ヘアスタイル・髪型
2023.6.7

垢抜ける、ミディアムレイヤー【実例12】

トレンドヘアには欠かせない“レイヤー”。入れることで今っぽくこなれたスタイルになります。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからミディアム×レイヤーご紹介します。

レイヤーカットとは?

レイヤーカットは段の事で動きが出るカット

DELA by afloat ceo

青木拓也さん

よく耳にするカット方法の1つで、カットの基本中の基本といってもいいぐらいよく用いられるのではないでしょうか。レイヤーとは段の事で、デザインに動きや、くびれを作る時に使用します。お客様の髪に動きを作り気分を変えたり、ロングの場合はトップや顔まわりに独立させて入れたりもします。アイロンで巻く方にはレイヤーを入れるだけでワンカールが一気に上から下まで動く髪に変身させる事も可能です。髪全体にボリューム感を出すことができるレイヤーカットは、髪がペタンとしがちだったり、猫っ毛などの方が動きのあるふんわりスタイルを求める際には必需ですね


レイヤーヘアが【人気の理由3つ】

【1】小顔見えが叶う

頬にかかる、レイヤーが小顔効果を生み出してくれるので、コンプレックスが全て解消される可愛いスタイルです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん

 

【2】今っぽい軽さを表現できる

独立したレイヤーを顔まわりに入れるだけで、まとまり感がありつつ今っぽい軽さを表現できるのがポイント。やや低めのレイヤーを顔を包み込むように入れているため、小顔効果も絶大です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん

 

【3】柔らかい動きが出る

トップにレイヤーを入れ柔らかい動きが出るのはもちろん、ベースにグラデーションを入れることで、より柔らかくなじみのいいスタイルに。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

 

「2023最新」ミディアムレイヤーのスタイル【10選】

【1】フェイスレイヤーの今っぽミディ

Point

顔まわりに独立したフェイスレイヤーを入れることで、今っぽい表情に。結んでもお洒落感があるので、オフィス仕様やママ世代にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨レングスのワンレングスに。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、毛先に動きを出しやすくします。前髪は、束感がつくりやすい薄めに。目の高さでラインでカットしたサイドバングは、おくれ毛と繋げることで小顔効果も。

カラーは、トレンドの兆しがある暖色系をいち早く取り入れ、9レベルのウォームブラウンに。落ち着いた印象で、ツヤ感と透明感が欲しい人におすすめのカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を外ハネにワンカール、表面と顔周り、おくれ毛は、毛束を上に持ち上げて内巻きにするのがポイントです。前髪は、マジックカーラーでナチュラルに。シアバターor軽めのオイルをなじませますが、スタイリング剤も巻いた位置でつけるとふんわり仕上がります。慣れれば5分でできる簡単ヘアです。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

【2】動きと軽さが出るおしゃれミディ

Point

くびれスタイルできれいめ印象をキープしながら、バングをくしゅっとさせてラフな抜け感をプラス。

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、鎖骨にかかる長さのロブに。毛先の厚みを残しつつ、動きと軽さを出すレイヤーを表面に入れます。前髪は、目にかかる長めにカットし、ややワイドにすることで今っぽい印象を作ります。

カラーは、柔らかく暖かみのあるブラウンベージュを9レベルで。ほんのり赤みを残すことで、肌色の血色をよく見せ、毛先の質感のパサつきもおさえてくれます。ずっと寒色という人にもイチオシです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで毛先だけゆるく外に跳ねさせたスリークヘアに仕上げます。首に沿うようにすることで、くびれと小顔効果を実現させます。スタイルの鍵となる前髪は、ストレートアイロンで、左右半分に分け、それぞれ内巻きに。表面は、1cmくらいの毛束を取り、ランダムに巻くとグッド。

スタイリング剤は、クリームタイプがおすすめ。タイトにボリューム感をおさえ、耳掛けしたらもみ上げをちょろっと引き出して抜け感をプラス。前髪は、内側の髪をつまみながら毛先のみに。表面をくしゃっとさせバランスを整えたら完成です。

担当サロン:VioletAimée(バイオレットエメ) Ruiさん

 

【3】アンニュイな雰囲気のこなれミディ

Point

こちらのミディは、動きを出したいところに狙ってレイヤーを入れているので、乾かすだけでキマる再現性の高いスタイルとなっています。

【how to“ベース&カラー”】
肩に当たる長さで切りっぱなしボブにカット。動きが欲しいところにレイヤーを入れ、くびれ感をプラスします。前髪は、ほおにかかる長めにすることで雰囲気のある大人印象に。

カラーは、シアーダスティーラベンダーに。透明感とくすみ、相反するトーンがMIXした色となり、くすみのあるラベンダーで透明感を引き出し、肌色をキレイに見せることができます。

【how to“スタイリング”】
自然な動きが出るようにカットされているので、揉み込みながらドライヤーで乾かすだけの簡単スタイリング。この時、毛先をふわっとさせるのがポイントです。ツヤ感を出すバームorバームワックスを揉み込むようになじませたら、毛先をつまんで整え、最後に軽く前髪につけたら完成。

担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん

 

【4】軽めにレイヤーを入れた波ウェーブヘア

Point

全体的に軽くレイヤーを入れます。

【how to“ベース&カラー”】
顔周りは頬辺りに落ち着く髪も入れ、前髪はオン眉のシースルーにしています。

根本付近のカラーは6トーンアッシュグレーで地毛風に、中間から毛先はミルクティーベージュにして明暗がはっきりわかるよなグラデーションカラーで仕上げました。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外巻き内巻きミックスでゆるめの波ウェーブにしています。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【5】グラデーションカラーのAラインヘア

Point

表面と顔まわりにほんのりレイヤーをいれる。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインのAラインのカット。前髪は眉の長さでぱつっと厚めにとりつつ束感は残る様にカット。

前髪の内側、サイドの顔まわりはブリーチ。全体は6トーンのアッシュグレージュにしています。ブリーチ部分は黄味抑えながら12トーンのサンドベージュを乗せてコントラストたっぷりに。

【how to“スタイリング”】
すそは外はねにして、顔まわりはリバースに32mmのコテで巻きます。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて巻いた部分になじませて束感をだしています。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

 

【6】トレンドのくびれひし形ミディ

Point

全体はレイヤーカットで動きが出るようにします。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりをおくれ毛が出るように小顔カットにしています。薄めのぱつっとしたラインで前髪はカットし、シースルーに。

12トーンのアッシュベージュ。肌なじみもよく明るすぎないのもおすすめポイント。

【how to“スタイリング”】
32ミリのヘアアイロンで毛先を外ハネにして中間を全てリバースで巻きます。オイルをつけて艶を出します。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【7】顔型カバーが叶うミディアムレイヤー

Point

全体は少しレイヤーを入れ丸顔さん、面長さんをカバーできるよう骨格に合わせてカットします。

【how to“ベース&カラー”】
2wayバングができるよう薄めに流れるよう前髪をカットしたことで、アレンジ時のお顔周りも可愛く大人っぽくできます。かきあげスタイルにもできる幅や量はお客様の骨格やハエグセに合わせてデザインできます!

カラーはアルティストカラーがオススメ!12トーンのブラウンベージュ。とってもツヤツヤで色持ちよくダメージレスに染められますよ。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで全体を外はねに。レイヤー部分は内側に巻き根元もふんわりとなるようコテを当てるのがポイント。最後はヘアオイルでスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

【8】ワンレンが大人っぽいモテミディ

Point

レイヤーをいれ抜け感、動きを出します。

【how to“ベース&カラー”】
前髪は重くなりすぎないように調整し、レイヤーを入れ自然に流れやすくしていることで、どこから分けても無造作感可愛いワンレンミディです。

10トーンのアッシュベージュは柔らかい印象に見せるヘアカラーです。イエベ、ブルベどなたにでも似合うカラーでおすすめです。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテアイロンで毛先を外ハネ、表面を内巻きにしてあげるだけで簡単くびれヘアに。顔周りはリバースで巻いてあげる事でよりくびれ感が増し、小顔、首が長く見えます。

担当サロン:ciel(シエル)  田代昂平さん

 

【9】レイヤー×パーマの重軽ニュアンスミディ

Point

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。今っぽい軽さが出るので、お洒落に垢抜けたい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【10】レイヤーで抜け感を出したぱつっとバングミディ

Point

元々根本に少し癖があるので重さを残しつつ後れ毛にレイヤーをいれ抜け感をだします。

【how to“ベース&カラー”】
前髪はぱつっと重くなりすぎないように調整してます。

10トーンのショコラブラウンなら、誰にでも似合うカラー。伸びてきても根元も気にならないので色持ちも抜群。また、女の子らしい柔らかい印象に見せるヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテアイロンで毛先を内巻きワンカールで中間から外巻きに。お顔周りは巻きすぎないように注意しながら外巻きにします。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 田山穂波 さん

 

ミディアムレイヤーの「スタイリング方法」【2選】

【1】アイロンありの場合

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【how to“スタイリング”】

  1. 26mmのアイロンで毛先を外ハネ、レイヤーをいれた部分は内巻きワンカールに。
  2. スタイリング用のオイルを毛先中心に馴染ませ、ツヤと束感を出したら完成。塗布量は、少量でOK。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

 

【2】アイロンなしの場合

【how to“スタイリング”】

  1. アイロン無しでも可愛く決まる楽々ヘア。髪を乾かしたら、束感とツヤ感を出すバームを、指の間までしっかり伸ばして、手ぐしを通すように馴染ませる。
  2. 手に残っているもので、前髪を整えたら完成。前髪の束感をつくることで、幼くならず、透け感を演出。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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