食・レシピ
2010.11.11

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(23)とってもカラフル!! 小松菜の雑穀チャーハン

クセが少なく、とても食べやすい小松菜。小松菜は、江戸川区の小松川にちなんで、八代将軍徳川吉宗が「小松菜」と命名したと言われています。
やわらかい葉とシャキシャキとした歯ごたえがある茎はどのような料理にも合うということもあり、江戸川区を始めとする日本中で古くから食べられてきた小松菜。ほうれん草と見た目も栄養価も似ている小松菜ですが、ほうれん草に比べてアクが少なく、カルシウムや鉄分などのミネラルが多いことが特徴的です。下茹でをしなくても調理に使うことが出来るので、どんな調理法にも向いていて、手軽に葉物を食べることが出来ます。

今回はそんな小松菜をたくさん使った雑穀チャーハン。炭水化物ばかりのイメージが強いチャーハンですが、小松菜の他にニンジン、赤ピーマンと色とりどりの緑黄色野菜と雑穀を合わせることで、栄養バランスがとりやすい1品です。シャキシャキとした食感がうれしいカラフルなチャーハン。休日のランチなどにいかがでしょうか?

【材料】(2人分)
白葱…1/2本 / にんにく…1片 / しょうが…1片(にんにくと同量) / しらす…40g / 小松菜…1/2束 / 赤ピーマン…1個 / にんじん…1/2本 / 卵…3個 / 雑穀入りご飯…茶碗2杯分 / ごま油…大さじ1.5 / 塩・こしょう…少々 / 醤油…大さじ1

【作り方】
(1)白葱、にんにく、しょうがをみじん切りにしておく。
(2)小松菜、赤ピーマン、にんじんを粗みじん切りにしておく。
(3)フライパンにごま油を引き、中火〜強火で(1)としらすを香りが出るまで熱する。
(4)(3)のフライパンに赤ピーマンと、にんじんを入れさらに炒める。
(5)(4)のフライパンの中身を一度端に寄せ、溶き卵を流し込んだらすぐ雑穀入りご飯を入れ、卵とよく混ぜながら炒める。
(6)卵とご飯が大体混ざって火が通ったら、端に寄せた具と混ぜながらさらに炒める。
(7)(6)に塩・こしょう、醤油で味をつけ、すばやく炒めたら、小松菜を加えて小松菜が少ししんなりするまで炒める。
(8)最後に塩・こしょうで味を調える。

★ポイント★
チャーハンのコツは強めの火で一気に作り上げること。フライパンの周りに調味料や材料などをあらかじめ用意しておきましょう。
溶き卵を入れたらすぐにご飯を入れてかき混ぜることによってパラッとしたチャーハンになります。
小松菜を入れてから炒めすぎると、しゃきっとした食感がなくなるのでさっと軽く炒めるようにしましょう。

♪ひとことメモ
食品が持つ色には、様々な美容効果があります。それらを普段の食生活に取り入れるには彩りを意識して食事を選ぶことがポイントとなります。外食、自炊問わず、少しだけでも食事全体の彩りを意識することが大切です。食事の写真を撮って、遠めから彩りをチェックする方法もとても効果的。自然な食品の色でカラフルな食事を目指しましょう!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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