ヘアスタイル・髪型
2025.5.1

レイヤーカットってどんな切り方?2025レイヤースタイル&長さ別おすすめ

レイヤーカットは旬なスタイルが叶う他、骨格補正や動きを出すなどメリットがたくさん!『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからレングス別に厳選。顔周りレイヤーの切り方やレイヤースタイルの巻き方もご紹介します。

レイヤーカットはどんなスタイル?

レイヤーとは段の事

DELA by afloat ceo

青木拓也さん

よく耳にするカット方法の1つで、カットの基本中の基本といってもいいぐらいよく用いられるのではないでしょうか。レイヤーとは段の事で、デザインに動きや、くびれを作る時に使用します。お客様の髪に動きを作り気分を変えたり、ロングの場合はトップや顔まわりに独立させて入れたりもします。アイロンで巻く方にはレイヤーを入れるだけでワンカールが一気に上から下まで動く髪に変身させる事も可能です。髪全体にボリューム感を出すことができるレイヤーカットは、髪がペタンとしがちだったり、猫っ毛などの方が動きのあるふんわりスタイルを求める際には必需ですね。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)

2025最新レイヤースタイルからわかるレイヤーカットの【メリット5つ】

【メリット1】骨格補正を叶える

ショート

大人女性の必須条件である髪のキレイさとツヤ感を重視した美人ヘアで、顔まわりを包み込むようなマッシュレイヤーが、ニュアンスを加え骨格補正を叶えます。また、前髪ありにすることで面長さんのカバーにも。

【how to“ベース&カラー”】
あごラインのショートベースに顔まわりをマッシュレイヤーに切り込んだスタイル。表面にはレイヤーを入れて軽さをプラスし、前髪は長めの目ギリギリにつくります。

カラーは6レベルのアッシュグレーで地毛風に。単に暗くするのではなく、色味を濃くすることで明度を下げているため、ダークカラーでも透明感たっぷり。髪色を明るくするときのカラーチェンジの邪魔にもなりません。

ショート

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、程よい丸さでタイトなシルエットに仕上げ、顔まわりはやや内巻きに、前髪は中間〜毛先にニュアンスをつけるように巻きます。最後に軽めのオイルをさらっとなじませたら完成です。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん

【メリット2】今っぽいアクセントになる

ボブ

顔まわりにトレンドのレイヤーが入っているので今っぽいアクセントがあり、さっと乾かすだけでもサマになるのが嬉しい。さらに小顔効果も絶大。切りっぱなしボブに飽きてちょっとした印象チェンジを狙いたい人にもぴったりです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースをあごラインのボブにカット。顔まわりにレイヤーを入れることで、軽やかな動きを出しやすくしつつ、小顔見せを叶えます。薄めの前髪は目尻から目尻でややワイドに。また、長めにすることで、目元の印象を強調し、面長さんの解消にも。

カラーは7レベルのシンプルなレッドをチョイス。血色をよく見せられ、肌映りもキレイなヘアカラーです。暖色系は暗めにすると幼く見えがちなので、やや明るめがベター。

ボブ

【how to“スタイリング”】
全体にストレートアイロンを通します。頭に沿うようにやや丸みをつけると柔らかい印象に仕上がります。最後に重めのオイルをなじませ、しっとりとした質感に整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 秋山拳太郎さん

【メリット3】テクニック要らずで表情の異なるスタイルを楽しめる

ロング

たっぷりレイヤーが入っているこちらのセミロング。テクニック要らずでアイロンを変えるだけでガラリと表情の異なるスタイルを楽しむことができ、ストレート仕上げでも動きがあるのが嬉しい。また、ぷつっと感のある前髪ですが、レイヤーとのバランスで甘く見えないので大人世代にも◯。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは前上がりラインのセミロング。巻くだけでキマるようあご下からしっかりレイヤーを入れ、全体にもレイヤーを入れます。前髪は眉毛にかかる長さくらいでぷつっとライン感の残るシースルーバングに。

カラーは8レベルのベージュに。寒色でも暖色でもない無彩色で、どんなファッションにも合わせやすく、肌なじみも抜群。ツヤ感があり、オレンジっぽさを打ち消すため色落ちしてもキレイなカラーが持続します。

ロング

【how to“スタイリング”】
カール仕上げは38mmのアイロンを使い、全ての髪をフォワードに巻きます。ストレート仕上げはストレートアイロンでつくりますが、頭を下に向けてカットラインに合わせてアイロンを入れると巻きやすく、キレイな仕上がりに。

スタイリング剤は髪質に合わせて、軟毛さんは軽めのヘアオイル、硬毛さんは重めのヘアオイルを選びます。毛先を中心にまとまるようになじませたら出来上がり。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん

【メリット4】長さを変えずに印象チェンジができる

ロングヘア

重たく動きの出にくいロングは、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れて印象チェンジを!長さを変えずに雰囲気を変えられ、トレンド感も上がるデザインに。シンプルなスタイルですが、顔まわりを巻けば華やかなイメージにアレンジも可能。結んでもフェイスレイヤーがアクセントになってかわいい。柔らかい動きがあるので優しさや女性らしさが欲しい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。

カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

【メリット5】軽やかな動きが出る

ロング

上品で華やかな印象を与えるこちらのロング。レイヤーの軽やかな動きを出しつつ、髪表面にしっかり面を見せることで艶やかな大人スタイルへ昇華させます。また、前上がりレイヤーにすることでも軽さを演出しています。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカット。耳横から長めの前髪につながるように前上がりのレイヤーを入れ、前髪からサイドに流れる動きを出しやすくします。

カラーは12レベルのミルクティーベージュをチョイス。春カラーにもぴったりで、優しい女性らしさと柔らか見せを叶えます。

ロング

【how to“スタイリング”】
カットラインに合わせてストレートアイロンを入れ、レイヤーの動きを出します。前髪はドライヤーで乾かすときに立ち上がりをつけておくと◯。束感の出るオイルスフレを全体になじませたら出来上がり。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん

前髪を作らずイメチェン!顔周りレイヤー「カットのやり方」【2選】

【1】動きと華やかさが出るうざバング風

Before

After

「いつも結んでしまうため、前髪をしばらく作っていませんでした。薄くて長い前髪は頬骨がカバーでき、中顔面も縮んで見えて顔がキュッと締まる気がします。産後にできた生え際のアホ毛も上手に隠せて、大満足です!」(美的クラブ 黒田知沙さん)

【HOW TO】
STEP1:目の下で薄い前髪を作り、両端をラウンドさせてサイドへつなげる。
STEP2:顔周りはあごラインのレイヤーを入れ、動きと華やかさをプラス。顔に陰影がつき、奥行きも実現。

ひとつ結びver
顔にかかる細くてしなやかな毛束がポイント。シンプルなワンポニーが一気にしゃれ見え。

【2】顔周りがすっきりする軽やかなレイヤー前髪

Before

After

「分けられる長さはそのままに、前髪の毛先や量を調整してもらってスタイリングしやすくなりました。軽く巻くことで顔周りの重心が上がり、リフトアップも! 目線が顔の輪郭にフォーカスされず、丸顔も気になりません」(美的クラブ 遠藤琴美さん)

【HOW TO】
STEP1:元々あるあごラインの前髪は毛先だけカット。
STEP2:耳前の髪にレイヤーを入れて自然につなげる。頬骨辺りにモタついていた厚みが解消され、顔周りスッキリ!

ひとつ結びver
こめかみや頬骨など、出ていると気になるポイントをカバーして、顔を卵形に錯視。

「ショート」のレイヤースタイル【2選】

【1】骨格補正も叶うたっぷりレイヤーのマッシュショート

ショート

顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたマッシュショート。重すぎない前髪で、ベースも厚みを感じないデザインに。顔まわりの髪が骨格を補正するので、面長さん、丸顔さんにおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは前髪を眉下でつくったマッシュショート。首ラインをすっきり見せられるよう、えり足はあごラインに。顔まわりにしっかりレイヤーを入れることで、骨格補正をしつつ抜け感をプラスします。

カラーは13レベルのアッシュレッド。寒色のニュアンスを感じられる暖色カラーで、派手さがなく透明感のあるヘアカラーに。

ショート

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで顔まわりをさらっと内巻きにします。軽めのオイルを1プッシュ手に取り、全体になじませたら完成です。スタイリングが簡単なので、時短を望む人はぜひトライを!

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン)  梅原加子さん

【2】自然な動きがでるふんわりハンサムショート

目にかかる長めの前髪がポイントのこちらのハンサムショート。表面にはふわっと自然な動きがでるようにレイヤーをオン。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはハンサムショート。えり足は正面からみたときに髪が見える長さに設定し、バックはグラデーションで重さを削ります。前髪はほお骨にかかる程度の長さで、サイドから前下がりラインでつなげます。

カラーは6レベルのモノグレージュに。透明感のあるグレージュに、柔らかさを足したヘアカラーで大人っぽい印象を与えます。

ショート

【how to“スタイリング”】
顔まわりだけスタイリングすれば決まるデザイン。ストレートアイロンを使い、髪を床と平行になるように真横に引き出し、毛先をワンカール巻きます。前髪は、三角ゾーンを後ろに向かってワンカール巻いて毛流れをつくります。最後にウェットにならないよう少量のバームを毛先中心になじませたら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  西田祐賀さん

「ボブ」のレイヤースタイル【3選】

【1】顔まわりレイヤーでおしゃれに差が付くミニボブ

ボブ

顔まわりレイヤーが頬骨にかかるので、丸顔をカバーしつつ、厚めバングで面長さんの補整にも◎。ぱつっとしたワイドバングがフェイスレイヤーと好相性なボブヘア。

【how to“ベース&カラー”】
カットはえり足をギリギリの長さに切ったリップラインのミニボブ。耳前のみにレイヤーを入れ、頬骨からリップラインに繋がるレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さのワイドバングに。厚めにカットしていますが、スタイリング剤をつけて隙間ができるように整えます。

カラーは5レベルのアッシュグレー。赤みを打ち消すダークなヘアカラーですが、自然光にあたると絶妙な透明感があり肌色をキレイに見せる効果もあり!

ボブ

【how to“スタイリング”】
全体をストレートアイロンでさらっと通し、顔まわりのみ内巻きにするとグッド。重めでも軽めでもない質感のオイルを全体になじませたらフィニッシュ。仕上がりに質感はオイルの塗布量で調整して。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん

【2】ぷつっと感ボブからイメチェンできるスタイル

ボブ

ぷつっと感ボブや重めボブから、レイヤーを入れる人が急増中です。トレンドのフェイスレイヤーを入れ、エアリーで軽やかなナチュラルさが魅力で、イメージチェンジにもぴったり。パラパラっと落ちる前髪も洒落感をアップさせます。

【how to“ベース&カラー”】
あご下2cmのボブにカットし、サイドとバックにレイヤーをオン。顔まわりは長め前髪を鼻先で切り、レイヤーを入れます。

カラーは5レベルのナチュラルブラウンをセレクト。ブラウンのツヤ感を出しつつ、赤みを打ち消し透明感のあるヘアカラーに。ブラウンは日本人の肌色によくなじみ、血色良く見せることができます。

ボブ

【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで毛先と顔まわり、表面の髪を外ハネにスタイリングします。オイルを全体になじませてから、毛先をつまんで束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 大城ちはるさん

【3】ふんわり軽い動きが出るボブ

ボブ

動きの出にくいボブですが、フェイスレイヤーでふんわりとした動きを楽しむことができます。

【how to“ベース&カラー”】
カットでベースは顎ラインのボブ。アイロンでワンカール巻いたときに顎ラインになるようやや前下がりに切るのがポイントです。さらに、前髪の幅を狭く取り、サイドバングを目尻が隠れるようにすることで小顔効果UP!トップと顔まわりにレイヤーを入れ、毛先に今っぽい重さを残しつつ毛量調整をします。

透明感のあるベージュブラウンを10レベルで。明度をやや明るめに設定し、無彩色であるモノトーンを加えます。無彩色にすることで、柔らかい質感と透明感を楽しむことができます。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、耳まわりのみ外ハネにするのがふんわり感の鍵に。ほかは内巻きに巻きます。まとまり重視で重めのオイルを内側から空気を含ませるようになじませます。分け目を少し変えると自然なボリューム感が出て、小顔効果にも!

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

「ミディアム」のレイヤースタイル【3選】

【1】フェイスレイヤーありのひし形ミディ

ミディアム

簡単にワンカール巻くだけでくびれシルエットを叶えるこちら。黄金比のひし形フォルムで、フェイスラインを引き締め小顔だけでなく、小頭見せも望めます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインでベースを平行にカットし、トップにレイヤーをオン。前髪は目にかかる程度の長さで薄めにつくります。サイドバングは頬にかかる長さで、フェイスレイヤーは結べる長さを残してカットします。

カラーは6レベルのシンプルなブラウンに。どの世代にも似合うヘアカラーで、ツヤ感をプラスし、ちょっぴり甘くかわいい印象を与えます。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、アウトラインを外巻きに、トップは内巻きにワンカール。細毛・軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんはしっとりめのオイルを選び、ふんわり曲線ができるように、ひし形シルエットに整えたら完成。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

【2】低めレイヤーのきれいめスタイル

ミディアム

顔まわりに低めに入れたレイヤーがポイントのこちらのミディ。明るい印象に見せながら、軽やかな動きを実現。顔まわりだけにレイヤーを入れているため、まとまり感が抜群でキレイめスタイルを叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下5センチにカット。耳下から顔まわりにかけてのみローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さでカットし、サイドバングは流れるようにつくります。ほおラインにかかるサイドバングが顔の余白を埋めて小顔効果を発揮します。

カラーは10レベルのマロンベージュ。オレンジ色を打ち消しベージュの柔らかさと透明感を引き出すヘアカラー。女性らしいまろやかさも漂います。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。顔まわりは頭の丸みに沿うようにアイロンを通すとグッド。軽めのオイルを全体になじませ、コームで整えます。コーミングすることでまとまりがよくなり、髪の質感も均一に仕上げることができます。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大川弥奈美さん

【3】今どきムードなたっぷりレイヤーミディ

ミディアム

トレンドのフェイスレイヤーを入れて、顔まわりに柔らかい動きをプラスします。また、毛流れはリバースではなくフロント側に流れるフォワードが今どきのムードに。また、リーバスに流せば華やかな印象に仕上げることもできます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下でベースをワンレングスにカットし、頭のハチ上からレイヤーを入れます。顔まわりはあごラインからたっぷりレイヤーを入れて、柔らかい動きを出しやすくします。

カラーは12レベルのブラウンベージュに。ブラウンの柔らかい印象は残すものの、顔まわりのシャープなレイヤー感を活かすようベージュをMIXして甘すぎない雰囲気を演出します。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでもOKですが、アイロンを使う場合はストレートアイロンで全体を内巻きにします。分け目の指1本分くらいの毛束をとり、あえて逆サイドに分けます。癖がつきにくいときは、分けた髪をピンで留め、スプレーをするとグッド。重めのオイルを少量、全体になじませます。手に残っているものを前髪の毛先につけてから、コームでとかしてなじませるとつけすぎ感がなくスタイリングすることができます。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 上谷太郎さん

「ロング」のレイヤースタイル【3選】

【1】顔まわりが今どきで可愛いレイヤーロング

ロング

ローレイヤーで扱いよさも抜群のロングヘア。顔まわりが軽やかな印象になるので、少しだけ雰囲気を変えたい人はもちろん、初めてレイヤーにチャレンジしたいという人にもおすすめです。前髪とおくれ毛をつなげて抜け感を出しやすくしているので、乾かすだけでも決まる優秀ヘアです。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のワンレングスでベースをカットし、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さで切り、ほお骨ラインでつくったおくれ毛とつなげるようにカットし毛流れを出しやすくします。

カラーは8レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感カラーとして王道ではありますが、気になる髪の赤みを消すだけでなく、肌ベースを問わず誰にも似合う万能カラーでも。

ロング

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンを使い、全体を上下2パネルに分けてから毛先を内巻きにワンカール。顔まわりもワンカール巻きます。ソフトバームorやや重い質感のオイルを毛先から揉み込んだら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 米本圭吾さん

【2】クールに盛れる韓国風ロング

ロング

顔まわりにたっぷり入れたレイヤーを活かしたロングヘア。パラっとした束感が魅力の「ケンニプモリ(エゴマの葉前髪)」でも韓流スタイルを演出。ロングヘアの脱マンネリ感やレイヤーで印象チェンジをしたい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
バストトップの長さで前上がりにベースを切り、サイドにたっぷりレイヤーを入れます。バックにもレイヤーを入れ、前髪は鼻の長さでラウンド状のシースルーにカット。

カラーはツヤ感のあるラベンダーベージュを7レベルで。程よいラベンダー味があり、肌色をキレイに見せる効果も望めます。髪の乾燥が気になる季節にもおすすめです。

ロング

【how to“スタイリング”】
太めのロールブラシを使い全体をブローし、ボリュームとツヤ感をプラスしてから、カールが欲しいところを40mmのスクエアバーアイロンで巻きます。スクエアバーアイロンは、しっかりとしたカールがキープできるので韓国アイドル風のヘアスタイルの再現にイチオシ。最後にスプレーワックスを全体にスプレーしたら完成です。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク)  川嶋映美さん

【3】ラフな動きが魅力の大人カジュアルなロング

ロング

ロングヘアでカジュアル感を楽しみたい人にチェックして欲しいのがこちら。ウェーブ巻きの表情が活きるよう全体に絶妙なローレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーをプラス。前髪の長さと薄さのバランス加減で、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりを叶えます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下レングスのロング。巻いたときにラフな動きが出るようローレイヤーを入れます。前髪はリップラインで薄めにカットし、あごラインでもみ上げをつくります。

カラーは11レベルのミルキーベージュに。ベージュ系ではありますが、ほんのりブラウン感を加え、こっくりとした柔らかさと透明感を両立。明るめカラーに初チャレンジという人や派手カラーになりたくない人に◯。

【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたら、32mmのアイロンでウェーブ巻きに。内巻き&外巻きが3回できるとキレイなウェーブ感が出せます。顔まわりはリバース、もみ上げは内巻きに巻きます。

最後に毛先のパサつきをおさえる程度に軽めのオイルを毛先になじませたら出来上がり。オイルはつけ過ぎると、カール感が取れてしますので塗布量に注意して。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

多毛さんにもおすすめなたっぷりレイヤーのウルフ風スタイル

こちらのロングは、全体にしっかりレイヤーを入れ、ウルフっぽい仕上がりが魅力。顔まわりにも独立したレイヤーを入れているので、気になる輪郭もカバーします。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のロングレイヤーにカットし、顔まわりからサイドにかけて独立したレイヤーを入れます。前髪は、やや厚みを出し、目尻にかけてラウンドさせてカット。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。青みを感じやすいアッシュでも明るめにすることで重い印象にならず、透明感をUP。肌色を選ばない万能カラーで、黄色っぽさを打ち消す効果もあります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、クセが気になる場合、中間から、クセがないなら毛先のみ外ハネに。顔まわりは、内巻きにすると華やかな仕上がりになります。クセが気になる人は、縮毛矯正をかけるとお手入れが楽々に。最後に手ぐしを通しながらシアバターやオイルをなじませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 河野沙耶佳さん

おしゃれに差が付くレイヤー+姫カットスタイル

ロングヘア

印象チェンジを叶える姫カットは、毛先に軽さを出してナチュラルな雰囲気に。おしゃれにも差をつけられます。顔まわりレイヤーと姫カットで、似合せスタイルを実現するデザイン。

【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカットし、耳前にしっかりレイヤーを入れたトレンドスタイルに。さらに、骨格に合わせたソフトな姫カットをつくります。前髪は薄めにカット。

カラーは、6レベルのアッシュグレージュをチョイス。やや暗めのカラーながら透明感があり、色落ちしてもオレンジっぽくならずに色持ちがいいのが特徴です。

ロングヘア

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンを全体に軽く通すだけ。最後に、軽めのオイルを毛先になじませたら、簡単でかわいいスタイルの出来上がりです。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん

韓国風くびれヘアの定番!レイヤースタイルの【巻き方】

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

小顔に見える、髪に動きが出る、洒落見えする…と人気スタイルのひとつになっているくびれヘア。ベースのスタイルにレイヤーが入っていることを前提にしつつ、成功させるために大事なのはスタイリング。今回は簡単にできる韓国風くびれヘアの作り方を紹介します。

【HOW TO】

STEP1:毛先を外巻きに
ミディアムの髪の長さで32mmのカールアイロンを使用。毛先をすべて外ハネにします。ひと巻きして時間をおき過ぎるとクルンとなってしまうため、様子を見ながらハールカールの仕上がりになるように巻いていくこと。

STEP2:頭頂部は内巻きに
つむじを中心に頭頂部(トップ)の毛束を取って上位置でまとめ、髪の中間部分を内巻きに。この毛束をつむじを中心に放射状に落とすと、表面がふわっと丸みのついたシルエットになる。

STEP3:顔周りをS字巻きに
アイロンを縦に使い、顔周りの髪の中間部分にふくらみをつける。物足りない場合はその毛束の毛先を再度しっかり外巻きにしし、顔周りに「S」字のシルエットを作る。

STEP4:スタイリング剤を塗布
ソフトワックスをジェルを1:1で混ぜたものを少量、しっかり手に広げてから内側から手ぐしを通してなじませる。表面も手ぐしで整え、ツヤのあるサラッとした質感に。スタイリング剤はワックスとジェルに限らず、自分の髪質に合う心地のいいものを選ぶのがおすすめ。

スタイルを終日キープしたい場合は、最後にキープスプレーを吹き付けておくといい。

完成

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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