お悩み別ケア
2024.11.4

若返る方法【7つ】美容のプロの英知を集約!老化の原因から対策までを紹介

若返るための方法を集めました!まずは老化を引き起こす原因からチェック。老化させないスキンケアや体づくり、若見えメイクなど体の内側と外側から叶えるエイジングケア方法をご紹介します。

老化を引き起こす「6つの原因」

【1】腸内の腐敗菌による毒素

内藤裕二先生

\『腸』を若返らせることがエイジングケアのカギ!/
腸内細菌と健康長寿を研究する医学博士 内藤裕二先生によると、エイジングケアのカギとなるのが腸内環境なのだそう。「同じ年齢でも元気で若々しい人、実年齢より老けて見える人がいますよね。老化のスピードには個人差がありますが、見た目の老化を食い止めるカギとなるのが腸内環境。腸内フローラが整っている人は腸が若く、イコール見た目年齢も若いということが、国内外のさまざまな研究からもわかっています」(内藤先生・以下「」内同)

「腸を若返らせるためには腸内細菌の多様性を高くし、腐敗菌の働きを抑えることが重要です。菌の種類が多いほど、良い菌が棲みやすい環境が作れますが、菌のバランスは食べ物で決まります。100年以上前、ノーベル賞を受賞したイリヤ・メチニコフ博士は腸内の腐敗菌による毒素が老化の原因になると考え、老化と腸内細菌の関係を世界で初めて報告しました。メチニコフ博士が腸内の腐敗菌の働きを抑えるために見つけた食材がヨーグルト。腸を若くするには『まごわやさしいよ』を新キーワードにして食材選びをするといいでしょう」

【2】疲労の蓄積

皮膚科医・内科医

友利 新先生


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\疲労の蓄積は肌の老化の加速につながる/
「疲れると体の中で疲労物質が生まれますが、この疲労物質は炎症物質と似ているとされています。疲れると短期的には自律神経が乱れて代謝が滞り、バリア機能も低下します。長期的には炎症が蓄積して、エイジングを加速させることも考えられます」(友利先生)

2024年夏、ロート製薬が体の疲労と肌との関係についての研究成果を発表し、疲労物質が肌の奥の脂肪組織を薄くして、たるみを促すということが明らかになりました。体の疲れをできる限りため込まないようにしながら、肌にもエイジングケアを取り入れて。

【3】過剰な活性酸素による酸化

「酸化」や「活性酸素」はよく聞く言葉で、それ自体が悪者のように思われがちですが、実際は生命活動に欠かせないもの。また、人の体内には活性酸素の産生を抑制したり、活性酸素によるダメージを修復したりする「抗酸化力」が備わっています。

大人が夏に老けやすいのは、この抗酸化力が加齢によって低下している中、紫外線などにより活性酸素の量が増えて、酸化ストレス状態に陥るから。ほぼすべての老化の根源に、過剰な活性酸素があるのです。

【酸化とは?】
\酸素と物質が結びついて起こる化学反応/
⼈が⽣きるのに⽋かせない現象酸化とは、大気中の酸素と物質が結びついて起こる化学反応のこと。金属のサビや切ったリンゴが茶色く変化するのも、酸化の一種です。人間が食事で取り入れた栄養素をエネルギーに変えるときにも酸素が必要で、酸化は人が生きるのに欠かせない現象。しかし、酸素が活性酸素に変化して、それが過剰になると、老化や疾病の原因になります。

【活性酸素とは?】
\適量の活性酸素は必要。過剰になると体や肌に悪影響/
活性酸素とは、呼吸で体に取り込まれた酸素の一部が、通常より活性化された状態になること。主に4種類の活性酸素があります。体の中で細胞伝達物質や免疫機能として働きますが、紫外線や大気汚染、ストレスなどの原因で過剰になると、体や肌に悪影響を及ぼします。さらに大人は体内の抗酸化機能が低下するため、酸化ストレスを受けやすく。

【酸化と肌⽼化の関係】
\紫外線や皮脂が多い夏場は活性酸素による老化が進みやすい/
夏の強い紫外線によって活性酸素の発生が過剰になり、肌に酸化ストレスが起こりやすいことがわかっています。また、夏は皮脂の中に、活性酸素を発生しやすい「遊離脂肪酸」という物質が増えることもわかっています。活性酸素は細胞を攻撃し、糖化やカルボニル化といった老化現象にもつながります。

\活性酸素が過剰になりやすいのはこんな人/

  • 日焼け止めや日傘をサボってしまう日もある
  • 都心部で暮らしている
  • ストレスや悩み事が多い
  • いまだにジャンクフードが好き
  • 飲酒の回数や酒量が多い

【4】糖化によるAGEsの増加

ロート製薬 基礎研究開発部 皮膚系 研究グループ リーダー

佐藤康成さん

FAS Fermentation & Science Research Center 所長

伊達 朗さん

「糖化反応とは、たんぱく質に糖が結びつき、酸化や脱水、縮合といった過程を経て、最終糖化産物であるAGEsを生成すること。加齢に伴って体内に活性酸素が蓄積しやすくなり、またたんぱく質を分解する力も低下するため、AGEsは肌に蓄積しやすくなり、黄ばみや透明感低下を引き起こします」(佐藤さん)

もうひとつ、たんぱく質を黄みを帯びた物質に変性させる原因が「カルボニル化」という現象。長年にわたり皮膚の基礎研究を行ってきたFASの伊達 朗さんは「さまざまな要因で脂質が酸化し、その分解物質がたんぱく質と結びつくことをカルボニル化といいます」と解説。「40代以降は、紫外線やストレスなどによって真皮のたんぱく質がカルボニル化しやすいことがわかってきています」(伊達さん)

\「糖化」と「カルボニル化」のイメージ/
【糖化】糖がたんぱく質に結びつく

【カルボニル化】酸化した脂質がたんぱく質に結びつく

\糖化・カルボニル化たんぱくは肌のエイジングを加速させる/
肌の黄ぐすみは、劣化したたんぱく質が肌内に蓄積しているサインともいえます。放置していると、肌が弾力を失ってたるんだり、乾燥が進んだり、炎症によってエイジングの進行を招くこともあります。


糖化が進んだたんぱく質(AGEs)が細胞表面にある受容体と結びつくと、炎症の司令塔である因子・NF-kBが細胞の中心(核)に移動し、炎症が発生。炎症はエイジングを加速させる。(画像提供/ロート製薬)

\3つ以上チェックがついた人は、黄ぐすみが進行している可能性が!/

  • 仕事やプライベートでストレスが多い
  • 睡眠時間は平均して6時間未満
  • 忙しくてゆっくり休む暇があまりない
  • 運動は特にしていない
  • 酒量は多め
  • 甘いものや脂っぽいものを好んで食べる
  • 日焼け止めをつけない日もある

【5】加齢によるターンオーバーの乱れ

美的リーダーズ

山岡 葵さん

そもそも肌の老化ってなんだと思いますか?紫外線?女性ホルモンの減少?要因は様々ですが、一番の大きな理由は「加齢によるターンオーバーの乱れ」です。ターンオーバーが正常な若い頃は通常28日周期であるのに対し、年を重ねるとサイクルが長くなってしまうので、その結果肌が老化していきます。

【6】女性ホルモンの減少

銀座ケイスキンクリニック 院長

慶田朋子先生

アンジークリニック 院長

名倉直彌 先生

「40代半ばから後半以降は、女性ホルモンによる魔法が解けた状態です」と語るのは、銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子先生。「閉経に近づくにつれ、卵巣で分泌されるエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの量が減り始め、それによって肌の水分量が低下したり、ヒアルロン酸やコラーゲンの産生力が低下します。抗酸化力も衰え、老化が加速しやすくなります」(慶田先生)

さらに、知っておくべきがこの先。慶田先生と、アンジークリニックの名倉直彌先生は口をそろえて「肌の奥の、土台にも変化が生じます」とコメント。「加齢によって骨こつ粗そ鬆しょう症しょうになったり筋肉が減ったりするのと同じように、顔の皮下脂肪や筋肉、骨といったすべての組織にも萎縮などの変化が起こります。土台がくずれるから、決定的な肌の見た目の変化が起こるのです」(名倉先生)

\右の若い女性が加齢したイメージを、デジタルで作成/

骨や皮下脂肪がやせることで頰の位置が下がり、目周りがくぼみ、口角は下がってなだれのように輪郭のたるみが発生。

\40代で変化していく肌の構造【5つ】/

1.真皮の線維
真皮のコラーゲンやエラスチンなどの線維が劣化し、ハリが低下
「肌の真皮に存在する、コラーゲンやエラスチンといった真皮内線維は光老化の影響をダイレクトに受けます。さらにホルモンバランスの変化によって肌の抗酸化力や再生力が衰えると、量も質も低下します」(慶田先生)

2.皮下脂肪
やせ過ぎるとしぼみ、太るとフェースラインがたるむ
「皮膚の奥で厚みを支えるクッションとなるのが脂肪。加齢により減りやすいので脂肪がある程度あった方が若々しく見えますが、40代以降で太るとあご下に脂肪がついたりも。やせすぎも太りすぎも起きないよう、コントロールすることが大切」(名倉先生)

3.筋肉
無表情がたるみを、険しい表情がシワを作り出す
「顔の筋肉はすべて皮膚にくっついています。適度に動かすことが理想ですが、表情のクセやストレスなどで部分的に使いすぎるとシワができ、使わないとやせてたるみます。表情豊かに暮らすことの方がエイジングケアに有効です」(名倉先生)

4.筋腱膜・靭帯
組織をつなぐ接着剤。劣化するとたるみの原因となる
「SMASとも呼ばれる顔の筋腱膜は、脂肪と筋肉の間にある薄く広がる膜。靭帯は骨から皮膚まで縦に貫く真性靭帯と、SMASと皮膚をつなぐ偽性靭帯の2種。どちらも、加齢や紫外線などで劣化するとたるみの原因に」(慶田先生)

5.骨
顔の土台。萎縮するとたるみや落ち込みの原因に
「加齢によって顔の骨も萎縮します。それが目立つのが、額やこめかみ、あご、目周り。土台が減るのでボリュームがダウンし、凹凸が発生します。カルシウムやビタミンを摂り、骨の萎縮を防ぎましょう」(慶田先生)

\肌の見た目を決める、顔の構造/

スキンケア特集などでよく見る肌の断面図の多くは、表皮(最表面)と真皮(その奥)のみ。でも、皮膚の見た目を左右する要素として、その下でクッションの役割をする皮下脂肪も重要。さらにその下には筋肉や骨があり、土台となって肌のハリを支えている。

肌を劣化させる「外的・内的」な要因

外部刺激による「外的要因」

【太陽光】
シミ・くすみ、シワ・たるみを増やす原因に

\肌にダメージを与える太陽光の種類/

  • 紫外線:地表に届く太陽光のうち、波長の短いもの。UV-BとUV-Aに分かれ、より波長の短いUV-Cは地表には届かない。
  • ブルーライト:紫外線の次に波長が短い太陽光。肌の奥まで到達し、活性酸素を増やしてシワやたるみ、シミなどの原因に。
  • 近赤外線:波長が長い太陽光。真皮の深層部まで届き、緩やかなスピードでシワやたるみを進行させていく。

太陽光は、波長が長い程エネルギーが強いという特徴があります。紫外線はUV-Bがより波長が短く、肌に強いダメージを与えて日焼けやシミ、シワ、たるみの原因に。ブルーライトについては、資生堂が、デジタルデバイスから出るものよりも太陽光に含まれるものの方がずっと量が多く、肌を酸化させる原因になるという調査結果を発表しています。近赤外線はこの中で最も波長が長く、肌の奥にゆっくりじわじわとダメージを与えます。

【猛暑】
暑さによって、同じ紫外線量でも日焼けしやすくなる!
紫外線量が同じでも、夏はほかの季節に比べて日焼けしやすいということが、ポーラ化成工業の研究でわかっています。肌の細胞が紫外線に対して過剰に反応し、メラニンを大量に作り続けてしまうのです。体内リズムの要である時計遺伝子の一種が高温により過剰に発現しており、メラニン生成が活性化していると考えられています。シミ・くすみを進行させないためには、肌をなるべく暑さにさらさないことがとても大切です。

20名を対象に調査。同じ紫外線量で気温だけ異なる状況で比較したとき、気温が高い方が紫外線に反応しやすく、日焼けしやすい。(資料提供/ポーラ化成工業)

【室内外の温度差】
肌に負担がかかり、バリア機能の低下やメラニン量の増加につながる
室内外の温度差ストレスによって、表皮細胞でのメラノサイト刺激因子が増えてメラニンが作られやすくなったり、炎症性因子の遺伝子発現が増えて肌あれが起こりやすくなることが、ポーラ化成工業の研究によりわかっています。また、シロクは、この温度差ストレスにより夏は肌のバリア機能が低下し、紫外線や乾燥などの影響を受けやすくなると発表。室内と屋外の移動は、体をぐったりと疲れさせるだけでなく、肌にも悪影響なのです。

\皮膚温が大きく変化/

異なる温度環境における肌表面の温度を、サーモグラフィで測定。約10 ℃ 近く変化していることがわかる。(資料提供/ポーラ化成工業)

【皮脂や汗】
毛穴の目立ちだけでなくシミや肌あれの原因にも
気温や湿度が上昇すると、皮脂や汗の分泌量も増加。毛穴が広がり、詰まりやすくなります。さらに、暑い時期は皮脂の組成が変化し、シミや肌あれの原因となる物質「遊離脂肪酸」の割合が増えることを、ポーラ化成工業が発表しています。汗は、適量の場合は皮脂と結びついて天然の皮脂膜を形成しますが、酷暑で過剰に汗をかくと、汗に含まれる物質が肌表面に残って肌あれを起こす一因となることをシロクが指摘しています。

\夏は冬に比べ、遊離脂肪酸が占める割合が大きい!/

冬は108名、夏は61名を分析。気温が高い時期は皮脂内の遊離脂肪酸が増加。遊離脂肪酸は肌に刺激を与え、乾燥やメラニン生成の引き金となる。(資料提供/ポーラ化成工業)

体の内側から起こる「内的要因」

美容好き芸人

あきば美容研究生

【加齢(生理的変化)】
年齢とともに肌が変化していくことはもう仕方のないことであり、避けられないことです。細胞の働きは弱まっていきますし、皮膚全体の活性も低下していきます。肌には本来自らで潤いを保ち、バリア機能の役目を果たすNMFや細胞間脂質などがありますが、それらの力も衰えていきます。ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどを作り出す能力も落ちて、キープもできなくなって、ハリ・しわ・たるみの原因になっていきます。30代の頃で小じわが、40代以降ではだんだんと深いしわが目立つようになってきますので、スキンケアの重要性はどんどん上がっていくことになるのです。やりがいがありますね。

【栄養バランス】
きちんと考えて食べたりしていますか?僕は肌もそうですし、血圧なども気になるので日々めかぶなどを食べる生活をしています(医者に決められているわけではありませんが)。人間の体は当然食べたものから作られているので、何を食べているかはすごく大事。不規則で偏った食事は肌の状態にダイレクトに影響を与えます。ポテトチップスを食べた翌日にニキビができたりしますものね。バランスの良くタンパク質、食物繊維、ミネラル、ビタミンなどを摂取し、油分と糖分の摂りすぎには注意しましょうね。美味しいですけどね、カロリーの高いものって。

【代謝不調】
内臓の機能も当然肌への不調につながっていきます。年を重ねていくと血管は硬くもろくなり、血の巡りも悪くなっていきます。肌への栄養ももちろん血液を通して運ばれていきますので、栄養が届かなくなればハリや弾力が低下したり、くすみにもつながっていきます。目の下のくまなどは血行不良によっても起きます。腎臓や肝臓の負担になるのも良くないので、塩分の多い食事や飲み過ぎにも注意が必要です。

【ストレス・疲労】
日々様々なことでストレスを受けて、それによって体の変化も現れていきます。ストレスを引き起こす原因は大きく4つに分かれると言われています。

\ストレスを引き起こす原因/

  1. 騒音や暑さ、寒さ、摩擦などによる物理的なもの
  2. 嫌なにおいなどの科学的なもの
  3. 細菌やウイルスといった生物学的なもの
  4. 人間関係やお金に関する悩みといった社会学的なもの

こういったものから出来るだけ逃げるか、減らすかをしないといけませんが、ゼロにはできないのでどうやって付き合っていくか、ということも大事になっていきますね。

【ホルモン】
男性も女性も加齢に伴い、ホルモンのバランスは変わります。特に女性には若さを保つと言われているホルモンが2種類あるのですが、それらは両方段々と分泌が減少していきます。卵巣から分泌される卵胞ホルモンは肌の弾力を保つコラーゲンを増やしてくれたり、水分を保持してくれるのですが、30代から段々と減少していきます。もう一方が成長ホルモンです。それは脳下垂体から分泌され、子どもの成長には欠かせないもので、大人の場合は組織の修復に深く関わっていきます。成長ホルモンは寝ているときに分泌が促されるため、とにかく睡眠が大切。しっかり休無ことが必要なのです。さらに女性は生理の前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるので、その時期に肌の不調を感じる人も多いと思います。どうしてもこれらは仕方のないものですから受け入れて付き合っていきましょう。

【若返る方法1】腸から老化を食い止める「腸活」

【1】腸の音から腸活方法がわかる「腸活アプリ」

サントリーグローバルイノベーションセンターが開発した「腸note」は、“腸の音”から腸の健康状態を確認できる、世界初&画期的な無料スマホアプリ。開発のきっかけのひとつは、担当者が元々胃腸が弱く、よくおなかがゴロゴロ鳴るのが悩みだったこと。そんな背景もあり、このアプリの最大の特徴はスマートフォンのマイクを使って腸の音を取得する点。また、腸の音から腸の活動レベルを解析するAIも独自で開発。腸の音とお通じの状態を記録し続けることで、腸のタイプごとに専門家によるアドバイスも。これを活用すれば、人には話しづらいお通じの悩みも解消できるかも!

\スマホマイクで腸の音を計測してからスタート!/

\腸音測定後すぐに腸の活動レベルが判明!/

取得した腸の音をAIが解析。客観的でパーソナライズされた評価がスピーディにわかる。

\腸音とお通じから腸タイプがわかる!/

腸の音とお通じは、できれば毎日記録するのが◎。腸タイプが良くなっていくのがわかると励みになる!

\記録するほどAIが学習し腸活をサポート/

グラフで腸活レベルを可視化できたり、専門家監修の腸活メニューを提案してくれるのもうれしい。

※このアプリは無料でのダウンロード、使用が可能です。iOS14以降のiPhone及びAndroid OS 10以降のスマートフォンに対応。iPadや上記の条件を満たさないスマートフォンでの動作はサポートの範囲外となりますので、あらかじめご了承ください。

【2】おいしく手軽に「インナーケア」

【サプリメント】

(1)内側から美を巡らせるパウダー状サプリメント

グローバルブランドSHISEIDO初のサプリメントは「腸活」に着目! というのも、免疫細胞の約70%は腸に存在し、美と健康のカギを握っているからです。そこで日本の発酵文化から発想を得た3つの成分“ビフィズス菌 BB-12(TM)”10億個と、2種類のパワフルな果実“浅間ぶどう”“アムラ果実”のエキスを配合。このサプリメントで内側からもしっかりケアすれば、より生命感あふれる艶やかな肌を目指せそう!

SHISEIDO アルティミューン(TM)プロバイオティクス パウダー

価格容量
¥6,480 2.2g×30袋入

1袋に10億個配合された善玉菌“ビフィズス菌 BB-12TM”がより良い腸内環境にアプローチ。フレッシュなシトラスベリー味も◎。

(2)進化系腸活インナーケア
\最新知見・成分を搭載して年々アップグレード!/
食事で腸活する時間がない…という人は、進化系インナーケアに頼るのも賢い選択。「新ビオフェルミン(R)Sプラス錠」はシリーズ最多の菌種数。ロンガム菌によって産生される酢酸は腸内で悪玉菌の増殖を抑え、腸のさまざまな悩みを改善。「発酵マメ子 セルズケア」は腸活+細胞ケアができる優れモノ。ほかにも優秀アイテムが続々と増えているのでさっそく試してみて!

\小腸から大腸まで整う!/

大正製薬 新ビオフェルミン(R)Sプラス錠 [指定医薬部外品]

価格容量
¥2,904(編集部調べ) 360錠入

悪玉菌増殖を抑制するロンガム菌を配合。〈効能・効果〉整腸。

\細胞の健康にも着目!/

フローラプラス 発酵マメ子 セルズケア

価格容量
¥6,980(編集部調べ) 60粒入

「長寿遺伝子」研究に着想を得たエイジングケア処方。

【食品】

内藤裕二先生

(1)腸を若返らせる「まごわやさしいよ」

腸を若返らせる食材といえば「まごわやさしい」と覚えている人も多いかもしれませんが、実は「よ」、つまりヨーグルトも取り入れることが重要だと内藤裕二先生は教えてくれました。

(2)手軽にとれる植物性たんぱく質「大豆」
先進国を中心に、世界的にたんぱく質の摂取を植物性にシフトする動きが高まっています。中でも注目すべき食材は「大豆」と、内藤裕二先生。
「早いうちから牛・豚・羊などのレッドミートや砂糖過多・高脂肪食は控え、植物性たんぱく質多めの食生活に切り替えることが老けない秘訣。特に大豆は食物繊維と良質のたんぱく質を含み、腸内環境も整える最強食材なのでぜひ取り入れてみて」(内藤先生・以下「」内同)

\ふくよか、まろやか、クリーミィ/

フジッコ まるごと SOY カスピ海ヨーグルト

価格容量
¥278(編集部調べ) 400g

生きて腸まで届くカスピ海乳酸菌もとれて美容にもいい。

\5種の豆が入っていてサラダに◎!/

フジッコ 蒸しサラダ豆

価格容量
¥138(編集部調べ) 70g

大豆、青えんどう、赤いんげんなど5種の豆でカラフルなたんぱく質サラダが作れる。

(3)腸活に◎の「発酵食品」
ライフスタイルプロデューサー Atsushiさんが注目しているのが「甘酒」と「らっきょう」。その理由とは?
「らっきょうはカレーのつけ合わせという印象しかないかもしれませんが、善玉菌の餌になるオリゴ糖と食物繊維が両方含まれていて、腸活的には超優秀。甘酒も発酵食品で腸に良くおいしいので、自宅に常備して!」(Atsushiさん)

\自宅に常備しておくと何かと便利な2品/

右/岩下食品 鳥取県産岩下の甘らっきょう

価格容量
¥360(編集部調べ) 70g

風味豊かでシャリシャリとした食感がクセになる。

左/八海醸造 麹だけでつくったあまさけ[機能性表示食品]

価格容量
¥205(編集部調べ) 118g

雑味のないスッキリとした味わい。

【若返る方法2】肌疲れをリセットする「スキンケア」

皮膚科医・内科医

友利 新先生


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トータルビューティアドバイザー

水井真理子さん


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エディター

大塚真里さん


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【How to】
【STEP1】拭き取り化粧水で古い角質をオフ
「体の疲れは代謝の滞りを招き、肌に古い角質がたまりやすくなります。拭き取りケアを取り入れるとくすみが晴れるだけでなく、肌がさっぱりとして気分もリフレッシュ」(大塚さん)

Point

「夏は首も日焼けしがち。顔全体を拭き取った後、首筋まで丁寧に拭くと、顔全体がより明るく」(水井さん)

【STEP2】高機能アイケアでくまとたるみをケア

「疲れが真っ先に出やすいのは目元。むくみやくまを防ぐアイケアを取り入れ、上下まぶたを優しくマッサージするようになじませて、血流や水分の代謝を促しましょう」(水井さん)

【STEP3】肌疲れに着目した美容液やナイトマスクで寝ている間に元気復活

「疲れと肌の関係を研究するブランドは増えていて、夜の間に疲れをリセットするナイトマスクも多く発売されています。疲れをため込む前から取り入れるのもおすすめです」(大塚さん)

夏は汗をかくのでスキンケアを重ねるのが面倒になることも。夜の洗顔後はひとまず化粧水や美容液など軽めのものを塗って保湿。

ベッドに入る前にナイトマスクをたっぷりと塗る。時間差でお手入れをすればベタつく不快感を防げ、美容成分も肌にしっかり浸透。

【おすすめアイテム】

【混合肌なら】すっきり引き締め系
カネボウ化粧品 トワニー スキンリピュア

価格容量
¥4,950 180ml

古い角質や皮脂、毛穴詰まりの原因となる角栓もオフ。さっぱり爽快なローションタイプ。

【乾燥肌なら】しっとりジェル系
コーセー ONE BY KOSÉ クリアピール セラム

価格容量
¥3,850(編集部調べ) 120ml

保湿成分も贅沢に配合し、古い角質や角栓を拭き取りながら保湿もかなえる。

A.シャネル アイセラム N°1 ドゥ シャネル

価格容量
¥12,980 15ml

ふたの先端についた回転式アプリケーターで、マッサージができる。くまやむくみをケア。

B.ロート製薬 エピステーム アイパーフェクトショットb

価格容量
¥12,100 18g

まぶたのたるみをケアする夜用アイクリーム。

C.ディオール プレステージ ラ クレーム ユー

価格容量
¥29,150 15ml

微小炎症の影響でくま、たるみ、むくみを起こしやすい目元の皮膚を研究。ローズや酵母エキスが全方位からケア。

D、F、Gのナイトマスクは塗りっ放しOKのタイプ。寝る前にたっぷり塗り、翌朝の洗顔ですすぎ落とす。

D.翌朝、ぷるんと引き締まったツヤ肌へ
ラネージュ バウンシースリーピングマスク

価格容量
¥3,960 60ml

肌の弾力低下にアプローチするピオニーエキスを配合したナイトマスク。さらっとしたつけ心地で真夏のお手入れに打ってつけ。

E.疲れと肌のたるみの関係を新たに解明!
ロート製薬 オバジX ディープアドバンスドリフトセラム

価格容量
¥8,800 45g

疲れによる脂肪組織の菲薄化を防ぎ、ふっくら厚みのあるハリ肌をキープ。

F.肌のための栄養が詰まったカプセル

価格容量
¥7,700 2g×7個

シロク FAS ザ ブラック ナイトチャージマスク 2g×7個 ¥7,700

G.ストレスによるバリア機能低下にアプローチ
パルファム ジバンシイ スキン リソース マスク

価格容量
¥9,790 50ml

ストレスによるバリア機能の乱れをケアし、乾きにくい肌へ。

H.ストレスにさらされた肌を睡眠中にリセット
ヘレナ ルビンスタイン P.C. ナイト リハーブ

価格容量
¥36,300 50ml

肌にエネルギーをチャージして、ストレスによる肌ダメージをリセットする夜用美容液。

【若返る方法3】抗酸化力を高める「底上げケア」

\抗酸化力のギアを上げる3つの方法/

  • 1. 過剰な活性酸素や刺激物質を作らせない
紫外線ダメージや過剰な皮脂など、活性酸素を増やす要因となるものを排除。

  • 2.抗酸化物質を取り入れる
ビタミンCや強いパワーをもつ植物エキスなどを、肌の内外から取り入れて。

  • 3.自分自身の抗酸化力を高める
加齢により低下する抗酸化力を押し上げれば夏に増える活性酸素とも闘える!

【1】体の外から!抗酸化物質を取り入れる「スキンケア」

(1)「エイジングケアコスメ」を1品プラス
私たちの体には元々活性酸素と闘う力が備わっていますが、その力は20代をピークに徐々に衰えていきます。とはいえ、40代以降の美と健康は、個人のモチベーションと努力次第で上がりも下がりもする、ということは、グラン読者なら身にしみてわかっているはず。お手入れや生活習慣の見直しで、年を重ねても抗酸化力を保つことは可能です。

スキンケアでは、抗酸化物質を取り入れることに加え、自身の抗酸化力を高めるようなアプローチのコスメを1品取り入れてみて。肌自体の耐性を上げることは、夏の老化を防ぐ何よりの武器になります。

そして、肌の強さは健やかな体から。多忙な世代とはいえ、睡眠不足など不摂生を重ねていると、夏の過酷な環境に負けてしまいます。コスメの力も借りて、しっかりと休息をとり体内のダメージを修復。酸化ストレスと闘う力を取り戻して。

抗酸化のギアを上げ続けていけば、夏が終わる頃、5歳老けるどころかむしろ若返ったかも…なんてことも夢ではありません!

【おすすめアイテム】
ラグジュアリーなエイジングケアブランドに多い、肌自体の酸化ストレスと闘う力を高めるアプローチのコスメ。使い続ける程にバリア機能も強化され、ハリ・艶にあふれる印象へ。

ダメージをリセットするスリーピングマスク
A. ラネージュ バウンシースリーピングマスク

価格容量
¥3,960 60ml

バリア機能と奥のハリ、両方をケアして元気な肌へと導く。たっぷり塗っても軽やかで、夏に使いやすい。

夜間の肌の修復を促し日々のダメージをリセット
B. エスティ ローダー シュープリーム プラス ナイト バウンス クリーム

価格容量
¥22,550 75ml

夜の肌修復をパワフルにサポートするナイトクリーム。

見えない炎症を鎮め、潤いに満ちた肌に
C. ディオール プレステージ ラ ローション エッセンス N

価格容量
¥20,900 150ml

細胞の小さな炎症を鎮め、水の通り道であるアクアポリンを活性化。

ヴァニラの力で細胞の活性化と鎮静をかなえる
D. シャネル サブリマージュ ラ ローション

価格容量
¥25,300 125ml

ヴァニラから独自に抽出したエキスを贅沢に配合。活性と鎮静のダブル作用で、強く生き生きとした肌に。

細胞の働きに欠かせないNAD+の働きを促す
E. ランコム アプソリュ レクストレ ラ クレーム

価格容量
¥76,230 50ml

細胞のエネルギーを高め、ストレスに強い肌へ。

細胞のライフサイクルにアプローチ
F. シスレー シスレイヤ インテグラル フレッシュ ジェル クリーム

価格容量
¥74,800 50ml

肌の細胞が正常に機能するための成分を持続的に補う。夏場も心地よく使える新テクスチャー。

(2)免疫力を高める「温めケア」
強い紫外線や猛暑に負けない基礎体力作りは、体を温めることから。近年は室内のエアコンが強化されているため、体の芯が冷たい「夏冷え」に陥りがち。毎日は無理でも週に数回は湯船につかるようにすると、体が温まり免疫力がアップ。夏に湯船なんて暑すぎて無理という人は、ミント配合で清涼感のある入浴剤を使ってみて。

(3)肌表面の炎症を防ぐ「冷やしケア」
皮膚温が高すぎると皮脂分泌が増えて酸化リスクが高まるので、水分で表面を冷やすケアは肌力アップに有効。朝はたっぷりの化粧水で水分をチャージし、日中もミスト化粧水でクールダウンを。

(4)細胞を守る「抗酸化物質」と「ケア方法」
紫外線や過剰な皮脂だけでなく、ストレス、睡眠不足や過労による疲れ、油っぽい食事、飲酒…体内で活性酸素が増える要因は、日常にたくさん存在します。しかし体には、増えすぎた活性酸素が体にダメージを受けるのを防ぐ抗酸化作用が備わっています。体が作り出す「抗酸化酵素」が、活性酸素が増えすぎるのを防いだり、ダメージの修復を促してくれるのです。

ただし、この働きは20代をピークに少しずつ減少するため、グラン世代はもはや自前の抗酸化力を当てにしすぎない方がいいでしょう。そこで取り入れたいのが〝抗酸化物質〟です。具体的には、ビタミンA・C・Eや、植物などに含まれるポリフェノール類のこと。活性酸素と積極的に結びつき、体の細胞よりも率先して酸化。これにより細胞を守ってくれるのです。

\朝晩のスキンケアで肌から取り入れる/
夏の過酷な環境で肌が老けるのを食い止めたいなら、化粧品で肌に直接取り入れるのがおすすめ。口からとった栄養は、体内の足りない部分に優先的に使われていくからです。ビタミンやポリフェノールなど抗酸化成分が配合されたコスメを、朝晩のお手入れに取り入れて。

\スキンケアコスメに配合されている抗酸化物質の例/

抗酸化物質 全成分表示名 効果
ビタミンA レチノール、パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール、酢酸レチノール など 抗酸化ビタミン。皮膚や粘膜を健全な状態に保ち、抵抗力を強める働きをもつ。ターンオーバーを促し、表皮を厚くすることによるシワ改善効果も。
ビタミンC アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg など 抗酸化ビタミン。美白、皮脂抑制、コラーゲン産生促進、角化の正常化など、さまざまな美肌作用をもつ。
ビタミンE トコフェロール、酢酸トコフェロール、トコフェリルリン酸Na など 抗酸化ビタミン。血流や新陳代謝を促し、また肌あれ防止作用ももつ。ビタミンCと一緒に配合されると、Cの酸化還元(リサイクル)作用をもつ。
グルタチオン グルタチオン グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸からなるペプチド。ビタミンCと一緒に配合すると酸化還元(リサイクル)作用をもつ。
ポリフェノール 黒米発酵液、ブドウ種子エキス、クチナシエキス、エラグ酸 など 赤や紫色の植物に多く含まれる、強力な抗酸化力をもつ物質。種類によって、美白効果や線維芽細胞へのアプローチなどさまざまな働きをもつ。
アスタキサンチン アスタキサンチン、ヘマトコッカスプルビアリス油 など 紫外線によって発生する活性酸素「一重項酸素」を消去する作用をもつ抗酸化物質。鮮やかな赤い色をしている。

【How to】
\全方位から肌を狙う紫外線を意識して塗る/

  • 日焼け止めを塗るときと同じように、つい忘れやすいフェースラインやあごの下、首の後ろなどにもしっかりなじませて。

【おすすめアイテム】

抗酸化力抗酸化成分が詰まった大人の肌を思いやるマスク
A. Hamee バイユア グローブースト マルチV フレッシュマスク

価格容量
¥1,760 35ml×4枚

ビタミンA・Cに加え、抗酸化力の高い4種の白く植物の複合エキスを配合。上下の美容液を混ぜてフレッシュな状態で使う。

環境に負けず強度を保つ樹木・ひのきの抗酸化力
B. バウム モイスチャライジング オイル n

価格容量
¥8,800 60ml

伐採後1000年以上も強度を維持する、ひのきの蒸留水を配合した2層式オイル。

ビタミン+グルタチオンで一日中肌を守る!
D. ドクターケイ ABC-Gリペアセラム

価格容量
¥8,250 25ml

ビタミンA・B・Cに加え、高い抗酸化力をもち、ビタミンCをリサイクルするグルタチオンを配合。

【2】体の中から!抗酸化力を高める「サプリメント」

夏はサプリメントでビタミン類など抗酸化物質を補う、体の中からの抗酸化ケアが必須
強すぎる日差しを浴びて体の中でどんどん生まれる活性酸素と闘ってくれます。リポソームタイプなど体内に長時間留まるものを選ぶか、朝飲んだ後、日中にも追加して。

\サプリメントに配合されている抗酸化成分の例/

抗酸化物質 原材料名 効果
ビタミンA ビタミンA、V.A など 高い抗酸化力をもつ必須ビタミンの一種。皮膚や粘膜を健康に保つ。目に作用し、視覚を維持する働きも。油溶性で蓄積されるのでとり過ぎに注意。
ビタミンC ビタミンC、アスコルビン酸 など 高い抗酸化力をもつ必須ビタミンの一種。美容効果のほか、鉄分の吸収を助けたり、コラーゲンの産生サポートも。
ビタミンE ビタミンE、V.E、ビタミンE含有植物油 など 高い抗酸化力をもつ必須ビタミンの一種。毛細血管の血流を促す働きも。油溶性で蓄積されるのでとり過ぎに注意。
L-システイン L-シスチン、L-システイン など アミノ酸の一種。L-システインが2分子結合したものがL-シスチン。高い抗酸化力とターンオーバー促進効果をもつことから、美白効果が期待されている。
リコピン リコピン、トマトリコピン など トマトやスイカ、柿などに含まれる、高い抗酸化力をもつ「カロテノイド」という色素の一種。サプリメントではトマト由来のものが多い。
アスタキサンチン ヘマトコッカス藻色素、アスタキサンチン含有ヘマトコッカス藻エキス など サケやエビ、紅藻などに含まれる天然の赤い色素。紫外線によって発生する活性酸素「一重項酸素」を消去する働きをもつ。

【How to】
\外出の直前ではなく起きてすぐに飲む/

  • サプリメントは飲んで吸収されるのに3時間程度かかるので、なるべく早く飲むのが◎。

【おすすめアイテム】

ビタミンやミネラルを多彩に含む植物を凝縮
E. エステプロ・ラボ テラヴィータ グランプロ

価格容量
¥7,560 120粒

合成ビタミンを使用せず、各種ビタミンやミネラルを含む野菜、植物、海藻、酵母などを凝縮。

3種のビタミンCが体内で長く働き続ける
F. ロート製薬 オバジC インナーリポショット

価格容量
¥8,370 62本

時間差で働く3種のビタミンCを合計200mg配合。水なしで飲める顆粒タイプ。

ビタミンCとL-シスチン抗酸化物質をダブル配合
G. エトヴォス システィブC

価格容量
¥3,180 30g×120粒

抗酸化作用とターンオーバー促進作用をもつL-シスチンをビタミンCと一緒に配合することで、シミにアプローチ。

夏にくすみがちな肌のための成分をブレンド
H. 資生堂 シセイドウ ビューティ ウエルネス チューンボーテ タイプブルー

価格容量
¥5,940 90粒

漢方思想を取り入れたサプリメント。コケモモとアムラ果実という資生堂の美容特許成分に、ビタミンCなどをプラス。

【3】肌を酸化させない「守りのケア」

生きている以上、酸化や活性酸素の発生は当たり前のこととして起こります。まず必要なのは、それらを過剰に引き起こす外的刺激を防いで、酸化ストレスによる肌の老化を食い止めること。

\紫外線と過剰な皮脂が肌の酸化を進ませる/
夏の肌を酸化ストレスから守るには、まず、活性酸素発生の原因となる紫外線から守ること。これは大前提ですが、もうひとつ大きな要素があります。それは、皮脂のケア。

顔には約20万個の毛穴が存在するといわれ、皮脂腺も多く存在します。夏の外気で皮膚温が上がると、皮脂腺の働きが活発になって皮脂をたくさん分泌し、毛穴も開きます。涼しい室内に入っても毛穴が急に閉じることはなく、皮脂もしばらくは分泌され続けてしまうので、暑い夏場は皮脂が過剰になりがちです。

夏の皮脂には、活性酸素や炎症性物質を生み出しやすい「遊離脂肪酸」という物質が、ほかの季節よりも多く含まれていることがわかっています。乾燥肌だと皮脂を落としてしまうことに抵抗があるかもしれませんが、ほとんどの人は、皮脂を洗い落としてもまた分泌されます。夏場はしっかり洗うことが大切です。

(1)抗酸化作用の高い日焼け止めで「UVケア」
紫外線による刺激は、肌の中で大量の活性酸素を生み出し、それによってシミができたり真皮のたるみが起こります。抗酸化力を備えた日焼け止めを毎朝塗っておけば、活性酸素の過剰な発生を防ぐことができます。

【おすすめアイテム】

A.植物のパワフルな抗酸化作用で肌を守り抜く
Hamee バイユア セラムフィット ヴェールデイ UV エッセンス

価格容量SPF・PA
¥2,420 40g 01 SPF50+・PA++++

過酷な紫外線の中でも美しく育つ、4種の白い植物の複合エキスを配合。淡いピンク。

B.肌に良い光を取り込み、老化の原因は防ぐ
ポーラ B.A ライト セレクター

価格容量SPF・PA
¥12,100 45g SPF50+・PA++++

肌老化の原因となる太陽光をすべてカットし、ハリを高める赤色光のみ透過。「B.A」共通の抗酸化成分も贅沢に。

C.UVケア意識の高い欧州で、肌ケアの定番として人気
カネボウ化粧品 センサイ SB プロテクティブサンケアクリーム フォーフェイス 50+

価格容量SPF・PA
¥11,000 50ml SPF50+・PA++++

欧州で愛され続けていた日焼け止めが進化。紫外線にも皮脂くずれにも強い。

D.肌の酸化を防ぎ、酸化の原因物質も寄せつけない!
ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ N

価格容量SPF・PA
¥7,480 30ml SPF50+・PA++++

エーデルワイス、ビタミンEなどの抗酸化成分を配合。大気汚染物質をブロックする働きも。

E.UVカットだけでは防げない、日中のシミリスクを回避
資生堂 HAKU 薬用 日中美白美容液UV[医薬部外品]

価格容量SPF・PA
¥5,280(編集部調べ) 45ml SPF50+・PA++++

日中シミが増えるのを防ぐ抗酸化成分、シークワーサーエキスGLを配合。

F.長寿美肌研究の成果を結集。使う程に肌が美しく
エスティ ローダー リニュートリィブ ラディアント UV フルイド

価格容量SPF・PA
¥16,940 30ml SPF48・PA++++

肌の若々しさを保つエスティ ローダーの研究成果を結集させたエイジングケアUV。

(2)酸化ストレスを防ぐ「クレンジング」
夏の皮脂は、活性酸素大量発生の原因となる遊離脂肪酸を多く含んでいます。また、分泌した皮脂を放置していると、皮膚にいるアクネ菌が皮脂を遊離脂肪酸に分解。乾燥肌でも、皮脂はしっかり落とすことが大切です。

【How to】

  • 夏場のクレンジングや洗顔は、冬よりもやや長めに時間をとって、皮脂やメイク汚れとしっかりなじませることが大切。

【おすすめアイテム】

H.皮脂や汚れを吸着オフ。心まで晴れやかに
THREE バランシング クレンジング バーム

価格容量
¥4,840 90g

汚れや皮脂を吸着オフするクレイバームタイプのクレンジング。精油の香りが憂鬱な気分をリセットして晴れやかに。

I.クレイ&スクラブが過剰皮脂や角質を一掃
イプサ ルミナイジング クレイex

価格容量
¥4,730 100g

洗顔後の肌にマッサージするようになじませ、不要な皮脂を吸着するスペシャル洗顔料。

J.石けん系洗浄成分が不要な皮脂をさっぱりオフ
シロク FAS ザ クリア クリームソープ

価格容量
¥5,170 110g

皮脂をオフする洗浄力とマイルドピーリング効果を備え、夏の肌に打ってつけ。

(3)活性酸素のダメージを防ぐ「メイクアイテム」
日中は紫外線を浴びたりストレスを感じたりと、活性酸素が発生しやすい環境。最近はメイク下地やファンデーションにも抗酸化作用や皮脂によるダメージを防ぐ作用を備えたものが出ているので、積極的に利用して。

K.マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO クール[限定品]

価格容量SPF・PA
¥2,970(編集部調べ) 25ml ミント SPF50+・PA++++

遊離脂肪酸の一種である不飽和脂肪酸によるダメージを防ぐ。ひんやり感触で暑い朝も心地よく。

M.ロート製薬 オバジC デイセラムBB

価格容量SPF・PA
¥3,300 30g 全2色 SPF50+・PA++++

3種の高濃度ビタミンCが時間差で放出され、一日中肌を守り抜く。

【若返る方法4】透明感を取り戻す「黄ぐすみ対策」

ロート製薬 基礎研究開発部 皮膚系 研究グループ リーダー

佐藤康成さん

FAS Fermentation & Science Research Center 所長

伊達 朗さん

【1】黄ぐすみの原因を取り除く「クレンジング&洗顔」

「最終糖化産物であるAGEsは、表皮にも真皮にも存在しますが、加齢という視点でいうと、肌の最表面である角層のAGEsの蓄積量が加齢と共に増加するということがわかっています」と、ロート製薬の佐藤さん。

また、FASの伊達さんは「分泌した皮脂や角栓など、脂質の酸化につながる物質が残っていると、カルボニル化を誘発する原因になります。さらに、糖化やカルボニル化した物質を肌表面に残していると、肌に悪影響を与えて乾燥やくすみを加速させます」と指摘します。

大人向けのエイジングケアブランドが用意しているクレンジングや洗顔料には、日々の汚れだけでなく、大人の肌に蓄積しやすいこれらの物質を落とす工夫がなされたものが多いです。中には1万円前後の高価なものもありますが、独自の研究によって大人の肌特有の汚れを分解して落とす処方を開発、搭載していることも理由のひとつ。肌の大切な潤いを奪わない洗い上がりも魅力です。

  • クレンジング&洗顔を“大人ブランドに切り替える”だけで肌があか抜ける

お手入れ全体の予算配分でつい価格を抑えてしまいがちな洗浄系アイテムですが、糖化・カルボニル化したたんぱく質を含む古い角質や、酸化した皮脂などをしっかり落として次のステップへ進むことは、黄ぐすみをはらうだけでなく、エイジングの要因を取り除くことにもつながります。

【How to】

「こすることが悪」という考え方が浸透し、クレンジングや洗顔料のなじませ方が足りない人が増えています。指の腹を使って、細かい部分まで優しく丁寧になじませて。クレンジングはメイクが浮くまで、洗顔料は泡を30秒程度なじませるのを目安に。

Point

黄ぐすみを残さない洗い方は「しっかりなじませること」

【おすすめアイテム】

糖化研究から生まれた、洗う度透明感鮮度が高まるペア
大人の肌に蓄積しがちな汚れに着目した、オリジナル複合美容成分を配合。

右/ロート製薬 エピステーム ステムサイエンスクレンジングa

価格容量
¥8,800 110g

肌に密着し、汚れとなじむとふっと軽くなるクリームタイプ。

左/同 ステムサイエンスウォッシュa

価格容量
¥7,700 100g

弾力のある泡が皮脂などの汚れをしっかりからめとる。

テクスチャーから洗い上がりまで至福の洗顔体験を
ハリ・艶を失った大人の肌を心地よくいたわりながら、キメや毛穴の奥にたまりやすい汚れも丁寧にオフ。
右/SUQQU ヴィアルム ザ クレンジング クリーム

価格容量
¥11,000 125g

ホワイトクレイや微細なスクラブが汚れをしっかりオフ。

左/同 ヴィアルム ザ ウォッシュ

価格容量
¥11,000 125g

新洗顔料は、洗い上がりの肌に潤いを残す役割。

大人の肌に優しく、的確に汚れを落とす発酵クレンジング
FASから待望のクレンジングシリーズが誕生。代謝が低下した大人の肌に着目し、マイルドピーリング作用をもつ独自開発成分「京都産発酵はちみつエキス」を共通配合。
右/シロク FAS ザ クリア クレンジングジェル

価格容量
¥5,940 180ml

水性ジェルタイプ。

左/同 ザ クリア クリームソープ

価格容量
¥5,170 110g

石けん系でさっぱり落ちる洗顔料。

角層に複雑に入り込んだ汚れをターゲットに
この春、カルボニル化対策の洗顔料が加わってシリーズ化。
右/アルビオン エクシア アンベアージュ クレンジングクリーム

価格容量
¥13,200 160g

角層の奥深くまで入り込んだ老廃物を一掃。

左/同 ジェリー ウォッシュ

価格容量
¥11,000 120g

 

環境適応力を高め内外ストレスに強い肌へ
プラダ ビューティ オーグメンテッド スキン クレンザー

価格容量
¥15,400 125ml

スキンケアラインには、現代の急激に変化する環境やライフスタイルに適応する肌を育む処方を搭載。クレンザーはメイク落とし&洗顔料として使える2in1タイプで、肌に負担をかけず汚れを一掃。

オイルとスポンジで大人の汚れを優しく落とし切る
今年2月に進化した、ジバンシイ最高峰ラインの洗浄アイテム。
右/パルファム ジバンシイ ソワン ノワール メイクアップ リムーバー N

価格容量
¥11,330 125ml

オイルタイプのクレンジングジェルで、肌をいたわりながら酸化皮脂などをオフ。

左/同 ネトワイヤージュ N

価格容量
¥12,980 125ml

付属のスポンジで磨くように洗い、古い角質も毛穴の汚れもオフ。

ゴワつきを感じる肌を和らげ、つるんと柔らか肌へ
グラン世代のリピーターが多いという、大人の肌の環境を考え抜いたクレンジングクリーム&泡洗顔。
右/シロク N organic Vie モイストリフト クレンジングクリーム

価格容量
¥4,290 180g

肌を柔らかくほぐすようなクリーム。すすぎ時の肌離れの良さもうれしい。

左/同 クリアホイップ フォーム

価格容量
¥3,520 150ml

角質柔軟効果でつるんと柔らか肌に。

【2】肌が垢抜ける!黄ぐすみ対応の「美白コスメ」

  • 近年の美白コスメはメラニンだけでなく、大人の黄ぐすみケアもエイジングケアもかなえる

美白美容液は今、シミを防ぐためだけに使うものではありません。糖化やカルボニル化を防いだり、たんぱく質の排出を促す働きで、黄ぐすみや老化にも対応する美白コスメが増えています。大人の肌に欠かせない、新感覚の美白コスメ。

\肌の色ムラや濁り、シワ、たるみまで包括ケア/
近年、スキンケアの中でも目覚ましい進化を遂げているのが“ブライトニング”というカテゴリー。肌全体のくすみや色ムラに焦点を当てたお手入れです。メラニンによるシミ、糖化やカルボニル化による黄ぐすみ、炎症による赤み、乾燥や肌トラブルによって光の内部反射が妨げられてしまう陰りなど、複数のくすみ要因を全方位ケアすることで、透明感にあふれる肌へ導くという考え方です。最近の美白コスメにはこの“全方位ケア”の理論が搭載されているものが多いので、シミだけでなく黄ぐすみもケアすることができ、透明感あふれる肌へと導きます。

FASの伊達さんが「AGEsやカルボニル化たんぱくがあると肌は乾燥しやすく、ハリも低下してシワが発生しやすい」と指摘するように、黄ぐすみはエイジングの入り口といえます。肌悩みが多くどんなエイジングケアを取り入れればいいか迷うという人は、全方位ケア系の美白コスメを1品取り入れるのがおすすめです。

【おすすめアイテム】

【A】
\あらゆるくすみの連鎖を断ち切る/
富士フイルム アスタリフト ホワイト アドバンスドクリーム[医薬部外品]

価格容量
¥5,500 30g

糖化やカルボニル化たんぱくがメラニン生成を促したり、角層の乱れを起こしていることに着目。糖化をユキノシタエキス、カルボニル化をフェルラ酸で防ぐ。

【B】
\自然由来成分と有効成分の知的な掛け合わせ/
シロク FAS ザ ブラック ブライトセラム[医薬部外品]

価格容量
¥12,100 30ml

4つの有効成分でシミや肌あれに対応し、屋久島産クチナシエキスが黄ぐすみに対応。ブランド共通成分の黒米発酵液も配合し、ふっくらと透けるように美しい肌へ。

【C】
\体内からの栄養を肌に届ける本質的なケア/
SHISEIDO バイタルパーフェクション Lディファイン ラディアンス ナイトセラム[医薬部外品]

価格容量
¥20,790 40ml

毛細血管の構造を安定化させるアプローチにより、皮膚に絶え間なく栄養を届け、くすみやたるみといった本格老化にアプローチ。

【D】
\大人肌の全悩みをくまなく網羅的にケア/
ディオール プレステージ ホワイト リンクル セラム ルミエール[医薬部外品]

価格容量
¥58,300 30ml

肌の微小炎症に着目したテクノロジーを搭載。過剰なメラニン、赤みや黄ぐすみ、シワ、ハリのなさ、肌あれなど大人肌の悩みすべてに対応する。

【E】
\糖化とカルボニル化、炎症赤みにも対応/
コーセー インフィニティ イノベイティブ ブライト セラム XX[医薬部外品]

価格容量
¥11,000(編集部調べ) 40ml

メラニン、黄ぐすみ、炎症の赤みという3大色要素に対応。さらにたっぷりの潤いで満たすという処方で、使ってすぐに透明感が!

【F】
\糖化研究のパイオニアブランドの新作美白/
ポーラ ホワイトショット フェイシャルセラム[医薬部外品]

価格容量
¥16,500 25ml

糖化研究を長年続けているポーラ。メラニン生成や肌あれを防ぐ有効成分に加え、AGEsにアプローチする成分を2種配合。軽いテクスチャーでしっとりとなじむ。

【G】
\皮膚常在菌と黄ぐすみとの関係に着目/
クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサンn[医薬部外品]

価格容量
¥17,600 40ml

皮膚常在菌の中の表皮ブドウ球菌が多いと、角層のカルボニル化が防げるという事実を発見し、表皮ブドウ球菌を増やすアプローチで透明感を。

【H】
\ピンクみを帯びた潤う血色肌へ/
シャネル ル ブラン セラム HLCS[医薬部外品]

価格容量
¥19,910 30ml

黄ぐすみを防ぎ、エネルギー代謝と保湿力を高めてピンクみを帯びた輝く肌へと導く成分、ガーデニア フルーツ エキスを配合。有効成分も3種配合し、肌色悩みを全方位ケア。

【I】
\根強い大人肌のくすみがターゲット/
ロート製薬 エピステーム ブライトプラズムレーザー[医薬部外品]

価格容量
¥14,300 50ml

クリニックと共同研究を行って導き出した植物エキスが、大人の根強いくすみをケア。乳液のようにリッチな美容液が肌にぐんぐん浸透する心地よさも魅力。

【J】
\ホワイトハニー×ビタミンCが細胞を保護/
ゲラン アベイユ ロイヤル クラリファイ クリーム

価格容量
¥23,540 50ml

ビタミンCや酸と組み合わせることで肌の透明感を引き出すホワイトハニーを配合。細胞のダメージを防ぐことでくすみを防ぐ。しっとりと肌を包み込み、ベタつかないクリーム。

【3】黄ぐすみの大敵!UVケアで「紫外線対策」

\紫外線が黄ぐすみを促すという事実は明らか/
「糖化の過程には活性酸素による酸化が関わっています。紫外線を浴びると肌内で活性酸素が生まれるため、糖化が促されます」と、ロート製薬の佐藤さん。FASの伊達さんも「紫外線などの外的悪影響は脂質を酸化させ、その分解物であるアルデヒドが真皮のたんぱく質と結びついてカルボニル化を起こします」。紫外線による肌の酸化が糖化やカルボニル化を促すという事実は各ブランドからも指摘されており、美肌の基本であるUVケアは、黄ぐすみの防止にも欠かせないのです。

大人は、SPF表示のある下地やファンデーションを使うだけでなく、スキンケア効果の高い日焼け止めを使いましょう。紫外線をカットし、抗酸化成分や糖化・カルボニル化抑制作用のある成分を配合したものを選ぶことで、黄ぐすみを防ぐことができます。心地よいテクスチャー、肌を美しく見せるトーンアップ効果があるものを選ぶことも、毎日欠かさず続けることにつながります。

\黄ぐすみを防ぐ日焼け止めの条件/

  • スキンケアの延長で使える心地よいテクスチャー
  • 酸化や黄ぐすみを防ぐ成分を配合
  • 黄ぐすみをカバーするトーンアップ効果も

\肌を守り抜く塗り方/
【How to】

1.まずは顔全体にムラなく塗る

2.フェースラインや首筋にも塗って

3.高い部分にはさらに重ねづけを

【おすすめアイテム】

ケア&カバー効果で黄ぐすみを忘れる肌に
エリクシール デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa

価格容量SPF・PA
¥3,410(編集部調べ) 35g SPF50+・PA++++

大人の肌のたんぱく質のカルボニル化を防ぐ、オリーブ葉エキスなどの複合成分を配合。シアーなピンクの絶妙なトーンアップ効果もうれしい。

スキンケアとメイクが融合したブライトニングベース
シャネル ル ブラン ラ バーズ レジュール

価格容量SPF・PA
¥7,480 30ml SPF40・PA+++

黄ぐすみを防いで潤いとヘルシーな透明感をもたらすガーデニア フルーツ エキスとナイアシンアミドを配合した、スキンケア要素の強い下地。

大人気日中用クリームが美容成分を追加して進化
カバーマーク トリートメント デイ クリーム

価格容量SPF・PA
¥8,800 50g SPF50+・PA++++

昨年大きな話題を呼んだ1品が、炎症の連鎖を食い止め、肌を修復する植物エキスを追加してリニューアル。ベタつかないテクスチャーは健在。

みずみずしい軽さで紫外線による酸化を防ぐ
ベアミネラル スキンロンジェヴィティ フィトC UVモイスチャライザー

価格容量SPF・PA
¥7,150 50ml SPF30・PA+++

ビタミンCを多く含むカカドゥプラムエキスが抗酸化効果を発揮。ベタつかず軽やかなので、皮脂が気になる人にもおすすめ。

潤いと艶がうれしい抗酸化UVエッセンス
Hamee バイユア セラムフィット ヴェール デイ UV エッセンス

価格容量SPF・PA
¥2,420 40g 01 シアーピンク SPF50+・PA++++

4種の白い植物からなる複合抗酸化成分「バイリビタ」を含むスキンケア成分82%。淡いピンク色で肌を艶やかに。

環境によるくすみリスクから肌を守り抜く美容液
イグニス ホワイトグロウ デイセラム[医薬部外品]

価格容量SPF・PA
¥11,000 40ml SPF18・PA++

自社研究所で独自に開発した「白神産スーパーゼニアオイエキス」を配合し、糖化を防いで透明感あふれる肌へ。

艶のある潤いヴェールで心地よさと安心感に包まれる
カネボウ化粧品 センサイ SB プロテクティブサンケアクリーム フォーフェイス 50+

価格容量SPF・PA
¥11,000 50ml SPF50+・PA++++

みずみずしくクリーミーなテクスチャーが肌をヴェールのように包み込み、潤いをキープしながらダメージをケア。

ダブル有効成分でシミやくすみ、炎症を防ぐ
レカルカ WHITE BASE[医薬部外品]

価格容量SPF・PA
¥5,280 30g SPF50+・PA++++

トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、シミと炎症を防ぐ薬用美白UV。さらっと密着し、くすみをカバーするベージュ色。

【4】糖化&カルボニル化を防ぐ「インナーケア」

\黄ぐすみの要因は体内にあるから、内側からのケアも重要/
「黄ぐすみ対策にはバランスの良い食生活が重要です」(伊達さん)

糖質や脂質、アルコールのとりすぎを控えるよう意識しながら暮らしつつ、忙しい大人に完璧は無理だから、サプリメントの力も利用して。

【糖化対策サプリ】

\糖化を防ぎ、食べても太りにくい体作りにも/
とりすぎた糖がたんぱく質と結びつくのを防いだり、糖の代謝や体内のAGEsの分解を促したりするサプリメント。甘いものやパン、麺類が好きな人は、欠かせない日々のお供に。

右/エステプロ・ラボ トウクレンズ

価格容量
¥7,344 38g

ザクロやマンゴスチンなど糖化を抑制する成分を4種ブレンド。AGEsの分解も促す。1日1〜5gを数回に分け、水に溶かして飲む。食後がおすすめ。

中/第一三共ヘルスケアダイレクト リゲイン トリプルフォース[指定医薬部外品]

価格容量
¥4,620 60粒

糖や脂質の代謝をサポートするリバオールを含有。糖化を防ぎ、疲れにくい体へ。1日2粒。

左/プロティア・ジャパン アクティブサプリ +ビオチン

価格容量
¥4,320 60粒

抗糖化や抗カルボニル化作用が確認されているフラバンジェノールを含有。髪や爪に必要な成分も配合されている。1日1粒。

【UV防御サプリ】

\紫外線で酸化しない肌作りは黄ぐすみ対策にも効果的/
“紫外線を浴びる前に”と表示されているサプリは、紫外線による活性酸素の発生を防止する働きがあり、それにより糖化やカルボニル化が促されるのを防ぎます。夜寝る前や、外出の数時間前にとるのがおすすめ。

右/資生堂ビューティウエルネス ルーティナ タイムチューン ショット サン

価格容量
¥2,008 100ml×6本

抗酸化作用のある野菜や果物のエキス、ビタミン類を凝縮。コールドプレスジュース感覚のおいしさ。

中/富士フイルム アスタリフト サプリメント ホワイトシールド

価格容量
¥4,320 60粒

アスタキサンチンや抗酸化ビタミンが一日中肌を守り抜く。1日2粒。

左/FTC ブライトチャージ

価格容量
¥13,500 120粒

紫外線刺激から肌を保護し、バリア機能を高める機能性表示食品。1日4粒。

【若返る方法5】サウナでシミ予防

日本サウナ学会代表理事/應義塾大学医学部特任助教/医師・医学博士(病理学専攻)

加藤容崇先生

【サウナの効果】
「深部体温が38℃以上になると“HSP(ヒートショックプロテイン)”というタンパク質が分泌されます。このタンパク質はさまざまな美容と健康に優れた力を持っており、例えば紫外線やストレスから細胞を守り、日焼けなどの炎症を抑えます。疲労や活性酸素、老化により弱ったコラーゲンを修復してハリのある健やかで美しい肌を保ってくれます。そのため、紫外線ダメージを受けたあとにサウナに入ることで、肌の組織を修復することが期待できます」(加藤先生・以下「」内同)

【サウナ後におすすめのスキンケア成分】
「金額でなく“純度”が高い、“アレルギーになるような余計な成分が入っていないもの”を使うのがおすすめです。具体的にはワセリン、グリセリン、ヘパリン類似物質などの保湿効果のある成分はしっかりと入っており、かつシンプルな成分で構成されたものです。というのも、サウナ後の肌は一時的にダメージを受けているため、そこに複雑な成分やなじみがない成分が入ると、体は攻撃する仕組みになっているため、アレルギーを引き起こす可能性があるからです」

【若返る方法6】若見え「メイク」

【1】メイクアイテムは「新色」に更新する

美容ジャーナリスト

天野 佳代子さん


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  • 古いメイクカラーは、顔をどんどん老けさせる

\アイシャドウやリップは新色を購入すべき理由/

化粧品の寿命は2年とも3年ともいわれていますが、できればスキンケアは1年、メイクものは2年を目安に取り替えるべき。特にメイクものは残っているからといって使い続けるものではありません。シーズンごとに流行りのカラーを取り入れて、いわゆる旬顔を楽しむものです。何年も前のカラーをずっと使用していると、当然のように古い顔になるし、老けも目立ってきます。昔のアイシャドウやリップを使用するだけでそんなに顔の印象が変わる?と疑問を抱くと思われますが、はい、間違いなく変わります。

【おすすめアイテム】

カネボウインターナショナルDiv. KANEBO ルージュスターヴァイブランド

価格
¥4,620 V06

存在感のある発色と上品なツヤが長時間続く。ジューシーなレッドで、凜とした表情に。

イミュ オペラ リップティント N

価格
¥1,760 11

ちゅるんとした質感と透けたような発色が魅力。ダークニュアンスのレッド。

かならぼ フジコ ニュアンスラップティント

価格
¥1,408 05

潤いあふれる赤みブラウンが、カジュアルな色気をかなえる。

【2】老け見えしない「ベースメイク」

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


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\鉄壁カバーが老け見え肌の原因に/

  • BBクリームの上からパウダリーファンデを重ね塗り
  • 赤み、シミなど点の肌悩みを全顔でカバー
  • くずれにくさ重視でとにかくマットに仕上げる

実は、完璧に隠そうとするより、肌にツヤ感を足すと、全体的に明るく透明感が出て、肌悩みが気にならなくなるし、若々しく見える場合が多いんです!

そして、ベースメイク選びでもうひとつ大切なのは、悩みに合ったアイテムを1点投入することよりも、下地、ファンデーション、お粉の総合的なバランス!

\お悩み別おすすめベースメイクSet/

【乾燥・シワっぽさ】内側はうるうる、表面は軽やかに
みずみずしいだけではなく潤い持続力がありつつ肌トーンが上がる下地に、肌の潤い感を生かせるリキッドファンデーションを。シワに入り込まない程粒子が細かく繊細なパウダーで仕上げて、よれやくずれを防ぐこと。内側はうるっと、表面サラッと仕上げると、程よいしっとり肌が続きます。

右から/
潤いベースといえばコレ
RMK メイクアップベース

価格容量SPF・PA
¥4,070 30ml SPF4

「みずみずしい潤い感下地といえばコレ!」(有村さん・以下「」内同)

オイルの極上の潤い感
カネボウ化粧品 ルナソル カラーオイルセラム

価格容量SPF・PA
¥7,700 25ml 全7色(うち限定2色) SPF30・PA++

「オイルエッセンスの油膜で乾かない肌が続く」

さらさらで肌と一体化
ランコム アプソリュ エッセンスイン パウダー

価格容量
¥15,950 15g 01

「粉っぽさ皆無! スキンケア効果も抜群」

【毛穴目立ち・テカり】潤い感を保ちつつ厚塗り感を出さない!
毛穴の凹み部分を粉で埋めようと厚塗りをすると毛穴落ちの原因に。マットでハイカバーなものよりも、ソフトマットくらいでツヤを生かすのがポイント。保湿力の高いマットな下地と、マットだけどフィット感の高いクッションファンデに、テカりやすいTゾーンだけ、程よくツヤの出るプレストパウダーを。

右から/
上品なべルべット肌に
シャネル ラ バーズマティフィアント

価格容量
¥7,260 30ml

「テカりを抑え、毛穴にフィルターをかけたように」

程よいセミマット感
hince セカンドスキンメッシュマットクッション

価格SPF・PA
¥2,970 全4色 SPF40・PA++

「カバー力がありながらくすまず発光感も」

カバーしつつさらりと
カネボウ化粧品 ケイト ムーンプレストブライトパウダー

価格
¥1,650(編集部調べ) 01

「カバーとツヤ出しがひとつでできる」

【赤み・色ムラ】潤いを足しながらトーンアップ
赤みや色ムラのある肌は乾燥しがちなので保湿力も重要。白浮きせずにほんのりトーンを上げる下地に、クリームファンデでツヤをプラス。光でくすみをとばす、ノンパールのパープルパウダーを顔の中央のみに。色でカバーするより光とツヤでくすみを晴らして。

右から/
透明感だけをまとえる
ジルスチュアート ビューティ ルーセントシフォン トーンアップ プライマー

価格SPF・PA
¥3,520 03 SPF35・PA+++ 30g

「白浮きせず透明感が出せる」

美容液級の潤い感
SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション

価格容量SPF・PA
¥7,590 30ml 全12色 SPF30・PA+++

「薄づきでしっかりツヤ感」

美しく光を操る
アルビオン スタジオ オパルセント オーラ

価格
¥6,050(ケースセット価格)

「絶妙で美しい発光感」

【3】「パール効果」でふっくら若見え

美容ジャーナリスト

天野 佳代子さん


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ふっくらとしたハリ感や、生命力を感じさせる透明感をキープするには、スキンケアを継続使用してこそ。でも、“今日は顔に元気がなく、しぼんでいるな”と感じたら即、肌を太らせて見せる速攻メイクも天野さんが指南。

「まず、覚えておきたいのが、『美的GRAND』世代が選ぶべき質感は、マットではなくパール!チラチラと繊細に輝くパール感こそが肌を自然にふっくらイキイキと見せてくれます。化粧下地でこうした微細なパール感を仕込んだり、アイシャドウでまぶたに光を集めて輝かせたりしてみましょう。また、ファンデーションを塗った上で、気になる影があれば、潤いのあるコンシーラーでカバーするとパッと明るくキレイになりますし、チークで血色感やふっくら感を演出するのも必須です。仕上げに眉の形はメリハリを出してイキイキとさせたり、唇にボリューム感を出すことで、ふっくらとした顔だちに。選ぶ色や質感をちょっと工夫するだけで、ハッピー感が宿るからぜひ実践してみてください」(天野さん・以下「」内同)

【How to】
(1)偏光パールで輝きを与え、パーンとしたハリ肌を演出してくれます
「内側から発光したようなフレッシュな素肌感に。ファンデが薄づきになります」

(2)ファンデの後、影になる所に塗ると、プルンとした美肌に
「私は上まぶたや目の下のくま部分、こめかみ、小鼻横、口角横などの影をとばす明るいN80を愛用中」

(3)コンシーラーで丸囲みしてぼかすと、眉にメリハリが出て、イキイキ顔に
「眉にメリハリを出すとぼやけた顔が凜と仕上がります。3色ともコンシーラーは同色なので、眉の色で選んで」

(4)繊細に面で輝くパールシャドウが、光を集めてくすみをカバー
「アイシャドウベースとしても。トリートメント成分がシワっぽくなりがちなまぶたをケアして乾燥して見えないのも魅力」

(5)肌なじみのいいコーラルは、大人の肌を幸せ色に染めます
「大きく丸くなじませると、血色が良くなり、ふっくら感が出て若見えします」

(6)ぼやけた輪郭や薄くなってきた上唇を解決する人中短縮リップ
「唇の境が曖昧になったり、上唇が薄くなってくるグラン世代も人中短縮にすると若返りますよ」

【使用アイテム】
アディクション スキンプロテクター カラーコントロール

価格容量SPF・PA
¥4,180 30g 001(全4色) SPF40・PA+++

美容液91%配合のみずみずしい日焼け止め下地。黄ぐすみや毛穴の凹凸をカバーして透明感を仕込める。

パルファム ジバンシイ プリズム・リーブル・スキンケアリング・コンシーラー

価格容量
¥5,060 11ml N80

ハイライトからシェーディングまで使える全8色。指やブラシでぼかせば、肌に溶け込むようにカバー。

かならぼ フジコ 美眉アレンジャー

価格
¥1,650 03 (全5色うち限定2色)

直径1.5mmの極細パウダーペンシルと、軟らかく密着するコンシーラーのWエンド。

マンダム シーワイキュー キューピッド リップ

価格
¥1,760 03(全5色)

大きなチップを採用し、上唇の山をしっかりととって“人中短縮”メイクを簡単に実現。

【若返る方法7】アンチエイジングが叶う「食事法」

管理栄養士

釜野 菜帆さん

【1】抗酸化作用のある「栄養素」

「抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑えるさまざまな抗酸化成分の作用のことです。これには、細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがあります。そして、一般に抗酸化作用がある栄養素として知られるものには以下の5つあります」(釜野さん・以下「」内同)

  • ビタミンC:コラーゲンの生成を促す・抗酸化作用・メラニン色素の生成を防ぐ効果がある
  • ビタミンE:肌を紫外線から守る働きがあるほか、肌荒れの改善や細胞の新陳代謝を促す効果がある
  • ポリフェノール:老化の原因となる活性酸素を抑えてくれる
  • ミネラル:抗酸化酵素の生成や活性を行う
  • カロテノイド: 色素の一種。抗酸化力が期待できる

【2】アンチエイジングにおすすめの「食べ物」

【野菜】

  • パプリカ
  • ブロッコリー
  • 青菜類
  • トマト

「野菜の中でも緑黄色野菜には、コラーゲンの生成を促す・抗酸化作用・メラニン色素の生成を防ぐなどの効果があるビタミンCが含まれています。種類で言うと、パプリカ・ブロッコリー・青菜類・トマトなど。中でもパプリカは、カロテノイドと呼ばれる色素が多く含まれており、抗酸化力が期待できます。

カロテノイドは、カロテンとキサントフィルの2つのグループに分けることができ、老化を遅らせるには、キサントフィルのほうがより有効だと言われています。赤パプリカには、そのキサントフィルがたくさん含まれています。(ニンジンの約50倍、トマトの約100倍)また、ビタミンC量は野菜の中でも断トツで、ビタミンA(β-カロテン)やビタミンEも豊富に含まれる美肌食材です。(β-カロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素)

また、トマトのリコピンは、優れた抗酸化作用をもつカロテノイド色素です。紫外線を浴びるとシミやそばかすができやすくなりますが、トマトに含まれるリコピンには、メラニン色素の生成を促進する活性酸素を抑える働きがあるといわれています。リコピンのほかにもビタミンA(β-カロテン)とビタミンCもしっかり含まれているのが特徴です。

そのほかにも、緑黄色野菜のアボカドに含まれるビタミンEには、肌荒れの改善や細胞の新陳代謝を促す効果があるため、若々しい肌を維持し、肌に潤いをもたらします。またビタミンEは、ビタミンAやCと一緒にとることで、その作用がさらに高まるというのも特徴です。また、上記に紹介しているビタミンCも含まれているため、さらにエイジングケア効果が高い食材といえます。ビタミンCには疲労回復や美白効果もあるので、美容にぴったりです」

【フルーツ】

  • キウイ
  • イチゴ
  • 柑橘類
  • リンゴ
  • プルーン
  • ブドウ
  • レモン

「フルーツの中でも、抗酸化作用のある栄養素を多く含む、柿・キウイ・イチゴ・柑橘類・リンゴ・プルーン・ブドウ・レモンなどがおすすめです。例えば、レモンに多く含まれるビタミンCの抗酸化作用は、老化予防に役立ちます。また、ビタミンCにはコラーゲンの合成を助ける働きもあるため、シワやたるみを防ぐ効果が期待でき、さらにメラニン色素の沈着を防ぐ働きもあるので、シミ予防にも効果的です。また、プルーン・リンゴ・ブドウには老化の原因となる活性酸素を抑えてくれるポリフェノールも含まれています」

【肉・卵・大豆製品】
「肉・卵・大豆製品などには、たんぱく質が豊富。たんぱく質にはコラーゲンの材料となるアミノ酸が含まれるので、こちらもアンチエイジングにおすすめの食材です」

【海藻類・魚介類】
「海藻類や魚介類には、抗酸化作用のあるミネラルが豊富です。魚にはタンパク質も多く含まれています」

【アンチエイジング食材のおすすめ調理方法】
「食材によっては、加熱でビタミンが少なくなってしまうものがあります。ビタミンA・D・K・Eが含まれる食材は比較的熱に強いのですが、ビタミンCに関しては熱に弱いです。また、油も酸化してしまうので、加熱はおすすめしません。

紹介したビタミンCを含む食材としては、パプリカ・柿・レモン・キウイなどがあり、油の場合は、魚油・アマニ油・えごま油などがあります。基本的にはフルーツを食べる、または、生野菜サラダなどで、普段の食事で取り入れるのがおすすめです。肉・魚・卵などは、どのように調理しても大丈夫です」

【3】アンチエイジングにおすすめの「飲み物」

【赤ワイン】
「赤ワインには、ポリフェノールが豊富。抗酸化作用が期待できます。1日のポリフェノールの理想的な摂取量が1500mgなのに対して、日本人女性の1日の平均摂取量は1000mg程度と言われています。そのため、理想的な摂取量の不足分にあたる500mgを摂取できる、約200ml程度(グラス1~2杯程度)を摂取するといいでしょう」

【デトックスウォーターやフルーツウォーター】
「抗酸化作用のあるフルーツ(柿・キウイ・イチゴ・柑橘類・リンゴ・プルーン・ブドウ・レモン)を使ったデトックスウォーターやフルーツウォーターも、アンチエイジングのための飲み物としておすすめです。デトックスウォーターは、野菜やフルーツを入れておいた水なので、水には含まれていないビタミンやミネラルが摂取できます」

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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