ヘアスタイル・髪型
2023.9.27

今っぽくなれる! 切りっぱなしボブ【実例33】

今っぽくなれる切りっぱなしボブをお届け!レングス、顔型別似合うスタイルから前髪あり・なし、黒髪、パーマヘアなどを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「レングス別」切りっぱなしボブ【9選】

【1】「リップライン」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース”】
レングスはリップラインに設定。切りっぱなしボブにし、サイドバングはあえて作らずモードな雰囲気に。前髪は、シースルーワイドバングで可愛いらしさもあるヘア◎。

【How to“カラー”】
5トーンのダークブラウンで地毛風カラー。美白効果・白玉効果があり、濃いめのリップを合わせるとより美しさが引き立ちます。

【How to “スタイリング”】
全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。リップラインで切りっぱなしにカットしているのでちょうどそこのラインで動きをつけてあげると◎。仕上げはオイルをなじませれば完成。

担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 市原大翼さん

 

【2】「あごライン」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
全体をあごラインの長さで、ライン感が残るようにカットします。切りっぱなしボブに合わせるなら、ワイドなシースルーバングに。ややラウンド状にすることで小顔効果を叶え、耳にかけた時も可愛く決まります。
カラーは、ローズベージュに。透明感だけでなく、ツヤ感も両立させ女性らしさを引き出す色味です。


【How to “スタイリング”】
スタイリングは、軽くストレートアイロンを通すだけ!重さのあるスタイルなので、オイルで束間を出して今っぽく仕上げます。オイルは少しずつ、襟足と内側から塗布してから、表面につけます。最後に前髪の毛先につけたら完成です。片耳にかけてアシンメトリーなバランスを楽しむことも、両耳にかけてすっきりさせても○。

担当サロン:ora.garden(ロラ ドットガーデン) 児玉善央さん

【3】「あご下ライン」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
ベースの長さはあご下に。耳より前の髪は、前上がりにカットし、表面に軽さを出すレイヤーを入れます。前髪は長めのシースルーにしますが、サイドはやや重さを残してお洒落感をプラス。
カラーは、5レベルのフォギーベージュをチョイス。光にあたると透け感があり、地毛とは違う艶やかな仕上がりに。暗髪なので、伸びてもプリンにならずオフィスシーンにもおすすめです。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで大きく円を描きながら、緩やかなカールを出すだけの簡単ヘア。軽めのオイルを中間から毛先の内側になじませて、最後、手に残っているものを前髪につけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデン ヨコハマ) 豊田楓さん

【4】「あご下1cm」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出します。前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくります。
カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げます。お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 田中双葉さん

 

【5】「あご下2cm」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下2cmの切りっぱなしボブに。プツッとしたライン感を残すのが鍵。毛先は内巻きにも外巻きにもしやすいように、毛量を軽めに調整します。前髪は、ライン感を残したシースルーバングにして、サイドバングをつくります。
カラーリングは、9レベルのオレンジベージュをセレクト。暖かみがあり肌なじみがよく、優しい印象を与えます。ツヤ感を出してくれるので、乾燥が気になる季節におすすめです。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネに。カールをつけない方がお洒落に決まります。重めのオイルを全体(特に内側は多め)につけ、手に残っているものを前髪の毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 武田美奈さん

 

【6】「あご下3センチ」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
全体をあご下3センチの長さで、切りっぱなしボブに。髪質によってはグラデーションを入れても。前髪は眉と目の間の長さで、ぱつっとしたラインが残るシースルーに。サイドバングは、耳かけした時にこめかみ部分などに“割れ”ができないよう重めにカットします。
カラーリングはフォギーベージュをチョイス。赤みの無いベージュで、柔らかさを表現し、色が抜けた時もキレイ。


【How to “スタイリング”】
柔らかい動きをつけたいので、ドライ時は根元を起こしながらドライヤーの風を当てるのが必須。広がりやすい人は、ドライヤーを前から当てると◎。乾いたら32mmのカールアイロンかストレートアイロンで、内巻きにワンカール巻くだけの簡単ヘアです。前髪はアイロン無しでOK。
スタイリング剤はクリームバターがおすすめ。全体ではなく、毛先〜中間に塗布することで部分的にウェットな質感となりおしゃれな仕上がりに。前髪も毛先メインでつけます。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【7】「肩上~顎下」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
肩上~顎下の切りっぱなしショートボブ。人気のボブヘアも前髪をオン眉ギリギリのベビーバングにすることで、一味違うスタイルになります。薄めで、ちょい眉上ならやりすぎ感もでないお洒落前髪に。カラーは12トーンのアンバーベージュでナチュラルな透明感カラーに。


【How to “スタイリング”】
26ミリのコテで全体を外ハネにして、顔周りをリバースで巻くことで小顔効果に。切りっぱなしボブも、毛先に動きを少しつけることで大人っぽく決まります。スタイリング剤はオイルでサラッと。前髪はバームでしっかり束感を出すのがポイントです。

担当サロン:ciel(シエル) sanaさん

 

【8】「肩につかないくらい」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
全体の長さは肩につかないくらいの切りっぱなしに。あごラインに沿うもみあげにレイヤーを入れ、ニュアンスを出しやすくします。前髪は、目上の長さで薄めにカット。
カラーは、7レベルのショコラブラウンをチョイス。程よい深を感じられるブラウンで、ツヤ感を与えるため、乾燥して髪のパサが気になる人に。紫外線にとって、黄色くなりやすい人にも◯。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネのストレートに。もみあげは内巻きに巻いて、動きをつけます。
スタイリング剤は、オイルを選んで。髪質によって、クセや乾燥が気になる人は重め、細毛さんは軽めを。毛先はさらっと、表面はツヤ感が出るようなじませ、前髪は束感を強調します。耳にかけ、もみあげを引き出し、バランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん

 

【9】「肩に当たる長さ」の切りっぱなしボブ


【How to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩に当たる長さの切りっぱなしボブ。トップにレイヤーを入れ、軽やかな動きを出しやすくします。もみ上げを短めにつくり、ニュアンスが出やすいようレイヤーを入れます。前髪は、目にかかる長さのシースルーに。
カラーは、9レベルのシアーオレンジブラウンをセレクト。はっきりしたオレンジとは一味違い、透明感溢れるヘルシーな夏色になります。


【How to “スタイリング”】
アイロン不要で、ざっと乾かしてから、オイルやバームをなじませるだけの簡単ヘア。タイトに仕上げず、もみ上げをつまんで産毛のように見せるのがスタイリングのコツです。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

「顔型別」切りっぱなしボブ【4選】

【1】「エラ張り」さんにおすすめ!顔まわりのサイドバングでカバー

  • 重めのワンレンボブ、外ハネベースに顔まわりのサイドバングは軽くリバースにながしてエラを隠します。


【How to“ベース&カラー”】
ベースカットは、パツッと切りっぱなしボブ、レイヤーは入れない重めスタイル。重心を重めに持ってくることで、エラ部分をカバーしています。
カラーは12トーンのサンドベージュ。まろやかさを出す為にピンクを入れ上品さを出します。


【How to “スタイリング”】
32ミリコテアイロンで外ハネにカール。顔まわりはリバースに毛流れをつくります。耳下から、内から外に向かう毛流れをコテで作ることでエらがカバーされます。小顔効果も出で◎。ヘアオイルを全体的にウエットな質感になる様つけます。

担当サロン:REVES(レーヴス) 菅原 英さん

【2】「エラ張り」さんにおすすめ!ニュアンスバングでカバー


【How to“ベース&カラー”】
アゴ下の長さで平行ラインのボブにカット。切りっぱなしのぱつっとした質感はそのまま残します。前髪はリップラインでシースルーに。この前髪がニュアンスのある動きを表現しながら、骨格を補整します。
カラーリングは、カーキベージュを8レベルで。赤みを打ち消すカーキが深み与えつつ、透明感のある色味に仕上げます。


【How to “スタイリング”】
26mmのアイロンで毛先を外ハネにし、表面の髪は根元を外してリバース&フォワードでランダムに巻きます。スタイルのポイントとなる前髪は、サイドに流さず顔側に髪を下ろし、毛先をワンカールすることで軽いニュアンスのある仕上がりに。ドライワックス:オイル=1:1でMIXしたものを中間から毛先にワシャワシャと揉み込みます。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん

【3】「面長」さんにおすすめ!首細見えも叶えるナチュラルパーマ


【How to“ベース&カラー”】
肩に当たるくらいの長さで、やや前下がりボブにカット。前髪は目と眉の長さに設定します。パーマと合わせてシースルーバングに仕上げるので、やや薄めにカットします。
カラーは9レベルのオレンジブラウンをチョイス。暖かみのある暖色系は、ツヤ感を与え、顔まわりを明るい印象にするのでwithマスクでも華やかなイメージに。


【How to “パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜23mmロッドで平巻きに。えり足は強め、トップの髪は、ほおラインに動きがでるように巻きます。柔らかい表情となるよう、前髪は17、20mmと太さの違うロッドを使います。
髪を乾かし、ムースを全体的に塗布したら完成の楽々スタイル。外国人のような“素髪感”に仕上げたいので、ウェットになるオイルではなく、柔らかい質感となるムースタイプを選ぶのがポイント。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん

【4】「卵型」さんにおすすめ!顎ラインのうち巻ボブ


【How to“ベース”】
アゴラインの切りっぱなしボブで顎を包み込むようにすることでとんがりをカバー。

【How to “前髪カット”】
前髪幅はやや広めに取る。気持ちラウンドさせるラインでカットで丸みを強調。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

「前髪あり」の切りっぱなしボブ【6選】

【1】「インナーカラー」でお洒落感たっぷりに


【How to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmのボブ。中間〜毛先を毛量調整し、軽さを出します。前髪は、眉下の長さでサイドに流れが出るようにラウンドバングにカット。
カラーは、耳上にインナーカラーを入れ、ベージュをオンカラー。赤みをおさえた柔らかいベージュとなり、くすみ知らずです。


【How to “スタイリング”】
32mmのアイロンorストレートアイロンで、全体を外ハネにするだけ。あとは、重めのオイルをなじませ、ウェットな質感に仕上げたら完成です。軟毛さん&細毛さんは、クリームバターで仕上げるとグッド。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 豊田楓さん

【2】肌の透明感もアップ!ハイトーンの「ぱっつんボブ」


【How to“ベース”】
全体は切りっぱなしのぱっつんボブ。後ろはワンレングスにカット。毛量が多い方はしっかりと中の量をとって、ボリュームが出過ぎないようにするのがポイントです。
前髪は薄めに作っているますが少しワイドめに。耳にかけても小顔に見えるよう、サイドバングを少し長めに残して輪郭補正をしています。前髪は薄めにつくる場合は、ぱつっとラインを残すのがオススメです◎。

【How to“カラー”】
一度ブリーチした後、7トーンのミルクティーベージュをかぶせています。寒色寄りより、まろやかなお色にしたいので、補助にピンクを足すのがポイントです。

【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンを全体に軽く通します。毛先のみ軽く内巻きにして、全体にオイルをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【3】遊び心たっぷりの「ハイライト&姫バング」

  • 伸ばし中だけど何か変化が欲しい、大胆なスタイルチェンジは勇気が出ないけどマンネリ化してしまった方、などにとてもおすすめ。顔周りを少しカットするだけで、かなり印象が変えられます!


【How to“ベース&カラー”】
切りっぱなしのボブに、前髪の両サイドに小さなボブを作るイメージが姫バング。一見、ぱっつんのオン眉前髪だけに見えますが、サイドの髪が襟足より短く、顔周りに沿ってぱつっとしているのが姫バング。サイドの幅を狭めにカットすれば動かした時さりげなくラインで可愛いですし、広げれば個性的な印象にもなります。
カラーのベースは2ブリーチでベージュを入れています。ローライトで8レベルのブラウンをざっくり入れてます。前髪にまでしっかり入れているので、鮮やかに、また遊び心満載に仕上がっています。


【How to “スタイリング”】
姫カットした顔まわりをストレートアイロンで軽く内巻きにすると存在感がでて可愛いです。小顔効果もかなりあるのでオススメです。スタイリング剤は、オイルかバームでタイトにしたら完成。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【4】「シースルーバング×外ハネ」の色っぽモテヘア


【How to“ベース&カラー”】
ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくります。前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできます。
カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味です。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きにします。ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成です。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。

担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア) 小島夏生さん

【5】小顔効果も望める「ワイド&シースルーバング」


【How to“ベース&カラー”】
あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングにします。
カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの秋色です。


【How to “スタイリング”】
乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。
艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布します。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人は毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 児玉 善央さん

【6】「シースルーバング&ハネ感」でカジュアルな抜け感を演出


【How to“ベース&カラー”】
あごラインのワンレングスがベース。今季は、重めシルエットが断然お洒落。レイヤーを入れずに、表面の厚みを残すことで髪本来のツヤ感もプラス。
前髪は、シースルーに。目尻からサイドにかけてのラインに厚みと長さを出し、顔まわりをすっきり引き締め、小顔効果を叶えます。
カラーは8レベルのブラウンベージュをセレクト。ブラウンのツヤ感とベージュの透明感のベストマッチカラーは、オフィスシーンにも馴染む万能カラーです。

【How to “スタイリング”】
26mmのコテで、毛先から外ハネ→内巻きの波巻きに。外ハネだけでなく内巻きにすることでくびれ感を強調。スタイリングだけでハネ感を実現します。前髪はナチュラルに仕上げるため、巻かなくてもOK。スタイリング剤は、軽めのオイルがベスト(毛量が多めの人は重めオイルでも)。全体になじませたら完成です。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

「前髪なし」の切りっぱなしボブ【3選】

【1】「長めバング×ストレートタッチ」の抜け感ボブ


【How to“ベース&カラー”】
ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れます。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットします。カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味です。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出します。軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。

担当サロン:MINX原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 松田吏菜さん

【2】「センター分け」の大人ハイトーンボブ

  • 顔周りに短めの束を作る事によって、顔を少し隠します。小顔効果もありますし、生え際に白髪があった場合も隠せます。また、目尻などにシワがあった場合もカバーできるのでおすすめです。


【How to“ベース&カラー”】
顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。


【How to “スタイリング”】
全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】「かきあげ前髪」でフェミニンな雰囲気に


【How to“ベース&スタイリング”】
全体の長さは鎖骨下2〜3cm。毛先は切りっぱなし、表面にはレイヤーを入れ軽さを感じるフェミニンな雰囲気に。顔周りは頬骨下あたりから流れるようにカットしたカジュアルな抜け感が今っぽく見せてくれる。
スタイリングはクセを生かすのもありですが、ノンパーマの場合は、コテで巻くと髪にしなやかさとツヤが出るのでおすすめ。毛先は外ハネに巻き、表面の髪は部分的に細かめの毛束を取って内巻きにするとふんわり立体的になる。
100円玉量のソフトワックスを手にしっかり広げ、毛先を中心にクシャッともみ込む。分け目はぱっくりさせず、ふんわり感が出るようにランダムに。最後に前髪を根元から書き上げて、手に残ったワックスをつけて仕上げる。伸ばしかけでハネやすい方にも楽しめるスタイル。
ベースは切りっぱなしなので、スタイリング次第であえて跳ねやすさを活かして外ハネに。もちろん内巻きにもなれる2WAY。クセがある人は、巻かなくてもそれを生かしてスタイリングすればこったように見えてかつ時短に。

担当サロン:XELHA (シェルハ) 山口剛平さん

「パーマ」の切りっぱなしボブ【3選】

【1】ラフ感がちょうどいい「ゆるウェーブ」


【How to“ベース&カラー”】
アゴ下の長さで前下がりの切りっぱなしボブにカット。前下がりにすることで、顔まわりに重さが残りクールビューティな雰囲気に。
カラーは、透明感のある9レベルのアッシュベージュをセレクト。赤みをおさえつつ透明感を与えてくれます。


【How to “パーマ&スタイリング”】
パーマは15〜20mmのロッドで毛先を1.75回転巻きます。絶妙なパーマが今っぽいラフさのあるウェーブ感に。スタイリングは、前髪をオールバックにしながらやや立ち上がりをつけたら、全体をバーっと乾かします。さらっとタイプのオイルを毛先に揉み込んでから、束感をほぐしてラフな動きを出したらフィニッシュです。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

【2】クセを活かした「ポイントパーマ」


【How to“ベース&カラー”】
全体をあご下3cmの切りっぱなしのワンレンボブにカットし、ライン感が出るようにします。前髪は長めのシースルーバングで、サイドにも流しやすいようにカット。カラーは肌色や洋服を問わず似合わせが可能なミルキーベージュに。柔らかさや透明感を演出する色味で、少し明るめの9レベルがおすすめ。


【How to “パーマ&スタイリング”】
パーマは顔まわりのみ、20mmのロッドでスパイラルにポイントパーマをかけます。パーマと髪のクセが馴染んでふわふわのカール感に。乾かす前にパーマをかけた部分にはムースワックスをもみ込み、その後、ドライヤーの風を上から当て、ストレート部分のボリュームを抑えながら乾かすだけ。アイロンなしでも可愛い外ハネスタイルに。最後に、毛先にムースワックスかオイルをつけたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん

【3】「柔らかい動き」で知的で女っぽい印象に


【How to“ベース&カラー”】
アゴラインのボブスタイル。レイヤーなしで、あえてライン感を出すためにスライスを細かく分けてカットしています。平行ラインとすることでカジュアルな印象に。動きが出やすいようにセニング&ドライカットで調整します。前髪は狭めのシースルーで抜け感をプラスし丸顔をカバー。
カラーは仕事にも対応できる8レベルのアッシュベージュに。赤みを消して、柔らかい質感で落ち着いた雰囲気に仕上げます。


【How to “パーマ&スタイリング”】
パーマの場合、15〜20mmのロッドで全体を外ハネに巻きます。トップのみリバースのスパイラルに。スタイリングは、髪を軽くウェットにしてムースを揉み込むだけの時短スタイル。
アイロン仕上げなら、26mmで毛先を外ハネにして、表面は細かめの毛束でランダムにスパイラル状に巻きます。セット剤は束感といった動きを出しながら、程よくまとめるバームを毛先と表面に塗布します。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

「黒髪・暗髪」の切りっぱなしボブ【4選】

【1】大人にマッチする「地毛風カラー」


【How to“ベース&カラー”】
カットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。毛量調整はしますが、毛先のライン感を残すのがコツ。また、ボリュームが出やすい人でも、表面の長さがあるのでスタイリングが楽なのが特徴。前髪は、鼻ラインの長めのシースルーに。カラーは、5レベルのオリーブグレージュに。流行りの地毛風カラーで、上品さや洗練されたイメージを与えます。幼く見えず、透明感のある仕上がりを叶えます。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先を軽く外ハネに。前髪はさらっとアイロンを通し、やや内巻きにします。重めのトリートメントオイルを全体に馴染ませ、最後にマットだけど洗い上がりのような質感になる“シーソルトスプレー”を塗布するとラフでおしゃれな仕上がりを演出します。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】「透明感カラー」のシンプル外ハネボブ


【How to“ベース&カラー”】
カットベースは、アゴラインの切りっぱなしボブ。前髪は、眉下のシースルーにすることで今っぽい抜け感をプラスします。カラーは、8レベルのオリーブベージュをセレクト。透明感UPでベージュの柔らかさも兼ね備えたカラー。赤みを打ち消し、夏カラーとしてイチオシです。


【How to “スタイリング”】
髪を乾かしてから、ストレートアイロンを首ラインに沿わせるイメージで外ハネにします。手首をかえしながら軽く通しナチュラルに仕上げます。スタイリング剤は、ツヤ感と束感をつくりやすくするスタイリングバームを後ろから塗布します。基本は毛先のみでOKですが、ボリュームが出やすい人は根元近くからつけて。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん

【3】大人世代におすすめ!上品で女性らしい「色味」


【How to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れます。前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっています。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。
カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめです。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げます。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ) 武田美奈さん

 

【4】「黒髪×ヤリングカラー」の今どきボブ


【How to“ベース&カラー”】
全体をあごラインで、毛先にぱつっと感を残してカット。前髪もラインを残したシースルーに。前髪はサイドを少し長くすることで、こめかみ部分がぱかっと割れません。
カラーは、地毛の黒髪に、もみ上げのみブリーチでイヤリングカラーを入れ、ワンポイントをつくります。


【How to “スタイリング”】
ストレートアイロンで、カールをつけずにストレートタッチに仕上げます。重めのオイルを中間から毛先につけ、前髪は束感が出るように整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ) 高橋弥生さん

切りっぱなしボブの「ヘアアレンジ」【3選】

【1】「カチューシャ」を使った簡単アレンジ

ヘア&メイクアップアーティスト

笹本 恭平さん


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【How to】
(1)分けるのも、なでつけもコームが便利
コームの柄の先端でセンターパートを作るとキレイに仕上がる。そのまま前髪のなでつけにも使える。

(2)頭と首の境目で、ぎゅっとひとつ結びに
髪をまとめるというより、シルエットをコンパクトにする目的なので、後れ毛多めでも気にしなくてOK。


【2】「後れ毛&ヘアピンアレンジ」で華やか印象に


【How to】
(1)後頭部のS字を意識したシルエットに
襟足が浮きやすい人は内側からもBをつけ、コームで押さえる。ジェルのツヤでとかした跡が繊細な束感に。

(2)耳の後ろに、低めにつけるのが今っぽい
派手めなヘアピンは、片側に2個つけてアシンメトリーに。見えない角度もあるくらいのさりげなさが◎。


【3】やや低め「ハーフアップ」の今どきアレンジ

MINX青山店

楠瀬有香さん

【How to】

  1. スタリング剤をつけてから、片側ずつねじってアメリカピンで止めるだけの簡単アレンジ。ざっくりラフにつくり、やり過ぎないのが大人のお洒落ポイント。
  2. ハーフアップは、高めにするとキュートな印象になるので、落ち着いた雰囲気にするならやや低めに。
  3. ヘアアクセは、シンプルなデザインを選べば一気に今年顔になれます。大きめのバレッタでも◯。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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