ハチや絶壁をカバーしたカットとパーマを最大限に生かす!|理想的なひし形フォルムのツヤ髪に仕上げるスタイリング方法【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 102】
「ハチが張っているのと、後頭部が絶壁気味なので、ウルフカットで頭の形をカバーしています」というMAKOさん。パーマもハチの上からかけて、顔まわりのシルエットがひし形になるように工夫しているそう。
「元の髪は直毛だから、パーマがだれやすいもの悩み。せっかくカットとパーマでコンプレックスをカバーしているので、それを生かすようにスタイリングをしています。ポイントは、一度髪を濡らし、ひと手間を加えて髪を乾かしながらスタイルを作っていく方法。仕上がりの“満足度”も“もち”も違ってくるんです」
パーマを生かして美シルエットをキープする、スタイリングのコツを教えてもらいました。
今月の賢人File
ヘアサロンKATE スタイリスト MAKOさん
名前:MAKO(まこ)
年齢:29歳
髪質:太くもなく細くもなく、毛量も普通で直毛。
髪の長さ:バスト上まであるロング。前髪は鼻にかかる長さ。
ヘアカラー:ナシ
パーマ:ナシ
髪コンプレックス:直毛ゆえ、パーマがだれやすい。ハチが張っていて絶壁気味という頭の形も悩み。
賢者プロフィール:表参道の人気ヘアサロン『KATE』のスタイリスト。美容師歴9年。自身が好きなウルフカットやパーマ、透明感のあるヘアカラーはおまかせあれ。MAKOさんがいるサロンはこちら→https://kate-hair.jp
パーマを生かして理想的なひし形シルエットをキープするスタイリングHow to
【STEP1】髪をまんべんなく水で濡らす
「だれてしまったパーマを復活させるには、水で濡らすのがいちばん。スプレーボトルに水を入れて、根元付近までしっかりめに髪を濡らしてカールを出します」
【STEP2】濡れている状態でトリートメントムースをつける
「トリートメントムースを髪全体に揉み込むようになじませます。濡れているときになじませると、トリートメント成分が髪の奥まで浸透してハリが出ます」
愛用しているトリートメントムースはコレ!
「アボカドオイルの保湿力のおかげで、髪の水分と油分のバランスが整います。パーマでパサついた髪にも、ウェーブが戻りやすくなります」アリミノ ヘアドックライト 220g ¥1,500
【STEP3】さらに保湿力の高いバームでツヤ感もUP
「ハチが張っている部分を中心に、保湿力の高いバームをなじませます。ボリュームが出るように揉み込みながらなじませると、手を離したときにバームの適度な重みで、ちょうどハチ下にボリュームが出ます」
愛用しているバームはコレ!
「シアバターなどの天然由来の高保湿なバターでできたバーム。髪にツヤを与えながら動きをつけて、ニュアンスのあるスタイルに仕上がります」KATE ジェントリーバーム 48g ¥2,200
【STEP4】手の中で髪を包み込みながら弱風で髪を乾かす
「仕上げに髪をドライヤーで乾かします。風を勢いよく当てるとパーマがだれてしまうので、手の中で包み込みながら、弱風でゆっくりと乾かして行きます」
【完成】
ハチの張りを感じさせない、美シルエットなフォルムのダウンスタイルが完成!髪を乾かした後は何も足していないのに、キレイなツヤとウェーブのあるパーマスタイルをキープ。
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。