ヘアスタイル・髪型
2023.5.3

参考にしてほしい、レイヤーボブ【実例20】ナチュラルな動きをつけたいならこれに決まり!

ふんわり動きを出したり、トレンドのくびれスタイル作るのに欠かせないレイヤーカット。レイヤーありのボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

レイヤーとは?ウルフカットとの違いも!

DELA by afloat ceo

青木拓也さん

レイヤーカットは段の事で動きが出るカット

よく耳にするカット方法の1つで、カットの基本中の基本といってもいいぐらいよく用いられるのではないでしょうか。レイヤーとは段の事で、デザインに動きや、くびれを作る時に使用します。お客様の髪に動きを作り気分を変えたり、ロングの場合はトップや顔まわりに独立させて入れたりもします。アイロンで巻く方にはレイヤーを入れるだけでワンカールが一気に上から下まで動く髪に変身させる事も可能です。髪全体にボリューム感を出すことができるレイヤーカットは、髪がペタンとしがちだったり、猫っ毛などの方が動きのあるふんわりスタイルを求める際には必需ですね

ウルフカットはレイヤーを更に段の幅を効かせたカット

何と言ってもここ最近で一番人気のウルフヘアに用いられるウルフカット!更に段の幅を効かせたハイレイヤーでカットし、オオカミを意識してトップは短く、襟足は残し薄くしていく様なカットです。ナチュラルなデザインにポイントで要素を入れることによりアイロンでもデザインする事も可能です。年代問わず、またハードさもソフトさもカットの調整で出せるウルフカットは万人受けするため、ウルフヘアが人気がある理由もわかりますね。

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「顔型別」に似合うレイヤーボブ【5選】

【1】「丸顔さん」に似合うレイヤーボブ

Point

・丸顔特有の横幅をカバーしてくれる前髪なしスタイル、骨格に合わせて長さは調節
・毛量に合わせてレイヤーの高さを調整することでバランスよくまとまりやすい髪に

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【スタイルのポイント】
ワンカールでも外ハネでも楽しめるようにちょうど肩につくくらいの長さでカット。
首まわりでキュッとしっかりくびれるようにレイヤーをたっぷりいれてカット。
髪が細く、毛量が少ないのでペタッとしないようにハイレイヤーカット。
ボブは外ハネをすると動きが出にくいが、レイヤーをたくさん入れることでフワッとボリューム感UP。
かきあげで大人っぽくすることで丸顔解消◎。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 髙橋 京佳さん

 

【2】「面長さん」に似合うレイヤーボブ

Point

・全体的に横にボリュームがくるようにする。
・前髪は厚みを出しすぎないように注意。

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【スタイルのポイント】
顎下のショートボブ。
顔周りはレイヤーを入れるることで、骨格に沿うような流れができ面長カバー。
丸みのあるボブを作ることで、ひし形シルエットが完成して面長感を感じさせないように。

【前髪カットのポイント】
幅は広くせずに斜めに切る。
短い方を多めに軽くしてあげる。
流れのある前髪なので、分け方次第でいろいろ楽しめる2WAY仕様。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【3】「下膨れさん」に似合うレイヤーボブ

Point

・顔まわりに毛がかかるようにレイヤーを入れたり、カールをつけて頬にかかるようにする
・トップをふんわりさせる

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【スタイルのポイント】
顎下レングスのレイヤーボブ で下膨れをカバー。
顔まわりにしっかり目にレイヤーを入れることで、骨格カバーにもなるし、ふんわり感も出る。

【前髪カットのポイント】
目にかかるくらいの少し長めで毛先を毛量調整。
ワンカールさせるだけで自然に流れるし、サイドに持って行けば、おでこだしスタイルも楽しめる。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【4】「四角さん」に似合うレイヤーボブ

Point

・えら部分にボリュームを持ってくると四角を強調してしまうので注意。
・ただし、ボブの場合はエラ部分をボリュームを出さずに隠すのがポイント。
・また、四角さんの直線的なラインは、男性っぽさの特徴でもあるため、少し強い印象を持たれやすいため丸みを持たせるのが◎。

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【スタイルのポイント】
ナチュラルレイヤーボブ、フェイスラインの髪をうまく活用すれば小顔効果もアップ。
ひし形シルエットのナチュラルボブスタイルは、ワンサイドの耳かけアレンジで小顔効果もあります。
丸みのあるシルエットが女性らしく、エラ周りで外ハネアレンジでキュートさも演出できます。

【前髪カットのポイント】
アシメの前髪は少しおでこが見えるスタイリングで、縦のラインも意識しましょう。

担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん

 

【5】「エラ張りホームベースさん」に似合うレイヤーボブ

Point

・長めの前髪で頬とエラの高さで動きのポイントを作るようにカットして、フェイスラインをカバー。
・横にボリュームが1番出る箇所の高さを、フェイスラインの気になるポイントを外して、低めに設定。
・形は縦のラインを強調するようにカット、厚みをある程度残して横のボリュームを抑えすぎないように髪の量を調整。
・シャープな顔型を柔らかく見せるよう、先細りな毛束と空間を作るように部分的に質感カット。

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【スタイルのポイント】
レイヤーボブスタイル。
ボブですが軽さが出る表面からレイヤーを入れます。
エラが気にならないように長さも顎ラインにします。
どこでもかき上げれるように顔周りの長さをそろえる大人スタイル。
耳にかけれる長さにしてるのもポイント。
センターパートでもできるようにしてるのでその日の気分で変えられます。

担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン) 高屋憲嗣さん

 

「40代・50代女性」に似合うレイヤーボブ【4選】

【1】ふんわり動きのあるレイヤーボブ

Point

髪質は癖が無く直毛なのでふんわりするように作りました。

【カット方法】
肩につく長さのレイヤーボブスタイル。前髪はリップラインの高さからサイドに流れるように繋がりが出るようにつくってます。

【カラー】
8トーンアッシブラウン全体染め。伸びてきてもあまり目立たないのでおすすめ。

【スタイリング方法】
32ミリのカールアイロンで、内巻きにします。艶出しスプレーを表面につけて完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】大人の外ハネボブ

Point

長めボブのスタイルです。地毛風カラーで白髪染にも◎。

【カット方法】
肩についてはねる長さのミディアムレイヤースタイルです。前髪はリップラインくらいからサイドに繋がるようにしています。髪質は直毛で癖無し、やや多毛です。

【カラー】
6.5~7トーンのアッシュです。

【スタイリング方法】
ストレートアイロンで、襟足の毛先を外ハネにさせています。バームを軽くなじませて完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】レイヤーを入れる箇所がポイントのボブ

Point

髪質がウェーブになり広がる癖毛なので、少しくびれを作って、ひし形にすることで広がりを抑えています。

【カット方法】
肩についてはねる位の長さで、外ハネにしています。前髪もリップラインくらいからサイドに繋がるようにレイヤーを入れたスタイルです。

【カラー】
カラーは11トーンのナチュラルブラウンで全体染めです。

【スタイリング方法】
全体的にワックスムースを揉み込みウェーブを出します。次にオイルをつけて艶を出したら完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【4】白髪をぼかしておしゃれに仕上げたレイヤーボブ

Point

艶感のある色味にナチュラルハイライトで上品なコントラストをつけて、長めの前髪とつながる様にレイヤーを入れて動きを出して柔らかい毛束が無造作に動きくスタイルになっています。

【how to“ベース&カラー”】
グラデーションボブベースにリップラインのフロントと顔まわりをつなげたレイヤーボブスタイル。アウトラインに少し厚さを出しながら、レイヤー部分は間引くように毛量調整して動きやすく。カラーは、シアバター配合のおしゃれ染めを使って白髪を染める事で赤みを抑え、白髪がぼけて艶感のある上品なベースを作っています。綺麗な髪を作るのは綺麗な頭皮からと言う事で、頭皮にカラー剤をつけると白髪が増えることがわかっているため、頭皮につかないテクニックのゼロテクを使って薬剤は塗布。ベースは9トーンのベージュ系カラー、ハイライトはメッシュのような派手な色にならない様にライトナーとブリーチを3:1で配合し、ベースの髪に馴染むよう艶感を残しながらナチュラルなコントラストになる様調整。ハイライトも通常より細く取る事で主張しすぎない様に、大人な雰囲気にしています。

【how to“スタイリング”】
全体をアイロンでワンカールした後、表面を細く毛束を取り中間にうねりをプラス。その後少量のオイルを髪全体にねじる様に馴染ませて整える。

担当サロン:SHEA(シア 表参道) 千代間勇翔さん

 

「前髪あり」のレイヤーボブ【3選】

【1】オン眉前髪が可愛い外ハネレイヤーボブ

Point

表面にレイヤーを入れ、くせ毛を活かすこともできる優秀ヘアです。さらに、オン眉バングが、可愛らしさを強調。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!

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【how to“スタイリング”】
アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

 

【2】レイヤーボブ×パーマの無造作ボブ

Point

・余白をカバーする(余白カバーカット)で小顔効果を出します。
・お顔にある余分な余白を適切に隠すカット。
・出すところは出して隠すところは隠す。
・メリハリで表情をより明るくします。

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【スタイルのポイント】
レイヤーボブベースにワンカールのパーマをかけたスタイルで扱いやすく。
無造作にちらしてボリュームを出せるので顔型を選ばずに合わせができます。

【前髪カットのポイント】
毛流れを出す様に斜めにカット。
目尻から頬骨にそう毛を作る事で小顔効果をしっかりだします。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

 

【3】フェイスレイヤーを入れたあごラインボブ

Point

ボブでも毛先の軽さがあり、トレンドのフェイスレイヤーを入れることで今っぽさもちゃんとおさえた美人ヘア。前髪は、あえて長めのシースルーにすることで、抜け感をプラスしています。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースはあごラインのワンレンボブですが、やや前上がりにすることでニュアンスのある仕上がりを叶えます。また、髪が頬にかかることで小顔効果もあり。前髪は、目にかかる長めのシースルーに。フェイスレイヤーは、前髪とゆるく繋げます。カラーは、10レベルのパールアッシュに。黄色っぽさを打ち消し、ツヤ感を与えます。柔らかさもあり、幅広い世代に人気です。

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【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで頭の丸み添わせてナチュラルなストレートに。毛先は外ハネではなく、外に抜くイメージでするとグッド。前髪は根元を少し立ち上げてシースルー感を出します。軽めのさらっとしたオイルを全体的に馴染ませませたら完成です。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 大竹祐紀さん

 

「前髪なし」のレイヤーボブ【4選】

【1】ふんわりかき上げレイヤーボブ

Point

前髪を長めにして、サイドに繋がる毛流れが大人っぽくなります。メリハリのある毛流れがふんわり感を作るので、ペタンコ髪や毛量が少ないお悩みのある方におすすめです。

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【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。最後にワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】レイヤーで顔まわりに毛流れを出した華やかボブ

Point

・頬より上のラインに髪のボリュームを出す
・顔周りはレイヤーカットを入れ、縦のラインを意識
・ひし形シルエットにすることで顔が理想の卵型に見えるようになる
・前髪は短すぎず、頬骨下で流れるくらいがカバーしやすくスタイリングしやすい
・下膨れをカバーするために、トップにボリュームをもたせたスタイルを意識し前髪はペタッとしないようにかきあげor根元から立ち上げてセット
・トップに高さが出ることで縦の印象がつき下膨れが目立ちにくくなる

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【スタイルのポイント】
長さを残し、やや前下がりでまとまりやすく、巻いたりアレンジしやすい長さ設定。
顔周りは顎ラインでカットしながらトップにつなげてレイヤーを入れることにより、顔まわりに毛流れが出て重くならず華やかな印象に。
トップの表面分け目をまたぐように上げ、毛先3分の1をコテで巻き ふんわり感を出す。
ドライヤーは後ろから前に行くよう風を当て、内巻きになるように乾かす。ペタッと潰れないようふんわり若々しく。
顔まわりがペタンコになる方にはレイヤーを入れるのでボリューム感が出やすくなる。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 山口剛平さん

【3】軽やかな外ハネレイヤーボブ

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【スタイルのポイント】
全体の長さは鎖骨下2~3cm。
毛先は切りっぱなし、表面にはレイヤーを入れ軽さを感じるフェミニンな雰囲気に。顔周りは頬骨下あたりから流れるようにカットしたカジュアルな抜け感が今っぽく見せてくれる。
スタイリングはクセを生かすのもありですが、ノンパーマの場合は、コテで巻くと髪にしなやかさとツヤが出るのでおすすめ。
毛先は外ハネに巻き、表面の髪は部分的に細かめの毛束を取って内巻きにするとふんわり立体的になる。
100円玉量のソフトワックスを手にしっかり広げ、毛先を中心にクシャッともみ込む。
分け目はぱっくりさせず、ふんわり感が出るようにランダムに。最後に前髪を根元から書き上げて、手に残ったワックスをつけて仕上げる。
伸ばしかけでハネやすい方にも楽しめるスタイル。
ベースは切りっぱなしなので、スタイリング次第であえて跳ねやすさを活かして外ハネに。
もちろん内巻きにもなれる2WAY。
クセがある人は、巻かなくてもそれを生かしてスタイリングすればこったように見えてかつ時短に。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 山口剛平さん

 

【4】クールでカジュアルなふんわりボブ

Point

・長めの前髪で頬とエラの高さで動きのポイントを作るようにカットして、フェイスラインをカバー。
・横にボリュームが1番出る箇所の高さを、フェイスラインの気になるポイントを外して、低めに設定。
・形は縦のラインを強調するようにカット、厚みをある程度残して横のボリュームを抑えすぎないように髪の量を調整。
・シャープな顔型を柔らかく見せるよう、先細りな毛束と空間を作るように部分的に質感カット。

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【スタイルのポイント】
トップにいれたレイヤーで動きを出しやすくカット。
重ための質感でツヤを大事にまとまりよくしてあります。
前髪無しでクールでカジュアルな印象に。

担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン) 野呂祐太郎さん

 

「ウルフ」レイヤー必須のボブスタイル【4選】

【1】トレンド感のあるハイトーンウルフ

Point

・ウルフは簡単にひし形くびれシルエットを作ることができるので、ボリュームが出にくい方や骨格にお悩みを抱えてる方にオススメなヘアスタイルです。
・伸ばし途中の中途半端な長さの時に、下の長さは変えずに変化させられるのもウルフヘアだからこそ!
・スタイリングやアレンジ次第で色んな仕上げ方を楽しめるのもオススメなポイント。
・常にトレンド入りするウルフスタイルは、誰が見てもお洒落♪可愛い♪と思うからだと思います。
・今期はウルフすぎない『ミニウルフ』やボブっぽさのある『ボブルフ』が人気です。

【how to“ベース&カラー”】
丸みボブのラインとウルフのくびれをmixさせた美シルエットのボブルフ。ハチ上を緩やかなレイヤー(ローレイヤー)でカットし、ハチ下はレイヤーでつなぐ事によって、丸みのあるレイヤーボブとくびれを強調するレイヤーウルフのmixヘア!立体感が出やすいように、膨らんで見えるハチ周りや耳後ろはしっかり量感調整します。毛先の質感調整カットも束感や空気感を作りやすくするために必須です。
前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカットにし、頭の丸みと形が綺麗に見えるようにしてます。カラーは今人気のあるピンク系オレンジ系。ブリーチをしてから、今回は透明感たっぷりのミルクティーオレンジで柔らかく艶々に仕上げました。

【how to“スタイリング”】
ハチ下は外ハネ1カール、ハチ上は内巻きゆる1カールの簡単スタイリング。顔周りにリバース巻きを足してひし形シルエットを強調するのもオススメです!仕上げは艶と束感が綺麗に出るオイルを中間から毛先に馴染ませて完成です。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

 

【2】ウェット質感のフェミニンウルフ

Point

乾燥や切れ毛が気になる方はレイヤーカットで揃えて動きを出し、最後にオイルでウエット感を出すのがおすすめです。傷んだ髪はうねりや癖もあるので、活かしつつカットで整えています。

【how to“ベース&カラー”】
全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられます。軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルにしました。カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。

【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げました。最後はオイルをつけてウエット感を出すと艶もまとまりも出ます。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

 

【3】顔を包むシルエットが可愛いウルフボブ

Point

くびれ感のあるヘアスタイルで顔まわりを引き締めスッキリと見せてくれます。束感のある前髪でお顔にも明るい印象を出します◎。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは胸上の長さで前上がりにカット。トップにはローレイヤーを入れて巻いた時に動きが出やすくなるようにして人気のボブルフに。伸ばしかけのボブのイメージチェンジにはオススメのスタイルです。切りっぱなしのように毛先を重く残しすぎないカットにするものポイント。薄めに束感のある前髪を作ることで額に隙間が作られ、明るい印象に。カラーは10トーンのピンクブラウンカラー。ブラウンの配合量を調節することでピンクの発色度を好きな具合に調整できます。

【how to“スタイリング”】
全体を外ハネベースに巻き、頭のハチより上の部分を内巻きワンカールに。サイドのアンダー部分のみ、S字の波カールを作っておくことでお顔、首元を引き締めて見せます。サイドバングは外巻きにして、横に流れるような毛流れを。前髪は強く内巻きにせずナチュラルに。最後はスタイリングオイルで髪に艶とまとまりを出します。バングの束感が作りずらい時はオイルをつけてからコームでとかすのもおすすめです◎。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 相楽 千尋さん

 

【4】グラデーションカラーの外ハネボブルフ

Point

とにかく、スタイリングが面倒な方におすすめ。たっぷりレイヤーを入れてカットするので、ブローするだけでシルエットがきちんと決まります。ボブなので、長さも扱いやすく、忙しいママなどにもおすすめです。

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【how to“ベース&カラー”】
鎖骨くらいにカットして、トップにレイヤーを入れてくびれ風に。シースルーバングにして抜け感を出します。ウルフヘアはレイヤーを入れて毛流れを出すので、動きが出やすいです。カラーは9トーンのグレーベージュに毛先にかけて明るくなるようにグラデーションカラーにしています。また、グレーベージュは。赤みを消して透明感を出るので軽やかになります。さりげないグラデーションカラーなら、派手になりすぎず、大人の方でも楽しめます。

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【how to“スタイリング”】
32ミリのコテアイロンで外巻きにして、トップのレイヤーの所を内巻きに。温度は160°で低めに設定します。オイルとバームを混ぜて全体的に揉み込み、束間を出して動きのある大人スタイルに。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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