ヘアカラー
2023.9.12

相性抜群。ハイライト×暗髪のこなれスタイル【実例15】

重くなりがちな暗髪に軽さが出るハイライト。ハイライトの入れ方次第で小顔効果にもなる髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」暗髪×ハイライトスタイル【5選】

【1】ハイライトで骨格カバースタイル

Point

所々に入れたハイライトは個性も出るし骨格に目を行かせなくするためのカモフラ


【how to”スタイリング&カット”】
軽めの質感のアンニュイなショートボブ。オン眉のシースルーアシメバングでこなれた印象に。

黒目と黒目の外側までを眉上のラインでレイヤー状にカット。サイドバングは、なだらかに繋がるようダイレクションをかけてカット。奥行きは浅め、幅は薄めに設定して軽めにするのがポイント。

担当サロン:SHEA(シア 表参道)  高遠 翔馬さん

 

【2】丸みシルエットのフェミニンスタイル

Point

ハイライトを入れることで白髪をなじませる。全体のカラーは少し明るめのアッシュブラウンをチョイスし、透明感アップ。


【how to”スタリング&カット”】
分け目をつけないハンドブローで全体に丸みを出してから、表面だけストレートアイロンを通す。オイルで艶をプラス。

前髪からマッシュラインでつなげ、後頭部に丸みが出るよう襟足は短くグラデーションカットに。トップにはレイヤーを。

担当サロン:ABBEY(アビー) 松永英樹さん

 

【3】顔周りハイライトのお洒落スタイル

Point

顔周りを囲むフェースフレイミング風ハイライトを入れ、上からヘナカラーを全頭に。ブリーチ部分のみ流行のオレンジに発色、地毛部分は落ち着いたダークブラウンに。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:uka 東京ミッドタウン 六本木 前川俊介さん 坂本美沙さん 柿崎真輝さん

 

【4】ハイライトで立体感出しスタイル

Point

カラーは8レベルのフォギーベージュのベースに、表面に入れた13レベルのハイライトがアクセントとなり立体感をプラス。


【how to“ベース”】
襟足ギリギリの長さでカットしたボブに、表面のみレイヤーを入れたスタイル。サイドはリップラインの長さで前下がりにカット。前髪は、下ろすことも流すこともできる長さにして扱いやすく。サイドとの繋がりはやや長さを残し、黒目と黒目の間を軽くすることで今っぽいバングに。


【how to“スタイリング”】
前髪の分け目がつかないように乾かしたら、ストレートアイロンを使い丸みが出るようにさらっと通すだけの簡単スタイリング。硬毛の場合は、カールアイロンを低めの温度で使って軽くニュアンスをつけても。スタイリング剤は、オイルとシアバターを混ぜてから、全体に馴染ませたらフィニッシュ。襟足は浮かないようにしっかり押さえることも忘れずに。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)  KOMAKIさん

 

【5】立体感のすっきり見せスタイル

Point

全体のカラーは10トーンのグレージュ。激しくならないように表面に優しいブリーチで立体感が出るように細かくハイライトを入れます。育てるハイライトなので一度に数枚しか入れないので時間も短縮でき、徐々にライトで明るくなるのも楽しめます。


【how to“ベース”】
リップライン下のくびれショート。ひし形のシルエットなので毛量が多い、すっきり見せたいという方に人気です。


【how to“スタイリング”】
分け目が付かないように奥から持ってくるようにし、クセがあるようだったら軽くストレートアイロンを入れます。バームを襟足から全体に馴染ませます。トップが潰れてるとひし形のシルエットにならないので、わざとらしくならない程度でふんわりさせます。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  畑中正敏さん

 

「ボブ」暗髪×ハイライトスタイル【4選】

【1】オン眉のウエット感スタイル

Point

ハイライトカラーにウエットスタイリングでモードな雰囲気に


【how to”スタイリング&カット”】
スタイリングは巻きすぎず、毛先をストレートアイロンでミックス巻きにしてあげるとgood。
前髪を眉上に設定することで視線が上にいくので下膨れ解消ヘア◎

担当サロン:LallYou金山  日高 杏奈さん

 

【2】オリーブグレージュとハイライトの肌映えスタイル

Point

カラーは、ブリーチでハイライトを入れた後に、9トーンのオリーブグレージュでオンカラー。一見落ち着いて見えるけど、光に当たると透明感溢れる肌映えカラーに仕上げました。


【how to“ベース”】
外ハネしやすい襟足の長さに、トップはふんわり骨格に合わせてカット。前髪からもみあげまで切り込んだ、お顔周りがポイント◎。全体的に動きのある軽い質感になるよう、量感調整にもこだわりました!


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足は外ハネ、他はふんわりと内巻きに熱を通します。スタイリング用のオイルを全体に揉み込んで完成です。不器用さんでも挑戦しやすい簡単スタイリング◎。ウルフカットのくびれ感で小顔効果も◎。無造作に動く毛先が可愛いスタイルです。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ)  森谷やよいさん

 

【3】ハイライトと外ハネの大人スタイル

Point

カラーはブリーチで細かくハイライト(白髪がある方はブリーチせずにそのまま白髪を活かせます。)8トーンのモーブグレージュを入れています。モーブカラーを入れることで、少し透明感が増します。


【how to“ベース”】
ワンレンの外ハネショートボブにするために、レイヤーはほとんど入れていません。


【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし毛流れを浮き立たせます。この時は手櫛でざっくりで大丈夫です。最後に毛先をアイロンで少し外ハネにします。トリートメントバームをつければ、ウェット感も毛流れも強調できるのでおすすめです。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート)  青木拓也さん

 

【4】小顔効果のふんわりスタイル

Point

カラーは、根元6トーン、中間から毛先は9トーンのナチュラルブラウンに、細めのハイライトが、表面に少し入っていて白髪となじんでいます。


【how to“ベース”】
前髪とサイドは弱く、後頭部はややしっかりとパーマでウェーブにしてます。そうする事で、トップが潰れずに、ふんわりしますし、スタイリングも楽に。前髪は、少しジグザグに毛先をすることでおでこになじんで小顔効果が◎。


【how to“スタイリング”】
パーマがかかっているので、コテなどは不要。水スプレーで、全体を湿らせたあと、保湿のアウトバストリートメントを馴染ませてから、ワックスムースをたっぷりつけます。その後は、自然乾燥で大丈夫です。前髪の毛先は、ワックスを少量つけて、束感を出しています。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

「ミディアム」暗髪×ハイライトスタイル【2選】

【1】全体ハイライトで元気な印象スタイル

Point

カラーは、全体はハイライト&顔まわりはスライシングでブリーチをしてから、トパーズブラウンをオンカラー。バイオレットで、黄色みを打ち消し、透明感のある仕上がりに。


【how to“ベース”】
全体は、鎖骨くらいのミディアムでカット。顔まわりにはたっぷりレイヤーを入れ、動きを際立たせるため、もみ上げは短めにカットします。前髪は、ワイドで重めにします。


【how to“スタイリング”】
26、5mmのアイロンで全体を外ハネ、顔まわりは内巻きにします。温度設定は140度がグッド。バームとオイルを混ぜ、後ろから前へかけてなじませたら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON kitahama(エス ヘアサロンキタハマ)  石塚大輔さん

 

【2】カラーで垢抜け清楚スタイル

Point

耳前にハイライトを入れ、ラベンダーとグレーをMIXして全体を染める。

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:GARDEN Tokyo ガーデントウキョウ 鈴木彩乃さん

 

「セミロング」暗髪×ハイライトスタイル【2選】

【1】大人っぽい透け感スタイル

Point

日本人の髪特有の赤みと黄みを抑えるマットなグレーに、ベージュをミックスしてブラウン味とツヤ感をプラス。寒色系くすみカラーのクールなカッコよさを楽しみながら、ベージュが入ることで肌の色がくすんで見えないのが◎。サファイアブルーの隠し味でさらに透明感UP!

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん

 

【2】大きめカールとハイライトで小顔スタイル

Point

全体のカラーは、7レベルのグレージュに。さりげないインナーカラーにしたい人には、顔まわりに細めのハイライトを入れるのがおすすめ。巻いた時に可愛いニュアンスを加えてくれます。


【how to“ベース”】
カットベースは胸上の長さで、やや前上がりに。顔まわりと表面にレイヤーを入れて柔らかい動きを出しやすくします。前髪は目上ギリギリの長さで目元を強調。サイドにかけて緩やかにつなぎます。


【how to“スタイリング”】
34mmのコテで毛先から外ハネ→内巻きのSカールに。バックは外ハネのみでも。スタイリング剤は、ボリュームが出にくい人はシアバター、広がりやすい人はシアバター+オイルを。毛先から持ち上げるようにつけてカールをキープさせます。手ぐしを通しながらほぐし、前髪と顔まわりを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデントウキョウ)  田中麻由さん

 

「ロング」暗髪×ハイライトスタイル【2選】

【1】極細ハイライトで艶感可愛いスタイル

Point

ブリーチハイライトを全体的に細くたくさん入れ、流した後に、オンカラーをのせるWカラーになります。全体が9トーンのグレーブラウンになるようにオンカラーします。白髪ぼかしにもなるオススメカラーでです。


【how to“ベース”】
前髪からサイドに繋がる毛流れがある、ロングレイヤースタイル。極細のハイライトがたっぷり入ってる事で、自然なコントラストが付き、エアリー感が増します。


【how to“スタイリング”】
38ミリのカールアイロンで毛先を巻いた後、サイドのハチ上の髪をリバースに巻きます。前髪もリバースに毛先のみ巻きます。ふんわりエアリー感が出て優しいシルエットになります。ワックスを揉み込んで完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【2】たっぷり入れたハイライトでふんわりスタイル

Point

カラーは、全体に細かくたっぷりハイライトをいれてから11トーンのディープラベージュをオンカラー。透明感と立体感たっぷりに。


【how to“ベース”】
カットは胸下のAライン。裾に厚みを残しつつ、表面にレイヤーを入れて動きをつけやすく。逆三角さん特有の、ハチをカバーするためにこめかみ部分はタイトに、トップにはボリュームを持ってくる。前髪は目の長さで薄めに2WAYに。かきあげも下ろしもどちらもできるスタイル。


【how to“スタイリング”】
逆三角さんは顎にかけシュッとしているので、頬下から32ミリのコテでミックスにして、低めの位置にボリュームを持ってきます。バームとオイルをミックスして毛先中心につけ、束感たっぷりの仕上がりに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  山田祐里さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事