食・レシピ
2016.9.23

鍋でキレイになる!美女が迷わず入れている「鍋の食材」4つ

朝晩の気温が涼しくなり、日没時間も早くなると秋の気配を色濃く感じますよね。そんな夏の終わり~秋の始まりは、どことなく寂しさが漂う季節。そして、身も心も温まる食べ物を欲するようになる季節。

そう!そろそろ“鍋”の出番です。鍋料理は、体を温めてくれるだけではなく、野菜をたくさん摂れてヘルシー。美容・健康にもとても良いのです。特に、下記のような食材を入れるとその効果はグンと高まります。

ここでは、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、「迷わず鍋に入れる旬の食材」をご紹介していきたいと思います。

 

■1:春菊

鍋料理の脇役的存在、春菊に含まれる代表的な成分は、“ベンズアルデヒド”や“アルファーピネン”といった香り成分。これらは、胃腸の調子を整えたり、咳や痰を鎮めたり、さらには自律神経に働きかけ、気持ちを落ち着かせたりする効果にも期待されています。

また、牛肉の臭みを消す効果もあるので、すき焼きのような鍋料理にピッタリの葉菜だと言えるでしょう。

 

■2:白菜

続いては、白菜。「あまり栄養がなさそう」だと思われがちですが、そんなことはないのです。白菜には、美肌効果や風邪の予防、疲労回復に役立つビタミンCが豊富。ビタミンCは、水に溶け出しやすい栄養素ですが、鍋料理にすることでスープと一緒にしっかりと摂取できますよね。

ここで覚えておきたいのが、白菜は部位によってビタミンCの含有量が異なるということ。外葉や芯葉には、中葉の約2倍ものビタミンCが含まれます。自宅で調理する際は、外葉や芯葉も捨てずに使いましょう。

 

■3:ブナシメジ

秋の味覚であるきのこ。きのこは、動物、植物に次いで第3の生物群“菌類”に分類されます。菌類には、免疫力を高める働きがあると言われているのは、皆さんご存じのとおり。近頃は、「きのこを食べること=菌活」とも言われ、きのこ人気が高まってきていますよね。

なかでも、鍋によく合うのが“ブナシメジ”。特筆すべき成分は、日本人に不足しがちな必須アミノ酸・リジン。リジンは、ブドウ糖の代謝を促進し、組織を修復する働きを持ちます。その他にも、美肌作りに欠かせないビタミンB1、B2、ナイアシンを含まれています。

 

■4:ゆず

和食との相性抜群のゆず。料理の香りや風味付けに一役買います。むくみの予防・改善に役立つカリウムや、体力の回復を促すクエン酸を含むゆずは、輪切りにして具材の上に乗せても良いし、皮を千切りにして出汁と一緒に煮立てても美味しくいただけます。

 

早速、鍋料理が食べたくなってきたのでは? 「体が冷えた」と感じた日は、上記の食材を加えた鍋を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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