【2021】秋ならではのボブって? おすすめヘア16選
まだまだ暑い日もありますが、季節は秋になってきましたね。2021年の秋色カラーのボブヘアを16選ご紹介します。ボブと言ってもシルエットは様々、外ハネや人気のウルフ、ワンカールなどなど。トレンドのカラーと合わせれば、必ず最旬のヘアスタイルが完成しますよ。
【2021年秋】ボブのトレンドはナチュラルなエアリー感!
【前髪あり】洗いざらしでもおしゃれに決まるエアリーボブ
外ハネ人気だったボブヘアには、空気感のあるウェーブスタイルが今っぽくて新しい。毛先ワンカールのパーマではなく、ふわふわのSカールにするのがポイント。ラフに洗いざらしでも決まるので、着飾らずありのままに生きていきたい女性にイチオシのパーマヘアです。ややワイドなシルエットになるため、気になる丸顔もカバーします。
【how to“カット&カラー”】
- 全体をあご下ラインのボブにカット。
- 前髪はまゆ下のシースルーに。
- エアリー感を演出する極細ハイライトを入れ、ピンクベージュをオンカラー。細めにすることで主張しすぎずに立体感アップを実現。バイオレットをMIXしたピンクベージュは、柔らかさと女性らしさを感じさせる秋におすすめのカラー。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- スタイルの鍵となるパーマは、17~25mmのロッドを使う。アウトラインは毛先ワンカール、それより上は空気感が出るようにランダムなSカールに。
- スタイリング剤は、オイルやジェルといった濡れ感や束感が出るものを選ぶ。
- パーマの質感を残すため、スタイリング剤はつけすぎないこと。中間~毛先に塗布するだけなので、スタイリングが苦手でも可愛く決まる。
【how to“アレンジ”】
- スタリング剤をつけてから、片側ずつねじってアメリカピンで止めるだけの簡単アレンジ。
- ざっくりラフにつくり、やり過ぎないのが大人のお洒落ポイント。
- ハーフアップは、高めにするとキュートな印象になるので、落ち着いた雰囲気にするならやや低めに。
- ヘアアクセは、シンプルなデザインを選べば一気に今年顔になれます。大きめのバレッタでも◯。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん
【前髪なし】エアリーな動きが女性らしいナチュラルなきれいめボブ
ホットパーマでつくる柔らかなカールと顔まわりの透けるような毛束が印象的なこちら。ロブの重みを残しつつ、エアリーな動きで女性らしさを表現。キリッとクール系な顔立ちでも、優しい雰囲気をプラスするパーマスタイル。伸ばしかけや脱マンネリを狙う人はぜひトライを。
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。
- 前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカット。
- カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリング。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは16~20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかける。
- スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間~毛先に塗布。
- 最後にソフトワックスを揉み込んだら完成。
担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん
「スタイル別」秋におすすめボブ【7選】
【1】ストレートボブ
【how to ベース&カラー】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
- スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
- カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。
【how to スタイリング】
- ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
- スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】パーマボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体は、あごラインのボブにカットし、顔まわりに少しだけレイヤーを入れる。
- 内側にグラデーションを入れることで、重さと軽さを両立させる美ヘアに。
- カラーは8レベルのフォギーベージュに。赤みをしっかりおさえたニュートラルカラーで、くすみなくツヤ感を与え、顔色をキレイに見せる効果も。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは17~23mmのロッドで毛先をワンカール半巻きます。毛先のみなので、ダメージも少なくトライしやすいパーマスタイルに。
- スタイリングは、保湿系のオイルを塗布し、根元を乾かしたら、ツヤ感が出るようにドライヤーの風を上から当てる。前髪は下から風を当てて、立ち上がりをつけることで表面に動く髪をつくるのがコツ。
- オイルとバームを同量MIXし、毛先中心につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん
【3】ウルフボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめ。
- レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見える。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 頬にかかる髪を顔回りに入れることで小顔効果も。
- こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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初出:透明感を演出するカラーと外ハネで作る大人ウルフヘア
【4】レイヤーボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴ下1cmのワンレングスでカット。ベースの厚みは残しながら、表面からレイヤーを入れ、くびれ感のあるスタイルに。
- 前髪は、顔型に合わせてカットします。面長さんはワイドバングに、丸顔さんはやや狭めにするとバンランスが良くなる。
- カラーは暖色系のラベンダーピンクブラウンをチョイス。ラベンダーのニュアンスが、ツヤ感を与え、甘すぎない大人色に。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで、全体を外ハネに。表面は内巻きにしますが、軽くアイロンを通す程度でOK。
- 軽めのオイルを少量手に取り、手ぐしを通すように塗布。
- 最後に前髪をつまんで、束感を整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【5】外ハネボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あご下3cmのワンレングスベースに、スタイリングしやすいようにレイヤーを少しだけ入れる。
- 前髪はワイドでかつ、シースルーにすることでラフな質感をつくり今っぽい仕上がりに。
- カラーは透明感のあるフォギーベージュに。赤みを抑えたいけど、アッシュやマットがイマイチ似合わないという人におすすめ。7レベルでカラーリングすれば、プリンにもなりにくい。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングがとにかく簡単なボブヘア。髪が広がりやすい人は、ドライ時にドライヤーの風を上から当てて広がりを抑えると◎。
- 乾いたらストレートアイロンで軽く外ハネするだけ!外ハネにしようとせずに、さらっと通すのがコツ。
- シアーなツヤ感の出るクリームバターを手に取ったら、顔まわりからオールバックになじませる。前髪は眉と眉の髪だけに塗布して、サイドにはつけないのがポイント。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 豊田楓さん
【6】ワンカールボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 顎の長さのボブベースに前髪につなげてトップにレイヤーを入れたスタイル。
- 全体にふんわりとした雰囲気を出すために毛先にワンカールのデジタルパーマをかけている。パーマをかけることでボブ特有のハネも気にすることなく、いつでも内巻きカールができて、きちんとスタイリングしているようになるのでおすすめ。
- カラーは9トーンのナチュラルブラウンで染めることで明るすぎず大人女性にはおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- トップにボリュームの出るミストをふりかけて分け目がつかないようにドライヤーで乾かす。
- きちんと髪が乾いたら、毛先にワックスを少量揉み込めばOK。ボリュームをキープしたい場合は表面に軽くスプレイをふりかけるといい。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【7】ウェーブボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨上の長めのボブにカットし、表面にレイヤーを入れ軽い動きを出やすくする。
- 前髪は目にかかる長さ~リップラインくらいまで対応可能で、伸ばしかけでもストレスなくおしゃれに。
- カラーは7レベルのアッシュブラウンをセレクト。パーマに合わせて柔らかい印象に仕上げ、大人女性の落ち着いた雰囲気を感じさせる色味。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは18~20mmのロッドでウェーブ状の動きとなるように巻き、顔まわりと表面はリバースに流れるようにデジタルパーマをかける。
- スタイリングは、やや毛先が湿っている状態まで乾かし(根元はしっかり乾かすこと)、ツヤ感のあるトリートメントムースを中間から毛先に塗布。トリートメントムースは、オイルのようなウェット感で髪の水分をしっかりキープできるタイプがおすすめです。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん
「秋色ヘアカラー」がかわいいボブ【7選】
【1】ピンクカラー
【how to“ベース&カラー”】
- 肩ラインの外ハネミディアムレイヤー。
- 全体のベースは10トーンのピンクブラウン。一見明るいカラーに思われそうですが、ブラウンを入れることによりマイルドで取り入れやすくなる。耳周りと、襟足部分をブリーチして、ハイトーンの淡いピンクを入れている。ピンク感を前面に出してないため大人でも、トライしやすいピンクカラーリング。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで軽く外ハネにしたら、オイルとバームを1対1の量で混ぜあわせ、中間から毛先にかけてなじませ最後に生え際に馴染ませる。
- 前髪の立ち上げる根元部分には、少量のジェルを使うとよりウエット感が出て◎。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】モーブベージュ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【3】ミルクティーオレンジ
【how to“ベース&カラー”】
- 丸みボブのラインとウルフのくびれをmixさせた美シルエットのボブルフ。ハチ上を緩やかなレイヤー(ローレイヤー)でカットし、ハチ下はレイヤーでつなぐ事によって、丸みのあるレイヤーボブとくびれを強調するレイヤーウルフのmixヘア!
- 立体感が出やすいように、膨らんで見えるハチ周りや耳後ろはしっかり量感調整。毛先の質感調整カットも束感や空気感を作りやすくするために必須。
- 前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカットにし、頭の丸みと形が綺麗に見えるようにしている。
- カラーは今人気のあるピンク系オレンジ系。今回は透明感たっぷりのミルクティーオレンジで柔らかく艶々に。
【how to“スタイリング”】
- ハチ下は外ハネ1カール、ハチ上は内巻きゆる1カールの簡単スタイリング。
- 顔周りにリバース巻きを足してひし形シルエットを強調するのもオススメ!
- 仕上げは艶と束感が綺麗に出るオイルを中間から毛先に馴染ませて完成。
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
【4】ラベンダーショコラ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体を鎖骨下の長さでワンレンにカット。表面には独立したレイヤーを入れる。毛先に厚みが残るのでチョップカットで軽さ&動きを調整。
- 前髪は鼻下くらいに設定し奥行きを薄めにとり、柔らかいニュアンスが出やすいように。
- カラーリングは10レベルのラベンダーショコラをセレクト。肌色をキレイに見せ、ツヤ感と透明感を兼ね備えた色味です。秋はラベンダーショコラのようなくすみのない色をチョイスすれば、ファッションも幅広く楽しめる。
【how to“スタイリング”】
- ドライしたら、ストレート、もしくは26mmのアイロンで全体を外ハネに、表面の髪を上に引き出して内巻きにすることで髪が重なり動きが出しやすくなる。
- 前髪は前に集めてから後ろに流すような外ハネに。前髪は上に持ち上げて、根元近くからアイロンを通せると◎。
- セミウェットな質感にしたいので、スタイリング剤はオイルがおすすめ。手の平だけでなく、指の間にもまんべんなく伸ばしてから手ぐしを通すように根元から毛先まで塗布。タイトにおさえ耳にかけた後、前髪とおくれ毛を引き出し、束間を調整したら完成。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん
【5】アッシュベージュ
【how to“ベース&カラー”】
- カットはあご下3cmのレングスで、やや前下がりのワンレングスボブ。ボリュームのコントロールがしやすいよう、トップにレイヤーを入れる。
- 前髪はサイドに流れるように斜めラインでカットし透け感を調整。
- カラーは、大人女性におすすめのアッシュベージュに。どんな人にも似合う万能カラー。
【how to“スタイリング”】
- カールアイロンでも、ストレートアイロンでも、髪を上下2分割にし、下段を外ハネワンカール、上段は波ウェーブに。波ウェーブは毛先を外ハネと内巻きを交互につくることでランダムなカール感を出す。
- カールアイロンの場合、毛束の毛先から外ハネ→内巻きがキレイに仕上がり、ストレートアイロンの場合、中間からアイロンの挟む角度を変えると美しい波ウェーブに。
- スタイリング剤は、ウェットにならないバーム系で。細毛さんは少しセット力のあるソフトワックスがおすすめ。今季はマットな質感で攻めるのが◎。カールをほぐさないように毛先から根元まで揉み込みながら塗布したら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【6】アッシュブラウン
【how to“ベース&カラー”】
- ベースのカットは鎖骨ラインのボブでカット。トップのみにレイヤーをしっかり入れることで、ウルフとは異なる表情の軽さを表現している。
- 前髪は顎ラインでカットしていますが、短めでもOK。流れやすいようにカットしてから、スライドカットで調整し抜け感を出す。
- カラーは9レベルのアッシュブラウンに。アッシュブラウンといっても、こっくりとした雰囲気で重くならずに顔色をよく見せる効果が望める。
【how to“スタイリング”】
- 前髪を立ち上げてドライをしたら、32mmのアイロンでベースを外ハネにした後、表面をリバース巻きにするだけの楽々スタイリング。リバース巻きは根元まで巻いて。
- 前髪は外に流すようにワンカールさせますが、カールが強めの方が可愛いので冷めるまで触らずにカールをキープさせる。
- 柔らかめのワックスを空気を含ませるようにワサワサっと全体に揉み込むようにつけ、毛先にオイルを塗布したら完成。
担当サロン:MINX 銀座店 佐伯美祐さん
【7】マロンブラウン
【how to“ベース&カラー”】
- アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れる。
- 前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頬の位置に落ちるように調整。
- カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与える。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。
- さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。