パールグレージュ系カラーの艶出しスタイル【実例14】
真珠のような艶が出せるパールグレージュ。暗めでも明るめでも艶感の出る髪色を掲載。ブリーチありなど別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
パールグレージュってどんな髪色?
ツヤ感のあるパールグレージュ。褪色しても綺麗な色をキープできる。
「暗め」のパールグレージュ系スタイル【7選】
【1】8トーンで肌の明るく見えショート
Point
8トーンのミルクティーグレージュに設定。肌トーンを上げてくれるお色味、メイク映えはもちろん、イエベ、ブルベの方を選ばず似合うカラーなので年齢層問わず大人気な王道カラーです。
【how to”カット&スタイリング”】
軟毛で髪がペタンとしやすい方。襟足の設定は指一本分に、サイド、フロントはやや前下がりになる様にイメージして鼻先位でカット。後は全体的にローレイヤーの角度で繋げつつもバックのぼんのくぼ辺りの毛はセニングでぼかしつつ、やや短くレイヤーが入るようにする。
全体的に丸くなる様にアイロンを内巻きに入れます。ハチ上の毛は真上に持ってきてトップの位置で毛先を内にまるめます。フロントも同様。あとは全体にバームを少量真上に髪を持ち上げて極力毛先に揉み込み、髪を下ろして指でササっと馴染ませれば完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】暗髪でも柔らか艶感ロング
Point
カラーは8トーンのブルーラベージュに。グレージュをベースにネイビーを混ぜる事で重く見えない暗めカラーを表現することで、寒色でも柔らかさを演出しています。
【how to“ベース”】
グラデーションカットをベースに、表面にレイヤーを入れる事で上はふわっと下はたぷんとした質感差レイヤーを表現。
【how to“スタイリング”】
38ミリのアイロンでベースを外ハネワンカールにして、お顔まわりをリバースに巻いて韓国っぽさと
シルエットをひし形にする事で日本人の女性に似合うようにして、日韓MIXを表現しています。仕上げはアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん
【3】透明感の出る暗めロング
Point
カラーは透明感のある暗め、6トーンのラベンダーグレージュ。今人気の暗髪カラーです。
【how to“ベース”】
顔周り、全体に立体感、動きを出すためにレイヤーを高めにカットします。高めの位置にする理由は、サイドにボリュームを持たせるため。前髪は、サイドのボリュームとのバランスのためシースルーにして抜け感を作ると、重くなりすぎずに全体のバランスが良くなります。
【how to“スタイリング”】
顔周りリバース巻き、全体を波巻きにしてひし形シルエットを作ります。トップは上に持ち上げてワンカールします。顎下部分の顔周りは面長感を抑えるために、ワンカール内巻きにするのがポイントです。スタイリング剤はバームで束間艶感を出します。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん
【4】カラーをミックスした柔らかセミロング
Point
カラーは、10トーンのダークトーンカラーにグレージュとブラウンをMIXする事により、キツ過ぎない柔らかな色合い。ブラウンが入ると持ちがとても良くなります!
【how to“ベース”】
人気のレイヤーカットで顔まわりから中間にかけてレイヤーを入れくびれを作ることでスタイルアップ。スタイリングは2wayバンクをいかし少し目にかかるようにだしてあげることで小顔効果が高まります。もちろん邪魔な時はかきあげてもOK。
【how to“スタイリング”】
大きめのロッドでデジタルパーマがかかっているので、ふんわりと乾かしてバームをつけて束感をだしたら完成です。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん
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【5】暗めでも重くない抜け感ロング
Point
カラーは6トーンのグレージュベースにブルーを多めにいれ、ブルーブラックよりにする事で透明感が出てくれます。
【how to“ベース”】
全体にはレイヤーを入れず、顔まわりにだけ入れたレイヤーでたぷんとしてるけど動きのあるスタイルに。短めのシースルーバングは暗髪との相性も抜群です。
【how to“スタイリング”】
全体的に大きめなカールにすることでゆるめナチュラルな韓国ヘアに。髪色が暗めなので耳かけして抜け感を出してもかわいいです。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん
【6】6トーンで透け感ショートボブ
Point
6トーンのグレージュカラー。暗いけれど重たく見えにくい、柔らかく透け感のあるグレージュはどの季節もオススメです。
【how to”カット&スタイリング”】
あご上の長さに設定し、水平になるようぷつっとラインを残してカット。前髪も同じくブラントに、ラウンドさせず水平にカットしてオン眉前髪に。ぷつっと感を残すと、毛先に厚みが出やすいので、中間からしっかりと毛先はぼかさずに量をとるのもポイントです。
ストレートアイロンでしっかり根元近くからボリュームを抑えるようにいれていきます。頭の形に沿ってウェーブっぽく巻くと全体のバランスがとりやすいです。最後は、少しウエット感を出すために、ワックスとオイルを混ぜて全体に揉み込んだら完成です。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん
【7】7トーンの柔らかくびれボブ
Point
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。
【how to“ベース”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。
【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん
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「明るめ」のパールグレージュ系スタイル【4選】
【1】14トーンのハイライトを入れたロング
Point
カラーは、10トーンのグレージュベースに14トーンのハイライトをたっぷりと入れました。
【how to“ベース”】
センターパートのロングレイヤースタイル。頬骨高さに設定した前髪は、骨格の面積を少なく見せてくれるので、小顔効果◎。かき上げバングとしてもきれいに決まるスタイルです。
【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンで毛先を巻き、前髪は45ミリくらいの大きなマジックカーラーで内巻きにしています。フィニッシュは、パール粒より少し大きいぐらいのワックスを手のひらにしっかり広げてから、髪全体(特にウェーブ部分に集中的)に揉み込んだら完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】11トーンと15トーンのハイライトショート
Point
11トーンのオリーブグレージュに15レベルくらいのハイライトを入れます。赤味が出やすい方にはハイライトを入れると寒色系のカラーがしやすくなります。
【how to“ベース”】
リップラインの丸みショート。襟足をタイトに作り、ウエイトを低めにすることで扱いやすさもある女性らしいシルエットに。
【how to“スタイリング”】
前髪が長めなのでパカっと割れないように、濡れている状態から左右にしっかり振りながら乾かしましょう。ストレートアイロンを使い、自然な内巻きにします。顔まわりだけタイトなカールが欲しいので、前の方に引き、軽く内に入れます。スタイリングはオイルでツヤを出しましょう。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【3】10トーンでも落ち着いた大人ロング
Point
カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。
【how to“ベース”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。
スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【4】艶感と可愛さ出しミディ
Point
カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがぷらすされます。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラーです。
【how to“ベース”】
普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。
【how to“スタイリング”】
乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取りましょう。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出ます。前髪はロールブラシで流すようにして乾かすと、写真のように流し前髪が作れます。今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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「ブリーチあり」のパールグレージュ系スタイル【3選】
【1】透け感抜群の垢抜けミディ
Point
仕込みは全頭ブリーチ+前髪ともみ上げまでフェースラインにハイライトを仕込み一段明るく。根元は若干暗めにすることで頭の形を丸く、良く見せるだけでなく、伸びてきた毛となじませてくれる効果が。上からグレージュのカラーを全体に重ねています。【SIDE】
【BACK】
担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん
【2】ブリーチでコントラストを出しミディ
Point
前髪の内側、サイドの顔まわりはブリーチ。全体は6トーンのアッシュグレージュにしています。ブリーチ部分は黄味抑えながら12トーンのサンドベージュを乗せてコントラストたっぷりに。
【how to”カット&スタイリング”】
鎖骨ラインのAラインのカット。表面と顔まわりにほんのりレイヤーをいれる。前髪は眉の長さでぱつっと厚めにとりつつ束感は残る様にカット。
すそは外はねにして、顔まわりはリバースに32mmのコテで巻きます。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて巻いた部分になじませて束感をだしています。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【3】ブリーチ1回の8トーンボブ
Point
透明感抜群なのが“オリーブグレージュ”。ブリーチを1回することで、より綺麗な理想な色味と透明感を出すことが可能です。今回は8トーンにしました。
【how to“ベース”】
カットはオリーブグレージュと相性のいい切りっぱなしのパツッとボブに。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくは26ミリのコテで毛先を外ハネにします(やりやすい方でOK)。中間を全てリバース巻きにしうて顔周りのおくれ毛も外巻きに。スタイリングはオイルで仕上げてラフ感を出しつつモードっぽさも◎。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。