「夏バテで食欲が…」「冷たいものしか食べてない…」夏の“食”不調を解決!
エアコンによる冷えや室内外の温度差による自律神経の乱れ。加えて睡眠不足や食欲不振など夏の体は過酷な環境にさらされています。今回は、夏バテで食欲がなくなった時の対処法をお教えします。
Q.食欲がなくて、冷たいものや麺ばかり食べ続けてしまいます
A.冷たいものをとったら次は温かいもの。バランスをとって
「大切なのは、連続させないこと。冷たいものを食べたら食後に温かいお茶を飲むとか、昼が冷麺ならば夜はスープにする…など、常に前後で調整するように意識しましょう。お水は氷を入れなくても、レモンを入れて飲むと常温でも爽やかですよ」(岡本さん)
A.冷を欲するのは自然なこと。旬の野菜や豆腐
「暑いときにさっぱり冷たいものを欲するのは自然なこと。そんなときは豆腐や枝豆などのたんぱく質食材がおすすめ。きゅうりやなすなど旬の野菜も、程よく体の熱を冷ましてくれてむくみ対策にもなります」(大塚さん)
豆腐はオイルとわさびで
大塚さん考案レシピ。
「良質の油・亜麻仁オイルをかけて、塩・わさびでいただくと栄養たっぷりでおいしいです」
Q.夏は、おなかを下すことが多い気が…
A.体を温めて腸にいいものを
「夏は胃腸が特に冷えやすい季節。腹巻きやショールなど着脱できるグッズを常にもち歩いて、おなかを冷やさないようにしましょう。漬け物やみそ汁など、腸に良い発酵食品を積極的にとることも意識して」(岡本さん)
おなかを整えるサプリメント
腸のためのサプリ。
資生堂 N.O.U サプリ フローライザー 30包 ¥4,000(編集部調べ)
善玉菌を大量配合。
新日本製薬 朝イチスッキリ! 菌活習慣 31包 ¥3,324
ウコンの粉末ドリンク。アルコールのとりすぎや疲労でおなかを下しがちな人に。
リフェット natoha ゴールデンラテ 100g ¥1,000
教えてくれたのは…
蘆田英珠先生
代官山クリニック院長。美容皮膚科医。栄養療法を治療に取り入れている。
岡本静香さん
美容家。近著に『自分の肌を好きになったら運命は変わる』(SBクリエイティブ)
大塚真里さん
美容エディター。近著に『キッチンには3本のオイルがあればいい』(文藝春秋)
もりたじゅんこ
本企画担当エディター。長年、スキンケアやインナーケア企画を担当。
『美的』8月号掲載
撮影/河野 望、長谷川 梓 イラスト/小松容子 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。