毛先アレンジで女子力アップ!「毛先だけ」パーマと「こなれて見える」巻きカタログ
いつもと同じヘアスタイルでも、毛先にアレンジを加えるだけでちょっとした変化が生まれます。今回は、毛先カラーや毛先パーマ、毛先だけ巻くなど、毛先に注目したアレンジを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルなどからご紹介します。
毛先パーマの人気スタイル
ニュアンスパーマで動きを出す
【How toパーマ&スタイリング】
パーマは20mmのロッドで毛先1回転半のパーマをかけます。前髪は、少し太めのロッドを使い、ニュアンスがでるようにパーマを。アイロン仕上げなら、26mmのカールアイロンで毛先を内巻きに。顔まわりと耳後ろを外ハネにすると立体感のあるスタイルになります。スタイリングは、ドライ後(パーマがかかっている場合、ハーフドライでもOK)トリートメントクリームを全体に揉み込みます。スタイリング剤は、トリートメント効果や保湿効果もあるタイプを選んで。最後に束感を出して、顔まわりや耳後ろの外ハネを整えたら完成です。
担当サロン:MINX 銀座二丁目店 加茂愛仁さん
毛先ワンカールパーマで時短ストレートが実現
【How toパーマ&カラー】
胸上で前上がりにカット。顔周りはあご下までしっかりレイヤーを入れます。裾は重みを残すのが、レイヤースタイルを古く見せないポイントです。前髪は分け目が見えないように後ろからもってきて目の上ギリギリでカット。前髪を厚めに作ると顔周りが軽くても寂しい印象になりません。また額に隙間を作りヌケ感を出すと大人っぽい印象に。太めのロッドで、毛先に内巻きワンカールのデジタルパーマをかけます。前髪も毛先がサイドに流れるようにパーマをON。カラーは、人気カラー剤ブランドイルミナカラーの8トーンのオーシャン・ヌード。アッシュとベージュの色味で透明感とツヤ感が抜群です。
担当サロン:AFLOAT JAPAN(アフロート ジャパン) 中島明日香さん
毛先デジパーならくっきりカールでボリュームアップ
【How toベース&カラー】
前髪を6:4で分けます。裾はあごラインのやや前下がりのワンレンベース。顔周りの毛束をリップラインでカットしサイドと差をつけ、毛先の動きを見えやすくします。表面にグラデーションカットを入れ、三角形の角を取って柔らかい印象に。全体の毛先に22mmのロッドでワンカールのデジタルパーマをon。デジタルパーマはアイロンで巻いたようなくりっとしたカールがつきやすく、忙しい朝でもしっかりボリュームを出すことができます。カラーは9トーンのシナモンベージュに透け感のあるブルーアッシュをMIX。落ち着いた中にも柔らかさと透明感のあるこなれカラーです。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 宮澤卓也さん
毛先だけ巻くアレンジスタイル
おしゃれな外ハネボブ
【How toスタイリング】
濡れた状態の短め前髪はすぐ乾きやすく根元が立ちやすいので、自然なクセがつく前に、ドライヤーで根元をつぶすようにしっかり乾かします。28mmのアイロンで、裾の毛束を少量ずつ取りなら外ハネに。さらにレイヤーを入れたサイドやバック表面の毛束を真上に引き上げ外ハネをプラスします。毛先がパサついて見えないよう毛先にバームをもみ込み、前髪の毛先にも少量もみ込んで。前髪を目の粗いコームでとかすし程よい隙間を作れば完成です。顔周りの動きと前髪でカジュアルに作りつつ、カラーで大人っぽさを演出するレイヤーボブ。トレンドをキャッチしつつ、差のつくおしゃれを楽しみたい人はぜひTRYを!
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
毛先巻きで遊ばせたすっきりショート
【How toスタイリング】
乾かすとき、トップの毛先を後ろから前に向かって乾かすとハチが広がって見えずに◎。また前髪はかき上げながら乾かすと、ふわっとした毛先を作りやすいです。26mmのアイロンで、前髪とトップの毛先をワンカール内巻きに。サイドは巻かずにタイトに仕上げると、トップの動きが主張されおしゃれな印象に。バームをひと差し指の第一関節くらいまで取り、しっかり伸ばしてからトップの毛束の中間から毛先に向かってもみ込みます。根元にはバームがつかないように注意しながら前髪をかき上げ、毛先をくしゅっと整えたら完成です。トップと前髪の毛先を大胆に動かすとボーイッシュになり、控えめに動かしマッシュのラインをいかすと女っぽく見えるショート。アレンジの幅を楽しめる、一歩先をいくおしゃれスタイルです!
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 村上ユミコさん
内巻き&リバースワンカールで立体感のあるスタイルに
【How toスタイリング】
髪をドライしたら、26mmのアイロンで内巻きワンカール。表面は2cm間隔で細かめの毛束を取り、リバースにワンカールさせると立体感のあるスタイルになります。最後に、ヘアオイル、もしくはシアバターを全体になじませて、カール感をほぐすようにスタイリングします。ウェットな質感と前髪にもしっかりスタイリング剤を付けるのがデザインのカギです。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 蛇石智哉さん
毛先重めで顔周りは軽やかなウルフレイヤー
【how to“スタイリング”】
ドライ後、32mmのアイロンで全体を毛先ワンカール半、内巻きに。表面のレイヤー部分は、髪を上に引き出して毛先をワンカール半巻きます。イチオシのスタイリング剤は、外部補修系のオイル。今っぽいセミウェットな質感にしながら、トリートメント効果まで望めます。レイヤーは毛先がパサっとしがちなので、しっかり揉み込んでからくしゃっと毛束を散らして動きを出して。
前髪の毛先を巻けばシースルーバングも簡単に作れる
(1) ストレートアイロンを縦に使って巻く
前髪を5束に分け、ストレートアイロンを縦に使って巻く。まず中央部は毛先を内巻きにして、両サイドは外側に流れるように巻くとなじみがいい。
\こうなる/
(2) シアバターをつけて束感を出す
少量のシアバターを指先に広げ、前髪に手グシを通しながら束感を出す。毛束をつまみながら隙間を作れば、出来上がり。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
サロンを代表するトップスタイリスト。女性ならではの感性にトレンドを加えた、大人カジュアルなスタイル作りの名手。親しみやすい人柄も人気。