ヘアスタイル・髪型
2023.10.27

センターパート×パーマ【実例20選】

パーマのふんわり感が可愛いセンターパート。可愛いからかっこいいまでの色んな髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」のセンターパートのパーマスタイル【4選】

【1】髪を持ち上げたふんわりスタイル

Point

襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。


【how to”カラー&スタイリング”】
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。

全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

【2】S字カールのかっこいいショート

Point

カットベースは、ワンレングスボブ。アンダーは低めに、トップにはウルフっぽいレイヤーを入れます。前髪は、目の下2cmで長めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのナチュラルブラウンに。ほんのりブラウン味が出るカラーで、パーマの質感をキレイに見せることができます。また、暖色にすることで女性らしさをプラス。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、S字ウェーブになるよう20〜23mmのロッドをメインに、スパイラル巻きにします。コールドパーマなので、抜け感のあるナチュラルな仕上がりに。
スタイリングは、パーマのカール感が出るクリームワックスがおすすめ。オールバックにかきあげるようになじませたら、指先でカールを散らすようにセットしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  金澤侑さん

【3】髪の動きが可愛い黒髪スタイル

Point

前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。


【how to“ベース&カラー”】
カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。癖がなくパーマでこのスタイルを作る場合は、襟足は外巻きでミドルはスパイラル、トップと前髪は円錐ロッドをスパイラルで巻いてウエーブを作りましょう。


【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

【4】パーマとカラーで柔らかスタイル

Point

前髪を長めに設定し、ベースをハンサムショートでカット。サイドを前下がりにすることで、カッコ良さを演出します。カジュアルではなく大人っぽいイメージになるよう、レイヤーは少なめに。


【how to“カラー”】
カラーは8レベルのヘーゼルグレージュをチョイス。暖かみのあるヘーゼルにグレーをMIXし、ツヤ感、クール、優しい印象をほどよく感じられます。


【how to“スタイリング”】
パーマは20〜23mmの太めのロッドで、スパイラルに。前髪は毛先巻きにします。パーマはツヤ感のあるコールドパーマで。スタイリングは、7〜8割乾かしてから、ヘアバームを全体になじませます。ヘアバームは、軽い質感ながらツヤ感を出し、セミウェットな質感でパーマをキレイに見せてくれるので必須です。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ)  石塚大輔さん

「ボブ」のセンターパートのパーマスタイル【3選】

【1】顔周りのゆるパーマで甘め雰囲気スタイル

Point

・前下がりのショートスタイルがベース
・緩くウエーブが出るように表面全体にパーマ
・前髪はリップラインまで、長めに残す

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:Cocoon コクーン かえでさん

【2】重くても軽さ出しお洒落スタイル

Point

肩に当たるくらいの長めのボブにカット。全体はライン感が残るように表面にレイヤーを入れます。前髪は、頬にかかる長さで、サイドに流れるようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのニュートラルベージュに。寒色でも、暖色でもない中間色で、日本人の肌色をきれいに見せる効果が望めます。ツヤ感もあり、肌ベースを問わないカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体の外ハネは、肩に当たるハネを活かしても、アイロンで巻いてもOK。26mmのアイロンで、表面を外ハネに。耳周りはリバースに巻くことで、くびれて奥行きのある仕上がりとなり、前髪と自然に繋がります。前髪はマジックカーラーでつくりますが、長さがあるので分かれてもサマになります。

軽めのオイルorバームを、耳から下の髪になじませ、表面は軽く揉み込みます。前髪は、毛先に軽くなじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

 

【3】おくれ毛が可愛い大人スタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。


【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

「ミディアム」のセンターパートのパーマスタイル【4選】

【1】ゆるっとパーマの重軽スタイル

Point

カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。

スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ)  原田直美さん

【2】ハイトーンがお洒落な韓国スタイル

Point

カットベースは、巻いて胸上のレングスに。顔まわりにレイヤーを入れてふわっと感を出しやすくします。前髪は、あご下の長めに設定。


【how to“カラー”】
カラーは、バレイヤージュとフェイスフレーミングを入れてから、ミルクティーベージュをオンカラー。柔らかい印象で、メイクやファッションを選ばないオールマイティーなカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、毛先から外巻き→内巻きのウェーブ巻きに。顔まわりのみ、リバースに巻いて毛流れをつくります。前髪は、自然な立ち上がりに。ドライな質感になるようワックスで仕上げます。しっかり巻いたカールをクシや手で一回崩してから、ワックスをくしゅっともみ込むのがラフ感をつくるポイントです。

担当サロン:Violet Nagoya(バイオレット ナゴヤ)  近藤優希さん

 

【3】ひし形で女性らしい外ハネスタイル

Point

ベースの長さを鎖骨ラインでカット。トップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れ、今っぽい動きをプラス。目が隠れる長さの前髪は、サイドのレイヤーをつなげて毛流れが出るようにします。


【how to“カラー”】
カラーは7レベルのナチュラルブラウン。明るすぎない落ち着いたカラーで、仕事シーンにも対応。柔らかさ&ツヤ感が欲しい人に◯。


【how to“パーマ&スタイリング”】
34mmのコテで毛先を外ハネに。トップは髪を上に引き出し、毛先をワンカール。コテ無しの場合、ドライヤーで髪を乾かす時に、指で髪を外ハネにするとグッド。ツヤ感とまとまり感のあるバームを、毛先から塗布して、最後に前髪につけます。前髪が落ちてくるなら、根元近くにも少しだけつけて。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン)  今泉美穂さん

 

【4】メリハリのあるウルフスタイル

Point

癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめです。レングスの設定はお好みでが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。


【how to“カラー”】
カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に仕上げています。


【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟さん

「セミロング」のセンターパートのパーマスタイル【4選】

【1】韓流風の色っぽいスタイル

Point

カットは、全体をグラデーションで、重さを 残しつつ動きを出しやすくします。顔まわりは、レイヤーを入れ、前髪は長めにカットし、レイヤーで繋げてニュアンスが出るように。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのナチュラルバイオレットブラウンに。青みのあるバイオレットをプラスしたくすみブラウンで、柔らかな質感と透け感を演出します。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26mmのロッドをメインに、毛先ワンカールのデジタルパーマをかけます。

スタイリングは、7割ほど乾かしたら(根元は完全にドライな状態)、髪をリバースにねじりながらドライヤーの風を当てます。毛先までドライしたら、スタイリングオイルを毛先になじませます。最後にドライヤーの風で全体を崩した後、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Sui 表参道(スイ オモテサンドウ)  坂口勝俊さん

 

【2】結んでも可愛い束感毛先スタイル

Point

人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたセミロングのレイヤースタイル。アウトラインは内巻きでまとまりを出します。前上がりにカット、トップは毛が落ちる位置を計算して(顎ラインでくびれがでるように)レイヤーをいれます。パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感のある11トーンのイルミナカラーヌードと8トーンのコーラルを混ぜて、柔らかいオレンジベージュです。11トーンのベージュベースで透明感と流行りのオレンジ合わせれば、ナチュラルな女性らしい優しさが生まれます


【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。顔まわりのフェイスレイヤーは髪の動きが決め手になるので、しっかり動きを出すためにバームワックスがおすすめです。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノアトーキョー)  浅井 剛史さん

 

【3】かき上げした暗髪で透明感スタイル

Point

セミロングで毛先は重ためカット。顔周りはかきあげ前髪を流れやすくなるためにレイヤーを。


【how to“カラー”】
カラーは赤味を抑えた透明感抜群の外国人風ブルージュ。5から6トーンで大人っぽくもあり、夏らしさも◎。青味(ブルー)を濃く配合させるのが特徴で若干暗く見えてしまいますが、よりくすみ感が増し、日本人特有の赤味が綺麗に打ち消されたヘアカラーに仕上がります。


【how to“スタイリング”】
始めに上と下で2段にブロッキングをとります。下の段の毛先は外ハネ、上の段の毛先は内巻きに、中間部分は全て外巻き(リバース巻き)にします。前髪はかきあげたいので根元を少し濡らしてドライヤーで立ち上げます(上方向に乾かす)。最後に前髪の毛先を後ろに流すように外巻きにしたら、前髪と後ろの髪をなじませるようにオイル:バームを6:4でつけて完成。

担当サロン:LallYou金山  日高 杏奈さん

【4】エアリー感を出した大人スタイル

Point

鎖骨下のレングスでベースをカットし、全体にレイヤーをいれます。前髪は、鼻先くらいの長めに設定し、前髪〜サイドにかけてさらにレイヤーをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのアーモンドブラウンに。ツヤ感を出す赤みを加え、くすみ知らずの暖かみのあるカラーです。


【how to“スタイリング”】
乾かす前に、軽めのオイルを中間から毛先になじませます。ドライヤーで乾かす時、髪をバサバサと動かしながら散らすようにするとグッド。最後にエアリーな質感を出すミスト状スタイリング剤を全体につけたら完成です。ヘアミストは、ボリュームUPタイプでもOK。

担当サロン:grico(グリコ)  吉塚さとりさん

「ロング」のセンターパートのパーマスタイル【5選】

【1】多毛でも軽やかスタイル

Point

38ミリのコテで耳から前のレイヤーが入ってる場所はリバース巻きにします。


【how to”カット&カラー”】
顔まわりにレイヤーを入れて多毛さんでも軽やかな印象にします。毛先は厚みをつけますが中の方だけ量をとって扱いやすくカットします。

6トーンのラベンダーアッシュ。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  小笠原剛さん

【2】デジタルパーマの艶感スタイル

Point

デジタルパーマでリップラインから全体に1.5回転のパーマをかける。束感がでるように毛先中心にポリッシュオイルを揉み込む。


【how to”カット&カラー”】
胸上のAラインにカット。前髪は顎ラインで顔まわりにつながるようにレイヤーをいれて軽く見えるようにカット。

ベースに細かくハイライトをいれて透明感と立体感、柔らかさが出るように。上から10トーンのラベンダーベージュでツヤ感のあるカラーに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

【3】くすみカラーの無造作スタイル

Point

ランダムさをだす為に、毛先はジグザグにカットし全体にレイヤーを入れていきます。その後スライドカットでところどころに動く髪を作り、前髪はリップラインでカット。髪が柔らかく、動きが出にくい方は、全体的に緩めにパーマをかけてあげるといいですよ。


【how to“カラー”】
カラーは7トーンのディープグリーンで赤味を完全に除去。濃いめカラーに慣れたカラー上級者や、絶対に赤味を消したい方にもオススメです。


【how to“スタイリング”】
パーマなしの場合、全体の毛先を外ハネに巻いた後、中間をリバースに巻いていきます。同じ幅で取らずにランダムな量で巻くのがポイント。その後ブラシで軽くくずし、仕上げにシアバターを全体に馴染ませて完成です。巻くのが面倒な方は、ラフに乾かすだけでも可愛い外国人風ヘアになれますよ。

担当サロン:NEHAN(ネハン)  町田雄一さん

【4】韓国風暗髪のモテスタイル

Point

ロングとかき上げバング、ローレイヤー。全体的にワンレングスベースにして韓国ヘアっぽく重めに、巻いた時に動きが出るように少しのレイヤー。前髪は手櫛でかき上げれば形になる様にレイヤーカットでデザイン設定にしたこなれ感抜群のデザインカットです。


【how to“カラー”】
カラーは透明感が出るように加減法を用いて、高発色ブルー(約3レベル)と10レベルブルー、5レベルネイビー、5レベルシルバー、5レベルグレー、5レベルラベンダー、5レベルベージュ、計7種類の調合で7トーンのネイビーブルージュにしました。暗髪でも重くなく透ける様な柔らかさが特徴、日本人特有の赤味、オレンジ味、黄色味をとことん取り除いた透明感の出る色です。


【how to“スタイリング”】
前髪は38ミリのマジックカーラーで巻いて、手櫛でもかき上げやすい様に。全体的に32ミリのコテで波巻きにして、お顔まわりのみ、薄く顔に沿って2センチほどの幅で取り外巻きに。最後にオイルを少量(2プッシュ程)取り全体に揉み込めば手櫛で崩して完成です。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

【5】立体感の中国風スタイル

Point

全体の長さはバストくらいにカット。ベースのカットラインは、まとまりのいい前上がりに。顔まわりと表面に独立したレイヤーをいれ、重さを残しながら動きを出します。前髪は長めにカットし、流れるように整えます。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのココアベージュをセレクト。スタイリングした時の面の美しさを引き立て、しっかり色味を入れることでツヤ感をプラスします。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を内巻きにしてから、全体は縦にスライスをとり根元からリバースに巻きます。カールが大きめの方がかわいいので、根元からしっかりくるくると巻きつけて。バームを毛先から根元につけるイメージでなじませます。最後にコーミングをしてカールを整えます。カールがとれやすい人は、ソフトスプレーでキープさせるとグッド。

担当サロン:Violet(バイオレット)  武者ひなのさん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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