフのミディアムレイヤー

Point

程よいフェミニンさ&小顔といったポイントをしっかり抑えつつ、個性を引き立てるNEWウルフ風ヘア。顔まわりに独立したレイヤーを入れることで、動きのある抜け感をつくります。

【how to“カット&カラー”】
全体を鎖骨と胸の間くらいの長さにカット。ベースの厚みを残しながら、レイヤーを入れます。顔まわりには独立したハイレイヤーを入れるのがスタイルの鍵。軽さと透け感を演出してくれます。前髪も今っぽく薄めにラウンドでカット。

カラーは、ブリーチをしてからシフォンベージュをオンカラー。ハイトーンのヌーディーカラーは、太毛さん硬毛さんのコンプレックスを解消して、柔らかい質感を叶えます。顔まわりを明るく見せるので、withマスクの今年は季節が変わっても明るめ人気が続きそうな予感です。

【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、120℃の低温に設定したストレートアイロンを全体に通します(ブリーチ毛なので低めがおすすめ)。重めのヘアオイルを毛先が外ハネになるように塗布します。首まわりなどの内側も忘れずに。全体にまんべんなくつけ、ウェットな質感に整えたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 河野沙耶佳さん

【3】ボブから伸ばしかけの人におすすめのウルフヘア

Point

伸ばしかけのボブをレイヤーカットを入れて、毛先の癖を活かしたくびれボブルフにすることで、ウルフの個性を前面に出さずにナチュラルに。

【how to“ベース&カラー”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。

カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。

【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

【4】大人カジュアルなレイヤーウルフ

Point

大人カジュアルウルフレイヤースタイル。レイヤーをしっかり入れて動きのあるウルフスタイルに。ボリュームを抑えて顔もスリムに見え丸顔をのお悩みもカバー。巻かなくても簡単にスタイリングが決まるヘアです。古くさくならない最新ウルフヘアは、伸ばしかけにもオススメです。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下ラインにカットして、表面に短いレイヤーを入れてウルフ感に。顔まわりにもレイヤーを入れて動きのある抜け感に。垢抜けるように前髪はシースルーバングに。

カラーはツヤのある10トーンのアッシュベージュに。赤みを抑えて柔らかい印象に。顎下に入れた外ハネで髪に動きを付けるのはもちろん、メリハリ効果で小顔見えも。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで、毛先は外ハネに巻きに、表面と中間は内巻きににして、髪に動きと小顔効果を演出。バームを全体的に揉み込み、束感を出して完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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